怪獣娘トリガー ~ウルトラマントリガー復活計画~ 作:特撮恐竜
突然ですがこの作品にOP曲、ED曲があるとすればこの中でどれが1番だと思いますか?下の中から選んで頂けると嬉しいです。
OP曲
Trigger(通常ver)
Trigger(佐久間貴夫&遠藤ゆりかデュエットver)
Trigger(遠藤ゆりかver)
上々↑↑GAO !!(通常ver)
上々↑↑GAO !!(ウインダムソロver)
前半のED曲
なないろのたね(通常ver)
なないろのたね(ChouCho &遠藤ゆりかver)
なないろのたね(遠藤ゆりかver)
KAIJUハート(通常ver)
KAIJUハート(ウインダムソロver)
「はい・・・はい・・・ゴルザさん達が・・・。ええ、分かりました‼︎」
キングシルバゴンが暴れ出す中、ツバサは自身のスマホにかかってきた電話に応答する。そして電話を切るとウインダム達に向かって口を開く。
「皆さん、僕はゴルザさん達と合流して街の人達の避難に回ります‼︎皆さんは怪獣を‼︎」
「分かった‼︎」
「気を付けて、ツバサ‼︎」
アキトとウインダムの言葉に頷くとツバサはすぐさまそこから離れて行く。そして怪獣娘達から遠く離れた場所に立つと誰もいない事を確認してGUTSスパークレンスとハイパーキーを取り出す。
〈ULTRAMAN TRIGGER! MULTI TYPE‼︎〉
起動したGUTSハイパーキーをGUTSスパークレンスの銃底にセットした。
〈BOOT UP! ZEPERION‼︎〉
銃身を開いてGUTSスパークレンスを持った右手を持ちながら天に掲げて叫んだ。
「未来を築く希望の光‼︎ウルトラマントリガアアアァァァァ‼︎」
〈ULTRAMAN TRIGGER! MULTI TYPE‼︎〉
ツバサが変身したウルトラマントリガーはキングシルバゴンの前に降り立つとすぐに構える。キングシルバゴンがトリガーを確認したと同時にトリガーはキングシルバゴンに突っ込んでいく。そしてお互い組み合うと力比べの勝負を繰り広げる。
「デヤッ‼︎・・・ヘアアアッ‼︎」
トリガーが必死で怪獣を押し返そうとするが力自慢であるキングシルバゴンは微動だにしなかった。逆に自身が後ろに押し返されていく。そしてそのままトリガーはキングシルバゴンに張り倒された。
「ギイゴオアアアアアア‼︎」
「ディヤッ‼︎」
トリガーは張り倒されてそのまま地面に倒れる。そしてそのままキングシルバゴンの蹴りで転がりながら吹っ飛ばされた。トリガーは距離を取って立ち上がると飛び蹴りをキングシルバゴンの頭に喰らわせる。
「ギイゴアアアアアッ⁉︎」
目の近くに蹴りを受けた事で怯んだキングシルバゴンがよろけるとトリガーは隙を入れまいと拳からの手刀を叩き込む。そしてキングシルバゴンの角を掴んで暴れさせまいと抑えながらその脳天に数発ほどチョップを浴びせた。
「ジェアッ‼︎ハアアッ‼︎」
「ゴオアアアアアアア‼︎」
トリガーの攻撃に頭に来たキングシルバゴンは頭を動かしてトリガーを引き離す。そしてトリガーが自身から離れた事を確認するとそのまま青い火球『デモリション・フレイム』を放った。キングシルバゴンの青い火球をまともに受けたトリガーはそのまま吹っ飛ばされる。するとキングシルバゴンは更に尻尾で追い討ちをかけ、トリガーを吹っ飛ばす。
「ジェアアッ‼︎」
「トリガー‼︎」
「ゴルっち、どうする⁉︎このままじゃトリガーが‼︎」
「決まってるわ‼︎わたし達もトリガーを援護するわよ‼︎」
〈BOOT UP!ULTRA SONIC‼︎〉
ガッツ星人(ミコ)の疑問に答えたゴルザはあらかじめ貸し出されていたGUTSスパークレンスに自身は怪獣が描かれたハイパーキーを装填する。そしてGUTSスパークレンスから注ぎ込まれる力を額に集めると特大の超音波光線を放つ。ゴルザが放った超音波光線はキングシルバゴンの顔に直撃し、火花を散らせる。
