怪獣娘トリガー ~ウルトラマントリガー復活計画~ 作:特撮恐竜
出来る限り、執筆を進めていきますのでどうかお待ち下さい‼︎
追記
過去のサブタイを仕込み忘れた事に今更気付いたので少し台詞を修正しました。
ヨウがクララに変わってソウルライザーのシステムを奪い返すのに力を注いでいる中、トモミの無線に様子を見ていたハルカからの連絡が入る。
『こちらゴルザ‼︎ピグモン、応答願うわ‼︎』
「こちらピグモン‼︎どうしました、ゴルゴル⁉︎」
『大変、キングジョーが起動して街を破壊し始めた‼︎』
ハルカの通信を聞いた途端、全員が一斉にキングジョーの方向を向く。あらぬ疑いを掛けられたキングジョーは頭を振って強く否定した。
「し、知りまセン‼︎ワタシは何もしてマセン‼︎だからこっちを見ないで下サイ‼︎」
『ああ、紛らわしかったわね。ハルキさんのストレイジカスタムの方よ。突然動き出して今も街を破壊してるわ‼︎』
「キングジョーが⁉︎何で⁉︎」
ハルカの言葉にハルキは疑問を抱く。ストレイジカスタムに強い仲間意識と愛着を抱いているハルキにとってハルカの言葉は衝撃的だったらしい。そこにアキトが口を割ってくる。
「恐らくだが・・・ソウルライザーの機能を奪っても尚、抵抗を続けるGIRLSを見て世界侵略の1番の障害になると思ったんだろう。奴らはここを物理的に潰すつもりのようだ。」
「何とかして止めないと‼︎それに町には多くの人達が‼︎」
「ボク達、街に出ます‼︎」
「そうですね・・・変身できなくとも市民の避難誘導くらいは出来ますから・・・、アギアギ、ミクミク、ウインウイン、ツバツバ、大至急出動して下さい‼︎」
「了解‼︎」
「俺も手伝う‼︎」
「ありがとうございます‼︎お願いします‼︎」
「押忍‼︎」
トモミの言葉でかぷせるがーるずにツバサ、そしえハルキの5人が外に向かう。町に繰り出してハルキとツバサはストレイジカスタムがペダニウム誘導弾を放ちながら街を破壊する光景を見る。
「よくも俺達ストレイジの仲間を・・・‼︎」
「皆で別れて市民を助けましょう‼︎」
『了解‼︎』
「押忍‼︎」
全員が散って市民を助けるために走り出す。そんな中、ハルキとツバサはレイカ達から離れるとGUTSスパークレンスとGUTSハイパーキーを構えてハイパーキーのスイッチを押した。
「ハルキさん、行きましょう‼︎」
「押忍‼︎アキト君が作ってくれたこれで‼︎」
〈ULTRAMAN TRIGGER! MULTI TYPE‼︎〉
〈ULTRAMAN Z! ALPHA - EDGE‼︎〉
そして2人は自身が持つハイパーキーをGUTSスパークレンスに差し込んだ。ハルキは前日の失敗を繰り返さないためにツバサの方をチラチラと眺めながらGUTSスパークレンスの手順を確認している。
〈BOOT UP! ZEPERION‼︎〉
〈BOOT UP! ALPHA‼︎〉
2人は銃身を開いてGUTSスパークレンスを持った手を天に掲げて叫んだ。
「未来を築く希望の光‼︎ウルトラマントリガアアアァァァァ‼︎」
「宇宙拳法、秘伝の神業‼︎」
『ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼェット!』
「ウルトラマンゼェェェット‼︎」
〈ULTRAMAN TRIGGER! MULTI TYPE‼︎〉
〈ULTRAMAN Z ALPHA - EDGE〉
マルチタイプの姿のトリガーにアルファエッジの姿のゼットの2人のウルトラマンが並び立った。ストレイジカスタムは背中からペダニウム誘導弾を放つとゼットが二本のゼットスラッガーを繋げたアルファチェインブレードで撃ち落とす。そして煙の中からトリガーがマルチ・スペシウム光線を放ちながらストレイジカスタムに向かって突撃する。
ストレイジカスタムは再びペダニウム誘導弾を放つもゼットのアルファチェインブレードに阻まれる。そしてそのままトリガーがマルチ・スペシウム光線を放ちながら突っ込んだ。ストレイジカスタムはペダニウム粒子砲から光弾を放ち、マルチ・スペシウム光線を撃ち落とす。
