生物兵器の提督   作:Maschinengewehr 42

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1週間以上お待たせしてしまいすいません!
どうぞごゆっくりお楽しみください。


地下基地と艦隊

 

フタサンサンマル

 

菊國 カツ…カツ…カツ…カツ…

 

靖一「完成してきましたね」カツ…カツ…カツ…カツ…

 

菊國「だな」カツ…カツ…カツ…カツ…

 

 

???

 

 

菊國「地下ドックはもう完成したのか………ここはもう少しかかると思っていたんだが」

 

靖一「皆、優秀ですから。計画とは少し違いますが昨日、完成しました」

 

菊國「少し違う、というのは乾ドックが一つ多い事か?」

 

靖一「そうです。………ここからは整備主任に説明してもらいます。お願いします」

 

整備主任「まかされました。それでは………ここの案内板を見てください。ここの乾ドックの数は計画より一つ多い二一個、そのうち、建造ドックとしても使える数は計画通り一五個です。ドックの大きさは奥行き千五百m横幅100m喫水線下五十mです。一つ増えた理由としては、スペースが予想よりも大きかったためです」

 

菊國「なるほど………資材倉庫と加工所はどうだ?後、地表ドックの方は?」

 

整備主任「資材倉庫と加工所は今日中にはできると思います。地表ドックの方はまだもう少しかかるかと」

 

菊國「分かった。それにしても技術部門の奴らがあんなのを作ったとはな。あれがなかったらここは作られなかっただろう」

 

整備主任「そうですね。にしても、戦前の技術がまだ生きていたとは思いませんでしたよ。私たち妖精が出てきてから軍事技術は世界規模で衰退していっていますからね」

 

菊國「そうだな。…そういや、資材の件はどうなったんだ?」

 

整備主任「ホッポ達が余剰分の資源をくれることになりました。対価は間宮さんの甘味です」

 

菊國「間宮さんの甘味は深海棲艦にも人気なのか………すごいな………」

 

その後ドックを一通り見て回り、その後完成間近の資材倉庫と加工所を見て回った。

 

靖一「司令!」

 

菊國「どうした?靖一」

 

靖一「潜水艦隊がここに来るそうです。時間はマルヒトマルマルだそうです」

 

菊國「後十分くらいか………急いでドックに行くぞ」

 

靖一・整備主任「分かりました!」

 

地下ドック

 

『警報鳴らせー!』

 

ジリジリジリジリジリ!

 

菊國「来たか」

 

ザザザザザー!

 

『止まったところから水抜いて補給作業始めろ!』

 

『了解!』

 

靖一「これは………凄いですね」

 

菊國「無人戦闘艦隊をこんな大規模に運用できるのは我々だけだろう」

 

整備主任「………今更ですけど、青葉さんのこと警戒していないんですか?」

 

菊國・靖一「してないしてない」

 

整備主任「なんでです?これバレると結構不味いやつですよ?」

 

菊國「そう言われてもな………あいつ意外と簡単に撒けるからな」

 

靖一「今回こっち来るときも撒いてきましたからね」

 

整備主任「それならいいんですが………この戦争が終わったあとはここを前線として対ロシア線を張るんですよね?」

 

菊國「そうだ。深海棲艦との戦争が終われば次に待っているのは、人間同士の戦争だ」

 

整備主任「なぜ、殺し合うんですか?」

 

菊國「それが人間だからとしか言いようがないな」

 

整備主任「………ちょっと誤魔化してますよね?ホントの考えはなんです?」

 

菊國「………戦争屋の金稼ぎや旧領の奪還、他には………自国の世界における影響力の拡大とか………そんなもんだろ」

 

整備主任「くだらないですね………」

 

菊國「酷いことを言うな。ちゃんと大義のある戦争もあると思うぞ」

 

整備主任「例えばなんです?」

 

菊國「昔の日本とか」

 

整備主任「なるほど………そうですか………」

 

こうして夜は開けていった………

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