「ここで働かせてくれませんか?」
やはり急すぎただろうか。万事屋の人達も少し困惑しているのが見て取れる。
「なるほどな。しかしだ、仮に
一匹?なんのことだろうと思っていると、ちょうど奥の部屋のドアが開いた。
「ワン」
僕の人生の中で、一番大きい犬がそこにいた。白くてふわふわした体だ。触ったら気持ちよさそう。後、口に餌皿を咥えている。確かにこの大きさなら、食費は馬鹿にならないだろう。
「わかったわかった、新八ー、定春の餌を頼まぁ」
「分かりました。ちょっと待っててね定春、今持ってくるから」
「ナルハヤで頼むネ、定春がお腹空かせてるアル」
仕事の話が流れてしまっている。僕は再び話を戻した。
「僕がどんな奴か……ですよね。ここで話した所で本当かどうか分からないと思います。なので、こういうのはどうです?」
僕はこの万事屋の人達と話しながらここで働くにはどうすればいいかを考えていた。そして、自分で言うのもなんだが自信策を思いついていたので、その内容を話した。
「採用試験ねぇ……、テストとか俺ぁ作れないぜ?大丈夫か?」
「テストである必要はないんじゃないですか?仕事に一回付き合ってもらって、その結果を僕たちで話し合えばいいんじゃ?」
「仕事一つお任せして、新八が仕事ぶりを付き添いで評価、その評価を私達に伝えてくれればいいアル」
「神楽ちゃん……それ仕事を佐々木さんと僕に任せて自分たち休んでるよね?」
話が進みつつある。ここでさらに次の一手。
「新八さんの言っている形で良ければ、ぜひ、お仕事に付き合わせてください。万事屋の仕事に、僕が適しているかいないか、皆さんに判断して頂けるとありがたいです。もちろん、働けたら嬉しいです」
これで、門前払いされる可能性はほぼ0になった。今のところ、仕事ぶりをみて、万事屋で働くか働かないかの段階に来ている。ドアの前で寝ていた人から、万事屋銀ちゃん入社希望者ぐらいにはなれたと思う。
「おし、わかった。ハイセ。お前の万事屋で働きたいって熱意は認める。ただ、熱意だけで入れる万事屋銀ちゃんじゃねぇからな。これから、ある仕事にお前も付いてきてもらう。その仕事ぶりを見て、万事屋加入かどうか、俺と新八、神楽で決めさせてもらう。それで大丈夫か?」
「はい、大丈夫です。任せてください」
これから行う仕事に、今後が掛かっている。僕は覚悟を決めた。
数字っていうのは恐ろしいですね。
もともと、これが書きたい!って思って書き始めたものなのに、気づいたらUAとかの数字を気にしてしまうようになってました。
これで、モチベ下がったら本末転倒なのに…