怪獣娘トリガー ~ウルトラマントリガー復活計画~   作:特撮恐竜

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ウインちゃんが推しの方、大変申し訳ございません。
今回、ウインちゃんが酷い目に遭います。怪獣娘の二次創作の中で例を見ないくらいのフルボッコ振りです。
ウインちゃんが推しの方々、こんなフルボッコに遭うウインちゃんを見たくないというのであれば閲覧を控える事をお勧めします。


怪獣娘vs闇の巨人(前編)

その日の朝、ツバサは自分の教室に着くとまだ幼馴染の姿が見えない事に気付いた。真面目な性格でいつも早めに教室に来る幼馴染が姿を見せない事に珍しい事があるもんだと思っているとクラスメイト達が話しかけてきた。

 

「おっす、マナカ。」

「あっ‼︎マナカ君、おはよう。」

「おはよう。」

「今日はマナカ1人か?」

「うん、まあね。」

「珍しいね。2人ってよく一緒に来るのにマナカ君だけなんて。」

 

ツバサがクラスメートと話しているとチャイムが鳴り、やがて担任の先生が入ってくる。時間になっても来なかったレイカにツバサは彼女が遅刻なんて珍しい事もあるもんだなと思いながら席に座る。先生は教壇に立つとクラスの皆が着席した事を確認すると神妙な表情で口を開いた。

 

「皆、席についてくれ。少し大事な話がある。」

 

教室の生徒達が自身に目を向けている事を確認した先生の口から衝撃的言葉が放たれる。それはツバサにとっても驚く言葉だった。

 

「実は・・・白銀が大怪我をして・・・1週間の間、入院する事になった。」

『ええっ⁉︎』

「レイカが⁉︎本当なんですか、それ⁉︎」

「マナカ・・・そういえばお前と白銀は幼馴染だったな・・・何も知らなかったのか?」

「はい・・・昨日はいつものように・・・元気でしたよ。」

「そうか・・・色々と頭が追いつかない事もあるだろうが事実だ。1週間ほど、白銀は休みとなる。」

「レイカ・・・。」

 

 

 

 

 

 

 

 

その日の放課後、ツバサはレイカの両親から教えてもらった彼女が入院している病院に向かった。レイカが入院している病室の前に着くとそこには既にトモミが来ていた。

 

「ピグモンさん‼︎」

「ツバツバも来たのですね・・・。」

「レイカが入院したなんて聞いたら黙ってられないですよ・・・。」

「・・・ツバツバは優しいですね。」

「ピグモンさん、レイカの具合はどうなんですか?」

「お医者様の話によれば怪獣娘特有の高い治癒能力のお陰で1週間後には退院出来るそうです。・・・ただ・・・。」

「ただ?」

「ウインウインに付いていた傷は・・・まるで鞭で強く叩かれた後みたいな跡があったらしくて・・・ウインウインに何が起こったのかまでは分からないんです・・・。」

「鞭で打たれた・・・跡・・・。」

「とにかく入りましょう。こちらです。」

 

ツバサはトモミと一緒に病室に入る。ツバサ達の目に写ったのは体のあちこちに包帯が巻かれて顔のあちこちに湿布が貼られた状態のレイカがいた。すぐ隣には何故か腕に包帯を巻いたアキ、ミクの2名が既にレイカのお見舞いに来ていた。レイカの手にはアキとミクがお見舞いの品として持ってきたおまピトの本がある。

 

「あっ、どうも。」

「アギアギにミクミク‼︎」

「ツバサ‼︎ピグモンさん‼︎」

「レイカ、大怪我したって聞いたけど大丈夫⁉︎」

「うん・・・大丈夫よ。来てくれたの?」

「・・・そりゃあ・・・レイカが入院したなんて聞いたら・・・心配になるよ。」

「・・・ありがとう、ツバサ。」

 

ツバサはレイカからアキ、ミクの2人に目を向ける。2人もツバサ、トモミに目を向けていた。

 

「そういえばアギラさん達、その包帯どうしたの?」

「⁉︎」

「ああ、これ・・・ちょっと昨日の夜ね・・・。」

「うん・・・色々あって・・・。」

「アギアギ、ミクミク、一体昨日の夜何が・・・ってウインウイン?」

 

トモミがアキ達に腕に巻かれた包帯について訊ねようとした時、レイカの体が震え出す。レイカは震えながら口を開いた。

 

