IS~インフィニットストラトス~ Noblesse Oblige   作:白姫彼方

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美緒の怒り

~夜IS学園屋上~

 

ラウラと話し合った後、夕食を食べ終えた美緒は屋上に来ていた。だがそこには先客が来ていた。

 

「あ、織斑先生」

「どうした千条院、消灯時間はとっくに過ぎてるぞ」

「えぇ、解っています。けれど」

「行くのか?」

 

美緒の言葉を遮るように千冬が言った。

 

「えぇ、あんな姑息な細工(・・・・・)をされていては私も黙ってはいられませんよ」

「そうか……本来なら反対すべきなのだろうが……今回だけは多めに見てやる……だがな千条院」

 

千冬が美緒を見つめる。この屋上だけ気温が下がったと錯覚するぐらい二人は真剣に向き合う

 

殺すな(・・・)よ?」

「それは保証できませんよ織斑先生」

 

美緒はそう言って『カィンホクキエツァ』を展開した瞬間、直ぐに飛び発った。

 

~ドイツ軍とある研究所~

 

美緒はIS学園からここまで僅か10分で辿り着いた。本来ならばその速度は人体を破壊してもおかしくはないのだが美緒の体『生命戦闘体(アマテラス)』の利点を利用した速度であった。

 

「往こうか……『カィンホクキエツァ』」

 

美緒はそう言うと右手を上にあげる。

 

「第666虚数バイパス展開接続開始……イリーガル機関稼動開始確認!『アマテラスユニット』……起動!」

 

『カィンホクキエツァ』から黒い粒子が溢れ出し、美緒の体を包み込む。

 

「コード入力DOL(デス・オブ・ライン)!起きなさい!『アマテラス』!」

 

美緒が言い終わると同時にISの姿形が変わる。

本体の形はそのままなのだが、背部にある『アクティブ・クローク』が分解され、鋭利な剣の翼になり、その後ろに日輪を連想させる非固定浮遊部位(アンロック・ユニット)が形成される。

 

「さぁ……この土地を無に還そうか」

 

美緒の瞳には以前出ていた『Return of the primordial System Start』と言う文字が浮かび上がっていた。

 

「往くよ」

 

美緒は独り言を呟いて研究所の施設の一つを強襲する。

その施設はISの研究をしていた様だった。だが突如天井を突き破り、侵入してきた美緒に驚き、研究員は何やら叫ぶ、だが今の美緒にはその声は届かない。美緒は両腕に『オクスタンガトリング』を呼び出し、研究員達に向ける。研究員は逃げようとするがそれよりも早く美緒は引鉄を引いた。発射された弾丸は研究員達を血潮に変えていく(・・・・・・・・)その時の美緒の表情は変化が無い、何故ならば『生命戦闘体(アマテラス)』として産まれてきた美緒には、人を殺す時の罪悪感や嫌悪感、忌避感が一切無くなっているからだ。

その施設内に居た研究員を皆殺しにすると侵入した部屋にISがある事に気付き、戻る。そのISを見るとどうやらコアがあった様で、そのコアを機体から外すと肩にある展開装甲の中に入れ、その施設から飛び上がり出る。

 

「来なさい……『エーレンベルグ』」

 

美緒が呼び出した武器は異様で、大きさは5mを超えた大砲とも呼ぶべき物だった。

そして呼び出した直後に発射準備(チャージ)が始まり、数秒で撃てるようになった。

 

「『エーレンベルグ』……発射(ファイア)!」

 

美緒の掛け声と共に『エーレンベルグ』から凄まじい轟音と共に光の奔流が産まれる。荷電粒子砲よりも強く、絶対的な破壊力を持つ陽電子(ポジトロン)砲だ。標的(ターゲット)にされた施設は文字通り消滅した(・・・・)。そして漸く襲撃に気付いた6機のIS警備隊が駆けつける。

 

「貴様!ここがドイツの研究所だと解っての襲撃か!?」

「………」

 

