WIXOSSにハマってて遅くなりました。にじさんじDIVA三箱予約しました。
OCGの時の流れに乗ってちょっと番外編です。
※注意※
この作品には、『2022/10/1以降のリミットレギュレーションの内容』及び『2022/9/14以降に遊戯王公式より発表された“PHOTON HYPERNOVA”新規カードの内容』を含みます。
こちらで登場するカードは時系列の都合上、本編では登場しません。
発売前に脱稿したかった……
「むむむ……どうしようかな……?」
これは、朝日南アカネが自身のデッキを完成させてしばらくした日の話。デュエルスペースの一室にて彼女は一人で自分のデッキを眺めていた。
【ティアラメンツ】と【デスピア】を合わせたデッキを構築していた彼女は、『虹闘の間』に通知された一件のアナウンス以降ずっと頭を悩ませていた。
無理もない、そのアナウンスは彼女のデッキ編成に大きく影響するもの――『リミットレギュレーション改定』告知だったが故。
「《ハゥフニス》ちゃんが二枚になっちゃうのはどうにかなるけど、《ペルレイノ》が一枚は……むむむ」
【イシズティアラ】の大会環境での流行を意識し、いくつかの【ティアラメンツ】カードの採用枚数が制限される規制が敢行されることとなった。特に初動・強化・除去を一手に担う《壱世壊-ペルレイノ》が三枚から一枚に減らされ、デッキとしての構築難易度が少々上がることとなったのが大きい。相手ターンに動ける《ティアラメンツ・ハゥフニス》の絶対数が減少したのも初手に引き込みにくくなった面で弱体化と言える。
幸いにも痛手を受けたのは【イシズ】デッキと呼ばれるカードのパーツばかりで、【ティアラメンツ】そのものが致命傷を受けたわけではないのは初心者を脱却したばかりのアカネには救いだろう。噂によれば今回の改定で大打撃を受けてしまったライバーはかなり多いとのことで、さっそくあらゆるところでデッキ改造が行われている。耳をすませばそこかしこのデュエルルームから……
――おい《アギド》も《ケルドウ》も《
――うみせのスプライト……
――きがえるくん! せいげんだって! どうしよ!
――もちもちくんもいなくなっちゃったよね、どうしましょ!
――わかんない! ふふふ!
「あーこも頑張らないと! とりあえず一人でやってみたいし……」
そうして改造に着手する。まずは浮いた三枠を何で埋めるか、それに合わせてどのようにデッキを変えるか。先の構築計画時に見ていたカードから【デスピア】【烙印】に関するものを洗い出す。これらのカードは今回のレギュレーション変更の影響を受けておらず、使おうと思えばいくらでも使えることだろう。
しかし【烙印】カードは様々な陣営にまたがる大カテゴリ、お目当てのカードを探し当てるのは困難だ。
「んと、《烙印追放》で墓地からデスピアを戻せるのかな? 後は……んー……《アルバスの落胤》って子に関係するのが多いけど、流石にみんなの枚数は減らしたくないし……」
《『虹闘の間』が十二時をお知らせいたします》
「あ、もうそんな時間? ご飯食べよっ」
思考の渦からアナウンスが呼び戻す。音楽活動など日々忙しいアカネは午前のちょっとした時間も重要。配信せず一人でゆっくりと調整するつもりだった。
そして昼休憩をとるため、一度ログアウトしようとしたところで。
《アップデートのお知らせです。十月アップデートより『虹闘の間』にて使用できるカードが追加されます。
【クシャトリラ】【ヴィサス・スタフロスト】【スケアクロー】【ティアラメンツ】デッキを強化する新カードが登場します。詳細は……》
再度のアナウンスが、動きを止めた。
度々行われる『虹闘の間』の大規模アップデートは、使用できるカードに追加が来る一大イベント。新たな戦術のデッキが登場したり、いくつものテーマデッキが強化されたり。そして今回その中にはアカネが使う【ティアラメンツ】の強化もあるという。
「お? もしかして! ……ふむふむ、なんか怖くなっちゃった? でもこっちはかわいい〜!」
いてもたってもいられず、お知らせ欄を開きいくつかのカード情報を確認していく。侵略種の赤鎧に覆われた人魚や、鮮やかな海原で戯れる乙女たち。