「ご・・・御免なさい・・・アギさん達が怪我したのは・・・実は・・・私のせいなんです・・・。」

「ええっ⁉︎ウインウイン、昨日の夜一体何があったんですか⁉︎」

「ご、御免なさい御免なさい・・・私が不甲斐ないせいで・・・あ、アギさんと・・・ミクさんまで・・・!」

「お、落ち着いて、ウインちゃん‼︎」

「そうだよ‼︎アイツに歯が立たなかったのはあたし達も同じだよ‼︎」

「御免なさい御免なさい・・・私が注意を怠ったせいで・・・!」

 

余程恐ろしい目にあったのかレイカは震えが止まらなくなる。アキとミクが宥めるが余程恐ろしい目に遭ったのかレイカの震えは止まらない。その時、ツバサがレイカを抱き寄せ、背中をさする。

 

「レイカ、落ち着いて。大丈夫だよ。」

「ツバサ・・・。」

「レイカ、ここには君を傷付ける人はいないよ。だから安心して。ね?レイカには笑顔が1番だよ。ほら、スマイルスマイル。」

「ツバサ・・・。」

 

ツバサはレイカを抱きしめ、優しく言い聞かせる。ツバサの温もりにレイカの震えは止まり、彼の体を抱きしめ返していた。その様子にアキとミクは顔を赤くするしかなかった。

 

「う、ウインちゃんとツバサ君って唯の幼馴染なんだよね?・・・とてもそう見えないけど・・・。」

「うん、ナチュラルに抱き締めちゃってるし・・・どう見てもただの幼馴染にしては距離が近過ぎるって・・・。」

「まあまあ、お二人の仲がよろしいのはいい事じゃないですか。」

「え〜、あれどう見ても幼馴染の距離感じゃないですって・・・。」

 

レイカが落ち着きを取り戻した事を確認したトモミはレイカに駆け寄ると彼女と対面しながら口を開く。

 

「ウインウイン、昨日の夜、一体何があったのか教えて頂けませんか?」

「ピグモンさん・・・私・・・。」

「大丈夫です。何を話そうとウインウインの事を責めたりしませんよ。」

「僕もいる。だから、安心して。」

 

ツバサは優しくレイカの手を握った。ツバサの手の温もりを感じて安心したレイカは口を開く。それはツバサとトモミを驚かせる言葉だった。

 

「実は・・・昨日の夜・・・闇の巨人の1人・・・カルミラと遭遇したんです・・・。」

「カルミラ⁉︎カルミラって・・・あの⁉︎」

「う、ウインウイン、カルミラと戦ったのですか⁉︎」

「はい・・・実は昨日の夜、シャドウの気配を感じて・・・シャドウ自体は1人で対処出来たのですが・・・。」

 

レイカは窓の外に目を向けると昨日の夜の事を語り出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前日の夜、とあるビルの屋上でウインダムはカルミラと睨み合っていた。

 

(や、闇の巨人・・・カルミラ⁉︎どうしてここに⁉︎というか・・・何で小さく・・・‼︎)

 

レイカは先日、等身大のヒュドラムとユナを巡って戦った事を思い出す。そして目の前にいるカルミラに注意を向けていた。

 

(闇の巨人は体の大きさを変えられるのですね・・・。不味いです・・・私・・・格闘戦は苦手ですし・・・明らかに私1人じゃ・・・。)

『〜〜〜〜。』

「え?一体何を言ってるんですか?」

 

カルミラは言葉を発するがそれはウインダムには分からない言葉だった。ウインダムに言葉が通じてない事を知ったカルミラは喉を弄り、再び口を開く。

 

『全く・・・面倒なもんだね。こうでもしなければ今の人間共に言葉が通じないなんて。』

「しゃ、喋った⁉︎」

『さてと・・・どうしたんだい、怪獣娘。掛かってきなよ。』

 

再びカルミラとウインダムの睨み合いが続く。ウインダムはカルミラの様子を伺うと額からレーザーを放った。これに対してカルミラはカルミラウィップを形成してレーザーを弾く。

 

「なっ⁉︎・・・くっ‼︎」

 

ウインダムはレーザーを連射してカルミラを狙い撃つがカルミラは光の鞭でレーザーを全て弾き返した。

 

『こんなもんかい?全く退屈だねぇ・・・。』

「くっ・・・こうなったら一か八か・・・。」

 

ウインダムは力を込めて拳をカルミラに撃ち込んだ。しかし、彼女の渾身の拳は簡単にカルミラに受け止められる。

 

『何だいこのパンチは?痛くも痒くもないねぇ。』

「そんな⁉︎ぐぐぐぐぐぐ⁉︎」

 

カルミラはウインダムの拳を握ると力を込めてウインダムの腕を捻る。ウインダムの腕を捻って投げ飛ばすとカルミラは再びカルミラウィップを形成し、ウインダムに打ちつける。

