チート幌筵泊地、次の敵はセイレーン也   作:提督兼指揮官兼トレーナー

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というわけで、基地防衛戦です。


チート級の艦隊vs深海棲艦よりも技術が優れていて、それなりに数のあるセイレーン



果たして勝つのはどっち?








第8話 基地防衛戦

 

 

 

「レーダー、敵の数は?」

 

「およそ数千、上位個体ばかりの精鋭です」

 

 

 

 

多元、ダイワ、そして者主の率いる艦隊は、マドラス基地付近に展開、向かってくるセイレーン侵攻部隊を迎撃する構えだ

 

 

 

 

 

ダイワ指揮官直轄艦隊(制空権確定)

ダンケルク

アクィラ

タイコンデロガ

ブレスト

リノ

アルジェリー

 

 

者主元帥直轄艦隊(全艦重力操れる)

比叡

イラストリアス

大鳳

愛宕

吾妻

ボルチモア

 

 

 

多元直轄艦隊(航空攻撃ガチ勢)

エンタープライズ

ホーネット

ネバダ

ベルファスト

ラフィー

綾波

 

 

 

 

ここに、F-15EXとE767、F-22からなる基地航空隊が加わることとなる。

 

 

 

 

 

「敵戦闘機は?」

 

「多数、ただ、いずれも亜音速クラスにまで加速しています」

 

「奴らもう対応してきたか……、おそらく空中戦となれば超音速にはいくだろう、こちらも艦載機で対応、ダイワに指揮を執らせろ」

 

「了解!」

 

「<<イラストリアス、聞こえるか?、艦載機を出してくれ>>」

 

<<わかりましたわ、指揮官様>>

 

「比叡、艦隊に対空戦闘用意を」

 

「わかりました、全艦対空戦闘用意!」

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

 

迎撃艦隊上空

 

 

 

 

<<諸君、制空戦の指揮を執るダイワだ、君たちの足元には母艦が居て、後ろには基地がある。万が一抜かれれば、母艦は沈み、基地は爆撃を受け、KAN-SEN達は壊滅するだろう……、何としてもここで食い止めるんだ!、左翼大編隊は多元中将の航空隊、右翼大編隊は元帥の航空隊、艦隊直援はアクィラ艦載機が、基地航空隊は基地に向かう敵機を対処せよ、タイコンデロガは先に敵前衛への攻撃を開始しろ、

 

 

 

 

 

残った正面の敵はダンケルク航空隊と俺が引き受ける>>

 

 

 

 

 

 

早期警戒管制機から送られきたデータによると、どうやら敵も味方機に含まれているような機体を保有しているとの事。

 

 

 

 

「制空戦はガンポッドと、ミサイルにしておいて正解だな」

 

 

 

機体下部の76mmを取り外し、25mmに切り替え、翼下にもミサイルや、ガンポッドを満載したダイワ。

 

 

 

 

<<ダンケルク航空隊全機高度を上げろ!、付いてこい!>>

 

 

 

スロットルを押し込み、推力を上げ、上昇する各機

 

 

 

<<まもなく戦闘開始だ、F-3は中射程ミサイルを敵に照準、ASFXは、艦隊からのミサイルの中間誘導を頼む>>

 

 

<<了解、艦隊に向けて対空戦闘開始との通達>>

 

 

 

 

ダイワ直轄艦隊

 

 

 

「対空戦闘開始!、ダイワを援護します」

 

 

 

 

各艦艇の艦対空ミサイルをいっせいに発射、おおよその位置に向けて発射した後、ASFXの中間誘導と、ミサイル本体のシーカーで敵機を狙う。

 

 

 

 

「ダンケルク達が撃ち始めたか、よし、初撃で相手を崩す。全機ロックオン次第発射!」

 

 

 

 

敵はまだこちらを捉えていない。こちらのミサイルは全て早期警戒管制機とのデータリンクの元、早期警戒管制機からのデータでロックオンする。直接照準では無いため、先手を取れる。

 

 

 

 

<<こちらASFX部隊、ロックオンされました>>

 

<<慌てるな、ロックオンされた位置からミサイルの種類を特定して、直ちに回避しろ>>

 

<<了解!>>

 

 

 

 

ステルス性は高いとはいえ、F-3やダイワ専用機に比べればステルス性に劣るASFX。ロックオンされたものの冷静な対処をさせる。

 

 

 

 

<<チャフを撒け、ブレイク!>>

 

 

 

 

あっさりミサイルをかわし、すぐに編隊を組み直す

 

 

 

「反撃だ、中射程ミサイル発射!」

 

 

 

すぐに中射程ミサイルで反撃、状況的には、ASFXが囮となり、ダイワとF-3が攻撃する形となっている。

 

 

 

 

<<敵機、3割を喪失、残りは依然として突っ込んできます>>

 

<<4割はやれると思ったが、意外に回避したな、全機近接戦闘用意、ペアを組んで囲まれないように立ち回れ>>

 

<<了解>>

 

 

 

ダイワはそのまま速度を上げて敵編隊に突っ込む

 

 

 

 

「まず1機!」

 

 

新たに実装された単発モードを利用する。

 

 

 

「もうちょい………、もうちょい……、ここ!」

 

 

 

ズガッ!、ズガッ!、ズガッ!