目立つのはカードイラストに留まらず、効果テキストも。それは見るものが見れば《ペルレイノ》や《ハゥフニス》が減らされても問題ないと言わんばかりの優秀な力。アカネはまだその全貌を測り切れてはいないものの、それでも直感で“強そう”だと感じた。
「これ強いかも? ちょっと考えてみーよっと」
そして今度こそ彼女はログアウトする。鬱屈とした気分を晴らす新カードの訪れに心も弾み、何かが変わる予感がしていた。
――アカネは知らなかった。
これらの追加カードが、今までのデッキの強みをそのままに、新たな可能性まで広げられるようになったことを。即ち、レギュレーションによって弱体化などまるでしていない、むしろ一層強化されたことを。
《アップデートのお知らせです。十月アップデートより『虹闘の間』にて使用できるカードが追加されます。
【
「来た! ……うお~シンクロじゃん、最高か? 強え~」
一方で、北小路ヒスイもまた動き始めていた。自らの愛用デッキの進化は見逃せず、さっそく情報を確認。パワーに関しては……一目見ただけで感嘆の声が漏れるほど。
追加されたのは新たなエースモンスターと展開魔法。“除外”をコンセプトにするデッキとしての強みが強くなり、【深海】テーマを使用すれば召喚も容易。軽微な変更ですぐさま実戦投入できる即戦力。
「カスタマイズはちょっとでいいかな。《大剣現》を何枚にするかは考えないと、先行だと使いづらいし……」
巡らせる思考、知略。強豪の仲間入りとしてカウントされているだけあって慎重に検討を進める。
その顔が子供っぽい弧を描いていることに、果たして本人は気が付いているのか。
「んと、これは使えないけど……これはいけるの? じゃあこの子とかこの子も簡単に出せる?」
「枠キッツ……! 流石に二枚か~?」
「そういえばちょっと変えようって思ってたカードあったんだった……んーどうしよう……?」
「あ~わからん! もうコイツ入れたろ!」
迎えた十月某日、カード追加アップデート終了後。早速ライバーたちはこぞって配信を始める。リスナーと共に追加カードを勉強したり、対戦をしたり。……世怜音の二人もそうだった。
『【#あーことひすぴ】ひすぴとデュエル!【朝日南アカネ/にじさんじ】』
――ティアラメンツちゃんたちに新しいカードが来たとのことで、新しいデッキを作ってひすぴとデュエルします!
『【#あーことひすぴ】新デッキ【北小路ヒスイ/にじさんじ】』
――めちゃ強い新規
アップデートの影響を濃く受けた二人の真正面対決。新しいものに目を引かれるのは決闘者の性、二人それぞれが強化されていたことを知る者も知らない者も集まって、新規カードの強さを確かめようと目を光らせる。
「さてひすぴさん、あーこたち配信じゃ初めて二人でデュエルするんですがどうします?」
「確かに、そもそもサシが久しぶりじゃない? あーこのデッキマジで楽しみだったんだよな」
「お~そう言われると嬉しい~! あーこもひすぴとデュエりたかったよ~!」
二人が肩を並べる機会は実のところそこまで多くない。歌やゲームを短時間でさっくり楽しむアカネと、長時間の作業や雑談交じりの配信が多いヒスイの真逆とも言えるスタイル。それでも二人は友で、決闘者で。なら今ここにいる事実、それだけでいい。
アカネはヒスイたちに支えられて配信活動に取り組んできた。
ヒスイはアカネたちが本当に大切だ。
それぞれの道を進む最中の彼女たちの足跡には、間違いなくお互いの存在がある。だから決闘を全力で楽しみたいのだ。
アカネが決闘盤を構えると共にヒスイは桜色の飴を口に……すぐにその姿を“大人”へと転じさせて、両者真剣に気合を入れる。
ライブ配信は大衆の注目を受け、赤と緑が対峙する電子の世界は彼女たちのデッキを読み取り……
――デュエル!!
……深き水中を、舞台とした。
AKANE LP:8000 HAND:5
HISUI LP:8000 HAND:5
「あーこの先行だね。まずは《シェイ》ちゃんから! 手札の《悲劇のデスピアン》を捨てて、特殊召喚! さらにデッキから三枚墓地に送るねー……お、墓地に送った《サリーク》《メイルゥ》ちゃん、あと悲劇さんの効果が発動! サリークで《ハゥフニス》ちゃん、悲劇さんで《アルベル》くんを手札に加えて……メイルゥちゃんで、墓地のメイルゥちゃんと一緒に送られた《絶海のマーレ》さんを融合! 歌おう、《キトカ》ちゃん!」
