きな子side
「きな子さん、ちょっといいですの?」
「夏美ちゃん、どうしたっすか?」
「ちょっと……協力してほしいですの」
夏美ちゃんにいきなり協力してほしいと頼まれたっすが……一体何をするんっすかね?
「学校では色々と問題があるので……きな子さんの家に行ってもいいですの?」
「いいっすよ。今日は灯夜さんが帰り遅いので」
灯夜さん、バイトしてるっすから、たまに帰りが遅いっすからね~
そのためっすか……帰ってくると物凄く心配してくるっすけど、それもきな子は嬉しく思うっす~
「何をにやけてるですの?」
「えへへ、きな子は愛されてるっす~って思ったっす」
「相変わらずお熱いことで……」
夏美ちゃんは呆れた顔をしてるっす……
きな子の部屋に夏美ちゃんを招いたっすが、夏美ちゃんは何故か大荷物を持っていったっすが……
「その、荷物多いっすが……お泊まりするっすか?」
それだと今日は灯夜さんと一緒に眠れないっす……
「お泊まり?違うですの」
夏美ちゃんは鞄から取り出したのは……衣装?でも衣装にしては……
「動物の衣装っすか?」
「はいですの。前に高柳さんとお会いしまして……」
「アニマル衣装ですの?」
「うん、同好会の衣装でね。侑お姉ちゃんがみんなが着てるの見たいって話になって……」
「そんなのがあったんですの……」
「それで夏美ちゃんって動画投稿してるよね」
「えぇ…………なるほど」
「試しにみんなに着せてみない?特に……きな子ちゃん辺りとか?」
「と言うわけで、試着の意味を込めて着てみませんか?」
「はぁ……」
高柳さんが夏美ちゃんに協力と言うのはちょっと変な感じがするっすけど……頼まれた以上は……
「やるっす!」
「では先ずは……」
灯夜side
バイトが少し長引いたけど、きな子は多分ご飯待っていそうだな
とは言えそっちよりも早くきな子の笑顔を見たい……思った以上にきな子の事が大好きになっているからこそだけど…………
「ただいま……」
家に入るときな子の靴ともうひとつ靴があった。多分誰かしら遊びに来たんだろうな?そう思いリビングを開けると……
「あ、灯夜さん。おかえりなさいにゃん」
猫耳を付けたきな子が出迎えた。
「…………」
「あれ?灯夜さん?」
「ふむ、耳だけでは物足りないみたいですの……灯夜さん、少し部屋で待っていてほしいですの」
夏美だっけか?その子に言われるまま、部屋に戻り呼ぶまで待つと……
『お待たせしましたですの~』
呼ばれてリビングに入ると……
「灯夜さん、似合うっすかね?コンコン」
狐の衣装を纏ったきな子が僕に近寄って、そんなことを言ってきた……これは…………
「えっと……似合ってなかったっすか?あはは、何だか申し訳ないっす……直ぐに着替え……」
着替えようとするきな子を僕は抱き締めた。
「ごめん……きな子のその服……凄く似合ってるよ……ただ可愛すぎて……抱き締めたくなる衝動に耐えていた」
「灯夜さん……えへへ、何だか嬉しいっす」
「もう暫くこうしてていいか?」
「はいっす!灯夜さんが満足するまで……きな子は抱き締められているっす」
夏美side
ふぅ、やれやれですの……本当に10分も経つのに抱き締め続けているですの……まぁ高柳さんに頼まれた事も終わったし、私は帰るとしますか
そもそも高柳さん曰く灯夜さんがどんな反応をするか見てみたいって思ったから今回の事を私に頼んできましたが……あの人、色々と楽しんでいるのですの…………
オニナッツに割かし協力的な子→紗桜莉、未唯(大学生)
オニナッツに対して止めに入る子→未唯(高校生)
未唯は本当に何があったのかって言うくらいに変わっていると言う……
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