 

「きゃあっ⁉︎」

 

光の鞭による激しい打撃がウインダムを襲う。ウインダムが苦痛に歪むとカルミラは更に光の鞭を打ち付けた。何度も何度も休む間も無くウインダムの体は光の鞭に打ちのめされ、獣殻に傷を付けていく。

 

「ううっ⁉︎うあっ⁉︎きゃっ⁉︎」

『どうしたどうした⁉︎お前の力はその程度なのかい⁉︎』

 

カルミラは傷つき悲鳴を上げる何度もウインダムを光の鞭で叩きのめす。光の鞭の打撃を受け続け、ウインダムが苦痛に耐えられず、その場にうずくまろうとした時、カルミラウィップがウインダムの腕に絡み付いた。カルミラは光の鞭でウインダムの腕をギリギリと締め上げる。

 

「ぐううううう・・・‼︎」

『ハハッ、何だい!全然弱いじゃないか‼︎ヒュドラムの奴、何がユザレに匹敵する力を持つ』だい・・・てんで期待外れだよ‼︎」

 

鞭に締め上げられ、苦痛に歪むウインダムを壁に叩きつける。ウインダムは壁に激突して血を吐くとその場で咳き込みながら倒れ込んだ。咳き込むウインダムにカルミラは光の鞭を構えながら近づいていく。

 

『さてと・・・小娘、そろそろアンタを楽にしてあげるよ。覚悟は出来たかい?』

「ぐっ・・・この距離なら‼︎」

「なっ⁉︎」

 

ウインダムはカルミラが近付いた隙に額からレーザーを放つ。カルミラは間一髪で避けるが、レーザーが掠った肩からは煙が僅かに出ていた。カルミラはウインダムに再び目を向けると光の鞭を構えながら楽しげに言葉を放つ。

 

「そ、そんな・・・。」

『まだ抵抗する力があるとはねぇ・・・少しは骨があるようじゃないか・・・思ったより痛め付け甲斐がありそうだねぇ・・・。』

「ひっ・・・ぐっ‼︎ぐううう‼︎いやあああ‼︎」

 

カルミラは傷だらけの獣殻に覆われたウインダムに更に鞭を打ちつける。何度も何度も光の鞭がウインダムに振り下ろされ、その体を纏う獣殻がボロボロに崩れ落ちていく。

 

『ハハハハハハハハハハハハ‼︎ハーッハッハッハッ‼︎もっとだ‼︎もっともっとあたしを楽しませてくれよ‼︎』

「ぐうううっ・・・ううう・・・ひゃあっ⁉︎」

 

カルミラは高笑いしながらウインダムを光の鞭で痛めつけるのを止めない。既に限度を超えていたウインダムの獣殻は光の鞭に削ぎ落とされ始める。カルミラはウインダムの頭を踏みつけ、カルミラウィップをカルミラバトンに変えてその頭に突きつける。

 

『さて・・・そろそろアンタの命を貰うよ。』

「うっ・・・う"う"う"っ‼︎」

『悔しかったら自分の力の無さを恨むんだねぇ・・・。』

「ちょっと待ったぁぁぁぁ‼︎」

 

カルミラがカルミラバトンでウインダムの頭を貫こうとした時、大きな叫び声が聞こえる。声が聞こえた方を振り返るとそこにはアキとミクがいた。

実はカルミラと遭遇した時、ウインダムはSOS信号を発していたのだ。そして偶々近くにいた2人が現場に駆け付けたのである。2人はカルミラに踏み付けられるウインダムを見て絶句するもカルミラを睨んで問い詰める。

 

「アンタ・・・確か闇の巨人の1人の・・・カルミラよね?」

『へぇ、よく知ってるねぇ。』

「何でウインちゃんをこんな酷い目に遭わせたの?」

『ハッ、大した用はないよ。怪獣娘の力がどの程度か知りたかっただけさ。』

「そんな理由で・・・よくもウインちゃんを・・・‼︎」

「絶対に許さない・・・ソウルライド、『ミクラス』‼︎」

「ソウルライド、『アギラ』‼︎」

 

2人は大切な親友をボロボロになるまで痛め付けられた怒りを胸に怪獣娘に変身した。カルミラも2人が怪獣娘に変身するのを確認するとカルミラウィップを形成し直す。

 

『成る程・・・アンタ達も怪獣娘だったんだね。そこで横たわった銀色は全く手応えがなかったけど・・・アンタ達は少しは遊べそうだね。可愛がってあげようじゃないか。』

「うっさい、3000万歳以上のおばさん‼︎」

『っ・・・小娘、少し口を慎みなよ‼︎』

 