IS警備隊員が問いかけるも美緒は無視をして『エーレンベルグ』を収納し、『月光』を展開する。

 

「貴様!聞いているのか!」

「排除……開始」

 

やはり美緒はIS警備隊の言葉を無視してハイパーセンサーでは感知出来ないほどの速さでISを一機両断した(・・・・)両断されたISの搭乗者の血飛沫を全身に浴びながら美緒は次の獲物に飛び掛る。しかしそこはやはり唯のIS警備隊ではなかった。一人目の犠牲者が出た時点で警備隊は散開し、波状攻撃を仕掛けるつもりだ。普通のISならば一たまりもないだろう……そう普通のIS(・・・・・)ならば、だが美緒のISと美緒自身は普通(・・)では……ない、それを証明するかのように、美緒は散開する直後に既に二人を殺していた(・・・・・)その異常な惨状に残った3機のISは震え上がる。

 

「な……なんだこのISは!?」

「ありえない……ありえない!!!」

「『絶対防御』が働いてないの!?」

 

そう、本来ならIS操縦者を守るはずの『絶対防御』があるにも拘らず既に3人死者を出しているのがおかしいのだ。だがその『絶対防御』を無効化する機能を『アマテラスユニット』は搭載されている。

最強にして最凶のユニット『アマテラスユニット』これは千条院家が独自開発をし、研究を重ねた結果、殺す為に産まれた『生命戦闘体(アマテラス)』の美緒専用機体『カィンホクキエツァ』の本当の姿だ。

束もこのユニットの存在は知っているが、自身の興味のある人以外どうなろうと関係ないので黙認している……もっともこれも興味深い事例なので観察も兼ねているのだろうが……それを知らないIS警備隊員達は美緒とそのIS『カィンホクキエツァ』に恐怖を抱いている。

だが美緒は排除する為に直ぐに動き出す。直ぐにIS警備隊員も攻撃をするが、美緒の動きが早すぎて警備隊のISでは美緒の動きについてこれない、その結果、警備隊員の攻撃も無意味と化し、また一人殺された(・・・・)

既に恐怖を抱いていたIS警備隊員の二人は逃走しようと美緒に背中を向ける。本来であるならば絶対しないであろうその行為をしてしまった二人は、美緒の新しく展開された『オクスタンガトリング』によって蜂の巣にされていった。

 

「排除……完了……コアの回収……開始」

 

機械的に優先順位を呟いた美緒は殺したIS警備隊のコアを回収しに向かった。

 

~ドイツ研究所中央施設施設長室~

 

「何なんだ!!あのISは!?」

 

そう怒鳴り散らしているのはこの研究所の所長である男だ。襲撃があったと報告を受け、モニターで見ていたのだが一方的に殺していく美緒の姿を見て驚愕を通り越して怒りが沸いて来ると言った感じであった。

 

「このままでは不味い……一刻も早く研究データを回収しなければ……」

 

所長が動き出そうとした瞬間、モニターがある壁が破壊される。そこに居たのは先程、所長が見ていた『カィンホクキエツァ』を纏った美緒だった。

 

~時間を遡りIS警備隊との交戦地~

 

「全機体のコア……回収完了……続いてこの研究所のコアの回収及び……消滅を再開する」

 

次に美緒が侵入した施設はどうやら『遺伝子強化試験体(アドヴァンスド)』を生産する為の施設だった。

美緒は無表情を貫きつつもまずは研究員に『オクスタンガトリング』を向け、先程と同じ様に血潮に変える。その際に鉄の子宮を壊し、中に居た『遺伝子強化試験体(アドヴァンスド)』の少女が咳き込みながら這い出て、美緒を見上げる。

 

「お姉ちゃん……だあれ?」

「………」

 

まだ完成されていないからか肉体と精神が釣り合っていない様だった。

 

「お姉ちゃん……?」

「未完成の『遺伝子強化試験体(アドヴァンスド)』の起動を確認……捕獲します」

 

