人によっては今回出る人物はどういう人かわかると思います。
ただ、この時点では何も明言はしません。
ここでシュウ・シラカワという人物について話をしよう。
彼は地球の内部にある異空間、異世界の王族だ。
本名、出身地での名はクリストフ・グラン・マクソードという。
スパロボ界のジョーカー、背教者クリストフなど色んな呼び名呼ばれ方があるが一貫している事がある。
彼は自由を侵害されることを嫌い、彼なりの方法でラ・ギアスと地球を守るために動いているということだ。
まあ、現実逃避はこれぐらいにしとこう。
私は封印戦争の最中にラ・ギアスに召喚された。
うん、訳がわからない!
ーーー
本来のα世界においてラ・ギアス事件と呼ばれた事件は起きていない。
いや、公式には起きていないとされる。
それと同時にゲスト、インスペクターと呼ばれるゾヴォーク系の異星人勢力はある人物によって存在が示唆されたのみで地球への侵略行為は行われてない。
だが1つ疑問が浮かぶ、グランゾンのブラックボックスはあったのか否か。
グランゾンという機体は異世界ラ・ギアスと異星人系、特にゾヴォーク系の技術の融合によって生まれた機体と言える。
そのどちらかが欠ければα世界以外のグランゾンを知るものからすればそれは不完全なものということになるだろう。
だが、この仮称α世界おいてもグランゾンはほぼ完璧な形で生まれ落ちた。
バルマー系の技術である程度までならそれを埋めることも可能かもしれない、しかし完全とは言い切れない。
「つまり、それを埋める存在がいたか…?」
ーーー
内心に秘めた不安をのあちゃんに見せぬように探索もとい周囲を見渡そう。
「海だね」
「海ですね」
「空の景色は地上のものとは違うか」
空は少し歪んで見える。
ラ・ギアスという世界は地球の内部の空洞にあるとされる。
本来の物理法則ではそれはあり得ない。
だが、ラ・ギアスには『魔術』という地上の物理法則に半ば喧嘩を売るような技術がある。
それによってこの世界は成立している。
余談だがこの地底世界では核兵器の類いは使用できない。
過去に核戦争に類する戦いがあったとか言われているが、真偽のほどは定かではない。
「・・・シーちゃんの出身世界に来ることになるとは思いもよらなかったなあ」
「博士はシラカワ博士がこの世界出身と何故ご存じで?」
「あれ?言ってなかった?私は転生者って部類なのさ」
「ええ、それは聞いていますが…」
「私の前世で聞いたシーちゃんやマサキンが主役の物語があってそれを知っててね、DCでシーちゃんに会ったときからある程度までなら予測はしてたんだよね」
「なるほど、では、この状況は?」
「いや、この状況は完全に予想外。
私はこの世界に積極的に絡む気はなかったよ」
pipipi
未確認機の接近を知らせるアラートが鳴る。
「ん?接近する機体?モビルスーツ?」
「機種はリックディアス、百式、エゥーゴ関連の機体ですね」
『こちらはバゴニア共和国国境警備隊所属のクワトロ・バジーナ大尉だ、君達は現在バゴニアの領空領域を不当に侵犯している、官姓名を明らかにして此方の指示に従え』
へえ、と声が漏れた。
赤い彗星なのかな?と当然の疑問を抱きながら通信に返答するため機器を弄る。
「こちらは地球連邦軍トリントン基地所属、シキ・イチノセ技術大尉です、…お久しぶりですとでも言うべきなんでしょうか?赤い彗星殿?」
『…?こちらには君と面識があるような覚えはないのだが』
本気で困惑した声が帰ってきて笑いが漏れそうになる。
ある程度は予想してたが、これは面白いな。
「…あはは、私の勘違いだったようですね」
我ながら白々しいと思う、十中八九彼は私の予想通りの存在だろう。
やれやれ、人の革新とやらはこの世界でもまだまだ遠いようだ。
その後の展開は配役が微妙に違うEXのシュウの章やダークプリズンに近い展開であったとだけ記しておこう。
まあ、私がいようがいまいが歴史は紡がれるって事か。
ちなみに彼の部下にはアポリー、ロベルトがいたりしましす。
αシリーズだとニルファに名前すら出ないから再利用なのだ。
ちなみに設定集?は二転三転したため1回削除することにしました。