ダンガンロンパDream   作:暁。

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Chapther ??
Chapther ? 夢への一歩を踏み外したあの感覚


絶望。

それは私にとって

死に変えても手に入れたい

絶対的な救い。

 

ダンガンロンパとは、

絶望のゲーム。

最後が希望で終わること以外は最高のゲーム。

私にとっての、光…いや、闇。

 

そんなダンガンロンパは、終わった。

何作か二次創作…創作論破たるものができたが、

ブームは過ぎ、絶望は消え去った。

 

なんで?

 

どうして絶望を作らないの?

 

そうだ。

 

私が作ってしまえば

 

私が作ってしまえば、絶望に希望しなくて済む。

 

そんな天才的な考えに私はニヤリと笑った。

 

 

私は、ただ皆を助けたかった。

 

助けたいだけだったのに。

 

 

鐚揶n◆麼※に、騙された。

 

ただ、それだけだ。

 

 

「ねーちゃん、よかったな!」

 

「うん、ありがとう!」

 

私は日比野 かおり!

普通の高校生…いや、

今日から希望ヶ丘学園に入る高校生だ!

 

「それにしてもねーちゃんが準・超高校級の小説家に

選ばれるなんて思いもしなかった!」

 

「超高校級のアンタが言うことじゃないでしょーが」

 

「へっへへー、俺も今日から超高校級かぁ!」

 

日比野 かおる。

私の唯一のおとうと。

こいつは超高校級の作家に選ばれたの。

 

…はぁ。

 

ただの生意気な弟にさきこされちゃった。

 

でも準・超高校級は超高校級に空きが出れば

準・超高校級のなかでも優秀な人は

超高校級になれるんだもん!

頑張ってたくさん作品書かなきゃね!

 

「じゃあ母さん、いってきまーすっ!」

 

「お母さん、いってきますっ!!」

 

気を付けてね、という母親の声を背中で聞きながら

私達は家を出た。

 

かおるの胸で踊る、超高校級の金色のバッチ。

それは日を浴びて、キラキラと輝いている。

 

私の胸で踊っているのは

準・超高校級を表す、銀色のバッチ。

 

羨ましい、けど

 

『ねーちゃん!みてくれ!

あたらしいほんをかいたんだ!』

 

私にとって、可愛い弟なんだ。

 

「じゃあねーちゃん、俺こっちだから!」

 

「あっ、そっか…ねぇかおる。」

 

だから、私は

 

「あ?」

 

「おめでとう!」

 

私の出来る精一杯の笑顔で、輝く弟を祝福した。

 

「…!おう!ありがとな!」

 

嬉しそうに手を振って、走っていった。

 

さぁ、私も急がなきゃ。

少し早足で、長い茶色の髪を風になびかせながら。

桜が散る様子を見ながら校門に入った。

 

「おや?こんにちはっす」

 

美少年…!?イケメンだ…!

 

「あ、こんにちは…!」

 

「クラス名簿はこれみたいっすよ。」

 

「あぁ、ありがとう!」

 

私は何人かあつまっているなかに入っていった。

丁度私のクラス…A組だったみたい。

 

「A、か」

 

私が呟くとイケメン?が驚いた。

 

「あれ、A組っすか。俺もっすよ。偶然っすね。

今日からよろしくお願いするっす…ところで名前は?」

 

「あっ、日比野かおり!貴方は?」

 

「俺は八代 光っす。よろしくお願いするっす。」

 

「八代君?今日からよろしくね!」

 

「よろしくっす…あ、校舎が空いたっすね。」

 

「本当だ!入ろっか!」

 

私は夢への一歩を踏み出した。

 

 

踏み出した…はず。

 

 

おかしい。

 

 

まさか、

 

 

ふみ、はずした…?

 

あたまが、まわる。

ぐるぐるとまわる。

けしきが、ゆれてみえる。

 

あ、わたしがゆれてるんだ。

 

気付いたときには倒れていた。

 

隣で八代君が倒れている。見る限り、意識がない。

助けようとするも、私は起き上がれなかった。

 

後ろから、何かが近づいてくる。

 

そのまま、私達は意識を失った。

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