「飛ばすねーぇ」
「キトカちゃんの効果でデッキから新カード・フィールド魔法《
「フィールド魔法もってこれんだ。でもそんぐらいならどうにかなるかな?」
透き通るような青。早速発動された一枚目の新規カード《嫋々たる漣歌姫の壱世壊》がバーチャル空間の海の様子を明るく変える。元々ティアラメンツに存在したフィールド魔法《壱世壊-ペルレイノ》の規制は響いたが、その分こちらは“ティアラメンツ”の名称を持つ点で《キトカロス》からのサーチが繋がるところを披露した。
とはいえヒスイの評価は限定的な打点強化で「そんぐらい」。……これほどわかりやすい
「ここで《グリーフ》を発動! デッキから《メイルゥ》ちゃんを特殊召喚して、フィールドの《シェイ》ちゃんを墓地に送るね! そして墓地に送られた《シェイ》ちゃんの融合効果と、出てきたメイルゥちゃんの墓地送り効果を発動!」
「ん……素材、もう墓地にないみたいだけど? メイルゥで落ちるの狙い?」
「いや、用意するから大丈夫! ここにチェーンして《ペルレギア》の効果を発動! 水族のティアラメンツちゃんが墓地に送られると、デッキからレベル4以下の水族モンスターを追加で墓地に送る!」
「へぇ! 墓地肥やしてそのまま融合するのね……さて、何が出てくるかな~?」
「あーこはこの効果で……新入り! 《沼地の魔神王》を墓地に送るよ!」
「沼地の魔神王……っ!? そういうこと!?」
「チェーン2のメイルゥちゃんで三枚墓地に送って、チェーン1のシェイちゃんの効果! 墓地のシェイちゃんと魔神王さんをデッキに戻す! この時、魔神王さんは融合モンスターに書かれてる融合素材モンスターになれる! これで魔神王さんを《ティアラメンツ・キトカロス》に変身させて、融合召喚!」
不定形の泥が意志を持って動き出し、その姿が場の人魚姫に近しくなっていく。やがて泥は清らかな流れと共に一体の人魚の剣に宿り……深層の人魚姫を、呼び起こす。
「行くよルルカちゃん! 突撃だ! 《ティアラメンツ・ルルカロス》!」
盤上に揃う似通う姿の人魚姫たち。己が壱世壊の領域において自在に泳ぎ回る彼女らは、悲しげな表情だったキトカロスすらも活気づけさせる。剣を向けるルルカロスが対戦相手を嘱目する。――決して屈することはない、と。ペルレギアを受けての攻撃力、2800と3500。ルルカロスに備わる効果を考えるに、これらを無視しようものなら痛手を受けることは間違いないだろう。
ヒスイは単純に驚いていた。融合モンスターを瞬く間に並べ、次のターン以降に繋がる強い動きをされたこと。つい数か月前まで初心者だったはずのアカネがそこまでしていること。
「すごいじゃん、夏のトレーニングが効いたのかな」
「それもそう! でもせっかくやるなら、ひすぴに勝ちたいって思ったから! あーこ、ひすぴのデッキのことはあんまり知らないけどね」
「……それは嬉しいな」
まだ決闘は進む。清流に混ざる赫、アカネのデッキを
「通常召喚、《アル太郎》! デッキから《赫の烙印》を手札に加えて、メイルゥちゃんとアル太郎でリンク召喚! モンスター二体で《クロシープ》さん!」
「まだ召喚権使ってなかったのか……!」
「最後に《おろかな副葬》を使って、デッキから《スクリーム》を墓地に送ってそれで《メタノイズ》を手札に加えるよ! 二枚伏せて、ターンエンド!」
AKANE LP:8000
HAND:2
(うち《ハゥフニス》確定)
FIELD
《嫋々たる漣歌姫の壱世壊》
《クロシープ》A700
《ティアラメンツ・キトカロス》A2800
《ティアラメンツ・ルルカロス》A3500
〈SET〉
〈SET〉
~TURN CHANGE~
HISUI LP:8000
HAND:5→6
――先行でルルカとキトカ並ぶとは……このルート覚えときたいな……
――正直ティアラなめてたかもしれん。これやべぇわ。
――あーこのデッキ、ここからさらにモンスター追加できるのか……!
――なんもわからんけどすごそう! 頑張れー!
