灯夜side
次にきな子と一緒に来た場所はメイの所だった。
「なんだ?親睦深めるの私らも入ってるのか?」
「そうみたいっす!折角だからみんなと話した方が良いって灯夜さんが」
「まぁそれは分かったけど……何できな子はくっついてるんだ?」
「なんと言うか……嫉妬してると言うか……」
「あぁなるほどな……」
「嫉妬なんて……そんなことは……」
どう考えても嫉妬してるような感じがするのは気のせいか?
「まぁきな子があんたの事が大好きなのはよく知ってるよ」
「そうなのか?」
「毎日のように惚気話を聞かされてるからな」
毎日のようにって……僕は隣にいるきな子を見ると、きな子は顔を真っ赤にさせていた。
「そ、それはその……ついと言うっすか……なんと言うっすか////」
「だからあんたがきな子の事を大切にしてるってことはよく分かるんだよ」
「そっか……」
なんと言うか改めてそう言うことを言われると嬉しいな。あと、ちょっと気になっていたことがひとつだけある
「メイだっけ?」
「なんだよ?」
「目が悪いなら眼鏡とかかけたらどうだ?」
「!?」
「灯夜さん、どうしてわかったっすか?メイちゃんが目が悪いって!」
「いや、待て!確かに目が悪いし、その事が分かったのも凄いと思うけど……何できな子がその事を知ってるんだ?」
「へ?あー、えっと……」
あれ?みんなが知ってるものかと思ったけど、隠していたことなのか?と言うかきな子が知っているのも気になるけど……
「そ、それは……四季ちゃんが言ってたっす!」
「なるほどな……四季か。とりあえず普段から眼鏡をかけない。私には似合わないし」
「そうなのか?意外と印象が変わったりするかもしれないぞ」
「そう言うものか?」
「確かに……灯夜さんの眼鏡姿は……ちょっと見てみたいっす!」
何かきな子がうっとりしているのは気にしない方が良いのか?
次に会いに来た場所は四季の所だった。
「四季ちゃん、何やってるっすか?」
「きな子ちゃん、ちょっと薬作ってた」
「薬っすか?」
「確か科学部と件部してるんだっけ?」
「そう…試しにきな子ちゃん、これ飲んでみて」
四季がそう言って取り出したのは紫色の液体が入った瓶だった。何だか明らかにヤバイやつなんじゃ……
「きな子、やめた方が…」
止めようとするときな子は素直に飲んでいた。
「何だか飲んだことがあるような……」
「…………素直な気持ちを言える薬」
「素直っすか?いつもきな子は灯夜さんに素直っすよ。灯夜さん、大好きっす」
「きな子///」
(言えない。ただのグレープジュースだってこと……まぁいいか。これも一種の実験だから……)
「きな子ちゃん、灯夜さんにしてほしいことってある?」
「えっと……ぎゅっと抱き締めてほしいっす」
「こうでいいか?」
言われた通りにぎゅっと抱き締めたけど……これ、いつもと変わらないような…………
「きな子ちゃんもきな子ちゃんもだけど、灯夜さんも結構///」
夏美ちゃんの所に行くと……
「オニナッツ~今日は結ヶ丘のバカップル!きな子さんと灯夜さんがゲストにインタビューしてみたですの」
「誰も動画にして良いって許可出してないけど」
「そうっすよ!いろんな人に見られると思うと……恥ずかしいっす///」
「何を今さら……普段からあんなにイチャイチャしてるですのに……」
そう言われるとそうかもしれないけど……
「まぁ動画にはしないですけど、改めてきな子さんの好きになった理由は!」
「好きになった理由か……なんと言うか最初は妹的な存在だったけど、気がつくと好きになっていたからだな」
「きな子も同じっすよ。灯夜さんの事、いつの間にか大好きになったっす」
「……はい、バカップルみたいな答えですの……」
いや、そっちから聞いてきたのにその返しは…………
「因みにいつも一緒に寝てるって聞いたけど、本当ですの?」
「いや、いつもじゃないな」
「きな子が温もりが欲しくなったら、いつも一緒に寝てるっす」
「後はいつの間にか潜り込んできたりもするな」
「それは……何となく一緒に寝たいなって思ったからっす」
「なんと言うか……本当に幸せそうな二人ですの…………」
次回で北海道編終わりです
感想待ってます!