チート幌筵泊地、次の敵はセイレーン也   作:提督兼指揮官兼トレーナー

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はい、というわけで、幌筵泊地以外の人外の登場です。

とにかくやばい。

あと、転生者がぶっ倒れますが死にませんのでご安心を。


第3話 戦闘機乗りの指揮官

 

 

 

幌筵泊地飛行場

 

 

ブレストから二機の飛行機が飛んできた。

 

 

1機は、幌筵泊地所有のU4を改良したU4改だ。ブレストからのお客様を乗せている。

 

 

そしてもう一機………

 

 

 

「あれ、確かあれってF-5ですよね?、一体誰が操縦しているんでしょうか?」

 

「確かに、今うちらの航空隊の機体はF/A18Eと、F15Eだけのはずなですが……」

 

「あ、やっぱり乗ってきたんだ……」

 

「うp……、じゃなかった者主元帥!?」

 

「よう、早速色々やっているようで何より、それよりも……、あのF-5戦闘機に乗っている人が知りたいと?」

 

「ええ、一体誰なんです?」

 

「あれはな、人類でただ1人、まともにセイレーンを相手して戦い、勝てる男、ブレストの指揮官、ダイワ指揮官だ。ちなみに今日が初ジェットだ。」

 

「???????????」

 

 

転生者一同困惑している。

 

 

なんせ、F-5戦闘機は第三世代戦闘機の中でも操縦性が良いものではあったものの、いくら超エースパイロットと言えどレシプロ機からいきなりジェット機を乗りこなすなんて、さすがにヤバイ。

 

 

「えーっと、一応確認しますが、人間ですよね?」

 

「当たり前だ。」

 

「うぇ……」

 

 

そして、完璧なまでの着陸を見せた。

 

 

 

中から耐Gスーツを来ていない男が降りてくる。

 

 

「者主元帥、お久しぶりです。」

 

「ようこそ、マドラスへ、ここにいる女性が、新たにこのマドラスの司令にして、あそこの幌筵島の責任者でもある多元実指揮官だ。」

 

「よろしくお願いします。多元指揮官。私はブレスト指揮官のダイワと申します。貴官は最先端の技術をもって、KAN-SENや戦闘機を更新することができるということを聞いております。ぜひ、我がブレストも同じようにお願いしたい。」

 

「全力を尽くします。よろしくお願いします。」

 

 

 

いつものようにあっさりと引き受けた多元だったが、彼女たちは知らなかった、

 

今回の依頼が、多元含めた主要メンバーの多くを病院送りにしてしまうものとなるとは…………

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

「な、なんなんだこのイカれた要求は!!」

 

「どうしてこんな要求してくるんだ?」

 

「おい、これって攻撃機か?」

 

「いや、要求内容は戦闘機だ。」

 

「だとしてもこれは無いだろ!?」

 

「みんな口調、口調!」

 

 

 

設計を始めた転生者達が早くも人外チートの恐ろしい要求を前に本来の口調に戻ってしまう。

 

 

 

なんせ、ダイワ指揮官という人物は大変優秀(キチガイ)なパイロットであり

 

 

・高速移動中の上位個体に250kg爆弾を命中させる

・機銃弾1発で、敵機を落とす

・燃料がギリギリ足りないのに、ダンケルクを守るために出撃し、帰り道は滑空飛行で帰ってくる

・とにかく嫁(ダンケルク)への愛が強いため、無茶を平気で行う

 

 

とか挙げればキリがない。

 

 

 

そんな彼が要求した内容が次の通り

 

 

・旋回性上げろ(96式艦戦並)

・速度上げろ(マッハ3以上)

・弾増やせ(200機以上は落とせるように)

・上位個体を一撃で吹き飛ばせるようにしろ(どんな方法にせよ多分76mm以上は必要)

・航続距離伸ばせ(Su30並に)

・機銃ぐらいは平気で防げ(A-10並に)

・嫁から発艦できるようにしろ(F35B並)

・もちろんレーダーに映りにくいとかいうステルス性も完備するように

・元帥の立てた1ヶ月後の作戦までに間に合わせろ(つまり2週間かそこらで終わらせてくれという意味)

 

 

 

 

結論:どうしろってんだ!?

