アーランドの情報屋   作:ダメ人間失格

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やった!! 運があったよ!!
インディアンポーカーで連勝しまくったんだ!!
ただし"漢気"で……
全力で勝ちに行くというルールで、全力で勝ちました
勝者の特権は小説一話分
42勝1敗何引き分けか……
おい、テスト前だぞなにやってんだ俺



にぎやかな職場

はい、今日は仕事場の同僚を紹介しまーす。

 

え? お前の過去はやらねーのかって? 

別に何時でも出来るじゃないですか、だから今の状況を楽しもうぜ!!

 

 

「な~、フィリーちゃぁぁぁぁぁん!!」

 

「ひゃいっ!!」

 

おおう、相変わらずいい反応で。

涙目なのもCuuuuuuute!! だよお嬢さん。

 

「で、何見て頬紅くして口の端からよだれでてるっ!!」

 

「えっ、いや、その……」

 

「いやいや、いまさら拭っても遅いから」

 

まだ若干目があっちですよこのお嬢ちゃん。

向こうのテーブルの女の子達見てほらまたよだれが……。

 

「うん、人の趣味どうこう言う気は無いけどさ、受付に客いる状況でそれはやめようや、客は男だけどさ、ほらフィリーちゃん可愛いから、その人前かがみになっちゃう」

 

俺はカウンター前に居る人を見て言ってみる。

 

「何を言っているんだ君は!!」

 

やっぱ怒られました。

 

あ、この人ステ何とかさん

とある魔術の絶対敗北(カマセ役)の人じゃないよ。

 

そう、この人は……。星を切り裂く騎士……。

 

 

 

ステイル・マグn……おっと

 

 

 

ステルケンブルク・クラナッハさん。通称・スケさん,強面騎士,自称騎士etc

 

いろんな意味でお世話になった方だ。

同志マークさんのガ○ダム出動の時や、トトリちゃんの俺設計ヒンメル改の爆破実験の時とか、メルヴィアいじりの後処理とか、ジーノのアバンストラッシュの時とかとか……。

なんか色々ごめんなさい。

反省はしている……。だが、後悔はしていない!!(キリッ)

最近の悩みは白髪が増えてきた事と、薬に頼る事が多くなったことだ。

胃は大切にね。

 

 

 

さて、一方フィリーちゃんは……。

 

「ふえっ……。男の人……。

 無理無理、無理ですうぅぅぅ……。男の人となんて話せません……」

 

うん、いつも通りだね。顔も見ずに男というだけで無理だって断定。

顔をみたら気絶するんですけどね。

 

……? おい待て、男の人と話せないって、俺は男に含まれんとですか。

 

「フィリーちゃん? 俺、男ですが?」

 

「きゃああぁぁぁぁ!!」

 

叫ばれた、今まで過ごした時間とは一体……

 

一緒にくーちゃんにお説教されたり、トトリちゃんとミミちゃんを百合な目で見たり

ティファナさんと酒飲み行ったり…… でも記憶無いんだよな。

 

あれ? 俺ろくな時間の過ごし方してなくね?

 

 

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

 

……んんっ、さて

 

仕方ない、俺が代わりに仕事するか。スケさんも待っててくれてるし。

顔背けてるのは、きっとスケさんなりの配慮だろう。

気絶されるから顔は向けない……。うん、泣けてくるね。

スケさんもいつまでも居ると(精神)ダメージ喰らうし、ちょっと仕事するか、うん。

 

「相変わらずなのだな彼女は」

 

背中で語るスケさん。……(スス)けてるや。

 

「そうですね、それでも多少ましにはなってるとは思いますが。

 でも、スケさんが顔向けたら泣きますよ」

 

「そ、そうか……」

 

あ、ダメージ与えちゃった。

胃の辺りを押さえてるのはきっと実影の腕輪のせいだろう。

うん、きっとそう。今度は受付に胃薬置いとこう。

 

「っ……。それで彼女は放って置いていいのか」

 

歪んだ顔が戻った。さすが騎士、痛みには強いようだ。

今から胃薬買ってこようかな。

 

「は、ははは、大丈夫ですよ。その内魔王が降臨しますから。

 あと十秒くらいですかね」

 

それではBGMにフィリーちゃんの音声を加えてカウント10

 

"10" 「そろそろ仕事の話に」

 

 "9"            「こっち見ないでくださいいぃぃ……」

 

 "8"

 

 "7"

 

 "6" 「で、用件は?」 

 

 "5"             「ふえええぇぇ……」

 

 "4"     「討伐依頼を受けに」

 

 "3"

 

 "2" 「ん、こんなもんかな?」

 

 "1"             「やだあぁぁぁぁ

 

