断罪ヒーロー:ディスティース   作:樹海 林

1 / 42
主人公イメージイラスト

【挿絵表示】



第二の平和の象徴

事の始まりは中国 軽慶市。発光する赤子が生まれたというニュースだった。以降、各地で超常は発見され原因も判然としないまま時は流れる。

 

何時しか超常は日常に、架空(ゆめ)は現実に。世界人口の約8割が何らかの特異体質である超人社会となった現在、混乱渦巻く世の中でかつて誰もが空想し憧れた、一つの職業が脚光を浴びていた。その職業こそーー

 

超常に伴い爆発的に増加にた犯罪件数。法の抜本的改正に国がもたつく間、勇気ある人々がコミックさながらにヒーロー活動を始めた。

超常への警備悪意からの防衛。たちまち市民権を得たヒーローは、世論に押される形で公的職務に定められる。彼らは活躍に応じて与えられる。

国から収入を、人々から名声を。

 

 

ヒーロー名:オールマイト

個性名:不明

『平和の象徴』と呼ばれた彼は、人々に希望を与え、(ヴィラン)に絶望を与えた絶対に折れないNo.1ヒーロー。

 

そしてもう一人。第二の平和の象徴と呼ばれたヒーローが居た。

 

ヒーロー名:ディスティース

個性名:七つの大罪

能力:不明

『第二の平和の象徴』と呼ばれた彼女は、『断罪ヒーロー』と言う二つ名を持っており、その名の通り数え切れない程の(ヴィラン)を倒してきた。

 

これは、そんなヒーローが(ヴィラン)を倒して行く様を書いた物語であるーー

 

 

 

 

 

 

さてさてさ〜て。

皆さん初めまして。ディスティースと言います。はい。

私はですね。所謂、ヒロアカの世界にTS転生した人でしてね。転生してからもう大分経ってるので、「私」って使ってるけど昔は「俺」だった人です。転生前の話はしてもそんな意味無いし言うの面倒臭いし…

あ、そうそう。私の個性名でわかる通り七つの大罪の技を使えるのが私の個性だ。…クソ強い奴ですねぇ。チート転生だねうん。ヒーロー事務所はありません。そういうの向いてないのでね。

 

あ、(ヴィラン)さんだ。何してるのかな〜?お、結構速いな。あれが個性みたいだね。引ったくりかな?ヒーローが追い掛けてるけど速くて追いつけてないらしい。それじゃあ、私の出番かな?

んじゃあ、行ってきます。

 

 

見つけた。あそこか。

「さてさてさーて。」

突撃ーーー!!

ドンッ

「ガハァッ!」

「ダメだよォこんな街中で。沢山ヒーロー居るんだからさ。自分の個性を過信し過ぎだよ。さて、君がした行動で一人の人が不幸になる所だった訳だ。行くところ行って自分の『罪』を償って来てね。」

ざわ...ざわ...

「断罪ヒーローディスティースだ!」

「かっこいいー!」

「凄い…速すぎて捕まえるまで全然見えなかった…」

 

「あらら。ギャラリーが沢山来ちゃった。」

警察にこいつ渡してさっさと逃げようか。…ん?

「すみません!誰戦ってます!?」

この緑髪にそばかすは…主人公さんですね分かります。ココで会っちゃうんだ…まだ中学生の出久くんだね。勉強(?)熱心だなぁ。

「少年。すまないがもう終わっちゃったよ。」

「えぇ!?ディスティース!?どうしよう…話しかけられちゃった…

出久くんらしいわ。相変わらず、オタクだねぇ。

「どうかした?」

「あ!いえいえ!大丈夫です!はい!」

「人が多くなってきたな…」

「すみませーん!あけて下さい。」

「ん?お、警察が来たみたいだね。すまない少年。私はこの(ヴィラン)を警察に渡さないと行けないから、行くね。」

「あ、はい。すみません…」

「あ、そうだ。少年。君は見た感じ、ヒーロー志望かな?」

「え?…あ、はい!無個性なんですけど…」

「成程ね…それでも、君はヒーローを目指しているわけか。まぁ、正直難しいねぇ。」

「…ですよね…」

「だけどね少年。君は無個性という事実を知っても諦めなかったんだろう?だったら何時かきっと報われる。だから、これからも諦めずに頑張ってね。私はヒーローになった君を待っているから。」

「!……ありがとうございます!」

「それじゃあね。」

後でオールマイトに言われる様な事言っちゃったよ…まぁ、大丈夫でしょ!じゃあ、逃げるか!

「さよなら〜!」

アニメみたいと言うかアニメのジャンプってベンリダナー。

「かーえろ。」

跳ぶだけでいいから車要らずっていう。個性があるって本当に便利。

 

ドテドテ(エリア移動音)

 

 

「ただいまぁー。」

まぁ、誰も居ないんですけどね。ちなみに両親は他界してます。…え?スっと言うことじゃないって?こんなもんだよ。大分他界してから経っているしね。…ご飯食べるか。一人暮らしも長いし、料理はちゃんと出来る。

 

トントンジュウジュウパカガタッ

 

出来た。カルボナーラ作ってみた。食レポする才能はないのでさっさと食べます。

 

 

「ご馳走様でした。」

美味しかった。風呂入って来るか。ちなみに風呂に鏡は無い。TS転生系って大体鏡に映る自分の裸見て恥ずかしがるか、何も思わなくなってるかだと思うんだけど、それすら起こらないっていう。じゃあ、行ってきます。

 

暖かかった〜それじゃあパトロール行ってきます。

 

 

 

 

 

 

(ヴィラン)を5人程裁いて来ました。ヒーロー活動も楽じゃないぜ。 そろそろ寝るか。何か1年ぐらい経つ様な気がするけど、気の所為か。

「おやすみなさ〜い。」

( ˘ω˘ ) スヤァ…

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。