「ギイゴオオオオオオオオオオ⁉︎」
キングシルバゴンは横からの攻撃に視線をゴルザに向ける。するとキングシルバゴンは怒りを露わにして咆哮する。
「ゴオオオオオオオオオ‼︎」
「ちょっ⁉︎ゴルザさんこれって怒らせただけじゃないですか⁉︎」
「御免・・・ヤバいかも・・・。」
キングシルバゴンは彼女達に怒りをぶつけようと口に力を集めてデモリション・フレイムを放とうとする。口に青い炎が集まりそのまま火球が吐き出されると思ったその時、トリガーが横からキングシルバゴンの顔を殴り付けて火球の軌道を逸らす。キングシルバゴンが放った火球はあらぬ方向に向けられて地面に着弾するだけだった。
「シェアッ‼︎」
トリガーはそのままキングシルバゴンの顔に膝蹴りを喰らわせ、腹に蹴りを放つ。思わず後退したキングシルバゴンは今度は怒りの矛先をトリガーに変え、トリガーに向けて尻尾を振り回した。
トリガーはしゃがんでこれを避け、タックルを仕掛ける。トリガーのタックルでキングシルバゴンが動きを止めるとそのまま何発か拳を放つ。しかし、キングシルバゴンは3発目の拳を受け止めるとそのままトリガーを放り出す。そして口に力を集めてデモリション・フレイムを放つ。キングシルバゴンが口から放つ青い火球を再びまともに受けたトリガーは吹っ飛ばされて、ウインダム達の真上を飛んでいく。
「ディヤアッ‼︎」
「トリガー‼︎」
そのままトリガーが地面に落下した事を確認するとキングシルバゴンは青い火球を吐き続ける。トリガーの足元が何度も爆発を起こし、爆発の衝撃でまたしてもトリガーは吹っ飛ばされた。
「しっかりしろ‼︎トリガー‼︎」
「このままじゃやべえ・・・俺達もトリガーを援護するぞ‼︎」
『はい‼︎』
「合点承知‼︎」
レッドキングの声でユナからGUTSスパークレンスを借りたゴモラ、予めGUTSスパークレンスを2つ借りてきていたキングジョー、そしてキングジョーからGUTSスパークレンスを受け取ったノイズラーが自身の元の怪獣が描かれたハイパーキーを取り出した。そして彼女達は自身が持つハイパーキー(うち1つは派生型)をGUTSスパークレンスに装填する。
〈BOOT UP! SHOCK WAVE‼︎〉
「うおおおおおおおお‼︎やったるでええええええ‼︎」
「ソウルライド、キングジョー・ストレイジカスタム‼︎」
〈BOOT UP! PEDANIUM‼︎〉
〈BOOT UP! NOISE‼︎〉
「凄え・・・力が・・・力が溢れてくるぜええええええええ‼︎」
初めてGUTSスパークレンスとハイパーキーによる力のブーストを感じたノイズラーは体に集まる力に思わず声を上げずにはいられなかった。その一方でストレイジカスタムの姿に変身したキングジョーは隣で角に力を集めるゴモラ同様に右腕のペダニウム粒子砲に力を集める。ノイズラーも自身に溢れる力をギターに集め、そのまま強化された音撃破を放つ。続いてゴモラが強化された超震動波、キングジョーのペダニウム粒子砲から光線が放たれる。3人の怪獣娘が放った攻撃はそのままトリガーに向かうキングシルバゴンの背中に直撃し、爆発を起こす。
「ゴアアアアアアアアアア‼︎」
3人の攻撃を受けたキングシルバゴンは思わず振り向いて彼女達を睨む。そして3人を見て怒りを露わにするキングシルバゴンはそのまま彼女達に向かって進撃し始めた。
「こっちに向かってきたよ‼︎」
「だったら・・・応戦するしかねえな‼︎」
