チート幌筵泊地、次の敵はセイレーン也 作:提督兼指揮官兼トレーナー
「ん、なんか海の様子が変だな。」
幌筵泊地とは明らかに違う海を眺める拙作毎度恒例の主人公、多元実なのだが、今回は彼自身の様子もおかしい。
「とりあえずこの浜から移動しようか……、ってなんじゃこりゃア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」
胸元の主張が激しくなってるし、声も何故か高くなっている。
「おいゴラァうp主TSとか舐めとんのか!?」
ブチギレる女性に歩みを進める2人の女性がいる。
「あの〜、もしかして先輩ですか?」
ふっ、と振り返るとそこには建御名方ともう1人……
「腰掘か?」
「そうです!、なんか一緒に寝ていたらいつの間にか女の子になってたみたいで……、とりあえず建御名方から服は借りたんですが、先輩は…、女性用の将校服ですね。」
「とりあえずまあ、あの馬鹿野郎を探すぞ、で、ここは一体どこなんだ?」
「マドラスって場所らしいです。幌筵島はあそこにありますし、ここが一体どこなのかさっぱりですが………」
「ってことはまだ俺たちは戻れてないのか……」
「そうみたいですね、どうやら役割も幌筵泊地にいた頃とさして変わらないようですし………」
「とりあえず執務室に行くぞ。」
執務室のある建物に向けて歩き出す多元
胸部装甲がよく揺れる。
「先輩、せめて女の子っぽい喋り方にしないと……」
「うるせぇ、あの野郎に文句のひとつ言わずに今回の設定通りに動けるか!!」
怒り心頭で、腰堀の意見もすぐに切り捨てる有様……
いい加減メタ発言が多すぎる気もするがとりあえず3人は執務室に向かうことにした。
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執務室にて
???「それで、私たちの新しい指揮官様は一体いつ頃来られるのですか?」
???「もうそろそろ来ると思うよ。」
???「優秀だといいのですが……」
???「僕が保証するよ。」
ドンドンドンドンドン!!
激しく扉を叩く音がする。
???「どうぞ、入って。」
バタン!、音を立てて血相を変えた多元(♀︎)が入ってくる。
(腰堀と建御名方は置いてきました。)
「うp主てめぇ、俺ら転生者全員まとめてTS化するとか一体何をとち狂ってんだ!!」
「いやまぁ、これで幌筵泊地関係作品3作目だし、そろそろ普通のネタだと厳しいと思ったからね、ちょっと性別変えてみた。」
「ちょっとじゃない!!」
まぁ怒り心頭の多元さん、そんな程度の説明では到底収まるはずもなく……。
「そういえば、貴様はうp主だからこの世界では絶対死なないな、憂さ晴らし兼ねて1回殺してやる。」
手元の銃を握り、構えようとすると、隣の女性が不思議そうな顔をした。
???「あの〜、この方が私たちの新しい指揮官様なんですか?、なんだか相当怒っていらっしゃるようですが……」
「あー、気にしなくてもいいよ、これはこっちの話だから」
???「というより、上官に対して少々言葉遣いが荒いというか…」
「えっ、待って上官?」
突然でた一言に一旦冷静になる多元
???「あら、ご存知無いのですか?、この方はアズールレーン並びにレッドアクシズの統合基地であるマドラスの前指揮官にして、対セイレーン戦線の最高司令官に当たる者主右作(ものぬしゆうさく)元帥ですよ。あなたがたを推薦したのも彼ですわ。」
「者主右作って作者とうp主を適当に漢字にして混ぜただけじゃねぇか!(実話)それに元帥って……、中将の俺…、もういいや、私よりも立場が上って……」
いい加減抗議するのに疲れたのか、徐々に今回の設定通りに話し始めた。
「おっ、様になってるねぇ。」
「だまらっしゃい!!」
???「黙ってれば美人なのに……」
白髪の女性が残念そうな顔をする。
「で、隣の女性は誰なんですか?、見たところ艦娘……、えーっと、資料によればKAN-SENのように見えますが……」
隣にいたKAN-SENから手渡された手元の資料を読みながら質問する。
「さすがは多元実(たげんみのり)中将、理解が早いな、彼女はイラストリアス級装甲空母、そのネームシップのイラストリアスだ。僕がいた頃の秘書艦を務めていた、彼女には今後、新しい秘書艦並びに貴官のサポートに回ってもらう。」
「イラストリアスですわ、指揮官様、どうぞよろしくお願いします。」
「多元実中将です。よろしくお願いします。」
「さて、イラストリアス、私はこれから彼女達に色々説明したいことがある、あとのお茶会には参加するからそれまで失礼して貰えるかな?」
「わかりましたわ、では後ほど。」
イラストリアスはそういうと退出した
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「で、この世界について簡単に説明してもらえるかしら。」
結構板に付いてきた話し方で、説明を求める。
「ああ、この世界は君たちが以前居た世界のように、特殊な生命体によって人類が制海権を失いつつあった世界だ。我々人類はKAN-SENと呼ばれる存在によってセイレーンと呼ばれる生命体と戦っている。」
「彼女達の艤装って……」
「うむ、だいたい艦娘達と同じだと思ってもらっていい。ただ、彼女達は普段は軍艦として海に浮かべてあるため、装着するのは戦闘時だけとなっている。」
「となれば、やはり平河さんの力が必要ですね。」
「それに航空隊もだ。さすがに元いた世界の幌筵泊地丸ごと持ってくる訳にはいかなかったからな、施設と設備だけコピーした。」
「後、何人か艦娘が来てるみたいですが……」