美緒はまだ完成されていない『遺伝子強化試験体(アドヴァンスド)』の少女に電気ショックを与えて気絶させた。

 

「『遺伝子強化試験体(アドヴァンスド)』の捕獲完了……この施設を抹消する」

 

美緒はそう言って捕獲した少女を日輪の非固定浮遊部位(アンロック・ユニット)の上に乗せる。

すると日輪の非固定浮遊部位(アンロック・ユニット)は少女を揺り籠に乗せるかのように包み込んだ。

そして天井を突き破り、上空に出た美緒は『エーレンベルグ』を構え、発射する。

発射された陽電子(ポジトロン)はそのまま施設を飲み込み、消滅させた。

 

「対象の消滅を確認……次の目標を殲滅する」

 

美緒は次の行動を呟き、残った一番大きな施設を目指し、飛翔した。

そして、到着すると同時に美緒は施設の中央部分の天井から侵入する。だがそこには今までの施設にはなかったガードロボが居た。

 

『侵入者ハッケン、侵入者ハッケン』

 

ガードロボは美緒を見ると頭部と思われる部分の上部にあるミサイルポッドを発射体勢に移行する。だがそれは発射されるまでも無く、ガードロボ自身が美緒の『月光』に斬り裂かれ、破壊されたからであった。

 

「障害の排除を確認……続行します」

 

美緒は近くの壁を破壊し、室内に侵入した。

 

「最重要排除対象を発見……抹殺します」

 

美緒は所長らしき男に『オクスタンガトリング』を向ける。

 

「ま、待て!何か欲しいものはないか!?」

「必要……VTシステム……開発している施設……」

「そっそれを何処で知った!?」

「解答義務……無し……」

美緒はそう言うと、所長に『オクスタンガトリング』を向ける。

 

「わっ、わかった!話す!話すから殺さないでくれ!」

「早急……解答……」

「VTシステムはこの研究所でしか作ってない!」

「証拠……提示……」

 

美緒がそう言うと、所長は自分のデスクからUSBメモリーを取り出し、美緒に渡す。

 

「こ、これがドイツの全研究所で開発されているデータの一覧だ。これで良いだろう!?」

「情報提供……感謝……」

美緒はそう言い、『オクスタンガトリング』を所長に向ける。所長は美緒の行動に驚き、抗議の声を上げる。

 

「約束が違うではないか!!」

「排除……」

 

所長の言葉を無視して美緒は『オクスタンガトリング』の引鉄を引いた。

瞬く間に所長は血潮に変わっていった。

 

「最優先排除対象の抹殺を完了……残りの排除対象を抹殺する」

 

美緒は生体反応を探り、まだ残っている研究員を抹殺する為に動き出す。

 

~ドイツ研究所跡地上空~

 

あのあと、残っていた研究員を皆殺しにしたあと、『エーレンベルク』で消滅させ、一息ついていた。

今は『Return of the primordial System』を解除しており、いつもの美緒に戻っていた。

 

「ふぅ……これでまたVTシステムを開発しようとは思わないでしょ」

 

美緒が独り言を言っていると、日輪の中から声がする。どうやら少女が目覚めたらしい。

 

「あ、起こしちゃったかな?」

「う~?」

 

どうやら少女は目覚めたばかりで寝ぼけているようだ。

 

「名前言えるかな?」

「『遺伝子強化試験体(アドヴァンスド)』No.ν-13これが私の名前……」

「そっか……なら……私が名前を付けてあげる」

 

美緒はそう言い、微笑む。

「お姉ちゃんが……?」

「うん♪」

 

そして、美緒は少し考える仕草をする。

 

「決めた!貴女はこれから『千条院美紗緒(せんじょういんみさお)』だよ♪」

「『千条院……美紗緒』?」

「うん♪私の妹の……美紗緒ちゃん♪」

 

美緒の言葉が判って来たのか徐々に笑顔になる。

 

「私のお姉ちゃん……?」

「うん♪私は美紗緒ちゃんの美緒お姉ちゃんだよ♪」

 