 

 

 

羽を吹っ飛ばされた機体が墜落していく。

 

 

 

 

「次、右側の敵機、ここ!」

 

 

 

ズガッ!、ズガッ!、ズガッ!

 

 

 

ドカーン!

 

 

 

命中、燃料タンクに引火したらしい、派手に吹っ飛んだ

 

 

 

 

「まだまだ敵は多い、多元中将達が開発した機体とはいえ、弾薬には限りがある」

 

 

 

 

そう言うと、突然高度を上げ、急降下する中で極超音速に到達し、そのまま敵機をソニックブームに巻き込んで撃墜する。

 

 

 

 

「こういうのはマニューバキルというのか?」

 

 

 

多分違う……

 

 

 

 

が、さすがに接近すれば如何にステルス性が高くても捕捉出来る。

 

 

 

「ミサイルか、チャフなんて要らねぇと思う、こうすれば躱せるからな」

 

 

 

そのまま機体を敵機の近くで動かし、ミサイルが目標を誤認し、敵機を撃墜。

 

 

 

「浮いた分、燃料を積めばいい」

 

 

 

そう言って次の目標を狙うダイワ。

 

 

 

 

 

空戦はミサイルの撃ち合いになったものの、ミサイルの性能や、練度などで上回るKAN-SEN側が有利に進めている。

 

 

 

 

 

 

元帥直轄艦隊にて

 

 

 

「空戦は数に勝るものの、練度と性能の低いセイレーンが押されている形か……、対潜哨戒はどうなってる?」

 

「多元中将の艦隊が対処しています」

 

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

「対潜戦闘用意!、ジャベリンとラフィーは対応せよ」

 

「ジャベリンの活躍、見ていてくださいね」

 

「状態良好、行こう」

 

 

 

ジャベリンとラフィーの持つVLSから一斉に対潜ミサイルが放たれる

 

 

 

 

「対潜魚雷、投下!」

 

「対潜爆弾投下!」

 

 

 

 

発艦したSH60Kや、基地から出撃してきたP-1も対潜魚雷や、対潜爆弾を投下し、上位個体から量産型までやってきていた潜水艦をボコボコにする。

 

 

 

 

 

「者主元帥に通達、潜水艦は蹴散らしたと」

 

「了解した、指揮官」

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

「多元からの潜水艦全滅の報を受け取った、艦隊前進、楔を撃ち込む!」

 

 

 

 

元帥直轄艦隊が、対艦ミサイルを発射していっせいに速度を上げて敵艦隊に突入する。

 

 

 

 

「重力シールド展開、敵の対艦ミサイル等はそれで対処せよ」

 

 

 

 

 

と、重力が変わったことにより対艦ミサイルが次々に挙動を変え、海に突っ込む。

 

 

 

 

 

「全艦砲撃始め!」

 

 

 

 

 

「荒波と共に消えなさい!」

 

「聖なる光よ、私に力を!」

 

「指揮官様以外の全てが壊れてしまえばいいのに!」

 

「話を聞かない子にはオシオキしないとね~」

 

「全艦、フォーメーションスタンバイ!」

 

「頑張ります!」

 

 

 

 

普段から主砲をぶっぱなせる比叡、愛宕、吾妻、ボルチモアだけでなく、改修によって砲戦甲板を有するようになったイラストリアスや、大鳳も砲撃戦に参加し、敵をなぎ払いながら前線をこじ開ける。

 

 

 

 

新型の半実体弾…………、折りたたみが可能なカートリッジに、着弾の衝撃によって爆発する粒子を纏わせて発射する、新志向砲弾であり、エネルギーさえ用意出来れば基本的に弾切れを心配する必要は無い程の継戦能力の高さを誇る、まさにチート兵器。

 

 

 

 

これを持つ直轄艦隊は、圧倒的弾幕を展開しながら前線をこじ開け、艦隊を分断していく。

 

 

 

 

 

無論、セイレーン側も黙って見ておらず、激しい砲撃が向けられるものの、それらは艦隊の形成する人工重力の前に次々と防がれ、逆に艦隊のミサイルで沈黙させられる始末。

 

 

 

 

 

