異界でかつらぎとあきづきが奮闘する話   作:短SAM

2 / 22



自分に合いそうなのがなかったので書きました。受験勉強?なにそれおいしいの?





本編
1話 ここどこですか?


かつらぎ ・引退and解体済み

     ・戦後日本最初の正規空母

     ・カタパルト4本のニミッツ級という感じ(通常動力)

 

あきづき ・現実のやつそのまま

     ・引退and解体済み

     ・かつらぎ単艦は書きにくいので護衛として採用

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

「う…」

 

海に仰向けで揺られる感覚を感じながら意識を取り戻す。

 

「?」マワリミワタシ

 

目が覚めるとそこは海の上。

 

天気は快晴、しかし島の一つも見えない。

 

「え…どこ?」

 

自分が置かれた不可解な状況を徐々に認識し始めたおかげか、意識が覚醒してくる。

 

『自分は退役して横須賀で解体されたはず…いや何で海の上なんだよ』としばし思考を巡らせたがあることに気づく。

 

人型になっている。

 

あと横で伸びているあきづきの存在にも気づく。

 

何が2人に起こったのか理解出来ない。がとりあえずあきづきを起こそう…。

 

「ちょっとあきづき、起きて。」ユサユサ

 

「うっ…う~ん…?…誰かと…おもえばはつらぎふぁんひゃないれすか。」メヲコスリ

 

あきづきは目を覚ますがどうも意識がはっきりしない様子。

 

そういえば現役時代はいつも訓練やらなんやらで忙しそうに見えたのでそのせいかも知れない、と内心思う。

 

「あぁもう…さっさと起きて現状把握を手伝いなさい。私一人じゃどうにも結論が出なさそうだし。」

 

「何を考えるんですか~?私達もう解体さr…」

 

「…」

 

「…」ユビサシ

 

「…」マワリミワタシ

 

「…」

 

「…私達解体されたのになぜ海の上にいるのですか!?」

 

あきづきが大きな声で叫ぶ。

 

「うるさいわね!私だって聞きたいわよ!」

 

かつらぎもここぞと言わんばかりに声を張り上げ抗議と嘆きをあきづきにぶん投げる。

 

「…とりあえず現状の確認をするわよ。」

 

かつらぎが息を落ち着かせ仕切る。さすが第一護衛隊群第一護衛隊の旗艦を務めただけはある。

 

その役割を通して培ったリーダー素質は引退後も健在らしい。

 

「これほど頭が痛くなりそうな案件はもうないだろうと思ってましたよ…。」

 

あきづきはため息をつく。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

…現状分かっていることを二人はまとめた。

 

①引退したはずなのに海にいる。

 

②人型である。

 

③取り外された艤装も体に適した配置になって復活している。

 

④レーダーには島がちょいちょい映っている。

 

 

 

 

「考えれば考えるほど分からないわね…。」

 

かつらぎが意味不明な現状にあきれ果てているとあきづきが口を開く。

 

「それより今後どうしましょう…何かしら行動を起こさないといけないんじゃないですか?燃料のこともありますし…。」

 

あきづきの言うとおり、二人とも燃料で動く。

 

そのためいくら燃費がよくともなくなってしまっては元も子もない。

 

「ん~…レーダーに映ってる島に上陸して燃料消費を抑えるのはどう?」

 

「まぁそれが無難じゃないんですかね。」

 

かつらぎとあきづき、二人の意見が一致したので移動することを決定した。

 

艦隊名は無難に臨時艦隊とした。

 

名前をつけたのは、気合いが入るかな?という気分的な問題であった。

 

「臨時艦隊、ようそろ。」

 

「よ~そろ~。」

 

現代艦らしい加速で島へ出発した臨時艦隊。

 

なおレーダーには島以外ほとんど映らないようだ。

 

航海は順調であった。

 

が、あきづきが

 

「お腹空いたんですけど何かしら食料とかありません?」

 

「私は持ってないから魚でも釣れば?」

 

「釣り竿も餌もないのにどうやって釣るんですか?」

 

「ほら、吐いたら撒き餌になるわよ?後は手掴みね。」

 

「いや、胃の中何もないですよ…多分。」

 

など冗談を言って気を紛らわしていたが

 

「!…かつらぎさん、本艦隊2時方向レーダーに反応が。」

 

あきづきがふっと真剣に報告する。

 

「反応?船かしら?」

 

「数6、艦隊を組んで航行してますね。」

 

「どう思う?」

 

かつらぎが質問する。

 

「どう、とは?」

 

「この反応がただの船なのか、それとも私達のように人型なのか、よ。」

 

「どちらにしろ私達意外に人間がいるということになりますから、接触しては?」

 

あきづきは無人島よりは何かしら人間と繋がりを持ちたい様子である。

 

「う~ん…いきなり行くんじゃなくて様子を見てからにしましょ。」

 

そう言ってかつらぎは偵察機を発艦させる。

 

蒸気カタパルトによってあっという間に加速した早期警戒機はもう見えなくなってしまった。

 

「事がいい方向に動くといいのだけれど…。」

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

「どう?」

 

不安そうにあきづき聞いてくる。

 

「まぁ見つからないように雲に隠れてるからね~。ステルス機でも目視では見えちゃうし。」

 

ふっと機体が雲を抜けると下方に目標を発見した。

 

「見えたわ。見た限りは私達と同じ人型。」

 

人型で安心したのかかつらぎが息を吐きながら報告する。

 

「ほんと!?」

 

あきづきはずいぶん嬉しそうだ。

 

「よし…無線で連絡するわよ。私達ステルスを意識した船体だからレーダーに映りにくいだろうし。」

 

「…向こうはステルス性がほぼない船体なのでしょうか?」

 

「ちょっと古い艦なのかもね。さぁ片っ端からいろんな周波数で無線するわよ。」

 

 







思いつきで書き始めました。受験生なんで更新がクソ遅いと思います。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。