機動戦ガンダムSEED-風神と雷神-   作:秋月 了

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連絡。ソーマ側の転生特典をウィング・ゼロから
Zガンダムに変更しました。
理由はゼロシステムの扱いに困ったからです。
それと名前もフーチャーからアルカナに変更しました。
それに伴い、各箇所も変更してます。
よろしくお願いします。


PHASE-08 ヘリオポリス内戦

ソーマは出撃準備を整える。

直ぐにZAFTのモビルスーツが来るだろう。

それを迎撃するためだ。

すると艦内アナウンスでパルの声が聞こえてきた。

 

『キラ・ヤマトを特殊措置としてパイロットとして徴用する。各員留意せよ。」

 

アナウンスの内容を聞いたソーマは顔を険しくさせる。

 

「あのバカ、素直に引っ込んでればいいのに」

 

『中尉のやさしさも無意味でしたね』

 

「うるさい」

 

『はいはい』

 

『おしゃべりはここまでだ。作戦を説明するぞ』

 

ソーマとシュンの話にムウが入り込んできた。

作戦の説明が始まるとあって二人とも黙る。

 

『と言ってもそう難しくはない。ソーマの予想通りなら敵はG兵器を使ってくる。

最初はソーマに抑えてもらうつもりだったが坊主が出るならそれは坊主に任せる。

シュンはそれを援護してくれ』

 

『了解』

 

『後のジンは俺とソーマで抑えるぞ。

もしG兵器が出てこない場合は各個撃破に切り替える。その場合もシュンは坊主の援護だ』

 

「撃退する方向で戦うんですか?」

 

『艦長を含めほぼ全てのクルーがあまり実戦経験がないからな。

アークエンジェルにはこっちは無視して出てきた格納庫から外に出てもらう。

既に扉の破壊は終わらせてある。

これ以上ヘリオポリスに損害をあたえるわけにはいかないからな。

既にヘリオポリス側でオーブ本国に救難艦の要請が出されたそうだ。』

 

「了解です」

 

『きつい戦闘になるだろうが今回も必ず生き残るぞ」

 

「『了解』」

 

『MSがコロニー内に侵入。機種特定ジン、六、それとイージスです』

 

『メビウス・ゼロ発進準備完了』

 

『もう来たか。ムウ・ラ・フラガ、メビウス・ゼロ、出るぞ!』

 

「ソーマ・ベリアルイン、アルカナ、発進する」

 

ジルに続きシュンのメビウス、そして最後にキラのソードストライクが

アークエンジェルから発進していく。

 

「出てきたってことは覚悟は出来たって事でいいんだな?キラ」

 

『戦いたいわけじゃないけど、それでもあの船には僕の守りたいものがあるんです。

戦わないと守れないなら僕は戦います』

 

「今はそれでいいさ。キラはイージスを押さえろ。撃破する必要はない。

シュンが援護してくれるからとにかく俺達とジン部隊の戦闘に関わらせない様に

牽制してくれ。」

 

『……了解』

 

レーダーに機影が映る。

モニターに出せば特殊武装を持ったジンとイージスが映し出された。

 

『なんてこった。拠点攻撃用の重爆撃装備だぞ。あんなもんをここで使う気か?』

 

「やはり敵はヘリオポリスを裏切者と判断したんでしょ。奴らはもう加減しませんよ。」

 

『分かってる。行くぞ』

 

ムウを先頭に敵MS隊と戦闘を開始する。

 

『敵は俺達に集中している。一気に片付けるぞ』

 

『了解』

 

ソウマはウェイブライダー形態で突っ込む。

オロールのジンがビームを放ち対応するがそれをうまく躱しさらに突っ込む。

そして交差する瞬間ウェイブライダー形態からモビルスーツ形態に

切り替えてビームサーベルで一機のジンを斬り飛ばした。

 

《オロール!》

 

《マシュー!右から来てるわ!》

 

《しまった!》

 

オロール機がやられた事に気を取られたマシューを右から来ていたムウの

オールレンジ攻撃が命中し、爆散した。

 

《あの馬鹿野郎共!》

 

《レオ、一機ずつ当たるわよ。私が可変モビルスーツに当たるわ。

もう一機をお願い》

 

《了解》

 

クロエのジンハイマニューバとソーマのアルカナが対峙し

レオのジンとムウのメビウス・ゼロが対峙していた。

 

《くっそー!チィ!素早い!回り込め!アスラーン!》

 

『あのモビルスーツ!』

 

アスランのイージスに気を取られていた隙にミゲルがキラの後ろから

攻撃を加えようとする。

 

『させない!』

 

だがそれをシュンのメビウスが許さず、ミゲルのジンの横からレールキャノンとミサイルを

打ち込んだ。撃ち込まれたジンはスラスターや武装を大破し地表に落下していく。

 

《くそっ》

 

ミゲルは脱出機構を使用し、機体から脱出。

機体は爆破した。

 

《これ以上は無理ね。レオ、アスラン引き上げるわ。》

 

《了解。アスラン。アスラン。おい返事をしろ》

 

目の前のジンハイマニューバとムウと対峙するジンが会話しているのを聞き、

ソーマもストライクの位置を確認しする。

丁度イージスと対峙していて何かを話しているようだが

距離があるせいで何を言っているのかはわからない。

 

《アスラン。返事をしなさい!》

 

《申し訳ありません》

 

《引き上げるわ。急いで》

 

《了解》

 

三機はミゲルを回収しそのまま引き上げていった。

 

『ずいぶんあっさりしていたな』

 

「大方、そういう指示が出ていたんでしょう。ルークらしいですね」

 

『まぁとにかくヘリオポリスの崩壊は防げた。奇跡的だがな。

アークエンジェルも脱出したし、追うぞ』

 

「『『了解』』」

 

「キラも良くやった。お疲れさん」

 

『はい』

 

「大丈夫か?」

 

『はい』

 

通信モニターに映るキラはどこか浮かない顔をしていた。

 

(たぶんさっき、アスランと話していたんだな。これだから戦争は嫌いだよ)

 

人知れずソーマは舌打ちをしていた。

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