 

 

 "0"    『なにやってんの、あんたたち!!』

      

 

         くーちゃん 降 ☆ 臨

   

 

   「仕事ですが?」        ぁぁ…… ひうっ」

 

そう、仕方なく仕事してたんですよ、ええ。

さて、今日はどうなるかな。

 

「そう、じゃあ仕事をしてなかったあんたは覚悟できてるわよねぇ?」

 

「ひっ す、すみませ

 

あ、引きずられてった。 

まさにドナドナ、さよならフィリーちゃん……。

身長差で母親をお菓子屋につれていく子供のようだ」

 

「っく、確かにそう見えなくもないな」

 

「声に出てましたか。微笑ましいですよね」

 

やっとここにきてスケさんが笑ってくれた。

スケさんと一緒にちょっと遠目に見てみる。

ああ、遠くに床に座り込むフィリーちゃんと、座っているフィリーちゃんとあまり身長差のない立ってるくーちゃんがみえる……。

親に必死に話しかける子供を彷彿とさせる……。

可哀想に、俺が身長を伸ばす方法を知っていたら……」

 

「よく声に出るな君は。この仕事で頼む」

 

「あいよ、期限までは約二ヶ月あるから頑張りなっせ。

 なんかあったら情報屋をよろしくスケさん」

 

「ああ、ではまた「待ちなさい」ん?」

 

俺の背後に仁王立ちしてるくーちゃん

あれ? いつもより説教が早く終わったぞ?

なんでだ?

 

「人を子供呼ばわりして普通に帰れると思う?」

 

……あッ

 

「思わないが、まずは銃口を向けないでもらえないだろうか」

 

「お断りするわ」

 

「そうか……。すまなかった。だが仕事があるので―――

 

逃げるなら……。 もう遅いか……。

 

 ―――失礼するっ!!」

 

あ、逃げた。速いッ。これなら逃げ切れるッ。

胃の辺りを押えながら走っているのは呼吸が苦しいせいだろう。

胃薬を……手遅れだな。

 

「こらーーー!! 待ちなさいって言ってるでしょう!!」

 

「待つわけがないだろう!!」

 

ああ、さらばスケさん。

せめて逃げ切って次に来る時まで健康でいてくれ。

 

 

……無理か。

 

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

 

スケさんとくーちゃんが出ていった後。

 

「で、フィリーちゃん生きてるかい?」

 

「……」

 

返事が無い、ただの抜け殻のようだ。

ならば……。

 

「あ、ミミちゃんと女の子が至近距離で話して「どこですかっ!!」る」

「ほらあっち」

 

入り口近くの掲示板のところにはミミちゃんと見知らぬ少女。

さて、今回は何が飛び出すかな?

 

「どう思います?」

 

「あのシチュエーションなら……     ……で……

 …ですから……      ……も捨てがたい…… 

   ……ミミさんと……     ………

  …     ……    ……     ……も鉄板ですね。

 …ああ、でもやっぱり……    ……どう思います?」(十五分経過)

 

「そうだね、やっぱり………  ……    ……ってのもあると思うし。

 ……でも…       ………  ……    ………ありじゃないかな?」(計三十分経過)

 

「ですねっ!!」

 

ガッと握手する、やはりこの子は有望だ、なぜ俺の世界に生まれなかったのか……。

生まれたら生まれたで大変そうだな……。

 

 

 

― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ― ―

 

 

 

そんなことを思ってたら後ろに魔王が居ました。

……逃げるの忘れったわ。

 

「なんでその場で俺を殺らなかったんですか?」

 

「いつでもできるからよ」

 

「Eli,eli,lema sabachthani……」

 

結局今日は正座で過ごしましたとさ。

教訓『くーちゃんが半径五十メートル以内に居るとき、「子供」って言わない』

すごい地獄耳だと思いました。

 

 

 

 

あれ? 紹介してなかったな。

 

・フィリーちゃん

男の人が苦手、特殊な趣味をお持ち、同志

 

え?スケさんより紹介が少ない?そんな馬鹿な。

そういえば三十路の結婚できそうも無い姉が「ぐはっ!!」……。

 

 

 

 

 




「Eli,eli(略」はエリ・エリ・レマ・サバクタニで
「神よ、神よ、何故私を見捨てたのですか」という意味です
ただ、その意味は恨み言ではありません
しかし今回は勘違いな方の意味として使っています
キリスト教信者の方がいらっしゃったら申し訳ございません

テスト等がありますので、二週間ほど投稿を控える方針で行きます、ご了承ください

9/04に修正しました。スケさんごめんなさい。
口調に違和感を感じたり、胃薬を渡したくなると思います。
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