ダンガンロンパDream   作:暁。

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一寸前の悪夢

これはダンガンロンパの二次創作の『創作論破』でございます。

 

お読みいただく前に、必ず注意書きをお読みください。

 

 

 

・原作をプレイしてからお読みすることを推薦します。

というかプレイしてください。神作です。

 

・原作ネタバレが豊富です。

 

・この創作論破独自の設定があります。

苦手なかたはお気をつけくださいませ。

 

・原作のキャラは名前やほんのり匂わせるくらい出るかもです。あぽ?

 

・流血表現・性的表現・残酷な表現などがございます。

 

・駄作。文章がおかしいです。どうか生暖かい目でご覧くださいませ。

 

・○○からきた等のコメントはお控えください。

 

・感想欄でネタバレ・生死予想は構いません。

なのでネタバレが嫌な人は感想欄を覗かないことを推奨します。

 

・こちらをお読みになって体調が悪くなったり、絶望落ちされても

作者は一切の責任を負いません。ほどほどにお楽しみくださいませ。

 

 

 

ご了承頂けない方は今すぐブラウザバック。

 

 

 

「こ......これ、だけ?」

 

私の口からはそんな言葉が出た。

だって、おかしいよ。

凖超高校級は......50人程、募集するって......

 

......あんまり、集まらなかったのかな......

うん、きっとそうだ、きっと......

 

そう自分に言い聞かせるが、悪い予感は消えないまま。

まだ会ってなかった子同士で挨拶をした。

私たち3人は既に皆会っていたから挨拶をする必要はなかったけど。

でも......万間くんと原ちゃんが会えてよかったな。

......正直爆発してほしいけど。

 

 

 

 

 

『只今から第一回、希望ヶ峰学園特別分校入学式を

始めさせていただきます。皆様、ご着席ください。』

 

そんな放送が流れ、皆がネームプレートの席に座る。

私は......万間くんと美郷ちゃんの間だね。

......あいうえお順、かな?

 

前から、

綾瀬ちゃん、生田くん、犬走ちゃん、幸田ちゃん、

崎森くん、城ヶ崎ちゃん、声聞くん、ソウくん、月森くん、

道化くん、畑山くん、原ちゃん、万間くん、私、

美郷ちゃん、夢月ちゃん、八代くんの順番だった。

 

うんうん、やっぱりあいうえお順だね。

でも、ソウくんの本名は...?

「ソウ」で用意されてるみたいだけど....?

 

 

『まずはガッ、ガガー、ガガッ............』

 

突如響き渡るノイズ音。

皆は不思議そうにしながら、マイクが悪いんだろうな、と考える。

 

結論からいうと、それは大間違いだった。

 

 

「皆様......おはようございます。よく眠れましたか?」

 

簡易ステージから、凄く綺麗な女の人が出てきた。

校長先生は男性のはずだけど......教師かな?

 

「突然ですが皆様には......

 

 

 

コロシアイをしていただきます。」

 

......コロ......シアイ?

コロシアイ......って......

まさか......

 

殺し、あい?

 

「正しくは夢強化合宿特別分校、でございます。

他の凖超高校級の皆様は夢強化合宿ですが、

皆様は特別分校に選ばれました。おめでとうございます。」

 

「......あなた、めでたいと思ってるの?」

 

夢月ちゃんが女性を睨む。

 

「と、いいますと?」

 

「殺しあいなんて......殺すんだよ?死ぬんだよ?

あなた......馬鹿なんじゃないの!?

確かに盗みは犯罪だけれど、殺人は重罪。

絶対にしちゃいけない事なんだよ!!」

 

「はぁ......『死』が美しいと捉えられないのですね。

残念なお方ですこと......

私は、『死』を最上級の美徳、だと考えています。

だって......『生』は美しいもの......

『死』はその対義語であって、対義語ではない。

だから『死』は美しいものだって、わかりますよね?」

 

な、なにこの人......何言ってるの?よく分からないよ......

 

「分かるわけないでしょ!!頭おかしいよ!!」

 

「......まぁ......そうなのですね。申し訳ありません。」

 

「申し訳ありませんじゃないよ。あなた、誰なの?」

 

「あら、申し遅れましたわね。

私、超高校級の快楽殺人鬼......キラー、と申します。」

 

【超高校級の快楽殺人鬼】キラー

 

「か、い......快楽、殺人......」

 

「えぇ、紹介が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。」

 

「......酷いよ......あの、超高校級の生徒が......

