いつも通りの朝、朝食を作っていると……
「ただいまっす~」
朝練から帰ってきたきな子。寒いのに頑張るな~と思いつつ、少し温まるかと思いコーヒーを淹れようとすると
「灯夜さん~」
後ろからきな子が抱きついてきた。いや、何でだよ
「はぁ~灯夜さん暖かいっす~」
「きな子、コーヒー淹れたから……僕で暖まらなくていいから」
「灯夜さんの方が一番暖まるっす~落ち着くっす~」
「きな子、朝食作れないから……離れないと飯抜きにするぞ」
「うぅ~灯夜さんのいじわるっす~」
何とかきな子を引き剥がし、朝食を食べることになったけど……
「やっぱり寒いか?」
「寒いのは慣れてるはずなんっすけど……」
「まぁ慣れてるとはいえ、仕方ないか」
どんなに寒さになれていても、まだ日が昇ってない朝から練習とかはキツいよな……仕方ない
「きな子、今日の予定は?」
「予定っすか?練習もないっすし、灯夜さんとイチャイチャするっす」
「…………イチャイチャするのはいいとして」
本当に平然と言うようになったよな。そう言うことを……
「炬燵でも出そうと思ってるけど、手伝ってもらっていいか?」
「炬燵?あるんっすか?」
「一応あるぞ」
ここに来たときに買ったやつだけど、一人で入るのはちょっと大きすぎてあまり出してなかったけど、今は二人で暮らしているんだから、問題はないだろうしな。
それから朝食を食べ終え、二人で炬燵を取り出し、セッティングし終え……
「はぁ~温かいっす~」
「そうだな。でも、きな子……」
何でわざわざ隣に座るんだよ。
「こたつの温かさと灯夜さんの隣でぽかぽかっす~」
「満足そうな顔をして……じゃあきな子」
「はい?」
「今日は一緒に寝るか?」
「ふぇ!?急にどうしたっすか?一緒に寝てほしいって言っても断るのに……」
「夜冷えるから、きな子を湯タンポがわりにしようかと」
「そ、それは……その……ぎゅっと抱きしてながら……っすよね?」
「抱き締めるし、抱き締めてもいいんだぞ」
「うぅ///」
顔を赤らめるきな子。なんと言うかこうやってきな子が恥ずかしがる姿を見ると満足感があると言うか……
「分かったっす!今日はきな子が灯夜さんの湯たんぽになるっす!」
「いや、きな子……そんな本気にしなくても……」
「ダメっすよ!きな子は本気なんっすから!」
そんなこんなでその日の夜はきな子と一緒に寝ることになるのであった。
「狭くないか?きな子」
一緒に寝ることになったけど、まぁ普段からきな子がたまに僕の布団に入る込むことがあるから今更緊張とかはしないけど……
「…………」
「きな子?」
呼び続けるけど、返事がない。どうしたんだ?
「その、いつもは眠気がある中灯夜さんの布団に潜り込んだりしてるっすけど……」
「あぁそうだな」
「こうして、最初から一緒に寝るのは……凄く緊張してきたっす」
「いや、きな子から一緒に寝たいって……」
「うぅ、今日のきな子は変だったんっす……凄く温まりたいって思っていたから……勢い余って……」
要するにハイになっていたってことか?それなら……
「きな子」
僕はきな子をそっと抱き締めた。
「はぅ!?と、灯夜さん……その……そんなに抱き締められると恥ずかしいっす」
「悪いけど、きな子から言ってきたんだから……ちゃんと暖まらせてもらうからな」
「と、灯夜さん///」
きな子も背中に手を回してきて、僕のことを抱き締めるのであった。
「温かいっす」
「僕もだよ」
こうして、その日の夜はお互いに抱き締めながら一緒に寝るのであった。
メリークリスマスの鈴原さんがとても可愛かったです!
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