美緒がそう言うと美紗緒は抱き付こうとする。

 

「わわっ!今は危ないから抱きついちゃ駄目だよ」

「あぅ……ごめんなさい……」

 

美紗緒は美緒に注意されてシュン……と落ち込む。

 

「ふふ♪美紗緒ちゃん。これから日本に行くよ?」

「日本?」

「うん、私の故郷だよ♪」

「美緒お姉ちゃんの故郷に行ってみたい!」

 

美紗緒がそう言うと美緒は微笑む。

 

「それじゃ、行くから中に戻ってね?」

「はぁ~い」

 

美緒が言うと美紗緒は素直に返事をして、日輪の中に戻る。

美緒はブースターを吹かし、行きと同じ速度を出し、日本のIS学園に戻って行った。

 

~IS学園屋上~

 

あの後、美紗緒を中に入れたままIS学園に戻った美緒はどうしようか悩んでいた。

 

「さてと……どうしよう……」

 

悩みつつも美紗緒を降ろして『カィンホクキエツァ』から奪ったコアを取り出し、ガントレットに戻した。

 

「美緒お姉ちゃん♪」

 

美紗緒の声がしたと同時に後ろからだきつかれる。

 

「わっと……どうしたの?美紗緒ちゃん」

「ありがとう……お姉ちゃん……」

 

美緒が見ると美紗緒は今にも泣き出しそうになっていた。

 

「あの暗い……鉄の子宮から出してくれて」

「怖かったんだね……もう大丈夫だから……」

 

美緒は美紗緒の頭を撫でる。

 

「お姉ちゃん……あぁ……うぁぁ……」

 

美紗緒は大声で鳴き始めた。

暫くすると美紗緒は寝てしまっていた。産まれて初めて泣いたのだ疲れるのも当然だろう。

 

「ふふ……さてと、そろそろ出てきても大丈夫ですよ。織斑先生」

 

美緒がそう言うと千冬が出てくる。

 

「まずはよく帰って来たと言うべきか?千条院?」

「さぁ?私にはなんとも言えないですね」

 

千冬の問い掛けに美緒は苦笑しながら答えになっていない答えを返す。

 

「ふん。まぁいい、ところでその娘は……」

「はい、ドイツ軍の『遺伝子強化試験体(アドヴァンスド)』の最後の一人です。私の義妹で名前は千条院美紗緒ですよ。」

 

美緒はそう言って美紗緒の頭を優しく撫でる。

 

「この学園に入れるのか?」

「そのつもりです」

「なら私の方で手続きをしておこう」

 

千冬の意外な提案に美緒はキョトンとする。

 

「今まで苦労をしてきたんだ。そのぐらいの我が儘に私が叶えてやるさ」

 

千冬はそう言って屋上から姿を消した。

 

「…………有り難う御座います……千冬お姉ちゃん」

 

美緒は既に姿が見えない千冬にお礼を言って、美紗緒を背負って自室に戻った。

 

~教室~

 

ラウラの暴走事件から翌日、美緒は少しクスクスと笑っていた。

 

「美緒はどうしたんだ?何がそんなに可笑しいんだ?」

 

そう聞いてきたのは一夏だった。

 

「あぁ、ちょっとね……ふふふ♪」

 

一夏に答えて美緒はまた笑う、一夏は箒を見るが箒もお手上げだと言わんばかりに首を横に振る。

そうしていると教室に真耶が入ってくるがふらふらと足元が覚束なく、今にも倒れそうであった。

 

「今日は、ですね……みなさんに転校生を二人紹介します。片方の方は転校生と言うか……既に紹介は済んでるというか……」

 

真耶の要領を得ない言い方に美緒は少し疑問に思い。真耶の方を向く

 

「それでは、入ってきてください」

「「失礼します」」

 

美緒の耳には二人とも聞き覚えがあった。片方のは急遽決めた事の当事者であるので解っているのだがもう片方のが解らなかった。

 

