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…おや、君は誰だ…?いや、まずは私が名乗るべきだな。
自己紹介をしよう。私は摩多羅隠岐奈。秘神であり、幻想郷という土地を創り出した賢者の一人だ。君が誰だか私にはまだ分からないが、これから君に見てもらうのは、我々が創り出した幻想郷の歴史だ。
ふむ、その反応だと、君は元々幻想郷を知っていたみたいだね。それならば話は早い。だが、私が今から見せる幻想郷は、君が知るものとは幾つか異なるだろう。まぁ、見てもらった方が早いかな。ふっふっふ…それでは。
ようこそ、幻想郷へ。
おかしい…
何かがおかしい…いや、全てがおかしい。
私の名前は博麗霊夢。妖怪退治を担う巫女。
私はつい先日、守矢神社と和解した。
と言っても、先に喧嘩を仕掛けてきたのはあちら側だけど…
で、本題だけど、私が守矢神社と戦った時、その日は"秋"だった。
だけど、今はどうよ。博麗神社には桜が咲き誇ってるじゃないの。
これは明らかに異変、それも守矢神社との争いとは
スケールが違うレベルの異変だと思う。
ひとまず友人と異変解決に向かおう。
魔法の森。ここには魔理沙が住んでいる。
霧雨魔理沙、彼女はここで霧雨魔法店を経営している。
先日の守矢神社戦でも手伝ってもらったばかり。
そんなことより…
何で"魔法の森は雪が降ってる"のかが気になって仕方ない。
私の神社は桜が咲いていたのに…
「おっ!霊夢!今度は何の用だ?」
魔理沙が出てきた。
霊「魔理沙、なんでここは雪が降ってるのよ…?」
魔「なんでと言われても…なんでだろうな!」
大方予想通りの回答だった…
霊「私の神社では桜が咲いてたのよ!
これは異変よ!間違いないわ!」
魔「本当か!?異変なら私も解決に向かうぜ!」
こちらも予想通りの回答だった。(いい意味でね)
秋。やはり秋だ。
妖怪の山は紅葉が一面に広がっており、秋!って感じがする。
例の紅葉の神が働きすぎたとか…?いや、そんな訳ないか…
文「あややや、霊夢さんに魔理沙さん。貴方達も異変解決に?」
霊「貴方達"も"って…まさかあんたも!?」
文「ええ、幻想郷中の四季がめちゃくちゃな異変、
こんなの初めてですよ。」
彼女は射命丸文。守矢神社に向かう途中で、戦う羽目になった天狗。
私も戦うのは面倒だったし、
こいつも大天狗の命令で渋々だったらしい。
守矢神社との和解後はたまに私の神社に遊びにきている。
あと、こいつは情報源が怪しい"文々。新聞"を作っている。
霊「へぇ…で、異変解決も上司の命令とかでしょ?」
文「いえ、これは私単独の意志ですよ。
新聞のネタにもなりそうですしね〜!」
魔「そんな事だろうと思ったぜ!ははは!」
文とは別行動をとる事にした。
その後は結局何の手がかりも無く、やる事が無くなってしまった。
文の方はどうだろうか。少し気になったけど、
今はそんな場合ではない。
仕方なく博麗神社に戻る事にした。
霊「はぁ…これじゃ黒幕にすら辿り着けないじゃない…」
魔「どうしようか…私も、次何をすれば良いかわからないぞ…」
?「あ!おかえりなさい!」
霊「ただいま… って!あんた誰よ!ここ私の神社よ!?」
?「えっ!?私ずっとここを守ってたじゃないですか〜
高麗野あうんですよ〜」
魔「霊夢、こいつお前の知り合いか?」
霊「いや知らないわよ!侵入者じゃないの!?」
魔「こういう時は弾幕ごっこだぜ!いくぞ!」
弾幕ごっこ。誰が制定したのかもわからない、幻想郷のルール。
何故みんなが弾幕ごっこに対応しているのかは、
もはや不思議じゃない。
スペルカードと呼ばれる必殺技(?)を駆使して、
美しく戦う事が基本らしい。
という事で私も弾幕ごっこに参加してくるとしよう。
霊「魔理沙!私も手伝うわよ!」
魔「え?もう終わったぞ。何してたんだ?」
霊「えっ」
高「ひど〜い。私はただ、神社を守ってただけなのに〜。」
どうやら、この子は嘘は付いてないみたい。
霊「そう…ごめんね?」
どうやら神社はしっかりと守ってくれるらしい。
これで神社を留守にしても心配が無いと思う…多分…
「霊夢!うちに来なよ!
