チート幌筵泊地、次の敵はセイレーン也   作:提督兼指揮官兼トレーナー

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さーて、チート級の化け物がチート級兵器に乗って暴れ回るぞぉ!



というわけでダイワ君専用機による初陣です。



あれ?、なんか転生者たちの影薄くね?







第5話 セイレーンの悪夢

 

 

ダイワが発艦してしばらく経った後のG海域

 

 

 

「あーあ、つまんないなぁ!、この間襲った船も結局みんな大したこと無かったし!、ここでこんなことして意味あるの?」

 

「落ち着きなさい、もうすぐアズールレーンとレッドアクシズの艦隊がやってくるわ、これだけ数を揃えたのだから、きっと素敵な戦場になるわ。」

 

 

 

セイレーン上位個体達はこの地に集まった後、片っ端から輸送船や軍艦を沈め、人類に多大なる被害を与えていた。

 

 

その目的は、マドラス基地及びブレスト基地から出撃してくるであろうKAN-SEN達の誘引。

 

 

 

そして、その目的はおおよそ達成できた。

 

 

 

KAN-SEN達の大艦隊がやってくるとの事だった。

 

 

 

 

セイレーン側は推定200を超える上位個体と、多数の量産型を動員し、ブレスト、マドラス連合艦隊を迎え撃つ腹積もりだ。

 

 

 

 

まさに大艦隊同士がぶつかり合う艦隊決戦。

 

 

 

 

だが、セイレーン達は知らなかった。

 

 

 

 

 

控えめに言ってヤバいやつらしか居ないということに

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

その最初の洗礼を受けたのは最も端にいた上位個体だった。

 

 

 

 

キィィィィン!、ドカッ!

 

 

 

突如として、甲高い音が鳴り響いたと思った次の瞬間、標的となった上位個体の体は四散した。

 

 

 

「何事!?」

 

 

慌てるセイレーン達だが、再び甲高い音とともにまた一体の上位個体が喰われる。

 

 

 

「何アレ!、あんなのこの世界の人類が持ってるわけが……」

 

「尾翼(モデルの絵には無し)に八咫烏と蝶……、不味い!

 

 

ヤツが来た!!」

 

「あんな奴に好き勝手させたら不味い!!」

 

 

 

動揺しながらも対空火器を撃ちあげるセイレーンだが、極超音速で飛ぶ機体を全く捉えることが出来ない。

 

 

 

キィィィィン!、ドカッ!

 

 

また一体喰われる。たった数分、いや数十秒程度の時間までに上位個体が三体も殺られるという状況に、完全に混乱しきっていた。

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

「さすがはブレスト……、いや幌筵泊地だったな、によって開発された戦闘機だ、私の想像以上の動きを見せる。」

 

 

初手で76mmレールガンの400kmの長距離狙撃(いや、あの……、有効射程300kmの予定だったんですけど<開発者談>)を決めて一気に接近後、さらに追加で2発を撃ち込んだダイワ。

 

 

そのまま接近し、超高機動運動を取りながら瞬く間にセイレーン上位個体の真上に陣取り

 

 

「喰らえ」

 

 

キィィィィン!、ドカッ!

 

 

 

再びレールガンを発射。

 

 

「こっちも使って見るか」

 

 

そう言いながら、40mmレールガンに武装を切り替えつつ、空中を横滑りしながら量産型の主砲塔弾薬庫を狙う

 

 

 

ドガガガッ!!

 

 

高初速、高貫徹のレールガンの砲弾には、砲塔の装甲なんぞボール紙よりも柔らかい。

 

 

 

あっという間に弾薬庫に引火して大爆発、量産型とはいえ、駆逐艦では無く、量産型戦艦があっさり沈められることはセイレーン達にさらなる絶望を抱かせるのには十分だった。

 

 

 

ビーッ!

