転生少年のブイブイ旅   作:ショロッブイ

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初めましての方は初めまして。
そうでない方はイーブイブイ!
ショロッブイです。

え〜、お久しぶりです。
前回投稿が去年の8月なので約1ヶ月ぶりの投稿ですね。
遅れてしまってすいませんでした。

報告の方にも書きましたが、ペースを取り戻しながら頑張りますのでよろしくお願いします!

今回はなんとソウマとレイラがお小遣い稼ぎに挑戦するそうですよ!?
どんな内容なのか、楽しみにしながら見てくださいね!


#13 ドタバタ!?お小遣い稼ぎ!前編

ソウマとレイラはライデンコンビと別れた後、転生者のパーモットの屋台でうどんをすすっていた。

「ところでイーブイたち、名前は?」

パーモットが少し笑いながら聞いてきた。

「ソウマです!」

「私はレイラです!」

「ソウマくんとレイラちゃんだね、ウチはパーモットのヨウコだよ!よろしくね。」

「はい!よろしくお願いします!」

話がひと通り終わると二匹は再びうどんをすすり始めたが、ソウマは慣れた手つき(前足つき)ですぐに食べ終わった。そのときはまだレイラはフォークでおどおどしながらうどんを食べ進めていた。

「美味しかったです、久しぶりに食べました!ごちそうさまでした!」

「お粗末さまでした、だね。久々だけどやっぱり言われると心地いいね!」

「そうなんですね!久々ということは転生者ってそんなにいるものではないんですか?」

「そうだね、ウチも3年ほどここいらで屋台を出してるもんだが、会った転生者は片手で数えられるぐらいだね。意外といないものよ。」

「そうなんですね〜。」

「はっふぁふぃへんふぇいふぁふっへふぁっふぁひひはひふぉふぉはんふぇふふぇ(やっぱり転生者ってそんなにいないものなんですね)。」

「こらレイラ、食べながら喋るんじゃないよ。」

そう言ってソウマがレイラの頭を軽く叩いた。

「ごめんなさい。」

「よろしい。気をつけてね?」

「は〜い。」

ソウマがヨウコに目を向けると、ソウマたちを見てニヤニヤしていた。

「ソウマくんたち仲いいんだねぇ...。」

「そんな関係じゃありませんよ...。」

ソウマがからかわれたのを嫌がるように言うと、ヨウコは表情を変えずに続けた。

「わかってるっての!ただ、昔のことを懐かしんでただけだよ。」

「昔のこと...ですか?」

ソウマが聞くとヨウコは困ったような表情をしながら、

「ん〜話してもいいんだけどね〜。」

と、話を続けようとしていたところ、

「ごちそうさまでしたぁ!」

とレイラの声がソウマの横から聞こえた。

「はい、お粗末様でした!」

とヨウコは笑顔で答えた。

「それで、きつねうどん2杯でいくらですか?」

「6銭、と言いたいところなんだけどさ、君たちにお店をすこ〜しだけ手伝ってほしいんだよ。転生者さんだし、うどんにはそこらのポケモンより詳しいだろうからね。」

「お店のお手伝いですか?」

レイラがきょとんとしてヨウコに聞いた。

「うん!もししてくれるなら今回のお代はタダでいいし、なんなら働いた分に応じてお金をあげるよ。」

「いいんですか?」

「うん!ソウマくんは約束をしっかり守ってくれる感じがするから、特別だよ!」

ヨウコさんはニッと笑って言った。

「ありがとうございます!」

「それじゃ、明日の朝にここらにおいで!内容を伝えるからね!」

「わかりました!また明日きます!」

そう話してソウマとレイラは宿へと戻った。

 

~豆知識~

銭と円のレートですが、時代によって1円が現代での2万円だったり、4000円だったりするので、日本の明治時代に則り、1円=100銭=1000厘=現代価値でおよそ2万円と統一してます。金銭感覚が現在と違いますが、まあ大目に見てください。

 

[宿の個室]

