初めましての方は初めまして。
そうでない方はイーブイブイ!
ショロッブイです。
先日登山をしまして、1000m超えの山に初めて登ったんですが、明らかに水が足りなくて地獄を見ました。山舐めてましたごめんなさい。
ソウマの悩みごととは何でしょうかね?最近の僕の悩み事は眠気が常にあることです。一日中寝てたい...。
では今回も楽しんでくださいね!
ソウマとレイラはきのみ畑を後にして、アレスシティを目指し旅を続けていた...。
「ソウマ、アレスシティはまだかな?」
レイラはソウマにそう問いかけたが、ソウマからの返答はなかった...。
「ソウマ?」
「あっ、ご、ごめん...。聞いてなかった...。」
「ソウマ、大丈夫?」
「う、うん。大丈夫。」
空は段々と雲に覆われて、いつしかポツポツと雨が降ってきていた...。
そして、気づけば雨が二匹を強く打ちつけていた...。
「ソウマ!あの木の下に行こ!」
レイラが指した方向には、平原に生えた大きな木があった。
「う、うん。わかった。」
ソウマはそう返事をして、二匹は大きな木の下へと走っていった...。
[木の下]
「すっごい濡れちゃったね。私びしょびしょだよ...。」
「そうだね...。」
レイラは体がうっすらと雨を含んでいたためか、体が重く感じた...。
「...。」
ソウマはうつむいたまま何も話さなかった...。
「ソウマ、私でよかったら何があったか教えてほしいな。」
レイラが優しくそう問いかけると、ソウマはゆっくりと口を開いた。
「あのさ、前にハクアタウンでドラミドロと対峙したじゃん?そのときに全然戦えなくてさ、無力さを感じたんだ...。」
「なるほどね...それは私も一緒だよ。」
「そうなの?」
「そうだよ。私もソウマと一緒に旅に出たけど、全然まだ力不足だなって思ってるよ。」
「そっか、レイラも思っていることは同じなんだね。」
「そうだよ。だからさ、私も強くなりたいんだ!」
気づけば雨はあがっていたが、まだ雲が広がっていた。
「とりあえずさ、きのみ食べて少し歩こうよ!きっと悩んでることも忘れるよ!」
「うん、そうしよっか。」
二匹はナナのみを食べた。しかし、ソウマはどうしてもナナのみの味が感じられなかった...。
「美味しかった?」
「う、うん。美味しかったよ。」
「そしたら少し歩こ!アレスシティに向けてさ!」
「そうしよっか。」
二匹は海岸沿いをゆっくりと歩いていた。周囲は暗く、波は大きな音をたてていた。
「ソウマ、潮風が気持ちいいね〜!」
「そうだね、とても涼しいね。」
(ソウマまだ冷たい...まだ悩んでる...
ならこうすれば元気になるかな?)
「ソウマ!あのさ、気晴らしにバトルしない?私と!」
「え?」
「ソウマと一回バトルしてみたかったの!」
「そうなの?」
「そうなの!だからバトルしよ!」
「わかった、やってみる。」
...
「ソウマ、準備はいい?」
「いつでも大丈夫だよ。」
「じゃあいくよ!スピードスター!」
「スピードスター!」
ドーン
二匹のスピードスターは音を立てて相殺した。
「でんこうせっか!」
レイラはソウマに向けて突撃しようとした。
「スピードスター!」
ドーン
辺り一帯に砂埃が巻きおこった。
レイラはソウマにでんこうせっかを命中させたと思ったが、そこにソウマの姿はなかった...。
「でんこうせっか!」
ソウマは勢いよくレイラにぶつかり、レイラは遠くに飛ばされた。
「スピードスターを地面に撃って目くらましにするなんてやるね!」
「こんなもんよ!」
暗い雲の合間から、輝く光が差し込んでいた...。
「なら、私のとっておきを見せちゃおうかな!」
「レイラのとっておき?」
「でんこうせっか!」
レイラはソウマに向かって走り出した。
「スピードスター!」
ソウマはスピードスターで牽制しようとしたが、レイラはそれをなんなく避けてソウマに近づいた。
「アイアンテール!」
レイラがそう言うと、レイラの尻尾は鉄のように光り輝き、ソウマに向けて叩きつけられた。
ドーン
「いててて...レイラすごいね!アイアンテールが使えるんだ!」
「まだソウマに見せてなかっただけだよ!」
(レイラはすごいなぁ...僕ももっと頑張らなきゃ...!)
「レイラ、まだまだ戦える?」
「当たり前じゃん!」
(ソウマの悩みがなくなったのかな?目が輝いてるように見える...!)
「でんこうせっか!」
「アイアンテール!」
ソウマの目の前でアイアンテールを放ったレイラだったが、ソウマはでんこうせっかでジャンプしてかわした。
そして、そのままでんこうせっかを命中させた。
「どうよ!」
ソウマがそう言った瞬間、急に視界が暗転した...。
...
「ソ......ソ...マ...ソウマ!」
「レ、レイラ!?」
ソウマが目を開けると目の前にはレイラの顔があった...。
ソウマは少し照れながらこう聞いた。
「どうして僕はこんな状態に?」
「でんこうせっかを私に命中させた後倒れちゃったんだよ...。それで、私が倒れたソウマを木の下まで運んだの。」
「そうなんだ...助けてくれてありがとう。」
(まだまだ体力が足りないんだな...。転生前に病院に入院していたからかな...。)
「ソウマ、今日はゆっくりと休んで、明日からまた旅を再開しようよ。このまま歩いたらソウマがまた倒れちゃうだろうし。」
「そうだね...わかった。ごめんね、迷惑かけちゃって...。」
「大丈夫だよ!旅は健康であってこそ楽しいものだからね!」
「うん!ありがとう!」
ソウマの夜ご飯のナナのみは、なぜかいつもよりも甘く美味しく感じられた...。
そして夜も深まった頃、ソウマは寝ているレイラの横で考え事をしていた...。
(戦うことさえも十分にできない...昔の僕なら確実にここで諦めてたかもしれない...。
でも、今は違う。レイラもいる、こんなに元気な体もある。何があっても諦めずに頑張らなきゃ...。)
翌朝
「ソウマ!出発しよ!」
「そうだね!目指せ、アレスシティ!」
二匹が海岸沿いをさらに歩いていくと、とある街が見えてきた...。
「あれがアレスシティじゃない!?」
「行ってみよう!」
二匹はその街に向けて走り出した!
次回、#9 電気と機械と綿菓子と
お楽しみに!
さて、いかがだったでしょうか。
次回よりついにアレスシティへ!
どんな物語が展開されるのか、ぜひご期待ください!
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では、また次回お会いしましょう。