 

 

警告音が鳴り、敵機の接近を知らせる。

 

 

 

「なるほど、ではこいつを使ってみるか」

 

 

 

6隻目の量産型戦艦を沈めた後、FCSを素早く対空モードに切りかえたダイワはそのまま敵機の方へ顔を向ける。

 

 

 

「Fox2……、だったかな」

 

 

 

左右下方の胴体ウェポンベイから短距離空対空ミサイルが飛翔し、敵機を捉える。

 

 

 

「2機撃墜、続けて2機、ガンキルで行く。」

 

 

 

40mmレールガンに切り替え、指切り撃ちで命中させる。

 

 

 

量産型や、艦載機では埒が明かないと判断したらしく、上位個体達が次々と集まる。

 

 

 

「上昇だ」

 

 

 

レシプロでは考えられなかった長時間の垂直上昇を行い、一気に敵の上を取る。

 

 

 

76mm残弾は残り4発、敵は6体。

 

 

 

「近いヤツから殺る」

 

 

キィィィィン!、ドカッ! ×4

 

 

 

あっという間に4体を片付け、残り2体。

 

 

 

「コイツを使ってみるか。」

 

 

 

黒と黄色で塗装された部分に囲まれた赤く、明らかに危険そうなボタンを押す。

 

 

 

 

「ギャァァァァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

 

 

目を押さえながら固まるセイレーン。

 

 

 

幌筵泊地では鉄板となったSEAD任務兼用の目潰しだが、今回はさらに悪質な代物になっており、

 

 

 

 

[超強化指向性ECM]

 

 

 

従来のECMをさらに強化した代物で、相手のレーダーの破壊すらも可能な危険なヤツ。もちろん生き物とかが喰らうと、失明したり、火傷する。

 

 

 

これで動きを固めたセイレーンに40mmレールガンを叩き込む。

 

 

 

76mmではあっという間に消し飛んだ身体は、40mmでは悪趣味なオブジェのごとく穴ぼこになり、バラバラになる。

 

 

 

ピッ、ピッ

 

 

レーダーに戦闘機を表すドットが表示される。

 

 

 

「どうやら後続も来たらしいな、あとは任せてダンケルクの元に戻ろう。」

 

 

 

 

マッハ5まで再び加速し、ダンケルクの元へと戻るダイワであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

「何何何何………!?、こんなこと有り得ない!!」

 

 

 

残された上位個体のうちの一体がパニックに陥る。

 

 

 

確かに機体のマークはダイワのものだった。

 

 

 

まぁ、それはいい、アイツのキチガイっぷりと危険度は誰しもが認める、今回だって無事ではすまないのは予想出来た。

 

 

 

 

だが、

 

 

 

 

この被害だけは予想外だ。以前から機関砲で上位個体を倒したり、空戦機動だけで戦闘機を落としたりするなど、やることなすことがアニメの主人公並だが、わずか1回の、一機の航空機でなされた被害とは到底思えなかった。

 

 

 

・上位個体×10体撃破

・量産型セイレーン戦艦×6隻撃沈

・航空機10機撃墜(帰りがてら6機落とした)

 

 

 

しかも、追加でまた何か来てる。しかも何故か速い。

 

 

 

しかも見えずらい、ステルス機だ……

 

 

 

「なんで、この間までレシプロ機だった奴らがなんでジェット機なんか持ってるの!?」

 

 

 

 

答え:転生者が来たから。

 

 

 

とりあえず直掩機を飛ばしているのだが、先程の混乱のためか中々飛ばせない。

 

 

 

しかも、もう近すぎて出そうにも出せない。

 

 

 

 

「………、撃ってきた………」

 

 

F-31グレイファルコン400機以上から対艦ミサイルが放たれる。

 

 

 

その数なんと1600発。

 

 

「どうして!、どうして!こんなことが!!」

 

 

 

答え:転生者が来たから

 

 

 

そんなことはミジンコレベルでも気づくことの出来ないセイレーン達はとりあえず自らの自衛火器で対艦ミサイルをたたき落とすことにした。

 

