灯夜ときな子の一時   作:水甲

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きな子ちゃんにドハマリしたので、書き始めました。
また何故虹ヶ咲がタグにあるのかは……お楽しみに



01 ふつつかものですが

「はぁ?友達の子と一緒に住んでくれ?」

 

僕の名前は條原灯夜。今年から大学2年になったのだが、朝父親からある電話をもらった。

 

『お前も覚えてるだろ。桜小路さんの娘さん』

 

あぁ確か北海道の……何度か遊びに来たときに会ったことはあるけど……

 

『今年から高校生になるのだけど、そっちの高校に入学することになってな。あの子の父親曰く年頃の娘を一人暮らしさせるのは心配でしょうがない!と言うことでだ』

 

いや、年頃の娘を男の家に住まわせるのは……いや、信頼されてるんだろうな……

 

『と言うわけだから頼んだぞ』

 

「まぁ部屋も一応空いてるし……分かった。いつから来るんだ?」

 

『明日からだ』

 

「は?」

 

『明日から頼んだぞ』

 

急すぎるだろう……と言うか電話切りやがったよ……はぁ仕方ないか

 

「今から掃除でもするか」

 

使ってないけど、小まめに掃除はしてるけど、一応はな。

 

 

 

 

 

 

次の日、大学の食堂にて……

 

「へぇーそれじゃ女の子と同棲するんだ」

 

「言い方!」

 

食堂で前の席に座る女。高柳未唯。大学に入ってから何故か意気投合した友達だ。

 

「あぁごめんね。高校生に上がったばかりの子と暮らすんだよね?」

 

「お前……僕がロリコンみたいな感じになるだろ!」

 

こうやってからかってくるけど、本人曰くこんな風にからかったりしたことはなく、僕が初めてだとか

 

「それでその子は何処の高校に入学するの?」

 

「確か……去年できたばかりの新設校で、結ヶ丘とか……」

 

「結ヶ丘……か」

 

「知ってるのか?」

 

「知ってると言うか…ほら、あそこってスクールアイドルで有名だから」

 

「あぁなるほどな」

 

高柳も確か……スクールアイドルをやっていたな。今もたまにライブをしているとか……にしてはあまりアイドルらしさを感じないけど……

 

「未唯さん」

 

すると高柳を呼ぶ一人の女がこっちにやって来た。

 

「あ、栞子ちゃん。どうしたの?」

 

「今日講義終わった後のことを話そうと思って」

 

「あ、そっか、買い出ししないとね」

 

「はい、私は少し遅れると思うので……」

 

「うん、待ってる」

 

彼女は三船栞子。高柳の親友で一緒に暮らしているくらい仲良しらしい。僕とはそれなりに話すが、仲がいいと言うわけではなく、また友達と言う訳ではない。知り合い以上友達以下みたいな関係だな。

 

「それじゃ僕は帰るよ。早めに帰って待ってないといけないから」

 

「待つ?誰か来るのですか?」

 

「つい最近まで中学生だった子と一緒に住むんだって」

 

「あの……まぁ恋愛は自由ですから……その……犯罪だけは……」

 

「三船……頼むから素直に受けとるな」

 

しっかりしているようで何処か抜けたいる感じがするよな。こいつは……

 

 

 

 

 

 

 

 

家に帰り、来るのを待つけど……一向に来ない。と言うか連絡先教えておけばいいものを……仕方ない。

 

「探しに行くか」

 

上着を着て、探しに出ようとしたら……

 

「きゃあ!」

 

「かのん先輩!?」

 

見知らぬ女の子と小さい頃の面影がある子が玄関の前にいた。

 

「おっと、悪い。それと来るのが遅くないか?」

 

「ご、ごめんなさいっす!ちょっと迷子に……」

 

「えっと……きな子ちゃん、その人は?」

 

「この人はきな子のお父さんの友達の息子さんで、一緒に暮らすっす」

 

「へ、へー……えぇ!?」

 

うん、驚くよな……

 

「驚かせて悪いな。色々と事情があってな。別にそういう関係じゃない」

 

「あ、そうなんだ。じゃあ紗桜莉ちゃんと同じ感じなのかな?」

 

何だか勝手に理解してくれてるみたいで助かるけど……にしても……

 

「先輩ってことは……きな子、いつの間に知り合ったんだ?」

 

「えっと……」

 

きな子の話曰く迷っているうちに通う学校にたどり着き、道を尋ねる過程で知り合ったらしい

 

「條原灯夜だ。よろしく」

 

「はい、渋谷かのんです」

 

かのんと別れ、早速きな子には部屋を案内した。

 

「とりあえずきな子の部屋はここな」

 

「ふわ~綺麗っすね~」

 

「あと色々とルールを決めておきたいけどいいか?」

 

「ルール?」

 

「洗濯物とかはなるべく自分でしてくれ」

 

「え?どういうことっすか?」

 

警戒心が……ないのか?別にそう言うことをするわけではないが、嫌じゃないのか?

 

「年頃の女の子が男に下着とか弄られるのは嫌だろ」

 

「あ////」

 

ようやく理解したか。

 

「色々と言いたいことはあるけど、とりあえず飯にするか」

 

「は、はいっす!」

 

とりあえず作っておいたカレーを温めて……

 

「あ、灯夜さん」

 

「ん?」

 

「ふつつかものですが、よろしくお願いしますっす」

 

「あぁこちらこそ」

 

こうして始まる僕ときな子の生活であったが…………

 

 

 

 

 

 

 

「と言うわけなの!」

 

「まぁ年頃だから仕方ないんじゃないのかな?」

 

「で、でも……」

 

「かのんちゃんは何を気にしてるの?もしかして……」

 

「ち、違うから!その……私……そう言うのまだなのに……」

 

「うん、言ってるよ。それ……にしても……男の人とか……一度会ってみたいね」

 

 

 

 

 

 

 

「にしても結ヶ丘か」

 

「どうかしたんですか?」

 

「ううん、ちょっとね。前に応援したくなる子がいるって言ったよね」

 

「えぇ、確か結ヶ丘のソロアイドルで……」

 

「條原くんと暮らす子が通う高校が結ヶ丘だから」

 

「気になるんですか?」

 

「まぁね」

 




あまりやらないキャラ紹介

條原灯夜

年齢 20

髪の色 灰色

きな子とは親通しの繋がりで互いに知っている中
少し抜けているきな子に振り回されるけど、関係は良好だったり……
また大学の友達である未唯にはからかわれている(未唯曰くこんな風にからかうのは灯夜が初めてらしい)未唯と灯夜は別に恋愛感情とかなく、普通に仲のいい友達同士。栞子とは話すが知り合い以上友達以下みたいな関係


外伝かつパラレルワールドなので、普通に未唯とか出てきます。なので本編よりも先に紗桜莉と未唯は出会う予定です
感想待ってます!
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