メイside
練習の帰り道、一年生だけで何処か寄り道しようと言う話になったが、蓮華は用事あるらしく四人でファミレスに寄ろうとしたら、たまたま居合わせたきな子の彼氏もその寄り道に付き添うことなったが…………
「灯夜さ~ん」
「何だ?きな子」
「呼んでみただけっす~」
「そっか」
「…………」
この二人のいちゃつきがどうにも気になって仕方ない。と言うか普通に一緒の空間にいるだけで私たち邪魔じゃないかと思ってしまう。なのに…………
「相変わらず仲良しですの
」
「……まぁそれだけ関係良好って事じゃない?」
「いや、何でお前ら普段通りでいられるんだよ!」
夏美と四季の反応がおかしくないか!?普通はいるだけでも恥ずかしくなるものじゃないのか!
「どうしたんっすか?メイちゃん?イライラしているみたいっすけど……」
「ホットミルクでも頼むか?」
「いや、イライラの理由は二人なんだが……今はそうじゃなくって!夏美と四季の反応だよ!」
「別に普通の反応ではないですの?」
「メイ……どうした?」
「きな子と灯夜のイチャイチャは付き合ってるから別に注意とかすることではないけどよ……何で四季たちは普通にいられるんだよってことだよ!こう、見てて普通は恥ずかしくならないのか?」
「「はぁ?」」
何だ?私がおかしいのか?いやいや、私はおかしくないはずだ。うん!
「私としてはきな子ちゃんみたいな子が好きな人に甘えている。ただただ微笑ましいとは思うけど」
「私は普段からお二人の家に入り浸ったりしているですの。要するに慣れですの」
「四季は良いとして、夏美は慣れるほど入り浸るってどうなんだ?普通に迷惑じゃないのか?」
「迷惑じゃないっすよ~」
「まぁ最初くらいは気を遣ってほしいと思っていたけど、きな子は気にせずに甘えてくるから特に気にも止めなくなったな」
きな子……どんだけ神経図太いんだよ
「きな子の好きは誰にも止められないっすよ!」
「きな子ちゃん、変わったね」
「これも愛の力ですの」
何でそれで納得できるのだろうか?
「そもそもメイさんは慣れていないから恥ずかしいと思うのでは?」
「へ?」
「確かに普通ならカップルのイチャイチャを目の当たりにしたらこちらが恥ずかしくなったり、多少はイラつくことはありますが……この二人の場合はまともな部類に入るですの」
「まともなのか?」
「確かに普通に甘えたりする分には健全。これで目の前でキスとかしていたらバカップルに入る部類」
「そ、そういうものなのか?」
「「そういうもの(ですの)」」
あれ?私がおかしいのか?でも……あれ?ううん?
「と言うか僕らの場合は一応は気を遣ってるし」
「そうっす!キスとかは二人きりの時にしかしないっす!」
それ、宣言することなのかどうか……まぁいいか。
「もしかしたらメイさんはピュアなのでは?」
「メイはピュア。そう言うとこもメイの可愛いところでもある」
「うるせぇよ!まぁ私は二人のいちゃつきに慣れてないだけだからな!それで納得しておく!」
これ以上続けたら、余計にからかわれそうだし話を終わらせておこう。
次の日、早めに学校に着くとかのん先輩が来ていたが様子がおかしかった
「どうしたんっすか?かのん先輩」
「あ、メイちゃん……実はね……朝のランニングの時にきな子ちゃんと走ろうと思って、家に行ったら…………」
『それじゃ行ってくるっす!』
『きな子、寒いから気を付けろよ』
『はいっす!あ……やっぱり寒いから……ハグしてくださいっす』
『何でだよ?』
『ハグしてくれたら……心も身体もポカポカになるっす』
『……わかったよ』
「ってハグしてたんだけど……うぅ////」
何かかのん先輩もかのん先輩でピュア過ぎないか?
この小説におけるピュアな人たちはかのんとメイの二人かもしれない
感想待ってます!