 

 

幸いにして亜音速だったが、やはり誘導付きの亜音速の飛翔体を迎撃ミサイル無しで迎え撃つのはかなり厳しく、200発程度の撃墜に成功した辺りから量産型への弾着が相次いだ。

 

 

 

「量産型だけを狙うなんて……、何をする気なのかしら」

 

 

脅威度の高い自分たちを差し置いて、攻撃力こそあれど、KAN-SENからすれば鴨の存在を先に片付ける理由は一体……

 

 

 

「………っ、不味い!!」

 

 

 

今度は超音速の飛翔体が接近してくる。

 

 

 

ドカッ

 

 

 

何体かの上位個体に命中する。

 

 

 

 

避けきれない上、迎撃しにくい対空ミサイルのようで、攻撃によって次々と上位個体が喰われていく。

 

 

「さっきのは陽動も含めた攻撃ってこと!?」

 

 

 

まぁそういう事

 

 

 

 

各空母から発艦してきた艦載機による攻撃の後、ダイワ率いる遊撃隊が敵をレーダーで補足、各艦のSM-6を一斉に発射し始めたのだ。

 

 

 

 

 

対空対艦対弾道ミサイルを兼ねた長距離空対空ミサイルから逃れる術は無い。

 

 

 

 

 

さらに………

 

 

 

 

キィィィィン!、ドカッ!

 

 

 

再び戦場に悪魔が戻ってきた。

 

 

 

速攻で補給を終えたダイワが再び専用機を操り、上位個体を有無を言わぬ物質へと変えていく。

 

 

 

 

 

「ダンケルク、合わせろ!!」.

 

<<任せてダイワ!!>>

 

 

 

ダイワの巧みな回避行動と、ダンケルクの卓越した砲撃能力が組み合わさった時、戦場に悪夢のような結果が現れる。

 

 

 

 

 

「ちょこまかと逃げ回って……「危ない!」

 

 

 

 

ズドーン!

 

 

 

 

ダイワを追跡していて周りが見えてなかった上位個体が複数巻き込まれて消し飛ぶ。

 

 

 

ダンケルクの490mm四連装砲から放たれた時限信管付き対上位個体用榴弾は、ベストなタイミングで起爆。上位個体をまとめて消し去った。

 

 

 

 

 

「おっとぉ、嫁に手は出させない。」

 

 

 

ドガガガッ!!

 

キィィィィン!、ドカッ!

 

 

 

ダイワへの攻撃を諦めた上位個体と、行き場を失った艦載機がヤケクソでダンケルクに襲いかかるが、見逃すわけが無い。

 

 

 

 

 

 

この空は、G海域の空は完全にダイワだけの空だった。

 

 

 

 

 

 

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一方、後方では………

 

 

 

「………、うp主、アレどう見ても人間じゃないんだが?」

 

「そうか?、たった数日であれだけの戦力を整える君らも大概だとは思うぞ?」

 

「いや、人間として考えたら間違いなく……」

 

「それと口調、戻ってるぞ?」

 

「うるさい!、中身40手前のオッサンにそんなこと要求して何になる!!」

 

「だってダメでしょうが、艦娘の香取みたいな女性が汚い言葉を使っちゃあ」

 

 

 

 

「誰 の せ い だ と 思 っ て る ん だ?」

 

 

 

 

「こら、銃を出すな、軍規に触れる。」

 

 

 

「あらあら、元帥とは大変仲がいいようで。」

 

「良くない!!」

 

「えぇー、俺はいいと思ってたんだけどなぁ……」

 

「ぶっ殺されてぇのか?」

 

 

 

 

一応言っておこう、今作の多元は女性である。

 

 

 

 

「とにかくだ、敵の動向次第で、こっちも第2次攻撃隊を出すべきだと思うがどうなんだ?」

 

「その心配はないだろう。」

 

「どうして?」

 

