今回は晴司が活躍します。
それでは本編をどうぞ!
ノイズ
それは、人類共通の脅威となっている特異災害。
ノイズは、空間から滲み出るかのように出現し、人に向かって襲いかかり、自身ごと人を炭素へと転換する特性を持っていた。
なお、ノイズは一定時間が経過すると、ノイズ自身が炭素化して消滅する。
それまでノイズは、人を狙って襲い続ける。
そのノイズに唯一対抗できるシステムがあった。
その名は【シンフォギア】
シンフォギアは、世界各地の伝説に登場する、超古代の異端技術の結晶と呼ばれる【聖遺物】の欠片から作られたシステムである。
シンフォギアは力を引き出せる者、適合者こと【装者】だけにしか起動させることはできないため、使用できる者は数少ない。
適合者の歌に、アウフヴァッヘン波形にシンフォギアは反応し、適合者の鎧として装備される。
また、素質を持っていても、シンフォギアを起動できない者もいる。そういった者たちには、【LiNKER】と呼ばれる、適合率を強制的に上げる物を使ってシンフォギアを展開する。
その適合者であり、【ツヴァイウィング】と呼ばれる音楽ユニットをしている、シンフォギア【ガングニール】の装者である
そして今日も、2人はノイズと戦っていた。
「オラァアアアア‼」
「ハァアアアア‼」
『『『¢∞§〒¥℃β〒$』』』
奏は槍の、翼は刀の【アームドギア】と呼ばれる武装で、廃工場に現れたノイズと戦っていた。
だがノイズは、お構いなしに次々と出てくる。
「チキショー‼数が多すぎる‼」
「くっ‼このままでは負ける‼」
必死に戦う奏と翼だが、ここのところ連戦続きなのと、数が多いため、2人の疲労はハンパではなかった。
その時、彼女らに彼ら所属する組織、【特異災害対策機動部二課】の司令官、
『翼‼奏‼そっちに謎のエネルギー反応が近づい
ている‼』
「なんだって!?」
「またノイズですか!?」
『分からん‼突然現れた‼2人とも警戒して
くれ‼』
「ただでさえ、手一杯だってのに‼これ以上
増えたら、LiNKERが切れる前にやられち
まう‼」
「でも私たちがやらねば、大勢の人が被害に
あう‼なんとしても守らないと‼」
「だよな……腹くくるか‼」
絶望な状況であっても、逃げずに戦うことを選んだ翼と奏。
すると次の瞬間
―ダダダダン―
『『『『β◆#◇∞§¥$¢〒!?』』』』
「「えっ?」」
絶望の状況は、希望へとかわった。
2人に迫りつつあったノイズが、突然倒されたのだ。
何が起きたのか分からず、困惑する奏と翼。
その時、奏と翼の後方からバイクのエンジン音が聞こえてくる。
2人は直ぐ様振り返り、バイクに乗っている人物を見て驚いた。
そこにいたのは、オレンジ色の宝石のような鎧と仮面を着けた、魔法使いを連想させる戦士がだった。
戦士は銀色の銃を構えると、奏たちの方へ銃弾を放つ。
奏と翼はガードしようと、アームドギアを構えたが、
銃弾は奏と翼の予想を反し、銃弾は2人を交わして、後方にいたノイズに当たり、ノイズは炭素化した。
自分たちが攻撃されると思っていた奏と翼は、目の前で起きた出来事に、ただただ驚くしかなかった。
そして戦士は、奏と翼の2人とノイズの間にバイクを止めて降りる。
「ギリギリ間に合ったか?」
「な、なんなんだお前!?」
「何者!?」
「俺?俺はウィザード······仮面ライダーウィザー
ド、お節介な魔法使いだ」
「ま、魔法使い!?」
「魔法使いって、空想の存在じゃ」
「それがいるんだよ。絶望を希望に変える魔法
使いがな」
戦士―――仮面ライダーウィザードはそう言うと、銀色の銃こと【ウィザードソードガン】を、ガンモードからソードモードへと変える。
「さぁ‼ショータイムだ‼」
ウィザードはそう言うと、ノイズに向かって駆け出す。
ノイズは、向かってくるウィザードに向けて攻撃を仕掛けるが、ウィザードはその攻撃を紙一重で交わし、ウィザードソードガンでノイズを斬り倒していく。
ウィザードを危険と感じたノイズは、数で攻めようと30体で一気にウィザードに襲いかかる。
だが
「甘いぜ?」
〔ルパッチマジック、タッチ・ゴー‼ルパッチ
マジック、タッチ・ゴー‼〕
〔ビッグ・プリーズ‼〕
「よっ!」
「う、腕が!?」
「で、デカクなった!?」
「あ~ら、よっと‼」
『『『『『¥$〒◇∞§%℃β#!?』』』』』
「「えぇえええええ!?」」
ウィザードは、ベルト【ウィザードライバー】に、右手にはめている指輪こと、【ウィザードリング】の1つ【ビッグウィザードリング】をベルトにかざす。
それにより腕をでかくし、10体のノイズ吹き飛ばした。
そしてウィザードは、腕をもとに戻すと、再びウィザードソードガンを構えて、ノイズたちを斬り裂いていく。
「す、すげぇ……」
「ええ……魔法も凄いけど、あの動きに剣さばき……見事だ……」
「ああ…………翼‼あたしらも―――ッ!?