(さて、ブラフを考慮せずに見えてる範囲は……《ルルカロス》、《赫の烙印》、《メタノイズ》……あとは手札の《ハゥフニス》、クロシープで一回蘇生か)
ターン巡って、ヒスイのドロー。デュエルログからサーチされたカードの効果が見える以上アカネが仕掛けている戦略のほとんどは見えている。サーチカードを使わないことはないだろうという読みも合わせ、
《ティアラメンツ・ルルカロス》、モンスターを特殊召喚する効果を無効にする。さらに融合召喚された状態で効果によって墓地に送られれば復帰し、おまけに自身以外の水族モンスターに戦闘破壊耐性を与えている。
《赫の烙印》、墓地のデスピアモンスターを回収して融合召喚。これで《悲劇》を回収して素材にすれば後続確保になる。
《
《ティアラメンツ・ハゥフニス》、相手モンスター効果に反応して手札から特殊召喚され、デッキトップ三枚を墓地へ。奇襲性が高く歴代ティアラメンツでも重宝されていたカード。
《クロシープ》のリンク先には現在《ルルカロス》が存在。モンスターがリンク先に特殊召喚されれば墓地の下級モンスターを蘇生できる。この効果で《メイルゥ》や《アルベル》などが出ればそれがまた次の手になる。
ヒスイの予想としては、明確な弱点は低打点の《クロシープ》への攻撃。しかし焦って戦闘を仕掛けようものならその前に強固な盤面で返されるだろう。そのために取れる手は……
「……ひすぴ?」
「ぁあごめん、ちょっと考えてた」
「そっか……いや、
そう言われて自覚する。この決闘を楽しむ己の感情に、本気で考えていたことに、アカネが本気であることを嬉しく思っていたことに。
元より軽く遊ぶつもりだったのを、気が付けば“バトルコスチューム”まで使っていた。自分と戦う相手が本気だと知ったから。本気で答えたいと思ったから。
そんな感謝と戦意を束ね、ヒスイのデッキが動き出す。
「ありがとう。じゃあごめんね……まず、ルルカロスにはどいてもらおっか」
「え?」
海の底、光届かぬ領域からそれは迫っていた。あまりに巨大な体を巧みに隠し、獲物へ向かって一気に詰め寄る。
「ルルカロスを……
「あっ! それは……!」
「強襲せよ、私の牙――《海亀壊獣ガメシエル》」
アカネのフィールドに超巨体の危険生物が出現した。元居た人魚姫の居場所を奪いながら。
【壊獣】、決闘歴が浅いアカネでもわずかにその危険性を知っているモンスター。相手モンスターを無条件で除去する回避不能の厄災。その中でも選ばれたのは水属性の“海亀壊獣”。ヒスイらしい、強い一手だと思わされる他なかった。
「その子って“効果”じゃないんだねぇ……ルルカちゃんが反応しなかったよ」
「そ、壊獣はそういう“ルール”を持つ。どんなに厄介なモンスターでも一方的に処理できる。効果じゃないから復活もしない……さて、ここから攻めさせてもらおうかな!」
「むむむ……ならもう使っちゃえ! 《赫の烙印》発動!」
にやりと笑うヒスイに、エースを除去されたアカネが食らいつく。セットカード一枚、そこから始まる
「墓地の《悲劇》さんを手札に戻して、手札の悲劇さんと《デスピアの
「最後の手札はそれか……ってことは」
「ここで除外された悲劇さん、アドリブさん、さらにクロシープさんの効果! デッキの二枚目の《アル太郎》を手札に加えて、クロシープさんで《メイルゥ》ちゃんを特殊召喚! そして融合素材として除外されたアドリブさんは、墓地の融合モンスターを場に戻せる! ひすぴがリリースしたルルカちゃんを特殊召喚!」
「ははっ、そうこなくちゃねぇ!」
「さらにメイルゥちゃんで三枚墓地に送るよ! 送られた《ティアラメンツ・クシャトリラ》の効果でさらに二枚墓地へ! お~あーこのフィールドかっこいい~!」
――立て直した!?
――ガメシエル使ってこれってマジ……?
盤面はさらに苛烈に。
除去されたルルカロスは、自己蘇生効果こそ失えど未だ健在。さらに追加された《赫灼竜マスカレイド》が、さらなる試練を与えようと睨みを利かせていた。
「さて聞いておくよ、その《マスカレイド》の効果は?」
「えっと、ひすぴのカード全部に
「おーけー大体わかった……ライフコストかー、キッツ」
《赫灼竜マスカレイド》
LEVEL8 闇属性・悪魔族 融合
ATK2500/DEF2000
「デスピア」モンスター+光・闇属性モンスター
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:融合召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、相手は600LPを払わなければ、カードの効果を発動できない。
②:このカードが墓地に存在し、相手フィールドに儀式・融合・S・X・リンクモンスターのいずれかが存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。この効果は相手ターンでも発動できる。
その効果は非常に凶悪。ヒスイの全カードに“600LP払う”コストの追加。現在LP8000のため、カード効果はここから十三回が上限。細かな効果で展開を伸ばすヒスイのデッキとしてはかなり苦しい戦いを強いられる。遊戯王において最終的に勝敗を分けるのがLPである以上、そこを攻め続けられれば長くはもたない。ヒスイとしては早急にマスカレイドを除去しなければいけなくなってしまった。しかしガメシエルを使ってしまった以上それを突破するのは非常に困難。