コロシアイ、なんて......」

 

夢月ちゃんは崩れ落ちた。

皆も、キラーの方を見つめて唖然としている。

超高校級......私たちの上位変換。

凖超高校級の私たちには、あまりにも羨ましいもの。

そんな超高校級が......殺人鬼......なんて。

 

「......とにかく夢強化合宿特別分校の説明をさせていただきますね。

まず、校則についてなのですが......」

 

「ふざけないで......」

 

夢月ちゃんがゆっくりと立ち上がった。

 

「ふざけないで!!コロシアイなんて......

絶対にさせないんだから!!」

 

「ふざける......私は大真面目ですが......

もしかして、意図がわかりませんでしたか?

では、説明を致しますね。まず......」

 

「っ......そういうことじゃない!!!

あなたは......間違っている!う、うわあああああああっ!!!!」

 

夢月ちゃんは簡易ステージへと走り......そして、キラーを思いっきり殴った。

突然のことで、キラーはとても驚いていた。でもすぐに立ち直り......

 

「......丁度良かった。

今から校則について説明を致します。」

 

キラーはにっこりと微笑み、そして......

 

「......私への暴力は校則違反でございます。

只今から、オシオキとさせていただきます。」

 

......オシオキ?

突然オシオキ、と聞こえ夢月ちゃん以外の皆は困惑していた。

夢月ちゃんは簡易ステージを見据えていた。

きっと何をされても耐えるつもりなのだろう。

 

「......」

 

キラーはゆっくりとスイッチを押した。

すると......

 

「!きゃあああああああっ!!!!」

 

上から吊るされたアームに、夢月ちゃんは吊られ......

天井へと、吸い込まれた。

 

「ゆ、夢月ちゃん......?」

 

上からゆっくりとスクリーンが降りてくる。

そこには、首をアームで吊られた夢月ちゃんがいた。

夢月ちゃんは必死にもがいている。

 

「あ、あんなことしたら......首が......絞まっちゃうじゃないっすか!」

 

「助けにいかなきゃ......!!」

 

「......どうやって天井に登るの?」

 

「そんな......夢月ちゃん!!!」

 

そのまま夢月ちゃんは降りて行き......

やがて、屋根の上に乗せられた。

 

アームはそのままだが、首が絞まっていない。

夢月ちゃんは肩で息をついている。

 

 

『【怪盗24時】凖超高校級の怪盗は警察から逃げ切れるのか?』

 

「......は?」

 

ふざけたテロップが出る。なんだこれ......?

 

「ふふっ......」

 

キラーは簡易ステージで狂気の微笑みを見せている。

 

 

夢月ちゃんは警察に終われていた。

 

『まてー!!捕まえろ!!』

 

警察の手には、警棒......いや、ナイフ。

きっと夢月ちゃんを捕まえて殺すつもりだ。

 

「にっ、逃げて!!夢月ちゃん!!」

 

声は届かないと知っていても、思わず声が出てしまった。

その声は届いたかは分からない。けど、夢月ちゃんは逃げていた。

 

『ぅっ......!?!?』

 

アームは動かず、夢月ちゃんの首が絞まる。

それでも夢月ちゃんは、前へ、前へと進む。

でも......夢月ちゃんの首は、徐々に絞まり続けていた。

 

『うっ......ああああああああああっっ!!!!』

 

夢月ちゃんは最後の力を振り絞り、走り続けた。

 

......走り、続けた......?

 

ぶしゃぁっっ

 

 

......夢月ちゃんの、首は、............

 

首は......

 

首が............

 

ちぎ、れた。

 

「きゃあああああああああああっ!!!!」

 

中庭に、誰かの声が響く。

......いや、きっと私だ。

私の......声だ。

 

『捕まえたぞ!!』

 

血が出続ける夢月の首を抱え、警察は走った。

 

場面は代わり、朝になった。

 

『晒し刑』

 

そうかかれた看板の上には、夢月ちゃんの首が置かれていた。

それをみた町民は腹をたて、夢月ちゃんの首を海に投げた。

 

海の上には、絶望色に染まった夢月ちゃんの遺体が

ぷかぷかと浮かんでいた......。

 

 

「......なに、これ......」

 

あまりにも、生を冒涜している。

こんなの、ないよ......たかが校則違反で、処刑だなんて......

 

「皆様は、こうなりたくなければ校則違反はしないでくださいね。

では、校則の説明をさせていただきます。

こちらをお受け取りください。」

 

キラーは絶望にうちひしがれる皆の前にスマホを配った。

......そのスマホは、一つ、余ってしまった。

 

「あら?......あぁ、そうでした。今死んだんでしたね。」

 

その言葉が、私に突然の死を実感させた。

だって、こんなことって......

気づくと私は泣いていた。

これから、仲良くなりたかったのに。

怪盗のこととか、知りたかったのに。

なんで......まだ、高校生なのに......どうして......