ウィザード危ねぇ!?」
「上だ‼」
「ん?」
ウィザードの動きに見とれていた奏と翼は、上空からウィザードを狙うノイズに気づき、ウィザードに警告する。
対してウィザードは、焦る事なく右手に嵌めていた指輪を変える‼️
「想定内だ」
〔ルパッチマジック、タッチ・ゴー!ルパッチ
マジック、タッチ・ゴー!〕
〔ガトリング!プリーズ!〕
「喰らいな!」
―ドガガガガガガガガガ―
『『『β$§◇〒¥◆%℃#!?』』』
「「なっ!?」」
ウィザードはウィザードライバーに新たなウィザードリング、【ガトリングウィザードリング】を翳すと、目の前に魔法陣を展開し、無数の魔力弾を放つ。
それにより、奇襲しようとしたノイズは魔力弾に当たって炭素化し、奇襲に何の問題なく対応したウィザードに、奏と翼は驚くしかなかった。
「さてと」
ウィザードは、ノイズが残り僅かだと確認すると、右手に別なウィザードリングを嵌める。
「フィナーレと行こうか」
〔チョーイイネ‼キックストライク‼サイコー‼〕
ウィザードはそう言うと、ベルトに【キックストライクウィザードリング】をかざす。
それにより、足元に魔法陣が展開され、ウィザードの右足に、炎が纏われる。
そして
「ハァァァァ…………ダァアアアアアアアア‼」
『『『『『%§¥$β¢∞〒#!?』』』』』
ウィザードはロンダードしながら右足に力を増幅させ、空中反転をして、飛び蹴りをする。
そのウィザードのキックの威力により、残っていたノイズたちは倒された。
「な、なんて奴だ!?あんなにいたノイズを!?」
「簡単に…………倒した!?」
「ふぃ~…………なんとかなったな」
そう言ったウィザードは、乗ってきたバイクの元まで行き、再び右手のリングを別なリングへと変える。
「な、なぁ……ウィザード。あんたはいったい」
「悪いな。もう帰らないといけないんだ」
〔テレポート!プリーズ!〕
「ま、待って‼」
翼に待つように言われたウィザードだが、【テレポートウィザードリング】で、バイクごと魔法陣に包まれ、その場から消えた。
「き、消えた!?」
「コレも魔法········なの?」
「多分·····な··········とりあえず、二課に戻るか」
「···········そうね」
奏と翼はそう言うと、近くに止めていたバイクに乗り、二課へと帰っていった。
その頃、先程消えたウィザードは、廃工場が見える海岸付近で、奏と翼が帰っていくのを双眼鏡で見ていた。
「どうやら帰ったみたいだな…………さて、
明日は“アイツら”のライブだし、帰ると
しますか」
そう言うとウィザードの足下に魔法陣が現れ、下から上に向かっていき、ウィザードの仮面やボディが宝石が散らばるかのように解除される。
そこにいたのは、謎の怪人との戦いで命を落とし、新たな命を得て転生した総魔 晴司であった。
転生した彼は、魔法を使って各地に現れるノイズを撃退していた。
晴司はバイクこと【マシンウィンガー】に跨がる。
そしてエンジンをかけようとしたその時、彼のスマホから着信音が鳴る。
スマホを取り出し、画面に映し出された名前を見ると、笑みを浮かべ、電話に出る。
「もしもし?どうかしたか?」
『あら?将来を誓いあった、大切な人へ電話
するのに、理由なんているかしら?』
「ちょっと待て!?いつ将来を誓いあった!?
俺にそんな記憶はないぞ!?」
『あなたが私に、指輪をくれた時から♪』
「待て待て待て!?あれはお守り代わりだって
言っただろ!?」
『指に嵌めてくれたじゃない?』
「右手の人差し指にな!?」
『ふふ♪冗談よ♪』
「やれやれ」
電話相手に呆れつつ、笑みを浮かべる晴司。
「それで?どうかしたのか?」
『ううん。ただ久しぶりに、あなたの声が
聞きたかっただけ♪あなたの声を聞くと
心が落ちついて、安らぐのよ♪』
「そうか♪」
『次はいつ来れそう?』
「分からない。何分、色んなとこに現れる
からな?あいつ等」
『そう··········来るの遅くなっても良いから、
必ず無事でいて』
「分かってるさ」
『それじゃあ気をつけてね?私の大切な指
輪の魔法使いさん♪』
「ありがとう。聖母の歌姫さん♪」
そう言った晴司は電話をきり、暫くスマホを見つめていた。
「俺も、お前の声を聞くだけで、安らぐよ」
そう言った晴司はスマホをしまい、マシンウィンガーを走らせ、帰って行った。
to be next magic
今回はここまでです!
次回は晴司があの悲劇の日に巻き込まれます。
次回も是非読んでください!