だが、数の多いセイレーンは、まだその勢いを失わない。

 

 

 

 

 

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 

 

 

 

 

 

 

ダンケルク後部飛行甲板

 

 

 

「ダンケルク、着艦する」

 

「わかったわ」

 

 

 

 

ノズルを切りかえ、垂直着陸を行うダイワ。

 

 

 

 

致命傷にはなっていないものの、被弾した機体が激しい戦闘を表している。

 

 

 

「ダイワ、次はどの兵装で?」

 

「76mmだ、とにかく上位個体の数をとりあえず減らさないと相手は長期戦すら辞さない構えの中で、こちらが息切れしてしまう、いや、むしろそれを狙っているのだと思う」

 

「76mmでどうするの?」

 

「旗艦を殺る、さっきの空戦で旗艦らしき奴を見つけた。おれがそいつを殺るから、ダンケルクはもらったアレを使え」

 

 

 

 

 

アレ、とは出撃前にダンケルクが幌筵泊地の古代アケーリアス人……じゃなかった真多君から貰った新型砲弾である。

 

 

 

 

 

「わかったわ、気をつけて」

 

「ああ、必ず帰ってくる」

 

 

 

 

ダンケルクが艦首のカタパルトから離れ、安全地帯へと下がる

 

 

 

 

<<ダイワ、発艦する>>

 

 

 

 

コンデンサーにエネルギーが充填され、ジェットブラストディフレクターが立ち上がり、エンジンが唸りを上げてカタパルトが射出される。

 

 

 

 

 

 

旗艦への一撃必殺を目論むこの攻撃、

 

 

 

他艦隊も支援に入る

 

 

 

 

多元直轄艦隊

 

 

「エンタープライズ、艦載機を回せ、全力で敵艦隊を叩いて援護する!」

 

「任せてくれ指揮官!」

 

 

 

 

 

 

 

元帥直轄艦隊

 

 

 

 

 

「愛宕、ショックカノンだ、上空の上位個体を殺れ」

 

「わかったわ、指揮官くん」

 

 

 

 

 

青白い光が、上空で次々に上位個体をぶち抜く

 

 

 

 

(イメージ的には宇宙戦艦ヤマト2205のイスカンダル上空での戦闘で、ヤマト含めた第65護衛隊のショックカノンがデザリアム艦隊に突き刺さるシーン、アレを海上からやった感じ)

 

 

 

 

「多目標同時対処能力をしっかり上げておいて良かった」

 

 

 

 

 

 

上空の上位個体が一時的に数を減らし、旗艦への道が開ける。

 

 

 

 

「ダイワ行け!」

 

 

<<支援感謝します!>>

 

 

 

 

ダイワが高度を一気に上げ、そこから急降下して旗艦へ襲いかかる。

 

 

 

 

「行くぞ!」

 

 

 

 

レールガンへの充電を120%、通常時はやってはいけないレベルまで高めていく。

 

 

 

「エンジン全開!」

 

 

 

さらに推力を上げて機体の力学的エネルギーを変化し続ける。

 

 

 

 

事態を悟ったセイレーンは全身にバリアを纏う

 

 

 

「ちっ、バリアを張りやがったか、でもこの速度、このエネルギーならぶち抜ける!!」

 

 

 

 

 

物凄いGがかかる。だが、液体呼吸により、その影響は最小限だ。

 

 

 

 

「ターゲットロックオン………

 

 

 

 

 

 

レールガン、発射!!」

 

 

 

 

 

キィィィィィィィィン!、ドカッ!

 

 

 

 

甲高い音の後に飛翔体が発射される。

 

 

 

 

第一宇宙速度は軽く超えているであろうその飛翔体がセイレーン旗艦に命中する時、轟が戦場を支配する。

 

 

 

 

 

 

元帥直轄艦隊

 

 

「ダイワのやつが決めたな、直轄艦隊全艦ウェポンズフリー、混乱に乗じて敵を叩く。多元にマドラスから出撃可能艦隊を出すように伝えろ!」

 

「了解」

 

 

 

 

 

多元直轄艦隊

 

 

 

「元帥より入電!、出撃可能艦隊を出せとのこと」

 

「了解した、平河さんに連絡を」

 

 

 

 

 

ダイワ直轄艦隊

 

 

 

「ダイワがやってくれたわ!、上位個体でも強力なものを優先してロックオン、試製反物質カートリッジ誘導徹甲砲弾発射用意!」

 

「発射!」

 

 

 

 

ダイワの一撃で穴の空いたセイレーン艦隊に艦隊が攻撃を開始する。

 

 

 

 

果たして、この戦いの勝負の行方は………

 

 

 

 

 

 

 

 

 







予定より遅れました。すみません






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