断罪ヒーロー:ディスティース   作:樹海 林

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どうも。お久しぶりですね。ストーリー悩みまくって4回ぐらい書き直してたらこうなりました。なんならこの物語自体をリメイクしてやろうかとか思ったりしてるぐらいでした。だからと言ってめちゃくちゃ面白いわけじゃないですけどね。はは。

堀越先生、完結おめでとうございます。


起死回生

「はぁ…はぁ……」

ディスティースが肩を上下させながら剣を構える。すると、周りから渦を巻くようにオーラが現れる。

「チィッ…!またカウンターか…!!」

「少々厄介ですね…」

(今までで分かった。今私の力を制限しているのは例の弾丸じゃない。だからさっきカウンターなんかを使えた。つまり、恐らく今制限されてるのは個性じゃなく、魔力のほうだ。身体ももう、ろくに動かない…だから、このカウンターで決める。)

「これで……終わりにしよう。……殺す気で行く。」

ディスティースが二人を睨みつけ、そう言い放つ。

「チッ…ゴルギウス。」

荼毘が男の名前を呼ぶ。

「…分かりました。」

途端、2人の姿がかき消える。

(不意打ちか…断定は出来ないけど。今はただ、集中しろ…最後まで気を抜くな…)

路地裏に静寂が訪れる。

「…………」

 

ゴオオォォォォッ!!!

 

すると、ディスティースの真上から巨大な青い炎が虚空から現れる。

それと同時に、ディスティースが最後の力を振り絞って、大通りの方へ向かって走り始める。

 

ザシュッ!!

 

ディスティースの足元から剣が現れ、ディスティースの足を斬り裂く。

「ッ!!」

ディスティースは痛みをこらえながら、大きく跳ぶ。

空中で2人がいる向きへ振り返る。

「行くぞォ!!!」

ディスティースが2人に向かって叫ぶ。

 

シュウィィン!!

 

ディスティースが建物の壁を蹴り、先程足を斬られた辺りに向かってロストヴェインを斬りあげる。

「ッグゥッ!」

目の前で血飛沫と鎧の破片が飛び散る。そして、ゴルギウスと呼ばれた男は壁に叩きつけられた。

 

「ハァァァァッ!!」

 

ゴオオオォォォォッッ!!!!

 

ディスティースの背後から路地裏を覆い尽くすような蒼炎が放たれる。

「味方もお構い無しか!」

ディスティースが、ロストヴェインを振り、炎にぶつける。

「ッグゥッ!」

炎に押され、ディスティースの足が悲鳴をあげる。が、炎の勢いは止まることなくディスティースを襲い続ける。

(押し負ける…!…このままじゃジリ貧だ……一か八か…賭けるしかない…!)

「ッウゥッ…ウオオォォオオオオ!!」

ディスティースがロストヴェインを斬り下ろす。

その直後、青い炎がディスティースを焼き尽くす。

ディスティースは身体中を焼かれながら、もう一度ロストヴェインを構える。

 

カウンター・バニッシュ

 

途端、ディスティースを襲い続けていた炎がすべて消えた。

「は…?」

荼毘が突然の出来事に困惑していると、ディスティースは限界に達している足を必死に動かし、荼毘にロストヴェインを振る。

「キエェェイッ!!!」

「カハッ……!!」

荼毘の身体が斬り裂かれる。

ディスティースはそのまま突きの構えをし、荼毘に襲いかかる。

「フッ!」

 

ガキン!!

 

「ッ!!」

荼毘の首に剣が突き刺さる直前、何かがロストヴェインに当たり、弾き飛ばされる。

「チッ…!」

「私を…忘れないでください…」

吹き飛ばされていたゴルギウスが飛んできた短剣を掴む。

弾き飛ばされたロストヴェインは建物の壁に突き刺さる。

(まだ動けたのか…!)

「ハァッ!」

無防備になったディスティースに、怯んでいた荼毘が蒼炎を浴びせようとする。

 

全反撃(フルカウンター)

 

バシィィン!!

 

ディスティースが手刀で炎をはね返す。

「グゥッ!?」

荼毘がはね返された炎にあたり、また怯んでしまう。

「ッ熱…!」

ディスティースは反撃した手を振りながら、ロストヴェインの方へと向かう。

「そうはさせません!」

ゴルギウスが再び短剣を投げる。

ディスティースは向かってくる刃を右腕で受け止める。

「ッ痛!」

ディスティースは顔を歪ませながら、ロストヴェインを掴み取る。

 

神器解放

 

ロストヴェインが掴まれた瞬間、ディスティースの分身が二体現れる。

2体はそれぞれ荼毘とゴルギウスの前に立つ。

(これ以上は増やせなかった…残ってる魔力も少ない。この一撃が最後だ。だが、今のままじゃ仕留めきれない。)

「分身では私には勝てませんよ?」

「んな事分かってる。…だから、こうするんだよ。」

途端、分身の内の1人が飛び上がった。

ゴルギウス達の視線が上に向く。

それを見たもう1人の分身は真上に向かって残っている魔力を解き放つ。

 

アウトバーストカウンター

 

分身が放った魔力が飛び上がっていたもう1人の分身へと向かう。飛び上がっていた分身は下を向き、剣を構える。

 

全反撃(フルカウンター)

 

解き放たれた魔力が2倍になって、今度は真下へと向かう。

「何だと…!?」

ゴルギウス達は目を見開く。

(まだだ。これじゃ足りない。)

下に居た分身が威力を見てそう判断する。

 

全反撃(フルカウンター)

 

分身がもう一度カウンターをする。魔力が更に増加する。

「これで終わりだ。」

「ッ!!」

上にいるディスティースがもう一度構える。

「引きます!!」

ゴルギウス達が逃げようとする。

「ハァァァァッ!!!!」

ディスティースが、ロストヴェインを振る。

 

全反撃(フルカウンター)!!」

 

 

辺り一帯に白い光が走った。

 

 

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