原付に乗って移動する銀時と鉄子。船が墜ちていく様子を眺めながら、現地へと急ぐ。
「おいおい、ありゃすでにおっぱじまってるんじゃないの?」
「成長した紅桜は戦艦10艦分の戦力と同等とされている。あんな船じゃ戦うこともままならないね」
「戦艦10艦って……。想像つかねぇよ」
「お○ぱいがミサイルのお母さん1000人分の戦力だ。」
「それはお母さんじゃねぇよ!!」
鉄子は運転しながら後ろにいる銀時に刀を渡す。
「これを」
「これは……」
「私が打った刀だ。木刀では紅桜に太刀打ちできない」
「刀は良いよ。この鍔の装飾なにこれ?うん」
失言直前の銀時が、地面に落とされる。鉄子は心外だという表情で答えた。
「うんこじゃない!これはとぐろを巻いた龍だ!」
「俺がうんこ言う前にうんこって言ったよね?それもう自分でうんこって認めちゃってるよね!?」
う○こ論争をしている最中に、下の方から声が聞こえる。
「エリザベスさん!船の準備完了しました!」
「ですが、大丈夫でしょうか?既にこちらは3艦墜とされていますし、この船はまともな武器もありませんぜ」
「それに、桂さんだって……」
[あの船から懐かしい感じがするんだ]
エリザベスの変わらない筈の表情に、可能性を感じた攘夷志士達は希望を溢れさせる。
「ってことは……!」
「今すぐ船へ向かいましょう!」
そんな会話をこっそりと聞いていた2人がいた。
ーー船内ーー
膝をつく高杉に、駆け寄るまた子と、エリザベス?から現れた人物に武市は驚いた。
「晋助様!」
「ほぉ、これは意外な人とお会いする」
驚いていたのは、武市だけではなかった。
「桂さん!」
「この世に未練があってな。蘇って来たのさ。かつての仲間に斬られたとあっては、死んでも死にきれぬというもの。だろう?高杉」
「ククククッ。仲間ねぇ。まだそう思ってくれていたとは。ありがた迷惑な話だ」
高杉が立ち上がる。斬られた腹には、教科書のような物があり、それが致命傷を防いでいたことが明らかになった。
「まだそんなものを持っていたとは。お互い馬鹿らしい」
桂も同じ教科書を手に取る。手にあった教科書も同じように斬られ、血が滲んでいた。
「クッ。お前もそれのおかげで紅桜から守られたってことか。思い出は大切にするもんだねぇ」
「いいや、貴様の無能な部下のおかげさ。よほど興奮していたのだろう、生死もろくに確認せず、髪だけ斬っていったわ。対した人斬りだ」
「逃げ回るだけじゃなく、死んだふりまで上手くなったらしい。で、わざわざ復讐しに来たのかい?奴を差し向けたのが俺だと?」
「奴がお前の差し金だろうと、独断だろうと関係ない。ただ、お前がやろうとしていることを黙って見過ごすわけにもいくまい」
船が爆発する。武市やまた子が驚いており、特に爆発した場所が大問題であった。
「貴様の野望、海に消えてもらおう。江戸の夜明けを見るまでは死ねんのでな」
紅桜工場が桂によって爆破された。その爆発と共に高杉一派の増援がやってくる。同時に、神楽の拘束を斬り、神楽を解放した。
また、思いもよらない人物が爆発にノッて現れた。
「アイタタタ。髪が余計パーマに……」
「「「ハイセ!」くん!」」
ここで、銀時以外合流しました!!