チート幌筵泊地、次の敵はセイレーン也   作:提督兼指揮官兼トレーナー

5 / 13


ようやく更新出来ました………、絵もついてますが、クオリティには期待なさらぬように……


それではどうぞ


第4話 それを世の中ではチートと言う

 

 

「こ……、こちらが今後ダイワ指揮官に乗ってもらうこととなる戦闘機となります………」

 

 

最早立っているのがやっとな転生者(多元などの主要メンバーは既に病院送り)によってお披露目されることとなる新型戦闘機。

 

 

「お、おう……、君は大丈夫なのかね……」

 

「へ、平気です……、とりあえずここまで連れてくれば僕としての仕事は終わりですので………」

 

 

バタン

 

 

不味い、また1人倒れた

 

 

「ストレッチャー!」

 

 

言うが早いか、すぐにストレッチャーが運ばれ、ぶっ倒れたやつが運ばれていく。

 

 

「では………、ここからは私が………」

 

 

あんまり程度が変わらないやつがまた説明を始める。

 

 

今回完成した機体のスペックは以下の通り。

 

 

全長 17m

全幅 8m

全高 6.5m

主機 極超音速機用回転式デトネーションエンジン

速力 マッハ7(機外搭載型兵装搭載時)

   マッハ12(追加兵装なし時)

旋回半径 機体荷重的には96式並、パイロットの耐久力で考えればだいたい零戦並(マッハ5にて)

航続距離 増槽無し4500km、増槽有り(マッハ4の速度制限付き6000km)

固定武装 40mmレールガン×6門(毎分4500発)、装弾数は一門あたり65発で、バースト射撃も可能(ちなみにこの作業で1人倒れた)

搭載兵器 <誘導弾>極超音速中距離空対空ミサイル×8発と近距離用小型極超音速空対空ミサイル×8発、または極超音速対艦ミサイル×4発と近距離用小型極超音速空対空ミサイル×4発、或いは極超音速空対地ミサイル×6発と近距離用小型極超音速空対空ミサイル×6発等々をウェポンベイ内に収容可能、その他もろもろも当然搭載可能だが割愛。

<爆弾>各種爆弾を8t、と近距離用小型極超音速空対空ミサイル4発を同時に運用可能

<ガンポッド等>76mmレールガン×1基または57mmレールガン×2基を装備可能

探知能力 ステルス機を200km先から探知可能、最大探知距離は600km

ステルス性 アクティブステルスを採用しているものの、本機自体もそれなりにステルス性はあり、組み合わせることで60kmでヨナグニサン並

 

 

 

【挿絵表示】

 

 

 

うん、チート

 

 

 

ただのチートだよこれ。

 

 

 

これたった数週間かそこらで作ってんのよ!?

 

 

 

何食ったらこうなるのさ!?

 

 

 

どこが急造品だ!?

 

 

 

 

まぁ色々突っ込みたいのはさておき

 

 

 

「き、機体に関して説明が終わったので退場させていただきまs…」

 

 

バタン

 

 

「ストレッチャー!!」

 

 

 

不味い、また1人倒れた。

 

 

そしたら今度は車椅子に乗せられた人が来た。

 

 

「では、ここからは私が説明させていただきます。」

 

「えっと………、どうしてその状態??」

 

「開発3日目で倒れまして………、昨日から点滴を受けつつ作業出来るようになりました………」

 

 

「う、うーむ者主元帥閣下ももう少し部下に気を使った作戦を練っていただきたいものだな……」

 

「全くです………、とりあえずこちらへ」

 

 

転生者からの案内で、格納庫のロッカーに向かうダイワ。

 

 

 

「パイロットスーツも今回新型に更新されていますのでこちらをお使いください。」

 

 

新しく開発されたスーツは、液体呼吸に対応したものとなっており、体にフィットするよう設計されている。(プラグスーツをちょっとばかし実用性のために色とかを無くした感じではある)

 

 

着心地のよい素材などを使用し、長時間の飛行にも耐えられる設計。極寒の海でも体温を3日は維持できるようになっている。

 

(性能高すぎないか!?)

 

 

「では、早速搭乗させてもらおうか」

 

 

早速着替えて搭乗するダイワ、コックピットの中を特殊な液体が満たす。

 

 

 

 

<<ダイワ指揮官、コールサインはヤタガラスとさせていただきます。>>

 

<<了解した、ヤタガラスより管制塔、離陸を許可されたし>>

 

<<管制塔よりヤタガラスへ、離陸を許可する>>

 

 

エンジンを起動し、滑走路へと移動した機体が間もなく離陸する。

 

 

「ねぇ、者主元帥、私の旦那が乗る機体って大丈夫なの?」

 

 

いつの間にかいたダンケルクが話しかける。

 

 

「問題無い、アイツらが頑張って作った機体だ、間違いなく世界最強の機体だ。」

 

「じゃなくて、飛行試験とかやったの?」

 

「そんな暇はあるか」

 

 

ガシッ!!