 

「では、校則はこちらです。

 

1 皆様は夢強化合宿特別分校に選ばれました。

 

2 午後10時から午前7時を夜時間とさせていただきます。

 

3 夜時間の間、メインキッチン・ランドリールーム、

校舎、さらに体育館を閉鎖させていただきます。

 

4 寄宿舎個室以外の場所で故意に睡眠をとるのは居眠りと見なし

校則違反とさせていただきます。

 

5 学園長はこの学園生活に交渉しません。

ただし、校則違反・コロシアイ・動機の発表がある場合は別です。

 

6 人を殺したクロは「卒業」となります。

ですが、他のシロにクロだとバレてはいけません。

 

7 キラーへの暴力は校則違反として、即刻処刑です。

 

8 また、校則は順次増えていく場合があります。

 

 

以上でございます。

......わかりましたか?

スマホに同じことが書いてありますので、

よければもう一度ご覧くださいませ。」

 

私はキラーの話なんか耳に入っていなかった。

あまりにも、衝撃的で......。

友達の死が、あまりにも鮮明で。

 

『私は凖超高校級の怪盗、夢月あいねだよ。よろしくね!』

 

......よろしくすら、できていないのに。

もっと......いっぱい話したかったのに。

 

 

「あの......」

 

女の子の声があがった。

 

「状況が理解できていないのだけれど......何が起こったの?」

 

城ヶ崎、ちゃん。

......目が見えないから......何が起こったか、わかんないんだ。

知らない方がいい。あの子を......絶望させちゃいけない。

 

「......お嬢様、聞かないでください。

......いいえ、知らない方がいいです。知らない方が...」

 

崎森くんはふるえる声で城ヶ崎ちゃんに言った。

 

「......わかったわ。」

 

なにかを察したように城ヶ崎ちゃんは頷いた。

......きっと、慣れているんだ。見えないことに......

 

「では、卒業条件をお伝え致します。

皆様は、卒業するまでここを出ることができません。

卒業条件は、『人を殺めること』、『超高校級になること』。

人を殺め、ここを出た場合、

私がそれに該当する超高校級の生徒を殺害致します。

なので、もう一つの卒業条件である『超高校級になること』

も、達成されますので、よろしくお願い致します。

あとは自由にお過ごしくださいませ。」

 

そういって、キラーは出ていった。

皆が固まり、何も出来なくなっていた。そんなとき......

 

「......皆さん、状況の整理をしましょう。」

 

美郷ちゃんが声をあげた。

 

「......整理......?」

 

「えぇ、まず校舎に戻りましょう。話はそれからしましょうね。」

 

美郷ちゃんの声は震えていた。

きっと、美郷ちゃんも怖いんだ。

......そうだよね。

......うちひしがれてても、変わらないよね。

まずは......自分の身を守らないと。

そう思い、立ち上がろうとしたが、足がふらつき、立てなかった。

 

「......日比野さん......」

 

霞む視界に八代くんが見えた。

 

「......大丈夫っすよ。」

 

そういい、立ち上がるのをサポートしてくれ......支えてくれた。

 

「......頑張って、出口を探しましょう。

夢月さんの意思を継いで......コロシアイをさせないために。」

 

八代くんの目はしっかりと意志が点っていた。

......夢月ちゃんのため......

 

......うん、そうだよね。頑張らなきゃ。

夢月ちゃんを、無駄にしないため。

私はそう決意して、校舎に移動した。

_____________________

 

「なかなか、いい感じですわね。」

 

誰も居ない部屋、キラーは呟く。

 

「......ふふっ、楽しみですわ......絶望、が。」

 

そういって、キラーは不敵に笑った。

絶望まで、あと__。

 

 

夢強化合宿特別分校 参加者

 

 

【凖超高校級の小説家】日比野 かおり

 

【凖超高校級の情報屋】八代 光

 

×××【凖超高校級の怪盗】夢月 あいね ×××

 

【凖超高校級のエンターテイナー】道化 彼方

 

【凖超高校級のCGデザイナー】綾瀬 葵

 

【凖超高校級のカウンセラー】声聞 心

 

【凖超高校級の執事】崎森 晴

 

【凖超高校級の令嬢】城ヶ崎 春香

 

【凖超高校級のバンドマン】万間 雷

 

【凖超高校級の天文学者】月森 ないと

 

【凖超高校級の幸運】幸田 四葉

 

【凖超高校級の配信者】畑山 秋音

 

【???】ソウ

 

【凖超高校級のメイクアップアーティスト】生田 あつし

 

【凖超高校級のシンガーソングライター】原 凉花

 

【凖超高校級のランナー】犬走 花菜

 

【凖超高校級の探偵】美郷 桃花

 

 

生存 16名

死亡 1名

 

next_あの日見た夢の続き。

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