ここからのデュエルは緊迫したものになる。決闘者の本気を肌で感じた決闘者は、それでも勝つために知略を練り戦術を組み立てる。それが決闘の世界に身を置く人間の性だから。
「…………ふぅ、仕方ない。ライフはくれてやるから」
「おっ、いいよ……! ひすぴの本気で来て!」
「通常召喚、《深海のディーヴァ》! ……っ、デッキからレベル3以下の海竜族モンスターを、特殊召喚する!」
それはヒスイのデッキの確実な展開札。その一枚を振るうのにも、体に纏わりつく赫い炎が痛みを与える。
『虹闘の間』の拡張機能はダメージに応じて微弱な刺激を与える機能も持つ。それが実害となるようなことはないが、実際に戦場にいるかのような感覚は決闘者を追い込んでいく。
カウント1。
HISUI LP-600=7400
「それは……だめだと思う! ルルカちゃんで無効にして破壊! さらにキトカちゃんを墓地に送る! その効果でデッキの上を五枚、《ペルレギア》で魔神王さんを墓地へ! 《ハートビーツ》の効果で墓地の《サリーク》を手札に持ってきて、《シェイ》ちゃんと墓地のキトカちゃんで別のキトカちゃんを融合! デッキから《レイノハート》くんを手札に!」
初動札を封じられ、盤面にはキトカロスが復活。攻撃力2800の壁として立ちはだかり、盤面が荒らされようと次のターンに繋がる。それでも終わらない。
「ライフ払わせてから無効にしてくるの嫌だなぁ! でも、まだ続ける! 《おろかな副葬》で《氷結界》を墓地へ、さらにそれを除外して《氷水帝コスモクロア》を墓地に送ってディーヴァを手札にっ! さらに《氷水のトレモラ》の効果で手札から捨てて手札の《海皇の重装兵》を特殊召喚ッ!」
HISUI LP-600-600-600-600=5000
カウント2、3、4。
刻一刻と近付いてくる決闘者としての終わりの瞬間。結末へ加速する怒涛の展開。赫炎に焼かれながら、それでも止まらない。
「おお、なんだかすごいよ……!?」
「当然だよなぁッ! 《海皇の重装兵》の永続効果で、海竜族の召喚権が追加される! 《深海のディーヴァ》を召喚し、今度こそ……《黄紡鮄デュオニギス》を特殊召喚! あーこのデッキトップ三枚を、除外するッ!」
「むむ、除外は厳しいな……《烙印劇城デスピア》《サリーク》《マーレ》さんが除外された!」
「フィールド魔法《氷水底イニオン・クレイドル》! 墓地のコスモクロアを回収し、そのまま特殊召喚する! 霊峰の神秘、世界を視る黒き魔女、不届きな敵を塗りつぶせ! 《
「出てきたね、ひすぴのエース! 今はそこまで怖くないけど!」
「それでもいい……! レベル2の重装兵・レベル3のデュオニギス・レベル2チューナーのディーヴァでシンクロ召喚! 私の静寂に反響する歌声、《深海姫プリマドーナ》! 効果であーこの手札に《劇城》を渡して、《氷水のエジル》を特殊召喚!!」
HISUI LP-600-600-600-600=2600
――本気で危ないぞ!?
――でもシンクロの準備が整った!
カウント5、6、7、8。
コメントが予想を広げる中、アカネも感づいていた。ヒスイが得意とする戦術“シンクロ召喚”。それに必要なものはわかっているから、アカネは自分が確実に勝つための一手を切る。相手が強いことはわかっているから、自分もしっかりと立ち向かう。そのために必要なことはカードが教えてくれるゆえに。
広がっていた
「ここ! 罠カード《
「ッ……!!」
「デッキから二枚目の《レイ男》を墓地に送っておくね。……ひすぴ、あたし本気で勝ちたいから」
――容赦ねぇ……
――流石にもう伸ばせないんじゃ……
シンクロ召喚は、表側表示のモンスターしか使用できない。裏側表示にする妨害は今後に響く最強の妨害。シンクロ素材となった際に強化を行う《プリマドーナ》を封じたアカネのプレイングは、本人が“ヒスイに勝ちたい”という一心であるため自覚こそないが競技シーンでも通用するレベル。一連の流れ全てが、アカネの正真正銘の全力。
マスカレイドの炎に焼かれ傷つき、圧倒的な不利盤面。もはやいつ潰えても、折れても、砕けてもおかしくない。召喚されたエジルも、主人の痛ましい姿に気が付いて涙をこぼす。崩れ落ちる霊峰の中、緑の髪の決闘者は息を切らして。
……だが。それでも。
「まだ終わってない!!」
「……!」
「特殊召喚したエジルの効果発動、デッキから……《
HISUI LP-600=2000
張り上げた声、発動されたそれは炎を打ち破る氷水の新たな力。逆境を覆す希望の一枚。
戦火に包まれたイニオンクレイドルから現れたのは、魂を宿した反撃の戦車。
カウント9、10、そして11。
「相手の場にモンスター、自分の場に水属性が存在する場合、デッキから氷水モンスターを特殊召喚するッ!! 浮上しろ、レベル7チューナー《氷水艇エーギロカシス》ッ!!」
「やっぱり、ひすぴはすごいよ……!」
「ここで《イニオン・クレイドル》の効果! エーギロカシスの攻撃力2000分、相手モンスターの攻撃力を下げる!」
《クロシープ》A0