ミクラスにおばさん呼ばわりされたカルミラは怒りを露わにカルミラウィップを2人に振るう。アギラとミクラスはジャンプして共にかわすとアギラが角による突進攻撃を仕掛ける。カルミラは自身に突進してくる敵を見切るとカルミラウィップでアギラを打ちのめす。

 

「うあっ⁉︎」

 

アギラの体に光の鞭が2度直撃し、彼女の体が吹っ飛ぶ。その間にミクラスがジャンピングパンチをカルミラに放つ。

 

「おりゃああああああああああ‼︎」

 

カルミラはミクラスが飛んできた方向を確認するとすぐさまその場を離れ、ミクラスの拳がビルの屋上にクレーターを作る。ミクラスが作ったクレーターを見てカルミラは少し感心した声を出す。

 

『成る程・・・パワーはあるようだねぇ。』

「うおりゃあああああ‼︎」

 

ミクラスは方向を変えてカルミラに突撃し、彼女に拳を放つ。しかし、ミクラスの拳はあっさりと避けられた。ミクラスは続けて拳を何度も放つがカルミラは彼女の動きを見切り、確実に避けていく。

 

『ほら、どうしたんだい。全く当たらないじゃないか。アンタの力はその程度なのかい?』

「煩い‼︎これでも食らえ‼︎」

 

ミクラスは口に力を溜めると至近距離から熱線を放つ。熱線はそのままカルミラに直撃し、大爆発を起こした。

 

「よっしゃあ‼︎」

 

ミクラスが喜ぶ中、煙が晴れるとカルミラバトンで熱線の直撃を防いだカルミラが立っていた。カルミラバトンから煙が出ているのを確認したカルミラは楽しそうに口を開く。

 

「嘘ぉ⁉︎全然聞いてない‼︎」

『成る程・・・お前達の実力は分かったよ・・・お前達なら楽しめそうだね‼︎』

 

カルミラはカルミラバトンをミクラスを振るう。ミクラスの体が光のバトンに打ちのめされて吹っ飛ばされた。アギラがミクラスの体をキャッチし、彼女を支える。

 

「ミクちゃん、大丈夫⁉︎」

「アギちゃん・・・うん、平気。」

「カルミラはこれまでボク達が戦ってきたどの敵よりも強い。2人同時に仕掛けよう。」

「OK‼︎」

 

ミクラスはアギラと同時に走り、カルミラに突撃していく。そしてそのまま拳と突進をお見舞いしようと近付いた時、カルミラは光の鞭を2人同時に打ちつける。

 

「「うわあっ‼︎」」

 

2人が最初の一撃で体が逸らした時、カルミラは力を込めて鞭が振るう。光の鞭に打ちのめされ、2人の体は宙を舞うとそのまま地面に激突した。

 

「うっ・・・ううっ・・・。」

「ぐっ・・・ぐぐぐっ・・・。」

『ハハハハハハハハ‼︎こんなもんかい‼︎呆気ないねぇ・・・さっきまでの威勢はどうしたんだい⁉︎』

 

2人は立ち上がろうとするが体が痛んで思うように起き上がらずにいた。カルミラは高笑いを上げてカルミラウィップを構えながら2人に近付いていく。それを倒れながら見ていたウインダムは親友である2人を助けようと踏ん張る。

 

「止めて・・・下さい・・・これ以上・・・私の友達に・・・手を出さないで下さぁぁぁい‼︎」

 

ウインダムは力を振り絞り、立ち上がると体からオーラを滾らせる。そして彼女の背中から何十発ものミサイルが放たれた。ここでウインダムが起き上がると思っていなかったカルミラは対応に遅れ、ミサイルが全弾命中する。ミサイルが全弾命中し、大爆発が起こり、爆炎が舞う。すると煙の中から光の鞭が飛び出し、ウインダムの首に巻き付いた。

 

「ぐっ・・・ぐっ・・・ぁぁ・・・。」

 

光の鞭が収縮し、ウインダムが煙の中に引き寄せられる。そして煙が晴れた先には煙を上げながらカルミラが立っていた。今の彼女は怒りで闇のオーラが全身から溢れ出ている。ウインダムを引き寄せたカルミラはそのまま彼女の首を掴むとそのまま壁に叩きつける。

 

『この・・・小娘がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ‼︎』

 

