IS~インフィニットストラトス~ Noblesse Oblige 作:白姫彼方
一夏とエムが戦い始めようとした頃、美緒と既に『アマテラスユニット』を起動していた
「あらお姉様、さぁ帰りましょう?」
「私が帰ると思ってるの?
互いに敵意と憎しみそして殺気を叩き付け合いながら睨み合いが続く。
「そう……なら死んでもらいます。お姉様!」
そして互いの間合いに入った瞬間、『月光』と『月光零式』を打ち付け合い、離れる。その直後に2人は急降下をし、海面スレスレで並走をしながら
美緒は少し体を動かしながら、全弾を避け、『グングニル』AMモードを展開してグレネード弾を
美緒はそれを横にスライドする事で避け、両腕に
「やってくれましたわね!お姉様ぁぁぁっ!!!」
その時、通信が入る。
『美緒!!聞こえるか!?』
通信を入れてきたのは一夏だった。だが、今美緒は
「何!?こっちは忙しいから後にして!」
『今から『
「……本気なの?一夏」
『あぁ!だから許可をくれ!』
「…………許可をします。だから……死なないで」
『あぁ!行って来る!』
そう言うと、一夏は通信を切った。
「(一夏……、がんばれ)」
美緒は心の中でそう応援すると、
美緒はそれを瞬時に右にスライドして避け、懐に入ると右腕で『オクスタンガトリングⅡ』を弾き飛ばし、そのまま右腕を返す様に、
「ちぃっ!」
「貰った!」
美緒と
そして美緒は残った左腕で、
だが、美緒にはそれが通じず、驚愕の表情を浮かべる。美緒は巻き付けられた『ヒートロッドⅡ』を掴み自分の方に強く引っ張ると、
美緒はそれを回避して、残った右腕も切断し、止めに白昼夢(さだめ)の心臓とその後ろにある超小型核融合炉を『月光零式』で貫く。
「がはっ!!……地獄で待ってますわよ?お姉様」
美緒はそれを聞いた直後に
「あははははっ!!あはははははははははははは―――」
紫電が走り始めた『カィンフィードバックヴォンディン・
◆
未だにダメージが多少残っている為に回復を図っていたのだが、それは『アルテミス』のアラートで終わりを告げた。
―――警告!9時の方向から
美緒が振り返ると、そこには1機のISがいた。そのISを見た美緒は、苦虫を噛み潰した様な
「……スコール」
「久しぶりと言うべきかしら?Λ-11」
「どうやって……『終焉』を奪取したんだか……」
「あら?挨拶は無視なのね?まぁいいわ、簡単なことよ?単独で奪取したんだから」
「単独!?訓練された人間でも不可能なほどのセキュリティーを高めたのに!?」
「ふふ♪そうねだけど
美緒はスコールの言葉を聞いて解った否、
「『
「その通り、私は
スコールは既に興味が無い様に言うが、美緒は驚きの顔をした後に、憎しみと殺気を溢れ出す。
「でもそのおかげで私の計画は失敗したわ。だから今、私自身が動き出した」
「計画……?」
「今となってはどうでもいいわ、さぁ?始めましょう?」
スコールはそう言って、腰部についていた大剣『月光壱式』を抜いて、その刀身にエネルギーを帯びさせる。そして美緒も、両腕に『月光零式』を展開して睨み合う。
その時、スコールに荷電粒子砲が放たれ、美緒との距離が更に広がる。
「美緒!!無事か!?」
そう言って現れたのが一夏であった。一夏の姿を見たスコールは嗤った。
「くくっあはははは!これで役者が揃ったと言うわけね!さぁ……逝きましょう!」
一夏、美緒、スコールは其々が『
それがのちに別れを強制するとも知らずに。