きな子side
「今日はポッキーの日と言うことでみんなでやるですの!」
遊びに来た四季ちゃん、メイちゃん、夏美ちゃんの三人だったけど、夏美ちゃんが突然そんなことを言い出してきた
「やるって何をだよ?」
「ポッキーゲーム……もしかして動画関連?」
「せっかくだからこそ、やるべきですの!」
「あの、それならかのん先輩たちも誘った方がいいんじゃないんっすか?」
「誘ったですの…でもかのんさんは恥ずかしがり、千砂都さんはかのんさんがやらないならいいかなと断り、ノリノリだった可可さんはすみれさんとやろうとしたらヘタレですの。紗桜莉さんは……ト○ポ派だからと言って断り、蓮華さんは逃げましたですの」
要するに先輩たちに断られたってことっすね。
「と言うわけではい、メイさん、四季さん」
「いや、やるって言ってないんだけど」
「そもそも夏美ちゃんがやればいいんじゃないの?」
「私がやるよりも二人がやった方が絵になりますの!さぁさぁ」
夏美ちゃんが二人にポッキーゲームをやってもらうように進めていると、
「ただいま。何だ、みんな来てたのか」
灯夜さんが帰ってきたっす。
「お邪魔してますですの」
「まぁゆっくりしてっていいからな」
灯夜さんがそう言って自分の部屋に行こうとすると、夏美ちゃんが呼び止めた。
「そうですの!折角ですからきな子さんと灯夜さんの二人でポッキーゲームをしてもらうですの!」
「はぁ?」
灯夜side
リビングで何かをしているきな子たち。僕は邪魔をしたら悪いと思い部屋に戻ろうとしたら、夏美からの突然の提案……いや、いきなり何を言い出してるんだよ?この子は……
「お二人は恋人同士なのですから、ポッキーゲームなんてきっと余裕ですの!」
「あのな……」
「灯夜さんとポッキーゲーム……灯夜さん、やってみたいっす!」
「きな子……まぁお前がそう言うなら……」
我ながらちょろいな……とは言えポッキーゲームをするのは良いとして……
「分かった。やるけど夏美、撮影は禁止な」
「な!?なぜですの!」
「じゃなきゃやらないぞ」
「うー仕方ないですの……」
動画のネタにされるのは嫌だからな。さて、早速やろうとするがきな子は何故かポッキーを見つめていた。
「あの、ポッキーゲームって、端から少しずつかじっていくっすよね?」
「まぁそうだな」
「灯夜さんはチョコがついてる方がいいっすか?それともついてない方がいいっすか?」
「いや、きな子の好きな方で」
「灯夜さんが好きな方がいいっすよ」
「いやいやきな子の」
「いやいやいや灯夜さんの」
「なんですの?この時間は……」
「お互いに譲らないな……」
「まぁこの二人の場合は好きな人にって気持ちが強いんだと思う」
「なんと言うかゲームをする前からいちゃついているってことですの……」
何故か外野の三人に呆れられ、結局ポッキーゲームはそのままうやむやになるのであった。
三人が帰り、きな子と二人でのんびりしていると……
「結局ポッキーゲームできなかったっすね~」
「やりたかったのか?」
「そうっすね……灯夜さんと一緒に何かをするってことをしたかっただっけっす」
何かをやりたかったか……なんと言うかきな子らしい答えだな
「でもポッキーゲームをやる前に……」
「やる前に?」
「その、えっと……灯夜さんとち、ちゅうをしたいっす」
「きな子……」
「えへへ、灯夜さんは特別な時にしたいからあまり話題に出さないみたいっすけど……きな子はいつでもいいっすよ」
頬を赤く染め、笑顔でそう言うきな子……僕はそっときな子の肩を掴み……
「きな子……」
「灯夜さん……」
感想待ってます!