「ジョアッ‼︎」
「シェアッ‼︎」
そして2人が拳と手刀を撃ち込もうとすると横に逸れて回避し、後ろに回り込んだ。後ろの気配に感づいた2人のウルトラマンはトリガー・ハンドスラッシュとゼスティウムメーザーで機体に攻撃を仕掛ける。するとストレイジカスタムは分離し、回避すると空に飛び上がった。
「シェアッ⁉︎」
空から分離形態であるセパレートモードとなったストレイジカスタムの頭部にあたるヘッドファイター、腹部にあたるコアシップからペダニウム誘導弾と光弾が飛んでくる。ゼットとトリガーは頭を腕で覆い、それを凌ぐが胸部と腕部を構成するブレストタンクがペダニウム粒子砲で追い討ちをかける。2人のウルトラマンが怯んだ隙にコアシップからの砲弾が降り注ぎ、更に脚部にあたるレッグキャリアーが2人の足元を払った。
「ジェアアッ‼︎」
2人のウルトラマンが地面に転がると更に空からのペダニウム誘導弾の追い討ちが迫る。2人は立ち上がると地面に降下したストレイジカスタムを追っていく。するとストレイジカスタムは戦車のような形態になっていた。ストレイジの改造の結果、通常には無かったタンクモードに変形したストレイジカスタムはペダニウム粒子砲だけでなく全ての火砲にエネルギーを集めて強力な光線を撃ち込んだ。その光線を受けたトリガーとゼットは大きく吹っ飛んだ。
「「ジェアアッ‼︎」」
その頃、GIRLSでは外で行われている2人のウルトラマンの戦いをアキトが眺めていた。そこにユナとトモミがやってくる。
「アキト、ヨウちゃんがソウルライザーの制御システムの大元に辿り着けそう‼︎」
「後はこの建物のシステムを奪い返しましょう‼︎そのために必要な物は持ってきました‼︎」
「ああ‼︎・・・こっちは任せろ。そっちは頼む。」
再びロボット形態となったストレイジカスタムを前にゼットがハルキとツバサに呼び掛ける。
『ハルキ、トリガー、パワーで押すぞ‼︎』
『はい‼︎』
ツバサはパワータイプの、ハルキはベータスマッシュのハイパーキーを取り出してキーを起動した。
〈ULTRAMAN TRIGGER! POWER TYPE‼︎〉
〈ULTRAMAN Z! BETA-SMASH‼︎〉
2人は自身が持つハイパーキーをGUTSスパークレンスに装填した。
〈BOOT UP! DERACIUM‼︎〉
〈BOOT UP! BETA‼︎〉
「勝利を掴む剛力の光‼︎ウルトラマントリガアアアァァァァ‼︎」
「真っ赤に燃える、勇気の力‼︎」
『ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼェット!』
「ウルトラマンゼェェェット‼︎」
〈ULTRAMAN TRIGGER! POWRER TYPE‼︎〉
〈ULTRAMAN Z BETA-SMASH〉
2人のウルトラマンはそれぞれ力に優れた形態に姿を変えるとストレイジカスタムと取っ組み合う。2人はそのままストレイジカスタムを押し返すがストレイジカスタムに跳ね飛ばされる。
お互いの距離が離れるとトリガーが蹴りで右手を弾いた隙にゼットのタックルがストレイジカスタムを跳ね飛ばす。そしてトリガーが左腕を抑えるとゼットの頭突きがストレイジカスタムを後退させる。
「シェアッ‼︎」
「ジィエアッ‼︎」
更にトリガーの蹴りで距離を離すとゼットの両肘打ちが炸裂した。そして2人は同時に拳を打ち込み、ストレイジカスタムを後退させる。しかし、ストレイジカスタムもやられっぱなしではなく、左腕に備えたペダニウムハンマーを展開するとゼットを抑えてトリガーを巻き添えに後ろのビルに押しつける。そして2人のウルトラマンにそのまま電流を流し込んだ。
その頃、GIRLS東京支部ではストレイジカスタムの姿に変身したキングジョーがダダ(POD)からヨウを守るべく戦っていた。その光景を後ろからかぷせるがーるず、ハルカ以外の怪獣娘が見守っている。そんな中、キングジョーはペダニウム粒子砲を向けた途端、体に電流が流れた感覚になり、険しい顔になる。
「くっ⁉︎」
「キンちゃん、どうしたの?」