 

 

 

「あの人に何かあったらどうするつもり!!」

 

 

襟元掴まれて軽く絞まっている状況で、怒鳴られるのはなかなか堪えるものがあるが、冷静に対応する。

 

 

「落ち着け!、飛行試験つっても人を乗せてやるやつはやってないだけだ!」

 

「それが一番大事なやつでしょ!!」

 

「いや、正直言ってあの機体の特性的にはそこまで大事な内容では無い。」

 

「どういうこと?(迫力のある顔)」

 

 

 

いくら睨まれたところで、中枢部とのやり取りをこなしてきたためにさすがに怯まない

 

 

「そもそも、あんなピーキーな機体に人を乗せるようなことが間違ってるんだよ、アイツは君の前ではただの嫁バカだが、医学的見地からしたらとんでもない化け物だぞ!」

 

「私の旦那が化け物だって?(^ω^ )#」

 

「10~12Gにも耐えられるような体、空中分解寸前レベルの速度が出ている零戦の操縦桿をコントロールできる筋力、長期間の着衣泳が可能な体力etc……、はっきり言ってヤバい、正直素手でセイレーン殴れるレベルだ。そんな彼を乗せるあの機体については、設計上考えられる無人機の最大レベルの機動が取れるように設計され、無人飛行試験も済んでいるから、そもそも彼の操縦程度でおかしくなるような機体なんぞでは無い。」

 

「……………」

 

黙って襟元から手を離すダンケルク

 

 

「旦那を心配する気持ちはわかる。だが、俺はアイツらを呼んだことに間違いは無いと思っている。それを今から証明させよう。」

 

 

そう言ってマイクを取り

 

 

「今から戦闘訓練を開始する。Su57が12機、EA18Gが2機だ。相手は幌筵泊地所属、第118戦術航空団だ。健闘を祈る。」

 

 

 

ちなみに名前から察した方もいるとは思うが、こいつらはエ○コンの主人公全員+ミハイとマルコフ(2人はSu57に乗る)という人外だが、果たして……

 

 

 

 

 

 

 

始まって直後

 

 

「既に2機撃墜とは流石だな………、尤も、ここから先の連中に関しては機体の性能差を簡単に覆してくる連中だからそうもいかんが………」

 

 

 

 

 

数分後

 

 

 

 

 

「ようやく一機撃墜か、それでも大したもんだ。」

 

 

 

 

 

 

さらに数分後

 

 

 

「戦術を変えたな、問題は無いが、いささか遅いな、やはりこの手に限るか………」

 

 

 

<<コントロールセンターよりヤタガラスへ、5分でケリをつければダンケルクから膝枕が提供されるぞ>>

 

<<ヤタガラスよりコントロールセンターへ、了解した。三分でケリをつける>>

 

 

 

 

この何気ない会話の間にダイワの機体の機動は大きく変わっていた。

 

 

 

もうそりゃエス○ン7のキチガイ空対空ミサイル以上のめちゃくちゃな機動を取って瞬く間にチート野郎どもの背後を取る。

 

 

 

 

「4機撃墜、早いな」

 

 

その後すぐにまた撃墜報告

 

 

「隊長機撃墜、やべぇなご褒美効果。」

 

 

 

 

 

そして…………

 

 

 

 

 

「エス○ン主人公+α全員撃墜………、やっぱりこいつ人間じゃねぇよ。」

 

 

<<ヤタガラスよりコントロールセンターへ、任務完了。帰投する。>>

 

 

 

 

 

*尚、同じ機体で勝負しても1対1から1対2くらいまでなら倒せるそうです。

 

 

 

やっぱりこいつ人間じゃねぇよ……

 

 

 

「素晴らしい機体です。私の思った通りにすぐに動く上、武装も強力無比なるもでした。」

 

「お、おう……、それは何より……」

 

 

 

終始身の危険を感じていた者主はようやく肩の荷が下りた気分だった…。

 

 

 

 

 

この後、ダイワとダンケルクはお互いに発着艦訓練や、その他もろもろの訓練をした後、個室に篭った。

 

 

 

 

 

 

 

 

ナニをしたかは指摘するな、これ以上言うとタグを変更せねばいけなくなる。

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

次の日、幌筵泊地地下司令部にて

 

 

 

「では、これより作戦会議を始める。」

 

 

 

これから出撃する予定の海域に関する作戦会議が始まった。

 

 

 

出席者は以下の通り

 

 

 

者主(うp主の代わりだからってなんでも都合よく変更できる特殊能力とかは無い、せいぜい乱数調整してメインキャラを死ななくする程度………のはず)

多元(まぁ妥当、ぶっ倒れてたが何とか回復した)

ダイワ(昨日は随分とお楽しみだったようで……)

イラストリアス(一応うp主のケッコン艦だからねKAN-SENの中で1番美人だ、異論は認める)

エンタープライズ(まぁ、秘書艦だからね)

ダンケルク(少し眠そうなのは気のせいか??)