「ダイワが全滅させるだろ。」

 

「あー、確かに……」

 

 

 

納得してしまう多元。

 

 

 

 

「それにだ、今から発艦させてもアイツらの邪魔になるだけだ。もう少し……、後30分くらい後に発艦出来るよう用意してくれ。」

 

「了解。」

 

 

 

 

 

とはいえ、彼らに出番はなかった。

 

 

 

 

 

ちょうど30分後

 

 

「こちらダイワ、敵艦隊掃討完了。艦隊帰投する。」

 

「ほらな、これでもしダイワが他のこと言ってきたら、出すつもりだったが、その心配は無さそうだ。」

 

「むしろ、あの数あれだけの少人数で蹴散らせるダイワ指揮官すごい……」

 

「あの人昔は結構ヤンチャなところとかあったんですけど、ダンケルクさんのおかげで落ち着きましたね。」

 

「ほんと、よく出来た夫婦だよ。敵に回したくはねぇよなぁ……」

 

「俺らの技術、練度だけで捻られそうで怖い……」

 

「まぁ何はともあれ、初出撃は無事完了という訳だ。全艦に達す、帰投せよ。」

 

「了解!」

 

 

 

 

 

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マドラス司令部にて

 

 

 

「諸君。諸君らとKAN-SEN達の働きによって、セイレーンの大艦隊を退けることができた。心から感謝する。だが、1度の勝利を次に繋げるためにも、この戦いで得られた教訓を共有しておきたい。立場を気にせず、自分が必要だと感じる内容を自由に発言してくれ。」

 

「では、私からよろしいでしょうか?」

 

「ダイワ指揮官、なにかあるかね?」

 

「ええ、私の専用機なんですが、素晴らしい出来でした。ですが、あれだけではいずれ限界が来ます。」

 

 

 

げっ多元は咄嗟に地獄のような開発作業を思い出した。

 

 

 

またやれというのか………

 

 

 

そのことについては杞憂だった。

 

 

 

 

「ダンケルクの上空哨戒、艦隊攻撃、その他もろもろを1人で担うには少し無理があったので、ダンケルクを航空戦艦に魔改造して欲しい。ただし、砲戦火力はそのままで。」

 

 

 

 

悲報、無茶ぶりその2来る。

 

 

 

 

「平河さん!」

 

「ちょっと待ってください!、真多呼んできます!」

 

 

 

 

 

 

大慌てで真多を呼ぶ平河。果たして、次なる魔改造はどうなる事やら………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ(苦手な人は飛ばして)

 

 

 

 

 

 

 

幌筵泊地に残った腰堀と建御名方

 

 

 

「それにしても腰堀っち綺麗になったね」

 

「えっ、そうかな………(モジモジ)」

 

「うんうん。大人しくて黒髪の良く似合う女の子になれてるよ」

 

「あ、ありがとう建御名方………」

 

「ところでさ……、そんなに綺麗なんだから……、ちょっとイタズラしたくなるんだよね……」

 

 

 

ギャル(建御名方)が地味系女子(腰堀)を押し倒す。

 

 

 

「た、建御名方……、や、優しくして……ね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こいつら夜戦したんだ!!

 

 

 

 

 

 

 

続け(続かない)

 

 

 

 

 

 

 







「あれ?、腰堀は?」

「さっき建御名方の部屋に行ったのを見ました。」


(歩いてくる建御雷)



「ちょっと誰か部屋融通してもらってもいいですか?」

「あ、ああ、別に幌筵泊地はどこでも空いてるから適当な部屋に立札かけてくれさえすれば勝手に入らないよ。」

「ありがとうございます。」



スタスタ……



「えっ…、ちょっ……、何が起きた?」

「恐らく百合の花が咲いたのかと……」

「あっ、ふ〜ん(察し)、薄い本が厚くなりそうだな。」





次回もお楽しみに!、間違い指摘はコメント欄にお願いします。
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