 

 

 

まず旋回性と速度っていうところが鬼門。F-22ラプターは確か飛燕か隼並の旋回時間だったはずだが、それを満たしたとしても速さに関してはラプターではマッハ3に及ばない。

 

 

一応、マッハ3.3をたたき出したSR-71の戦闘機型のYF-12が無くは無いが、あいつはほぼ直線番長、しかも搭載兵器も少ないと来たからまず論外、実機元にした新型機はまず却下された。

 

 

となれば架空機だが、ここでも問題が起こる。

 

 

 

一体どいつを元にすればいいんやら……

 

 

「おい、こいつならどうだ、トップ○ンで出てきた機体を戦闘機化した奴だ。ダークスターって言うらしい、これでいけるだろ。」

 

「どれどれ……、こいつはダメだ、こいつも直線番長だ。」

 

 

最早口調を気にしていられなくなった多元が即座にダメ出しをする。

 

 

「くそっ、だいたいなんでブラックバード並の速度の機体に失速機動なんて取らせようとすんだよ!頭おかしいんじゃねぇのか?」

 

「知らねぇよ!、だいたいなんで攻撃機でも無いのに防弾性を持たせるんだよ!、それに上位個体向けの装備なんてどうすりゃいいんだよ!」

 

「マッハ3出せて、旋回性に優れた機体どれでもいいからもってこい!!」

 

 

 

如何に第6世代機の設計チームと言えど、さすがに諦めかけたその時、

 

 

 

 

 

 

      幌筵泊地のチートがやってきた

 

 

 

 

 

「失礼します!、提督、これならどうでしょう!?」

 

「ん?これは……、コスモファルコン!?」

 

 

幌筵泊地唯一の古代アケー○アス人(そんなわけない)の真多が持ってきたのは宇宙戦艦ヤ○トの艦載機であるコスモファルコン。

 

 

「おお!、これなら大口径機関砲が搭載されているし、速度もマッハ5は堅い!」

 

「後は76mmクラスのやつだが……、どうする?」

 

「失礼します。お手伝いに来ました。」

 

「平河君、何か案があるのかい?」

 

「ええ、これなんかは如何でしょう?」

 

「76mmレールガンか、これなら威力は申し分ないし、大きさ的にも積めるな。」

 

「機関砲もこの速さでは多分ダメです。威力も考えれば40mmレールガンを積むべきです。」

 

「求められていたのは一撃必殺だな、確かにレーザーよりも確実だな。」

 

「後は素材とエンジンか……」

 

「エンジンは俺が開発していたデトネーションエンジンを転用すれば問題ない、燃費についてもまぁ何とかなるだろう。だが、この熱に耐えられる素材なんてそうそう作れないぞ。」

 

「私に任せてください。」

 

「真多……、何か手はあるのか?」

 

「スペースシャトル計画で使われていたタイルについて、マサチューセッツにいた頃に改良型、新型の研究を進めていました。まぁ、学生生活の片手間にやっていた内容ですが、それでも4300℃以上の熱に耐えられるように設計できてました。今、幌筵泊地地下のスーパーコンピュータ「HOROMUSIROⅡ」で計算したところ、まだ何機も作れる程の量産は不可能ですが、薄く、軽く、しなやかで6000℃まで耐えられる素材の開発が出来ます。」

 

「うっ、嘘だろ……、ロシアですら4000℃が限界だった代物を学生時代の片手間に開発した上、さらに上を行く物が作れるとか……、やっぱり君古代アケーリ○ス人なんじゃねぇの?」

 

「私はちゃんと人間ですって、それに、この素材なら多少設計にゆとりを持って設計することも可能です。」

 

「よし、ならば分担は決まったな。」

 

 

 

 

こうして、全ては決まった。後は作るのみ

 

 

分担は以下の通り

 

 

機体設計チーム(リーダー:腰堀)

エンジン、動力関係(リーダー:多元)

火器管制システム、アビオニクス(リーダー:多元)

機体素材(真多、田城[真多の共同研究者])

各種兵器(リーダー:平河、小玉)

⬆️人手が足りない上、内容的に多元達以外でもこなせるものなので応援を頼んだ。

 

 

 

 

そして、1週間の徹夜の末……

 

 

「これで後は作るだけだ。」

 

 

詳細な設計図の作成と、必要材料の確保に成功、者主並びにダイワよりGOサインが出たため、早速製造に入る。

 

 

 

 

 

・機体骨組みは塊から削り出すことで強度を確保

・耐熱素材と防弾素材、さらに奥に耐熱素材を配置する三重構造によって耐熱性と防弾性を確保

・このレベルでは耐Gスーツは意味をなさないため、液体呼吸を採用、当該パイロット(ダイワ)への訓練を並行して実施

・機体下部の76mmレールガンは固定式とする

・3Dプリンターで部品を作成することで時短

・アビオニクスの一部を多元達転生者が制作していた第6世代戦闘機から流用することで時短

・如何に人外と言えど、さすがに極超音速から生身でバージするのは危険なので、コックピットごと脱出する方法を採用

・バーニアスラスターを各所に配置、フラップ以外でも無理やり動かす。ついでに垂直離着陸もいける

・推力偏向ノズルもちゃんと装備、垂直離着陸は平気でこなせる

・硬さは上げざるを得なかったので35mm(戦後仕様)まで余裕で耐えられる

 

 

 

 

 

で、さらに平河は並行してダイワの嫁であるダンケルクの魔改造もしなければならないのだが……

 

 

 

「超弩級戦艦以外の魔改造パックを流用します。」

 

「ダメだ、ダンケルクが絶対負けないようにしてくれ。」

 

「えぇ……、とんでもない魔改造になりますよ?」

 

「関係ない、やれ。」

 

「うへぇ( ˆᴘˆ )」

 

 

えっ!?、珍しく平河が魔改造なのに依頼主に押されてる!?