《ティアラメンツ・ルルカロス》A1500
《ティアラメンツ・キトカロス》A800
《ティアラメンツ・メイルゥ》A0(守備表示)
《赫灼竜マスカレイド》A1000
《海亀壊獣ガメシエル》A200
HISUI LP-600=1400
ライフを削りながら、刃が届く位置まで来た。あと一押し、それをヒスイは持っている。
「そしてこれが私の切り札!!! レベル3のエジルとレベル7チューナーのエーギロカシスで、シンクロ召喚ッ!!!」
白く透き通る氷水の少女が、こぼした涙をぬぐって戦車と共鳴。
その体は穢れを知って黒くなりゆき、覚悟を知って決意を持ち……ここに、新たな氷水帝が誕生する。
「霊峰の深淵、世界がどれだけ残酷でも!! その涙の先に繋がるものがある!! 白き少女よ、不届きな敵に立ち向かえ!!」
「《
成長した少女はかつての氷水帝と共に進軍する。ヒスイたちはまだ止まらない。着実に勝つべく、命を賭して決闘する。どれだけ傷つこうが、決して砕けぬ翡翠の矜持。
「墓地から《エーギロカシス》の効果ッ!! このカードをエジルギュミルに装備し、攻撃力を除外されているモンスター一体につき400アップさせる!」
「除外されてるのは……あーこの悲劇さん、アドリブさん、マーレさん! 1200だね!」
《氷水啼エジル・ギュミル》A3000+400*3=4200
元から高かった攻撃力をさらに跳ね上げたそれは、どんな相手だろうと打開するために。エジルギュミルが操るエーギロカシスが強く光り、狙いを定めた。主を苦しめる道化の竜へ、その先の勝つべき相手へ。
カウント12。
代償として失ったLPは大きい。ヒスイに残されたのはわずか800LP。あと、一回。しかしそれでも今この瞬間は……
「これで、バトル――」
「まだだよ!! あーこもここまで来たら勝ちたい!! 墓地の《ハイレート・ドロー》の効果!!」
「!?」
……終わってなどいなかったのは、アカネも同じだった。ティアラメンツたちの効果で墓地に送られたカードの中に潜んでいた一枚の罠カードが最後の最後でその力を振るう。
「相手メインフェイズに墓地から発動出来て、自分フィールドのモンスターを破壊して墓地からこのカードをセットする!」
「っ、まさか……」
「そうだよ! 対象は、メイルゥちゃん!! そして破壊されたメイルゥちゃんの効果発動!!」
――破壊して融合するってことか!
――これでカレイドハート出てきたら今度こそ終わるぞ!? 墓地に素材もあるはず!
――ここまでか……!
“効果で墓地に送る”ことに反応するティアラメンツモンスターは、当然“破壊”にも対応。
コメントが予想するのは、そして事実アカネが狙おうとしているのは、融合召喚時に相手カード一枚をデッキに戻す凶悪な効果を持ったティアラメンツのエースモンスター《ティアラメンツ・カレイドハート》の召喚。これでエジルギュミルがデッキに帰されれば、今度こそなすすべはないだろう。カレイドハートの詳細な効果を知らないヒスイからしても何かが来ることは理解でき、もはや絶体絶命。
(いける……!)
……そう誰もが思った。たった一人を除いて。
ファイナルカウント、13。
「……いや、私はまだ負けないッ!! 最後の600ライフを使い、メイルゥの効果にチェーンして《氷水啼エジル・ギュミル》の効果を発動ッ!! このターン私のモンスターは効果破壊耐性と効果除外耐性を得る!!」
「でも、融合は止まらないよ!」
「それだけじゃない!! この効果を相手の効果にチェーン発動した場合、そのカードを相手のフィールド・墓地から除外する!!」
「え……っ!?」
《氷水啼エジル・ギュミル》
LEVEL10 水属性・水族 シンクロ
ATK3000/DEF1500
水属性チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手ターンに発動できる。
このターン、自分フィールドの表側表示モンスターは相手の効果では破壊されず、相手の効果では除外できない。
相手の効果の発動にチェーンしてこの効果を発動し、その同名カードが相手のフィールド・墓地に存在する場合、さらにその同名カードを全て除外できる。
②:このカードが墓地に存在し、相手の効果でカードが除外された場合に発動できる。このカードを特殊召喚する。
メイルゥが起こした海流に、氷水の大剣が突き刺さる。融合の渦が断ち切られ、人魚が深海へ沈んでいく。……そして、戦場はそれ以上変わらなかった。
墓地から融合召喚をするティアラメンツの効果の弱点とも呼べるポイント、それは“墓地の自身”。
「ティアラメンツちゃんは、自分が墓地にいないと融合できない……!」
「これで止めた!! 今度こそ、バトルフェイズ!! さらに強化されたエジルギュミルで、赫灼竜マスカレイドを攻撃ッ!! このダメージ計算時、コスモクロアの効果が
「
「知ってるなら早い!! マスカレイドの攻撃力をさらに1000下げる!! これで、4600ダメージッ!!!」
「っっっ!! さ、流石だよ……!!」
激流が迸る。誰よりも盤上を支配していた赫き怪物は打倒され、もはやそれは脅威ではなくなった。
AKANE LP-4600=3400
「私はこれでっ、ターンエンド!! ……まだ、楽しめるね」