 

 

 

「今回出撃するこの海域、中枢部ではG海域と設定されたこの海域には、多数の上位個体が確認されている。」

 

 

 

一同に緊張が走る

 

 

セイレーンの上位個体は一体いるだけでも厄介な上、普通は複数で活動する。

 

 

故に、ちゃんと艦隊陣容を整えなければ、簡単に撃破されてしまう。

 

 

絶対に侮れない敵である上位個体が、数多く出現するとの情報は、全員の緊張をさらに高める。

 

 

 

「多元、上位個体への対応は?」

 

「SM-6を改良した対上位個体用誘導弾、それにダイワ指揮官専用機の開発時にも流用した極超音速対空、対艦ミサイルなどが挙げられますが、数が少ないです。対空ミサイルで落としてからの艦砲射撃、或いは対艦ミサイル攻撃が主体となるでしょう。ただ……」

 

「それも迎撃される可能性がある、という事だな。」

 

 

何かを思い出したような表情をして、意見するダイワ。

 

 

「確か急降下爆撃の爆弾も迎撃されたことがあったんだな?」

 

「ええ、あれは私が未熟故に引き起こされた事態ではありますが、普通に落として迎撃されることもあるのは少々不味かったですね。」

 

 

尚、ダイワはすぐに装備していたガンポッドで消し飛ばした模様

 

 

(どこが不味いんだ??)

 

 

 

「となると、だいたいCIWS並の迎撃能力はあってもおかしくはありませんね。」

 

「そうだな、攻撃隊についても迂闊に近づきすぎないようにする必要がある。」

 

「で、布陣は如何しますか?、元帥」

 

 

 

そうだな……、とひとまず考え、結論をだす。

 

 

 

「空母機動部隊を中核とする本隊と、戦艦や巡洋艦、航空戦艦中心の遊撃隊に分ける。遊撃隊は先行し、索敵機からの情報を元に敵艦隊を叩く。無論、敵艦隊を発見した場合は独自の判断で叩いて構わん。」

 

「なるほど……、旗艦は?」

 

「ダンケルクだ、まぁ実質君が指揮をとることになる。最強の指揮官としての実力を存分に発揮したまえ」

 

 

「了解!」 「了解!」

 

 

ダンケルクとダイワの反応を確認してから次の指示に移る。

 

 

 

「多元、君は空母機動部隊の指揮を任せる。初めての出撃だが、冷静に、索敵を大事にしてくれ。」

 

「了解!」

 

「俺はイラストリアスに乗艦して全体の指揮をとる。

 

 

 

では諸君、暁の………

 

 

 

おっと失礼、これは違った。

 

 

 

各員奮励努力せよ!、解散!」

 

 

 

 

 

主要投稿作品が艦これだから間違える図

 

 

 

 

 

数日後

 

 

 

「遊撃隊、出撃!!」

 

 

ダイワ座乗のダンケルクを旗艦に、遊撃隊が出撃する。

 

 

 

「空母機動部隊、出撃!!」

 

 

 

遂に大規模作戦発令となった幌筵泊地だが、その海面下にもまた、マッドエンジニアの魔改造艦が潜んでいた。

 

 

 

 

潜水艦

 

 

全長:200m

艦幅:20m

艦高:24m

排水量:18000t

主機関:核融合炉

最高時速:38ノット(通常時)、105ノット(最大値)

潜航深度限界:2000メートル

武装:18式魚雷、極超音速対艦ミサイル、極超音速巡航ミサイル、近距離空対空ミサイルなどを魚雷発射管並びにVLSから発射可能

艦載機:SUAV(要はエスコンのあれ)×16機

 

 

 

 

えっ?、モデル?  

 

 

 

ああ、須佐之男だよ。

 

 

 

ちなみに、全潜水艦KAN-SEN対象なので、当然凄まじい戦力になる。尚伊13に関してはさらなる改造のため現在ドック入りしている。

 

 

 

さて、いよいよ激突する幌筵泊地含めた連合艦隊とセイレーンとの一戦。

 

 

 

 

その前に、あの男が発艦する。

 

 

 

 

「カタパルト正常、発艦準備良し。」

 

 

<<気をつけて>>

 

 

「ああ、わかっている。」

 

 

ダイワが、新たな翼を携え、大空に飛び立つ。

 

 

 

「ヤタガラス、発艦!!」

 

 

 

 

 

 

遂に、大規模作戦が始まった。

 

 

 

 

 

次回更新予定日2023年3月




はい、やたら次回更新が遅いのには理由があります。


現在、うp主自身のやむを得ない事情で、創作にかけられる時間が非常に短くなっています。


よって、今後創作にかけられる時間が無くなることを理由としまして、


投稿している全ての小説に関して、次回投稿が終わったものから順に活動休止とさせていただきます。


(停止期間2022年9月~2023年3月)


尚、コメント欄の返信などについても10月頃を目処に返信を控えさせて頂きます。



ここまで多くの皆さんに楽しんでいただき、暖かい言葉をかけていただいていたのですが、申し訳ございません。



ですが、必ず戻ってきます。


その時までお待ちいただけたらな、と思います。



それでは次回の更新をお楽しみに!



間違い、指摘等はコメント欄にてお願いします。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。