レッドキングが奥の手である口から放つミサイルを放ったのをきっかけにキングジョー、ウインダムも背中からミサイルを放ってキングシルバゴンを迎え撃つ。アキトも自身のGUTSスパークレンスでキングシルバゴンを銃撃し始めるとずっと彼女達を見ていたダーゴンが疑問の声を上げる。
『何故逃げない⁉︎弱き者が何故抗う⁉︎お前達怪獣娘もだ‼︎お前達怪獣娘はたかが人間の娘が怪獣の力を持っているに過ぎない‼︎それなのに・・・何故勝てる筈もない本物の怪獣相手に立ち向かう⁉︎何故お前達はそうも立ち向かうのだ‼︎』
「そんなの決まってんだろ‼︎皆を守りたいからだよ‼︎」
ダーゴンの疑問にレッドキングが力強く答える。続いてGUTSスパークレンスを撃ち続けるアキト、スタンガンを構えたユナ、ダーゴンに向かって身構えるゴモラとアギラが続いて答えた。
「そうだ‼︎力の強さは関係ない‼︎」
「誰かを守りたい、誰かを助けたいという強い気持ちが私達を動かしているだけ‼︎」
「そしてその思いは怪獣娘であろうと無かろうと関係ない‼︎」
「だからボク達は戦うんだ‼︎皆を・・・誰かを・・・守るために‼︎」
ダーゴンが彼女達の答えを聞いて黙っている中、ウインダム達に向かうキングシルバゴンの背中にトリガーがしがみつく。トリガーは背中にしがみついたまま、その横腹に何度も手刀を放つ。鬱陶しく感じたキングシルバゴンは体を回してトリガーを振り払う。そして口に青い炎を集めてモリション・フレイムを連射した。青い火球が何度もトリガーの足元を襲う。連続する爆発の衝撃でトリガーの体力が消耗する中、流れ弾が2発程ウインダム達を襲う。
「皆‼︎伏せて下さい‼︎」
ウインダムの声で怪獣娘達がその場に伏せると青い火球のうち1発が地面に着弾して爆風と衝撃を巻き起こす。アキトは思わず隣にいたユナを庇うように伏せる。
「アキト‼︎」
「心配ない、生きてる‼︎」
「お前ら、大丈夫か⁉︎」
「はい‼︎」
「全員無事だよ‼︎」
平手で火球を受け止めたダーゴンはお互いの安否を確認するアキトとユナ、そして怪獣娘を見て考えるように呟いた。
『恋を重ねて強くなる・・・・・・誰かを守りたいと思う・・・強い気持ち・・・。』
「ゴアアアアアアアア‼︎」
キングシルバゴンが咆哮する中、ウインダムは自身のソウルライザーで目の前の怪獣を確認する。そしてそれをアキト、ユナも同時に覗き込むとアキトがトリガーに向かって叫んだ。
「トリガー‼︎そいつに・・・キングシルバゴンにマルチタイプで挑むのは間違いだ‼︎パワータイプで挑め‼︎」
「シェアッ‼︎」
トリガーは頷いて目の前のキングシルバゴンを見る。そしてツバサはパワータイプのハイパーキーを取り出してGUTSスパークレンスに装填した。
〈BOOT UP! DERACIUM‼︎〉
そしてツバサは再びGUTSスパークレンスを持った右手を天に掲げながら引き金を引いて叫ぶ。
「勝利を掴む剛力の光‼︎ウルトラマントリガアアアァァァァ‼︎」
〈ULTRAMAN TRIGGER! POWRER TYPE‼︎〉
パワータイプに変身したトリガーはキングシルバゴンにショルダータックルを仕掛ける。先程のマルチタイプとは違い、力強いパワータイプになった事で力が増したショルダータックルにキングシルバゴンが明確に怯むと連続でパンチのラッシュを打ち込んだ。そして最後の1発と言わんばかりに放ったアッパーは勢い余ってウインダム達に向かって飛んで行った。
「シェアッ‼︎」
「お前ら、俺の後ろに下がれ‼︎」
トリガーは思わず受け止めようとするも間に合いそうにない。アキトが思わずユナを守るように抱き寄せる。レッドキングが全員を下がらせるとGUTSスパークレンスに自身の元の怪獣が描かれたハイパーキーを装填する。
〈BOOT UP! ROCK FIST‼︎〉