ソウマは、宿へと戻ってふと気になったのでレイラに聞いてみた。

「レイラ、ちなみにお金っていくらぐらいあるの?」

「う〜ん、宿代が10銭だから...まあのこり1円ぐらいだね。」

「意外と少ないんだね、でも、お手伝いしっかり頑張ればお金もらえるから頑張ろうよ!」

「そうだね!頑張ろ〜!」

翌朝、ソウマとレイラは宿を出てヨウコのところに向かった。

「おはようございます!」

「おはようソウマ君とレイラちゃん。」

「それで、私たちが手伝うことってなんですか?」

「それはね...。」

 

~登場ポケモン紹介~

ヨウコ<パーモット♀>

転生して人間からポケモンになった、ソウマと同じ転生者。転生後アレスシティで前世の経験を活かしてうどん屋の屋台をしている。一人称は〝ウチ〟。

 

ソウマとレイラは気づけばヨウコにエプロンを渡された。二匹が困惑しているとヨウコが話し始めた。

「うどんってアレスシティでは馴染みがなくてね、あんまり売れない。そこで、君たちにウチのうどんは美味しいっていうのを広めてほしいの!」

「わかりました!でも、どうやってやるんですか?」

「君たちにはね、まずは私のうどんを食べてほしいの。」

「そんなことでいいんですか?」

「うん!そのエプロンは、食べてるところの近くにでも置いてお客さんが集まってきたら、ウチの作ったうどんをお客さんに運んでほしいの。」

「わかりました!でも、なんでうどんを食べてるだけでお客さんが集まってくるんですか?」

「それはレイラちゃんがよくわかってると思うよ!」

「わ、私が?」

「うん!昨夜うどんを食べるとき、少しためらったでしょ?でも、ソウマくんが食べているのを見て食べたくなった。そうよね?」

「確かに、ソウマが食べるのを見てて食べたくなったかも!」

「だからそれを街の他のお客さんでやってみようということよ!手伝ってくれる?」

「わかりました!」

と、レイラとソウマは勢いよく返事をした。

「なら早速街の中心に行くよ!そっちの方が人が集まりやすいからね!」

ヨウコは屋台の前に行き、屋台を浮かせて引っ張り始め、ガラガラガラと屋台に付いている車輪が動き出した。

...

 

[アレスシティの中心、噴水の広場]

「ここなら座れるところも多いし食べやすいはずね、さあ!座って座って!」

辺りを見渡すと広場にはいっぱいポケモンがいた。

ソウマとレイラはヨウコに流されるまま噴水の縁に座った。

「それじゃあ作ってくるから待っててね!」

そう言うとヨウコは屋台の方に戻っていった。

「こんなことでおこづかいが貰えちゃうのかな?」

「どれだけポケモンが集まるかによると思うよ、全然来なかったらそれこそお金は...。」

「そうはならないといいけどね...。」

そんな感じで話していると、レイラとソウマの前にうどんが置かれた。そのうどんの上には黄色に輝く天かすがのっていた。

「今日は昨日と違ってたぬきうどんだよ!召し上がれ!」

「ありがとうございます!いただきます!」

と、ソウマは早速うどんを啜った。

「うん!美味しい!」

ソウマがレイラの方を見ると、フォークを使って麺を啜っていた。

「ん〜おいしい!」

「ありがとうね!それじゃ、私は一旦屋台に戻るわね!」

そう言い残すとヨウコは屋台へ戻っていった。

ズッズッズッ

「ねぇソウマ、こんなので他のポケモン達は集まるのかな?」

と、食べている途中でレイラが話しかけてきた。

ソウマが周りを見渡してみると、周りにポケモンはいるのだが、ソウマ達が食べているのを見向きもせずに通り過ぎていっている。

「う〜ん、周りのポケモンさんは興味ないのかもね。」

「そんな、それじゃお手伝いは失敗なのかな...?」

そんなことを思っていると、ソウマ達の後ろから

「また会ったね!イーブイたち!」

と声が聞こえるのだった。

 

次回、ドタバタ!?おこづかい稼ぎ 後編

お楽しみに!




さて、いかがだったでしょうか。

休載しないようにするための対策として、毎日これを記入する時間を作ろうと思います。
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では、また次回お会いしましょう。
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