「うん、もっと続けてたいな……でも勝つのはあーこだよ! ドロー!」
この一ターンだけで、両者大きくライフが変動。次の一撃が重たい。死に瀕し、されど決着に非ず、闘いはまだ続く。
HISUI LP200
HAND:0
FIELD
《氷水底イニオン・クレイドル》
《氷水啼エジル・ギュミル》A4600
(装備:《氷水艇エーギロカシス》)
《氷水帝コスモクロア》D3000
〈深海姫プリマドーナ〉D2700
AKANE LP3400
HAND:4+1
(確定:《ティアラメンツ・ハゥフニス》《デスピアの導化アルベル》《ティアラメンツ・レイノハート》《烙印劇城デスピア》)
FIELD
《嫋々たる漣歌姫の壱世壊》
《クロシープ》A700
《ティアラメンツ・ルルカロス》A3500(《凶劇》で蘇生)
《ティアラメンツ・キトカロス》A2800
《海亀壊獣ガメシエル》A2200
ヒスイはこのターンで全てのリソースを吐き切った。残る札は盤上と墓地のみ。それでも《コスモクロア》の沈黙効果と《イニオンクレイドル》の弱体化が残り、うかつな効果は《エジルギュミル》に撃ち落とされる。
一方のアカネはカード枚数こそ潤沢ではあるもののヒスイの妨害盤面の固さに攻めあぐねる。《エジルギュミル》のティアラメンツ
「でも、やらなきゃ始まらないよね! 墓地の《トリヴィカルマ》の効果! デッキから“テキストにヴィサスくんが書かれてる魔法罠カード”を手札に加えるよ! この効果で《
「ここからか……仕方ない!」
「その後手札を一枚墓地に送らないといけないから……ここは《ハゥフニス》ちゃんを送るね! 効果発動!」
「それは通さない! チェーンして……」
「その前にこっちが先に発動できる! 《ペルレギア》の効果発動! デッキからレベル4以下の水族を墓地に送る!」
「っ、ターンプレイヤーが優先か……! なら《ペルレギア》にチェーン! エジルギュミルの効果で耐性を付与し、《ペルレギア》を除外!」
「フィールド魔法のペルレギアが除外されちゃったから効果が止まっちゃうけど……よかった、ハゥフニスちゃんは無事だ! 行くよ、ハゥフニスちゃんと墓地の《
エジルギュミルの効果が及ぶのは、直前にチェーンしたカード一種類のみ。ペルレギアが挟まることで本命の融合効果が通る。
侵攻される明るい海、傷ついていく人魚たち。嗜虐的な笑みを浮かべたかつての支配者は、主に勝利をもたらすために再臨する。
「レイ男、パワーアップ! 行けーっ!!」
「《ティアラメンツ・カレイドハート》!!」
その召喚成功時、触腕が鞭のように振るわれる。互いのエース、魂をこめた氷水帝と怪魚王の激突が荒波となり、空間が震える。
「
「くっ……!」
「よぉし、あとはギュミルちゃんの攻撃力を超えれば……!」
「いや、まだだよ! 氷水モンスターがデッキに戻されたことで墓地の《氷水大剣現》の効果が発動する!」
「えっ、まだあったの!?」
剣はまだ残っていた。コスモクロアを弾き飛ばしたカレイドハートの隙をついて、一人取り残されたエジルギュミルがとっさに刃を放つ。
先ほど墓地から罠カードを発動したアカネに対し、今度はヒスイの墓地の魔法カードが牙を剥く。
「氷水モンスターが
「それはだめだよ!? セットしておいた《ハイレート・ドロー》を発動! あーこのフィールドのモンスターを二体以上破壊して、二体につき一枚ドローする! チャラレイ男・クロシープ・キトカちゃん・ガメシエルを破壊して二枚ドロー!」
「かわされたかっ……! いやてか私のガメシエル破壊してドローってずるくない!?」
「あーこのフィールドにいるからいいでしょ? 破壊されたチャラレイ男とキトカちゃんの効果発動! スーパーレイ男を復活させてデッキからシェイちゃん、さらに上から五枚墓地に送るね! シェイちゃんの効果で墓地のデスピアモンスターとデッキに戻して《デスピアン・クエリティス》を融合召喚! この効果で……」
「させるかぁ!! クエリティスの召喚成功時、《イニオンクレイドル》の効果発動! エジルギュミルの元々の攻撃力・3000分相手全員の攻撃力を下げる!!」
「あっ!? むむ、こうなると攻められない……! 仕方ないからターン終了! ……あっ通常召喚してなかった!?」
「えぇぇあっぶねぇ……! ドロー!!」
――プレミ草
――残りライフ200で手札一枚とか絶望だゾ
――トップ一枚で逆転とかそうそう起こるわけ
「オラァ《RUM-七皇の剣》!! 現れろ《CNo.101 S・H・DarkKnight》!! イニオンクレイドルで全体攻撃力2800ダウン!! カレイドハートを吸収しろ!!」
「えええええ!? クエリさんでみんなの攻撃力を0にする!!」
「エジルギュミルの効果をチェーン!! 除外する!!」
「除外されちゃった……から効果発動!! デッキから《
「あああああうっざいなぁそいつ!! エジルギュミルを守備表示にしてターンエンド!!」
「ドロー!! このままバトル!! ツルツルさんで守備表示のダークナイトさんを攻撃!!」
「破壊されたダークナイトは復活しライフを2800回復する!! さらに全体3000デバフ!!」
「むむむ……!! レイ男を召喚しても墓地に送ったティアラメンツちゃんが除外されちゃう……!!」
――そんなことある?