「イエ・・・体が一瞬痺れたような気がしテ・・・。」
「くそ、やはりタイムリミットが来たか・・・。」
「アキト、それどういう意味だ?」
アキトの呟きを聞き逃さなかったベニオが彼に訊ねる。アキトはキングジョーを一瞬見ると解説を始めた。
「怪獣娘はソウルライザーを使って変身する事でその力が暴走する事がないように抑制している。けど、GUTSスパークレンスとハイパーキーで変身した場合はその機能がない。だから、このまま戦い続ければ暴走の危険がある。」
「はあ⁉︎」
「ちょっと‼︎そういうの先に言ってよ‼︎」
「すまない・・・怪獣娘がGUTSスパークレンスとハイパーキーを使うときは大抵ソウルライザーを使用して暴走を抑えた状態で変身した時だったから・・・確証が無かったんだ。やはり・・・ソウルライザー無しでは限界が来るか・・・。」
「キンキン、いつまで戦えそうですか?」
「持って・・・3分少々と言ったところでショウ・・・。早めにケリをつけなけれバ・・・。バッサーちゃん、そっちの方はどうなってマスカ⁉︎」
「待って下さい‼︎あと少しでラスボスを倒せそうです‼︎」
ヨウの声が響いた時、ダダ(POD)が両手をヨウに向けてエネルギーを溜める。それを見た時、キングジョーのペダニウム粒子砲が火を吹いた。ペダニウム粒子砲の光線を浴びてダダ(POD)が消滅した時、ヨウが歓喜の声を上げて叫んだ。
「よっしゃああああああああ‼︎ラスボス倒したああ‼︎怪獣ゲームクリアああああ‼︎」
「本当ですか⁉︎」
「はい、間違いありません‼︎ほら、わたしのソウルライザーが起動を始めています‼︎」
ヨウが自身の起動中の画面のソウルライザーをトモミに見せる。思わずその場にいた怪獣娘が喜びの笑みを見せた時、アキトとトモミの後ろにダダが現れた。
「よし、これでソウルライザーのシステムを奪い返した‼︎これで怪獣娘は変身出来る筈だ‼︎」
「ダダァァァ・・・‼︎」
「アキト、ピグモン、危ねえ‼︎」
「「⁉︎」」
2人が振り向くとニュートロン光線を放とうとするダダ(POD)の姿があった。その時、ユナが部屋に入ってきて、手にケーブルを持ちながら2人に呼び掛ける。
「アキト、トモミさん、ケーブルを持って」
「ユナ、来るな‼︎」
ユナがアキトとトモミの前にいるダダ(POD)に目を見開くと彼女の意識が停止する。そして彼女は事情を知らない怪獣娘達の前でユザレの姿となった。突然変身したユナの姿にミカヅキ、ベニオ、ランを始めとした怪獣娘達も驚きを隠せない。
「えっ、ユナちゃん⁉︎」
「お前、その姿は⁉︎」
「怪獣娘ではないようだけど・・・。」
「ユザレ⁉︎・・・よりにもよって皆の前で・・・,」
「⁉︎・・・ユザレ?」
この中で唯一事情を知るアキトが苦い表情を浮かべ、その事にトモミが疑問を抱くとユザレが手を翳し、眩しい光が立ち込めた。そしてその光を浴びてダダ(POD)は瞬く間に消滅した。ダダを吹き飛ばしたその力にマガコンビ、中学生コンビが怪獣娘を代表して驚きの声を上げる。
「嘘・・・ダダを一瞬で・・・。」
「吹っ飛ばしちまうなんて・・・。」
「一体何が起こったの・・・?」
「ユナ、お前・・・一体・・・。」
アキトか倒れたユナにかけ寄って彼女の体を支える中、ユザレがダダ(POD)を吹っ飛ばしたGIRLS東京支部の一室は完全に沈黙に覆われていた。
その頃、2人のウルトラマンはストレイジカスタムの電流に苦しんでいた。そんな時、ダダ(POD)が巨大化し、2人の前に現れ、ニュートロン光線を放とうとする。ゼットは電流を流すストレイジカスタムを押し切るとトリガーはマルチタイプに戻る。そしてトリガーは光の衝撃波でストレイジカスタムを後退させるとトリガー・ハンドスラッシュでストレイジカスタム、ダダ(POD)を攻撃する。ストレイジカスタムは後退するもダダ(POD)は体を貫かれながらニュートロン光線を放ち、トリガーを怯ませた。
『とうとう出てきたか・・・。』
〈ULTRAMAN Z! GAMMA -FUTURE‼︎〉
ハルキはガンマフューチャーのハイパーキーを取り出してキーを起動し、GUTSスパークレンスに装填する。