そして一か八かGUTSスパークレンスとGUTSハイパーキーで強化された腕力でキングシルバゴンを受け止めようとする。するとダーゴンもレッドキングの隣に立ち、指1本でキングシルバゴンを受け止めた。
『ふん‼︎』
「えっ⁉︎ダーゴン⁉︎」
「お前・・・。」
レッドキングはダーゴンがまさか怪獣を受け止めようとすると思わなかった事と自身が両腕なのに対して人差し指一本で受け止めた事の両方に驚きを隠せない表情になる。アキトもまさかダーゴンが自分達を守ろうとするとは思わなかったため、唖然としていた。そんな中、ダーゴンは隣のレッドキングに呼び掛ける。
『行くぞ‼︎』
「えっ・・・あっ・・・ああ‼︎」
『ふん‼︎』
「うおおりゃあああああああああああああああ‼︎」
2人は息ぴったりに動き、キングシルバゴンを投げ飛ばす。トリガーは思わず安堵すると自身に向かってくるキングシルバゴンを確認してデラシウム光流を放つ溜めの構えに入る。そしてチャージを終えるとデラシウム光流を放った。トリガーのデラシウム光流を受けたキングシルバゴンはそのまま吹っ飛んでいき、倒れて大爆発を起こした。トリガーはカラータイマーが鳴り出す中、キングシルバゴンが爆散した事を確認すると空に飛び立っていく。
キングシルバゴンが倒されてトリガーが空に飛び立った事を確認するとダーゴンはアキトに向き合って指を指す。
『お前もその女に恋をしているな?』
「なっ⁉︎何言ってるんだよ⁉︎」
心を見透かされて慌てるアキトをウインダム達は微笑ましい目で見る。するとそこにツバサが走ってやってきた。
「レイカ‼︎ヒジリ先輩‼︎ユナ先輩に皆‼︎」
ダーゴンは合流してきたツバサを確認すると次にレッドキングに目を向けた。
『そこの怪獣娘‼︎』
「へ?俺⁉︎」
『名前は何と言う?』
「・・・レッドキングだ。」
『そうか・・・お前の名は?』
「ヒジリ・・・アキトだ。」
『では・・・ヒジリ・アキト‼︎そしてレッドキングよ‼︎お前達2人を我が好敵手として認めてやろう‼︎』
ダーゴンは強い意思を見せたアキトに加えて一時とはいえ自身と肩を並べて怪獣に立ち向かったレッドキングの姿から2人をトリガーに並ぶ好敵手に相応しいと認め、その場から去っていった。ダーゴンの背中を見送るツバサは思わず呟くしかなかった。
「一体何だったんだろう?」
「さぁ?」
「借りが出来たな・・・。」
ダーゴンはツバサから背を向けて去っていく中、自身が認めた好敵手達の事を思い浮かべながら自身に向かって呼び掛けた。
『生きとし生ける者は恋を重ねて強くなる。その強さとは即ち誰かを守りたいと思う強き心、決して侮る事なかれ・・・弱き人間達よ。』
「おい、これを見ろ‼︎」
そして今回の騒動が落ち着いた夕方頃、アキトの研究室の石板の読めない箇所の封印が解かれようとしていた。そこはカルミラ達が描かれた部分だった。そしてその箇所の封印が解けるのを見てアキトはこう結論付けた。
「ユザレと争っていた闇の巨人は3体じゃないのか⁉︎」
「えっ⁉︎闇の巨人がもう1人⁉︎」
ツバサはアキトの結論に驚きの声を上げる。そして石板の封印が解けると2人の目の前に信じ難き絵が露わになった。その石板に描かれた巨人の絵はまるで禍々しい姿になったトリガーのようだったからだ。そしてその箇所に記された古代文字を読んでアキトとツバサは驚きの声を上げる。
「その巨人の名は・・・トリガー・・・だと⁉︎」
「ええっ⁉︎」
その時、ツバサの脳裏に禍々しい姿の巨人の姿が浮かぶ。そしてその情報に頭の整理が追いつかないまま、石板の絵を眺めていた。
次回予告(CV:マナカ・ツバサ)
「執拗に迫ってくる闇の巨人カルミラ。その呪術がトリガーを蝕んでいく。必死に対抗し、僕が時空を超えて飛ばされてしまった世界。ここは・・・三千万年前の超古代⁉︎次回‼︎
スマイルスマイル‼︎」