――思ったより泥沼で笑う
――現代のカードパワーってすげぇんだな……
二人が使うカードの大半は所謂“
耐久戦が得意な【氷水】デッキと、リソースを回復しながら戦い続ける【ティアラメンツ】デッキは
荒波は混ざり合い、闘いは続く。……本人たちの予想も超えて。
この決闘の切り抜きを作るリスナーは、あまりにも長い決闘に恐れをなしダイジェスト形式を採った。主に注目されていたのは……
・ ・ ・
「《サリーク》発動! ダークナイトさんの効果を無効にする!」
「あーダークナイトー!!」
「よ、よし……! これでやっと倒せるぞ……!」
・ ・ ・
「リンク召喚《海晶乙女コーラルアネモネ》! 墓地のプリマドーナを特殊召喚する!」
「えっとえっと、ルルカちゃんの効果!」
「でも先に打っておいたギュミルの効果で破壊はされない! ……この後どうするか考えてなかったんだけどね…………」
「えっ」
・ ・ ・
「メイルゥちゃんの効果、魔神王さんを《アルバスの落胤》くんにして、《神炎竜ルベリオン》を融合! 手札を捨てて、墓地のモンスターと除外されてるモンスターをデッキに戻してもう一回融合する!」
「そこだっ、永続罠《氷水浸蝕》! エジルギュミルを破壊して無効!」
「ああっ!? でもギュミルちゃんがいないなら……」
「墓地のトレモラを除外して即復活!!」
「おお……戻ってきちゃった……!」
・ ・ ・
「あー……ようやく、揃ったぁ……! エーギロカシスを装備したギュミルで攻撃!!」
「うおぉー……負けちゃった……!」
最終的には、ヒスイが攻撃力で一歩リードして押し切る形での勝利となった。往復十ターンを超える
さらなる手数を増やしたアカネのデッキ、攻める力を増したヒスイのデッキ、両者の進化が如実に現れたからこその激戦。
電子映像が途切れ元のデュエルルームの風景に戻る中、息を切らした二人が肩を並べゆっくりと座り込む。
「やー……あーことガッツリ遊べて楽しかったわ……」
「そうだね……最近あたしもひすぴも忙しかったり、そもそもゲームの相性合わなかったりね」
「私が3Dゲームばっかやってるからなんだけどさ……うん、楽しかった」
「ありがとね、ひすぴ……またデュエルしようね」
「うん」
「「でもしばらくはいいかな……」」
二人は疲れ果てていた。
ワイ「ペルレイノ制限、ハゥフニス準か……どうにかならないわけじゃないけどな……」
公式「《
ワイ「キレていいと思う(番外編執筆を始める)」
公式「深海で簡単に出せる星10ティアラメタ氷水シンクロ出すやで!w」
ワイ「キレた(やる予定のなかったデュエル展開を考え始める)」
今回のデュエルはそれぞれの追加カード合計五枚を全部使うっていう縛りをつけてたのですごく構成を悩みました。ガバらないか不安すぎて
ティアラメンツはキトカロスでサーチできるペルレギアが追加されたことで融合素材代用モンスターの《沼地の魔神王》に触りやすくなってルルカロスとかカレイドハートとかの召喚難易度が下がったのがいい感じ。墓地枚数を追加するティアラクシャも悪くない。トリヴィカルマで制限のペルレイノとか既存ティアラ魔法罠をなんでも持って来られるのはバグ。
氷水はいよいよ3000打点が出てきたのがありがたい。条件付きリクルートで捲りが強くなった上で除去牽制もしやすくなって器用になった感じ。ギュミルは承影と同じルートでディーヴァ1枚から対象耐性つけながら出てくる。
ちなみにちらっと出した【イシズ】はイブラヒム、【スプライト】は海妹さん、【ガエル】はいちごちゃんのイメージです。