「変幻自在、神秘の光。」
〈BOOT UP! GAMMA‼︎〉
『ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼェット!』
「ウルトラマンゼェェェット‼︎」
〈ULTRAMAN Z GAMMA -FUTURE〉
ガンマフューチャーに変身したゼットはトリガーが腕から光線を放つと同時にゼスティウムドライブを放つ。光線はストレイジカスタムに防がれるもゼスティウムドライブの方はダダ(POD)に命中するがそれと同時にダダ(POD)の姿が消える。
「シェアッ‼︎」
「ジュアッ⁉︎」
「ダダァァ・・・。」
2人のウルトラマンが驚いてダダ(POD)の姿を探す。するとダダ(POD)は2人の後ろのビルの上に現れる。そしてダダ(POD)は街中の乗り捨てられた車を念力で浮かせるとそれを全てトリガーとゼットにぶつける。こちらにぶつかってくる無数の車に2人のウルトラマンも押されてカラータイマーが鳴り始める。
そんな中、ダダはストレイジカスタムの隣に現れると体を粒子に変化させてストレイジカスタムの中に入っていく。
「あれ、何してるの⁉︎」
「まさか・・・キングジョーと同化するつもりじゃ⁉︎」
「そんな・・・‼︎」
(止めろぉぉ‼︎)
もしストレイジカスタムが完全にダダ(POD)と一体化したら最悪の事態になると分かったかぷせるがーるずは顔を青ざめる。ハルキが叫ぶも2人のウルトラマンに降り注ぐ車の雨は収まらない。ダダの体はいつの間にか頭部と本体らしき核だけになり、このまま完全にダダ(POD)にストレイジカスタムが乗っ取られると思ったその時、巨大な火球が核に命中する。強力な火球を受けたダダ(POD)の核は爆発し、頭部が崩れ落ちた。
何が起こったのか確かめるべく2人のウルトラマンと3人の怪獣娘が振り向くとそこにはゼットンが浮遊していた。ソウルライザーの機能が完全に復活した彼女は真っ先に変身して駆け付け、GUTSスパークレンスとハイパーキーの力で強化された火球を放ち、核を破壊したのだ。この事に思わずミクが歓喜の声を上げる。
「やったぁぁ‼︎流石ゼットンさん‼︎」
『ゼットンさん、変身してる・・・ソウルライザーの機能回復したんだ‼︎』
思わずトリガーも歓喜の声を上げるが未だにストレイジカスタムが止まる気配はない。ツバサはスカイタイプ、ハルキはゼット最強の姿であるデルタライズクローのハイパーキーを取り出し、起動する。
〈ULTRAMAN TRIGGER! SKY TYPE!〉
「闇を飲み込め‼︎黄金の嵐‼︎」
〈ULTRAMAN Z! DELTARISE CLAW ‼︎〉
2人はそれぞれが持つハイパーキーをGUTSスパークレンスに装填した。
〈BOOT UP! LANBULLET!〉
〈BOOT UP! DELTA‼︎〉
「ご唱和ください、我の名を!ウルトラマンゼェット!』
「ウルトラマンゼェェェット‼︎」
「天空を駆ける、高速の光‼︎ウルトラマントリガアアアァァァァ‼︎」
〈ULTRAMAN TRIGGER! SKY TYPE‼︎〉
〈ULTRAMAN Z! DELTARISE CLAW ‼︎〉
スカイタイプとなったトリガーとデルタライズクローとなったゼットが走り出す。最初にゼットが電撃を纏った拳を浴びせるがストレイジカスタムは空に飛び上がる。ゼットも飛び上がるとストレイジカスタムに引っ掻き攻撃をする。
ストレイジカスタムがペダニウム粒子砲を向けようとするとトリガーがその腕を抑える。そして2人同時に蹴り飛ばして距離を取ると2人はエネルギーをそれぞれ拳に集めて2人同時に拳を放った。そのままストレイジカスタムは地面に落下していく。
(御免な、キングジョー。また直してやるからな‼︎)
ハルキがストレイジカスタムに詫びると2人のウルトラマンが同時に着陸する。トリガーはマルチタイプに再び戻ると両者とも必殺光線の構えに入る。そしてゼスティウム光線とゼペリオン光線が同時に放たれた。2人のウルトラマンの必殺光線がストレイジカスタムに命中するとその機体は火花を散らしながら大爆発した。
