「ゴホッゴホッゲホッゴホッゴホッ!!!」
どーも。風邪が悪化したディスティースです。しんどい。マジで死ぬ。ま、個性は強くなったし、良いか。風邪なんていつぶりだろう。昔はよくなってたけど、最近はあんまりなってなかったっけ…そういえば、右腕の袖は縫い合わせた。都合良く似たような布が合ったし、ラッキー。縫い目がバレませんように。手袋は予備を持ってきた。…もうちょっとスーツの予備特注しとこうかな…雨のせいでびしょ濡れになってるから着れなかったし…なんなら外套でも着てやろうか。
「よし…行くか。」
他のヒーロー達が無事か確認しないと。…そういえば、壊理ちゃんとルミリオンは無事だろうか。あっちにはオーバーホールとデクくんがいるはずだけど…ま、動くしかないか。ナイトアイ?心配するだけ無駄無駄。
「どこから行こうかなぁ…」
◆
二人の男が立っていた。サー・ナイトアイとアリオー二である。
ナイトアイがアリオー二目掛けて走り始める。
「フン。お前みたいな奴に僕が倒せるわけないだろ!」
と、アリオー二が言うとナイトアイは蹴りをするような動作に入る。
「お前の動きなんてバレバレなんだよ!」
アリオー二はナイトアイの蹴りを剣で受け止めようとする。が、その蹴りが剣に当たることはなかった。
「…!?」
ナイトアイは蹴りの構えをしながら、ねじった身体をいきよいよく戻して蹴る足とは反対の手を使って、攻撃する。
「グゥッ!!!」
そしてそのまま、体制を崩したアリオー二に、蹴りの構えをしていた脚を使って蹴りを繰り出す。
「カハッ!!」
アリオー二の腹にナイトアイの脚が当たる。
「チッ!舐めんじゃねぇぞ!!」
「舐めてなどいない。」
「僕に攻撃を当てたからっていい気になるなよ。僕はまだちっとも本気を出してないんだからな。」
「なってなどいないと言っているだろう。…では、両者共に本気で行こう。」
ナイトアイが個性を使用し、目の色が変わる。
「それがお前の個性か。ただ目が変わるだけじゃないだろうが…どうせ僕には勝てない。」
アリオー二が抜剣し、技の構えをする。
すると、アリオー二の周りに新たに九本の剣が現れる。
「喰らえ。」
アリオー二がナイトアイとの距離を詰める。だが、ナイトアイが慌てることはなく、アリオー二の動きを読んでいた。
シュン!シュン!
アリオー二と共に進んできた剣からの攻撃を躱す。
「!まさか初見で僕の攻撃を躱すとはね。流石ヒーロー…」
「…それが貴様の個性か。」
「そうさ!剣を生み出し、それを自由自在に操る!例えば、こんな攻撃とかねぇ!」
すると、ナイトアイが先程避けた剣が、ナイトアイの背中に襲いかかっていた。が、その攻撃も未来視により瞬時に躱す。
「おいおい…背中に目でもついてるのか?それともそれが個性か?」
「敵にポンポンと情報を渡す程私は傲慢ではない。」
「ははは…イラつかせてくれるなぁ!」
今度は全ての剣が一斉にナイトアイへと襲いかかる。
「!!」
ナイトアイは未来視を使い、それを躱そうとするが九本の剣が組み合わさり、隙間なく迫ることにより、剣に掠ってしまう。
(量で圧倒してくるか…少々相性が悪いな…)
「おいおい、そんなので大丈夫か?僕はまだまだ行けるぞ?」
「敵の心配をする暇があるのならさっさと攻撃したらどうだ?」
「敵に説教される筋合いはない!」
今度はナイトアイへと追尾するように一本ずつ飛んでいく。
「ッ!」
ナイトアイは一本ずつ未来を見て躱していく。そして躱しながら、アリオー二の方へ進んでいく。
「チッ!まだまだァ!」
ナイトアイが躱した剣が再びナイトアイを狙う。
「グッ!!」
剣を避けたナイトアイがバランスを崩し、背中から別の剣が迫る。
「死ねェ!!」
「フッ!!」
その剣をギリギリで躱し、ナイトアイはアリオー二へ攻撃を仕掛ける。
「チッ!!!」
「ハッ!!!」
ナイトアイがアリオー二に蹴りの構えをしながら拳で攻撃をする。が、それをアリオー二は手に持っている剣で防ぐ。
「2度も同じ手をくらうか。もうお前のフェイントには騙されない!」
防いだ剣を跳ね返し、ナイトアイがアリオー二から距離を取る。
「ハァァッ!!!」
アリオー二はナイトアイに止まることなく、剣を操って攻撃を繰り出す。
(さて……ここが正念場だな。)
十の刃と言いながら九本なのは、アリオー二が持つ剣を合わせて十本になるからです。
後、ナイトアイの攻撃手段よく分からないので体術にしときました。
過去編の続きを見たい?オーバーホール編が見たい?
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さっさと過去編見せろ
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過去編はいいからストーリー進めろ
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どっちでも。作者のやりたいようにやれば?