ある日の事、僕らは恋の家に遊びに来ていた
「それにしても灯夜さんまで来るとは思ってなかったですの」
「きな子に誘われたからな」
「そうっす!きな子が誘ったっす!」
事の発端は夏美が恋にあることをお願いしたことから始まった。そのお願いはゲーム実況を撮りたいと言うことで、最近ゲーマーになった恋の家に大量のゲーム機があるので頼み込んだらしい。
折角だからと言うことで夏美はきな子を誘い、きな子は僕を誘ったと言う……
まぁ僕の場合は付添いみたいなものだ。
そんな僕らを出迎えてくれたのは一人のメイドさんだった
「いらっしゃいませ。お嬢様からお話は聞いてます」
メイドさんが出迎えてくれるとは……そういえば恋の同級生にもここで働いている子がいるんだっけな?
それにしても……
「あの、どうかしましたか?」
「いや、前に何処かで……」
「む?」
「おやおや~灯夜さんナンパですの?」
「いや、違うから」
前に街中であったような気がするけど、メイドさん……サヤさんは覚えてないみたいだから僕の気のせいだな
きな子side
恋先輩、夏美ちゃんとで早速ゲーム実況を始めることになったっす。今回は有名キャラクターたちのレースゲームをオンラインで対戦するっすが……
「な、なんですの?この人……」
「あ、あり得ません……独走状態なんて……」
「それに2位の人なんて……もっと凄いっす……」
とんでもない人たちと対戦する事になるなんて……この『天使』って人は本当に独走状態っすし、『サスケ』って人はミスなしに進んでるっす……
まさかのプレイヤーに負けたきな子たち……そういえば灯夜さんはどこに行ったっすか?
「きな子、灯夜さん探してくるっす」
広いお屋敷を一人で歩いていると、楽しそうに話している声が聞こえてきた。きな子はそっと覗くと灯夜さんとサヤさんが何だか楽しそうに話してる……灯夜さんが初対面の人とあんな風に楽しそうに話してるなんて……
きな子は急いで二人がいる部屋に戻り
「どうしたですの?折角だから三人でレースしますですの」
「灯夜さんが……サヤさんと楽しそうに話してたっす」
「あら?まぁお二人とも歳が近いから……」
「それでも灯夜さんがあんな風に話していると……」
「嫉妬ですの……それにしても灯夜さんが歳が近いからそんなに楽しそうに話していると言うと……」
「きな子……どうしたらいいっすか」
二人に相談すると夏美ちゃんがあることを提案したっす……灯夜さんがまさかそんな好みが…………
灯夜side
サヤと話しているうちに、親しくなった。なんと言うか歳が近いからなのかもしれないな
「お嬢様、お茶をお持ちしましたよ」
「僕も手伝ってたけど、撮影は……」
「と、灯夜さん……どうっすか?」
何故かメイド服を着たきな子がいた。いや、何でだよ。
「灯夜さん、実はメイド服大好きなのではと思ったですの」
「余っていたメイド服あったので、着てもらいました」
「その、灯夜さん……大好きはきな子が大好きなメイド服を着てるのどうっすか?」
「ま、まぁ似合ってるぞ」
「その……もっと好きになったっすか?」
「いや、まずメイド服好きって訳じゃないんだけど……」
「「「へっ?」」」
「灯夜さんと何だか話があっただけですよ。やはり歳が近いからですね」
「とりあえずきな子に変な事を吹き込んだ夏美は後でお説教な」
「そんな~」
それにしても何でメイド服好きになるんだよ……というかきな子のメイド服姿……普通に抱き締めたかったけど、今度また着てもらうか?
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