「「「やったぁぁぁぁ‼︎」」」
ソウルライザーが回復し、怪獣娘に変身したかぷせるがーるずがその光景を喜ぶ。ゼットはストレイジカスタムに向かうとその機体の残骸を回収し始める。
『あの、何してるんですか?』
(これ、持って帰らないと怒られちゃうんだ。後でバコさんに直してもらわなきゃ。)
『成る程、だったら手伝いますよ‼︎』
(ありがとう、よろしく頼むよ‼︎)
2人のウルトラマンはそのままストレイジカスタムの回収作業に慎んだ。そして回収が終わり、変身を解いたツバサとハルキが街を歩いていた。
「ツバサ君、いい仲間を持ってるね。俺もストレイジの皆が恋しくなったよ。」
「はい‼︎色々とありがとうございます‼︎」
「いやいや、お礼を言うのはこちらの方だよ。ストレイジカスタムの回収も手伝ってくれたし。仲間達を大切にね。」
「ええ‼︎皆の為にも僕はウルトラマンとして頑張ってみせますよ‼︎」
ツバサが固い意思を決めてるとハルキの元にベリアロクがやってきた。突然現れたベリアロクに2人とも驚いた顔になる。
「ベリアロクさん‼︎」
『おい、そろそろ飽きたし帰るぞ‼︎』
「いや、そんな事言っても帰る方法が」
『俺様が次元を切り裂けばどうとでもなる。』
「えっ⁉︎そんな事出来るんですか⁉︎」
ツバサとハルキは顔を見合わせる。するとハルキは思い出したようにGUTSスパークレンスを取り出す。
「あっ、GUTSスパークレンス、ゼットライザーが直るまで借りてても?」
「大丈夫です。ヒジリ先輩には僕から言っておきますよ。」
「ありがとう、GIRLSの皆によろしく。俺はアレを仲間に届けに行くよ。・・・あっ、また一緒にご飯食べに行こう。」
「ええ‼︎」
ハルキがヒーローズゲートを通ってすぐにオリジナルの姿のウルトラマンゼットが現れた。ゼットはストレイジカスタムを光の球に収めて回収すると姿勢を正してお辞儀する。ツバサも思わずお辞儀するとゼットはZ字の飛行機雲を描いて飛び立っていった。
「バイバーイ‼︎」
「ツバサ‼︎」
そこにかぷせるがーるずがやってきた。アギラはハルキの姿が無いことに疑問を抱く。
「ツバサ君、ハルキさんは?」
「ゼットさんと一緒に元の次元に帰っていったよ。」
「ええっ⁉︎あたし達に何も言わないで⁉︎」
「というか、ハルキさん、元の次元に帰れるの⁉︎」
「ウルトラマンゼットはハルキさんと同じ次元から来たんだって。だから大丈夫だよ。」
「そう・・・だったら・・・大丈夫ね・・・。」
「でも、あたし達に少しは言って欲しかったな〜。」
「大丈夫、きっとまた会えるさ・・・。」
4人はそのままゼットが飛び立っていった空を見上げていた。
そして4人がGIRLSに帰るとそこは沈黙に覆われていた。その光景はまるでお通夜のように暗くなっている。
「ただいま戻りました・・・って何この雰囲気⁉︎」
「一体何があったんですか⁉︎」
「ツバツバ、アギアギにミクミクにウインウイン・・・。実は・・・。」
トモミがどう説明するか悩む中、ユナが口を開く。そして彼女の口から語られた言葉にユナの事情を知る4人は驚いた顔をする。
「私・・・意識が途切れる前に・・・ダダを吹き飛ばしたの。怪獣娘でもないのに・・・私には・・・あの怪人を吹き飛ばす力があるみたいなの・・・。」
「ええっ⁉︎」
「まさか・・・ヒジリ先輩・・・。」
「ああ、お前らの思っている通りだ・・・。ユザレが皆の前に現れてな・・・。」
「その様子・・・ツバサ達も何か知ってるの・・・?だったら教えてよ・・・何で私にこんな力があるの⁉︎ユザレって何なのよ⁉︎」
ユナの言葉にツバサ達はどう答えればいいか悩み出す。そしてそのままGIRLS東京支部は暗い雰囲気に包まれた。
次回予告(CV:マナカ・ツバサ)
「ユナ先輩の18歳の誕生日。でもそんなおめでたい日なのに石化闇魔獣『ガーゴルゴン』が超古代から蘇ってしまう。怪獣が迫る中、語られるシズマ会長の過去、そしてユナ先輩の出生に隠された秘密。えっ、あの飛行機は・・・まさか⁉︎次回‼︎
スマイルスマイル‼︎」