最初に入ってきた転校生は金髪に白が入った白金髪でその髪をリボンで腰辺りに一纏めにした髪型で、目の色は美緒と同じなのだが左右の色が逆転していた。制服は美緒のを使っているのだがサイズが合わなかったのか袖の部分が長く、指の先近くまで隠れている。

 

「千条院美紗緒です♪お姉ちゃん共々よろしくお願いします♪」

 

美紗緒はそう言うとペコリと頭を下げた。それだけでもクラスメイトは大騒ぎになるのだが次の自己紹介でかき消される。

 

「シャルロット・デュノアです。皆さん、改めてよろしくお願いします」

 

スカートを履いたシャルル……改めシャルロットはお辞儀をした。それによってクラスがざわつくのだがそれを掻き消す様な轟音が響き渡る。

 

「一夏ぁっ!!!」

 

その轟音の主は鈴音だった。鈴音は叫ぶと同時にIS『甲龍』の『龍砲』のチャージを行う

 

「死ね!!!」

 

鈴音はそう言って、一夏に向けてフルパワーで発射する。その直後に爆発音が響き渡るも一夏は無事であった……ラウラの『A・I・C《アクティブ・イナーシャル・キャンセラー》』によって守られたからだ。

二言ほど一夏と話した直後に一夏はラウラに唇を奪われた。

 

「!?!?!?!?」

「お、お前は私の嫁にする!決定事項だ!異論は認めん!」

「……嫁?婿じゃなくて?」

「日本では気に入った相手を『嫁にする』というのが一般的な習わしだと聞いた。故に、お前を私の嫁にする」

 

ラウラは顔が紅くなりながらも一夏にそう言う、その後に鈴音は復活し、一夏に向けて『龍砲』を構えるが一夏は後ろ側出口から逃げようとするも、セシリアの『ブルー・ティアーズ』によって止められる。往生際が悪い一夏は窓から逃げようとするが今度は箒に止められ、逃げ場を失った一夏はとにかく何処かへ逃げようとしたがシャルロットにぶつかり、二人して笑顔になるがシャルロットはIS『ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡ』のアーマー部分のみが展開されている。そしてパンッ!軽く炸薬弾ける音が響くと同時に『ラファール・リヴァイブ』シリーズ最強の武器六九口径パイルバンカー『灰色の燐殻(グレー・スケール)』。通称『盾殺し(シールド・ピアース)』が姿を現す。シャルロットが発射する直前に一夏は何者かの手によってシャルロットの前から姿を消す。

 

「た、助かった美緒……」

 

そう、美緒が一夏を助けたの……だが

 

「美緒!!一夏を私達にわたs……いえ、なんでもないですごめんなさい」

 

鈴音が美緒に一夏を渡す様に要求しようとしたが何故か取りやめた。その理由は一夏以外解らなかった。

 

「ふふふ♪皆……?一夏をあまり苛めちゃ駄目だよ?」

「本当に助かったよ。み……!?!?」

「ふふふ♪一夏ぁ……?ちゃんと説明してくれるよねぇ?」

 

一夏が美緒を見ると美緒は笑顔ではあった……それは良いのだが顔の至る所に怒りマークが出ていた……それだけならばまだ良いが背後に阿修羅や鬼神、果ては破壊神シヴァの幻影が見えている様な気がする……それほどまでに美緒は怒っていた。

 

「あはははは……あはははは……」

「一夏のぉ………」

 

たっぷりと溜めを作りながらも美緒は『カィンホクキエツァ』を展開して『ソルディオス』を全基一夏の回りに展開して、『スキュラ』、『ブレイズ』、『ブリッツ・カノーネ』のチャージを始めていて、『マイクロミサイル』と『コンテナマイクロミサイル』の発射口を開き、『フレア』と『オクスタンガトリング』のアイドリングを既に行っていた…………ぶっちゃけオーバーキルを超えていると思うが……

 

「馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!」

 

無慈悲にも全てが発射され、轟音と爆音そして小さいながらも一夏の悲鳴が轟き、教室のみならず学園全体を揺らした。

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