唐突だが、私は転生者というものらしい。
正直な話、神様なんてものには会った記憶はない。
まあ、会ったからってどうもしないけど。
それで転生した場所がどうにもシリーズ物のスパロボの日本らしかった。
正直な話、スパロボの日本は地下勢力と外来の勢力のせいで滅茶苦茶になるので移住したいというか避難したいと考えていたが、
『人類に逃げ場なし』
と偉い博士が言った放送を聞いてすこし気が変わった。
確かにその通りだ、外国だろうと、コロニーだろうと、外宇宙だろうと危険はイッパイなのだ。
それならばトコトン抗ってやると決意したよ。
後大きくなったらあの放送の博士と隣の子安ボイス(推定)の博士も度肝を抜くような超兵器を造ってやる!
そう言えばこの世界は旧シリーズ?α?OG?
それと時期的に今ってどの辺り?
ーーー
銀河大戦と言われたその名の通りの大規模な戦争が終わって2年、
宇宙には霊帝の力の元となっていた負念達が存在しつつも、銀河全体は新しい平和の形へと歩み始めていた。
しかしどんな世界でも人というものは変わらないのかもしれない。
地球圏および太陽系において地球連邦政府とジオン勢力の和解はプラント、コーディネーターという共通の敵を規定することでようやく成り立つ砂上の城だった。
プラントが連邦との和平の成立と自治権の獲得に成功すると、それを不満に思う人々がジオン共和国に現れて、その支援を受けていると思われる袖付きと呼ばれるテロ組織が登場した。
実際問題スペースノイドの不満の捌け口がコーディネーターに向かっただけで問題はなに1つ解決はしていなかったのは事実なのだ。
太陽系の外、外宇宙においても旧体制の残党勢力がまだ活動しているらしい。
かくもヒトとは争いを捨てられない生き物なのか。
それゆえか外宇宙へと夢を持って飛び立つ彼らは私の目にも眩しく写った。
スターゲイザー、テスラドライブなど外宇宙の技術に頼らない新機軸の探査機。
太陽風によって理論上無限に加速することが可能だという。
DSSDもやるもんだね。
とはいえ旧DCにも宇宙開発の為に開発されていた機体がある。
それがアルテリオンとベガリオンだ。
バルマー戦役においてビアン総帥、間違えたビアン総裁の行方不明とシュウ副総裁の突如の反乱によってDCは支柱となる人物を失い予算削減の名目で解体された。
もっとも名目のみで違う組織が出来たのは当然と言えば当然であった。
…勇気だの何だのうるさい組織だが、そこまで嫌いではないよ。
アルテリオンとベガリオンはバルマー戦役後のDC解体による混乱の中何者かに持ち去られた、とされている。
正直な話ビアン総裁か誰かが意図的に持ち出したのではと思う。
バルマー戦役で連邦を牛耳ろうとしたティターンズは壊滅したが地球至上主義に近い思想の持ち主は連邦にはまだ多く存在していたからだ。
彼らの手に渡っていたらその2機はスペースノイドの弾圧のために使われていただろう、まあ、私もそんなことだけはさせないけどね。
ーーー
トリントン基地、それはガンダムシリーズ特に宇宙世紀なんかだと何度も襲撃される不運な基地である。
この世界の人は知らないだろうけどね!
さらに言えばここは左遷先としても有名である。
事実、今は旧ティターンズやブルーコスモスに協力したとされる人々が数多くこの基地に所属している。
「にゃは~、いくらさティターンズに協力したからって民間人だった私が強制的にこの基地に跳ばされるっておかしいよね~?」
「そうですね」
「まあ、新兵器を造る場所としてはそれなりだけど、警備ガバガバ過ぎでしょ!」
「そうですね」
「とはいえバイアランはモノアイの方が好きだったのに、
ジオン系は悪役ってイメージを植え付けたいのかな?」
「そうですね」
「…あのさ、のあちゃん話聞いてる?」
「もちろんです、誰も志希様の自業自得などと思っていませんので」
「うぐっ…!何時もに増して毒舌で志希にゃんショック!」
自業自得というのもある意味的を得ていた。
何故ならバルマー戦役において私はあの悪名高きティターンズに協力していたからだ。
正直な話、主人公側の勢力では非人道とされる研究は一切出来ないだろう。
それゆえのティターンズ側に付くという選択だったのだ。
兵器を開発していくうちに私は思ったのだ、
通常の兵士、強化兵ではより良い兵器があっても使うことが出来ないと。
だから私はそれに耐えうる新しい生命を創造したいと思った。
まあ、途中青い宗教まがいの連中に命を狙われたりもしたが、ナノマシン研究にも手を出していた志希にゃん驚異の身体能力で刺客を華麗に撃破したりしなかったり、研究を続けた。
その成果が今私と話している『W17ノア』だ。
今作ののあさんは人造人間です。
というか、のあさんにボイス付けるならラミアやシグナム演じた声優さんが合いそうだと勝手に思ったからなんですけどねw