何かヒントがあるかもしれないぜ!」
と言われたので、霧雨魔法店に向かっている。(期待はしてない)
しかし、予想は違った。
魔理沙の家の前に、椅子に座った謎の人がいた。
横には変な服装の子供が2人、小馬鹿にしたような目で見てくる。
尊大な態度の椅子女が口を開いた。
?「遅い…お前らは何をやっていたのだ…?」
何を言っているのかわからなかった。
多分魔理沙もそう思ったでしょうね。
?「私はこの幻想郷を創った摩多羅隠岐奈だ。
この異変も私が起こした。
幻想郷が機能しているか、そして異変解決者の動向も調べる為にな。
だが…まだこの幻想郷には、
特筆すべき異変解決者はまだいない事が判明した。
今のお前達ではこの異変は解決できぬ。私を倒せないからな。」
なんと自ら黒幕が来たみたい。それもかなりの大物。
霊「倒せない…?そんなの、やってみなきゃわからないじゃない!
やってやろうじゃないの!」
摩「心意気は合格だ。だが、まだ経験が浅すぎる。
まぁここまで来たのなら、相手をしてやろうではないか。
私に見せてみろ!今のお前達にできる、最大限の力をな!」
「へっ、相手をしてくれるのか?そりゃあよかった。」
「でも、戦うのは私達じゃないわよ!」
「霊夢さん!魔理沙さん!間に合ってよかった!」
摩「天狗に戦わせるつもりか…それで私に勝ったつもりか?」
霊「文でもないわ!あんたに対抗できるレベルの、
とびきりの大物に戦ってもらうのよ。」
?「やれやれ…この借りは高くつけるよ。」
摩「なっ…そう来たか…考えたな…」
?「お前が…この異変を起こしたんだってね?
天狗に言われたんだ。
このスケールの異変だと、私達では黒幕を倒せないと。
それも仕方ない、
ここにはまだ大きな異変は起きていないんだから。
なるほど、やはりお前からは神格を感じるよ。
よってここは、同じく神であるこの八坂神奈子が相手をしよう!」
文がいなかったら今頃、
太刀打ち出来ずに満身創痍だった。
今の私達ではどれだけ踏ん張っても、
この摩多羅隠岐奈とやらには、
勝てなかったと思う。
このスケールの異変は神の仕業と考えた私達は、文に言った、
この異変は守矢神社の神にも手伝ってもらう他ないとね。
まさか黒幕が魔理沙の家の前にいるとは思わなかったが、
幻想郷最速である文はすぐに見つけ出してくれたらしい。
…今度、文の新聞制作でも手伝ってあげようかな…
あの後、
神奈子と戦うのはお互いにメリットがないと考えた私、
摩多羅隠岐奈は降参した。
いやはや、今の彼女達で出来る最大限の力は
"神への協力要請"であながち間違いではないと思うよ。感心感心。
ああ、あと異変も収束させたよ。
まぁ、幻想郷を崩すつもりではなかったからね。
それにしても、私が異変を起こす頃にはもう、
月の民と交流したり、
紫と関わりをもっているだろうと思っていたのだが…
神奈子も「ここには大きな異変は起きていない」と言ってたな。
私の手違いか…?それとも、何かズレが生じているのか。
今考えても仕方ないが、私の想定とは大きく異なっている。
だが、このような状況が知れたのは異変を起こした甲斐があった。
特に博麗の巫女はもっと強く無くなくてはならん。
こうなれば仕方ない、私が直に稽古をつけてやろう!
里乃!舞!留守番は任せたぞ!
初めまして。
早速ですが、見ての通り読みづらいと思います。
しかも短くてですね。すみません。
いいですよね、隠岐奈さん。私の推しは純狐なんですけども…
今のところの時系列として、
風神録→天空璋→…
となっております。
この先も大まかに決めているのですが、いかんせん私が多忙でして…
続きはまた先の話になると思われます。
と言っても、
そもそも見てくれる人がいるのかという話なので、
独り言はほどほどにしておきます。