 

 

「本当は私が全て守るべきだが、なかなかそうもいかないからな。」

 

 

との発言。(いや、あんた一応指揮官でしょーが!!)

 

 

元々、ビッグセブン等のイレギュラー以外の戦艦については

 

 

 

諸元表

全長 280m

最大幅 25m

機関 艦船用核融合炉

速力 35ノット

兵装 457mm連装砲×4基(毎分4発)、76mmスーパーラピッド砲×4基、57mm連装機関砲×6基、VLS×3基(セル数320セル)、レーザーCIWS×4基

艦載機 SH60K×2機、弾着観測用ドローン×4機

 

 

 

として、そのほかビッグセブン、特別計画艦は

 

 

 

諸元表

全長 320m

最大幅 30m

機関 艦船用核融合炉

速力 35ノット

兵装 510mm三連装砲×4基(毎分3発)、76mmスーパーラピッド砲×6基、57mm連装機関砲×12基、複合CIWS×4基、VLS×4基(セル数480セル)、レーザーCIWS×4基

艦載機 SH60K×2機、弾着観測用ドローン×4機

 

 

 

 

という装備なのだが………

 

 

 

・ダイワが発着艦できるようにする必要がある

・特徴的な四連装砲塔を維持しろとのこと

・対空マシマシ

 

 

 

ということからそうそうに切り替える必要が出てきた

 

 

 

 

んで、その結果が以下の通り

 

 

 

諸元表

全長 300m

最大幅 38m

機関 艦船用核融合炉(高速型)

速力 38ノット

兵装 490mm四連装砲×4基(毎分5発)、76mmスーパーラピッド砲×6基(戦闘機下部のレールガンと砲弾共用)、40mm連装レールガン型CIWS×4基(戦闘機機関砲と同じもの)、レーザーCIWS×8基

艦載機 戦闘機×1機、ドローン×8機

備考 対空に関しては、300機の第4世代機でも突破不可、カタパルトによって戦闘機は射出される

 

 

 

 

うーむ、このやべぇやつ

 

 

 

世界滅びるぞこれ……

 

 

 

なお、ダンケルクとダイワは……

 

 

 

「ダンケルク~、これで戦えるね!」

 

「もう、あんまり無理強いしないの。でも私のためにありがとう。」

 

「( ˶ˆ꒳ˆ˵ )エヘヘ」

 

 

 

 

なんだこのバカップル爆発しろ!!

(うp主はボッチです。)

 

 

 

 

そんなこんなで戦闘機も作られていたのだが………

 

 

 

 

 

「おい、1人倒れたぞ!」

 

「ストレッチャーもってこい!!」

 

「ダメだ、目の前が真っ暗に……」

 

「頑張れ、もう少しで終わるぞ!」

 

「グフッ……」.

 

「うわぁ、先輩が血を吐いた!!」

 

 

 

多元、腰堀なんかは比喩ではなくガチで血を吐くレベルで作業し、他の連中も疲労などからか倒れるやつが続出。機体製造部門だけで3割の人間が病院送りになった。

 

 

最も悲惨だったのは真多の共同研究者である田城である。彼はこのペースに合わせるべく、必死に作業した結果、1ヶ月の昏睡状態に陥ってしまった。

 

 

 

が、大変なのはダイワも変わらない

 

 

 

なんせ、今まで扱ってきたものとは全く異なるものを使わされようとしているのだ、それも1ヶ月以内、戦闘機が完成してからだと2週間あるかどうか。

 

 

対G訓練、液体呼吸対応訓練、各種座学、極超音速機に対応した専用訓練etc……、彼も彼でぶっ倒れそうになった。

 

 

 

 

そして、遂に……

 

 

 

「で、できた……」バタン

 

 

そう言いながら多元が倒れる。

 

 

 

果たしてどんな機体が出来上がったのか……

 

 

(続く)






果たしてどんな機体が仕上がったのか………


次回に絵を描いて載せようと思いますが、クオリティには期待しないように、後投稿が遅れるかもしれませんのでご了承ください。



次回もお楽しみに!
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