「ああ、君たちが建造した艦娘や、建御雷クラスに関しては連れてこれた、だが、エルドリッジについては無理だった。」
「わかりました。で、秘書艦はどちらに?」
「もうすぐ来る。」
コンコン
「失礼する。ユニオン所属、エンタープライズ、ただいま到着した。」
「ご苦労、エンタープライズ、早速例の件について話し合いたい。」
「ああ、新しい指揮官の件か?、わかっている。それで元帥の隣にいるのがそうか?」
「話が早いな、正しくその通りだ。多元、彼女がユニオン一のKAN-SENとも名高く、ユニオンのリーダーでもあるヨークタウン級空母二番艦のエンタープライズだ。」
「新しく着任した多元実と申します。よろしくお願いします。」
「よろしく頼む。」
「エンタープライズには彼女の秘書艦を務めてもらう、セイレーンの脅威は待ったなしだ、2人とも気を引き締めてくれ。」
「はい」
「了解した。」
「では、彼女とはもう少し話し合う内容があるからエンタープライズは退出してくれ。」
「わかった。」
エンタープライズが退出する。
「どうだ?、あの娘は。」
「責任感が強いと思いました。」
「彼女は仲間思いで、責任感も強いからな、きっと優秀な秘書艦として活躍してくれるだろう。さて、一応引き継ぎとしての内容は終わった。だが……」
「私自身、いえ、私たちを呼んだ本来の目的ですね?」
「その通りだ。以前と同様に、KAN-SEN達の魔改造を頼みたい。」
「KAN-SENは相当な数がいます。さすがにすぐにはできるものではありませんが……」
「うむ、だからある程度僕の方でこなさせてもらった。」
「と言うと?」
「これがその一覧だ、あまりやりすぎると君らの仕事が無くなりかねんからこれだけしかいないがな。」
そう言って紙を渡す
「これは……」
全ての創造主(諸悪の根源)うp主が作った魔改造が次の通り
イラストリアス級装甲空母(魔改造後)
▶️イラストリアス級防空空母
全長 380m
最大幅 100m
主機 艦船用核融合炉
カタパルト 電磁カタパルト4基
速力 35ノット以上
艦載機 Su57(艦載機型)×18機、A-12改(もとより角度をきつくして速度を上げている。)×18機、F-22Cシー・ラプター(計画にあった艦載機型ではなく、基本設計に近い方になっている。)×18機、SH60K×10機、E-2Dホークアイ×2機、EA18G×6機、MV22オスプレイ×10機
兵装 Mk41mod.22VLS×2基(アスロック、ESSM発射可能)、RAM並びにSEARAM二基ずつ、レーザーCIWS×4基
金剛型戦艦(魔改造後)
▶️金剛型電子戦艦
全長 240m
全幅 35m
主機 艦船用核融合炉
速力 38ノット
兵装 41cm完全自動砲(毎分10発)、Mk41mod.15(セル数は全部で300セル) Strike-Length、12.7cmレールガン×4基、SeaRAM×4基、レーザーCIWS×4基
艦載機 SH60K×2機、弾着観測用ドローン×2機
備考イージスシステムの30倍の探知能力、追尾、対処能力を持つアドバンスド・イージスを装備、その装備の効果的運用のために艤装内部にスーパーコンピュータを装備
高雄型重巡洋艦(魔改造後)
▶️高雄型重ミサイル巡洋艦
全長 210m
全幅 20.3m
主機 艦船用核融合炉
速力 38ノット
兵装 20.3cm三連装砲(毎分20発)、Mk41mod.15(セル数は全部で160セル) Strike-Length、RAM×二基、SeaRAM×4基、煙突型対艦ミサイル用VLS×1基(96セル)
艦載機 SH60K×2機
備考 イージスシステム搭載
大鳳型装甲空母(魔改造後)
▶️大鳳型電子防空空母
全長 400m
最大幅 110m
主機 艦船用核融合炉
速力 35ノット以上
艦載機 F-3C心神(つべでCGで出てくるやつの艦載機型)×32機、F3Fストライク心神(つべでCGで出てくるやつの艦載機型)×32機、EA27C電神(雪風に出てくる戦闘機を電子戦機化)×8機、QFA-47(X47的な)×18機、E-2D×2機、MV22オスプレイ10機、SH60K×10機
兵装 Mk41mod.22VLS×2基(アスロック、ESSM発射可能)、RAM並びにSEARAM二基ずつ、レーザーCIWS×4基
備考 アクティブステルス用の設備あり
「うわぁ……、エグイですね……」
「うむ、だがこれには理由がある。」
「理由?」
「セイレーンは君たちが戦ってきた深海棲艦よりも危険であると考えている。」
「と言うと?」
タブレットを取り出して説明する。
「連中にはミサイルもしくはロケットと見られる攻撃兵装、大型の船体、更には上位個体と呼ばれる存在の機動力は以前で言うところの姫級とは全く異なる性質を持つと言っていい。君たちが今後、基地航空隊を整備する際も、なるべく運動性などが高い第4.5世代以降の機体を採用してくれ。」
「なっ……」
固まる多元。深海棲艦と言えばとかく数は多かったものの、単艦性能で言ったらそれほど強いものとは言えなかった。だからこそ圧倒できていた訳だが、今回は相手の様子も以前とは違う。
「だから、ミサイルも当然機動性に優れたミサイルを開発して欲しい。難しいことだがいけるか?」
「もちろんです。」
「では、あとは任せた」
全てを放棄してどこかへ歩き出す
「えっ、ちょっと待って作者、どこ行くの?」
「イラストリアスとお茶会。」
「させるかァ!」
この日、幌筵泊地とマドラス基地では銃を向けながら追いかける女性がいたという………
はい、というわけでまさかのTSモノという有様……笑笑、技術力は相変わらずなのできっと活躍してくれるでしょう。
次回もお楽しみに!
間違い、指摘はコメント欄までお願いします