断罪ヒーロー:ディスティース   作:樹海 林

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タイトル思いつかねぇ。


ヒーローを育てる者として

死穢八斎會の若頭である治崎の個性により治崎の部下が融合される。

(治崎…部下と融合した…さっきまであった傷も消えてる。)

「潔癖の気があってな…触られるとつい頭に血が上がっちまう。ここまでされたのは初めてだ。悲しい人生だったなルミリオン。」

治崎が、個性を失ってしまったルミリオンに話しかける。

「壊理に…俺に関わらなければ、個性を永遠に失うこともなかった。」

(!!個性を…)

(永遠に失う!?)

サー・ナイトアイとデクが目を見開く。

「関わらなければ…夢にかかったままでいられた。失ってなお粘って、そしてその結果が仲間を巻き込み全員死ぬだけなんてなァ!」

ドォーン!!!

治崎が融合した部下の個性を使い、ルミリオンとサー・ナイトアイに攻撃を仕掛ける。

ドォン!

「!」

が、到達する前に、デクによって妨害される。

「なっ…」

治崎はそれを手で受け止め、弾く。

シュウィン!

そのまま反撃に繋げる。

(動きが読めない…アイアンソールじゃなかったら貫かれてた!)

デクは、反撃を辛うじて受け止める。

「力と速さ、それだけだ。」

「くっ!」

「こいつの相手は私がする!」

すると、サー・ナイトアイが攻撃にうつる。

「させるか。」

(手数を封じつつ、距離を詰める。地形変化をさせない。)

「貴様はルミリオンと壊理ちゃんを!」

「了解です!」

「イレイザーをどこへやった!側近もいないのは!」

「個性を消すヒーローには興味があるんでね。VIPルームに案内しといたよ。」

「他人の個性を壊し、浸っている人間が、個性を消されるのを恐れているのか。」

(永遠というのは、銃弾は完成していてルミリオンに使用したということか?こそこそ逃げようとしていたのは、その銃弾を隠すためだったはずだが…)

「よっぽどルミリオンが怖かったか!」

治崎は無言で攻撃を続ける。が、サー・ナイトアイの未来予知により躱される。

(ミリオ…私を信じてくれて、強くなったお前を誇りに思う。私は…お前とお前の守りたいものの無事を…)

 

『見たのか?私のことは見なくてもいいって言ったはずだろう。』

オールマイトが言う。

 

『へぇ…見たんだ。ま、どっちでも、私のすることは変わらないよ。』

ディスティースが言う。

 

『はるか先のことを何故見ようとしねぇ。』

グラン・トリノが言う。

『私が見た未来は変えられません。何度も確かめました。見た未来と全く異なる行動をとっても、帳尻を合わせるように元の流れに戻されてしまいます。そこから未来が分岐することはありませんでした。私が見ることでその人の未来を、決定づけているのではないでしょうか…もし私が、オールマイトやディスティースの未来を見なければ…彼らの未来は、変わっていたんじゃないでしょうか。彼の死は…彼女の絶望は…私が…』

『…考えすぎだ。』

『そうかもしれません。しかし、私はもう…他人の未来を見たりはしません。』

 

(結果を見ずとも、1秒先の予知を繰り返し、私とミリオが求める、最良の結末を!)

が、サー・ナイトアイの動きを防ぐように、コンクリートの棘が迫る。

「くっ…!」

シュン!!

ドォォォーーーン!!

「!!」

「なんだ!?」

「あっぶねー…」

(間に合った…)

「ディス…ティース…?」

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