カルミラは怒りを露わにウインダムの首を掴み力一杯に締め付けながら持ち上げる。そのまま彼女を地面に叩きつけ、白銀の髪を掴んで無理矢理持ち上げるとそのまま彼女の腹に膝蹴りを何発も撃ち込んだ。

 

『小娘風情が調子に乗ってんじゃないよ‼︎幾ら怪獣の魂を宿したからってお前達は所詮人間の小娘‼︎あたし達闇の一族とは格が違うんだよ‼︎』

「ぐふっ⁉︎がはっ‼︎」

 

ウインダムの首を掴んで彼女を抑えつけ、今度は彼女の腹を何度も殴り付ける。ウインダムは血反吐を吐きながら苦痛に歪んでいた。

 

『見たか⁉︎これがお前達の限界さ‼︎ハッ‼︎怪獣の力をアンタらみたいな小娘が手にしたくらいで・・・あたし達に勝てる訳ないんだよ‼︎』

「うっ・・・ぐううっ・・・‼︎」

 

カルミラはギリギリと音を立てながらウインダムの首を掴み締めていく。その時、背中から何者かがカルミラを蹴り付けた。

 

『・・・何だい⁉︎』

「そこまでよ‼︎」

 

そこに立っていたのはギランボだった。彼女もウインダムがソウルライザーから放ったSOS信号を受けてここに到着したのだ。アギラとミクラスは彼女の登場に驚きの声を上げる。

 

「確か・・・貴方はギランボさん⁉︎」

「どうしてここに⁉︎」

「SOS信号を受けてここに来たらとんでもないピンチになってるじゃない‼︎だから、助けに来たわよ‼︎」

『また新手の怪獣娘かい・・・何人来ようが関係ないね‼︎全員ここで叩きのめしてやるよ‼︎』

「悪いけど、貴方の相手をしている暇はないわ‼︎貴方の相手はこの子達よ‼︎」

 

ギランボは自身の姿を模した幻影を作る。カルミラが幻影と戦い始めるとギランボはウインダムを担いでアギラ達の元に向かう。

 

「2人とも大丈夫⁉︎立てるかしら⁉︎」

「はい・・・何とか・・・。」

「あたしも・・・大丈夫です・・・。」

「よし、カルミラがあたしの幻影と戦っている隙にここから脱出するよ‼︎」

 

ギランボはウインダムを担ぎながら2人を連れてその場を去る。カルミラが幻影を全て消し去ると彼女はウインダム達がいた場所を見ながらミサイルが着弾した部分を手で抑えながら体を震わせる。

 

『銀色の怪獣娘・・・この借りはいつか必ず返すよ・・・!覚えておきな‼︎』

 

 

 

 

 

 

 

 

「という事があったんです・・・。」

「そうだったんですね・・・ありがとうございます。よく話してくれました。」

「ギランボさんに感謝しなきゃね・・・。」

「私・・・全然歯が立ちませんでした・・・本当に悔しいです・・・‼︎私がもっと強ければ・・・アギさんまで巻き込まずにすんだのに・・・‼︎」

「レイカ、そんなに思いつめないで。」

 

ツバサは再びレイカを抱き寄せる。ツバサはそのままレイカに温かい言葉を投げ掛けた。

 

「レイカはよく頑張った・・・頑張ったよ・・・。」

「ツバサ・・・うう・・・うわああああああ‼︎」

 

泣きじゃくるレイカをツバサは静かに抱き寄せる。レイカもツバサを抱き寄せて涙を流しながらツバサの胸の中で心中を打ち明けた。

 

「私・・・もっと強くなりたい・・・強くなりたいよぉ・・・。」

「大丈夫。レイカなら強くなれる・・・強くなれるよ。」

 

お互いを抱き締め合うツバサとレイカを微笑ましい目で見ていたトモミだが隣に立ったアキとミクを見て表情を真面目な表情に変える。

 

「闇の巨人達が怪獣娘に攻撃を仕掛けてくるとは・・・。」

「ヒュドラムがユナさんを狙ってきた時からもしかしてとは思ってたけど・・・どうやら闇の巨人達は自分の体を小さく出来るみたい・・・。」

「カルミラの実力は確かにこれまでボク達が戦ってきたシャドウビーストやシャドウジェネラルを超えていました。間違いなくボク達怪獣娘にとって最大の敵になると思います。」

「怪獣娘が闇の巨人達に対抗出来るようこちらも準備しなければなりませんね・・・。」

 

トモミは新たに怪獣娘が強くしなければならないと決意した。




ウインちゃんフルボッコ注意報ですが・・・次回以降も続きます・・・。
ウインちゃん推しの読者の皆さま、閲覧に十分お気を付け下さい。
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