仮面ライダー if story   作:人見知り

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pixivに仮面ライダーオーガ(仮)
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=13910125
として、投稿した物が元。

パラダイス・ロストの世界の話

暗め


楽園の果て (仮面ライダーオーガ)

 

私は、多くの罪を犯した。

この罪は、どんな事をしてでも償わなければならない。

 

 

 


 

当然だが、かつて私は人間であった。

そして、人間であるが故にオルフェノク共に襲われた。

 

嬉々として人を襲うバケモノから救ってくれたのは、バケモノであった。

 

それ以来、私達一家は私達を救ってくれた方々を歓待する様になった。

 

木場さんは、夢を語ってくれた。人とオルフェノクの共存という、困難で無茶で優しい夢を。

海堂さん達もそんな木場さんの夢を応援していた。

 

 

バケモノ共から逃げ続ける日々であっても、かけがけの無い家族と友人達がいるだけで、素晴らしい日々であったと、今でも思う。

 

 

 

 


 

そんな日々は、突然失われた。

 

家に火をつけられたのだ。

バケモノに襲われても、数秒くらいは稼げる様に頑丈な家にしたのが、仇となった。

 

父は扉を打ち破ろうと動いた事で煙を吸ってしまったらしい。

母は崩れる天井から妹を守ろうとして下敷きになってしまった。

妹は投げ込まれた火炎瓶のカケラが頭に突き刺さった。

私は父の代わりに扉を打ち破ろうとしながら助けを求めた。

 

助けようとする者はいなかった。

"バケモノと仲がいいのなら、バケモノに違いない"

"バケモノは殺してしまえ"

 

 

私は人を憎みながら、死に絶えた。

 

 

 

 

 


 

 

そして、オルフェノクとして甦った。

 

言いがかりが事実となった以上、ここには居られなかった。

 

 

 


 

 

そして、私はスマートブレインに入社した。

かつての実績を示せば、すぐに出世し、数々の実験の責任者となった。

 

邪魔者は遠ざけたり、実験台にすることで、

寿命に関する研究全般と、ライダーズギアの責任者となれた。

 

 

 

 


 

 

私は木場さん達を守るために、オルフェノク社会での確固たる立場を用意しようとした。

 

そのために生み出したのが、「帝王のベルト」だ。

無数の実験台を使用して、オリジナルのオルフェノクでなければ絶対に耐えられない性能に調節した。

 

そして、ベルトを提出した。

 

天のベルトは別人の物となったようだが、

地のベルトを使える者はいなかったそうだ。

 

私は喜びを隠しながら、木場さんを推薦した。

 

これで木場さん達が粗末に扱われる事がないと思った。

思ってしまった。

 

 

 

 

 


 

その後、私は寿命に関する重要な情報があるとして、離れてしまった。

 

後悔している。

木場さんへのスカウトは私自身が行うべきだったのだ。

陰ながら支える。などと気取らず直接行動すべきだった。

 

 

 

 

 

 


 

"裏切り者の蛇と白鳥が無様に死んだ"

そんな話が聞こえた。

 

まさか、と思った。

たかだか鷲という鈍い己の翼を呪った。

 

 

 

 

 


 

 

全ては遅かった。

木場さんは人間を庇って亡くなった。

 

 


 

私はオーガギアを回収した。木場さんの存在した証に思えたのだ。

 

開発責任者として修復、未実装であった兵装等も完成させた。

 

 

 

 

 


 

 

私は滅すことにした。

愚かな人も同じく愚かなオルフェノクも、大切な人達を死に追いやった私自身も。

 

 

 

 


 

 

伊達に出世してはいない。

木場さん達にも着けるポスト探しのため、食材・食品、金融、物流、など一通り把握している。

 

姿を見せない幹部のいそうな場所や、文明発展・維持に必要な場所は、全て破壊した。

オーガ・ストラッシュでなら深さも問題にならなかった。

 

 

 

 

 


 

私は当然、テロリストとして手配された。

 

いかに帝王のベルトとはいえ、十分なメンテナンス無しで戦い通す日々は無理があったようだ。

もう変身しているだけで、身体が蝕まれるのを感じる。

 

 

 

 

 


 

 

重量系や幻獣系の、特に戦闘力に長けた連中に囲まれた。

ギアのアラートが鳴り止まない。

 

これが最後だろう。

ギアの出力を最大まで引き上げ、自爆する。

この連中も只では済むまい。

 

"コイツ、光り始めたぞ!"

"早く仕留めろ!"

 

身体の感覚がなくなってきた。

 

これで罪を償えたかな……

 

ああ、この光は、家族と見た朝日の……………

 

 

 




大体イメージ通りに書けたけど、表現力がなさすぎて絶望が足りない。
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