怪獣娘トリガー ~ウルトラマントリガー復活計画~ 作:特撮恐竜
それを踏まえて書きましたが今回の話はもしかしたらツバサがクズ系主人公に見える人もいるかもしれません。
もし、今回の話でツバサがクズだと感じたら遠慮せずにこの作品を読むのをやめてもらって構いません。
トリガーとトリガーダークの激突が行われている中、目の前に2人のトリガーが現れた事でそれを見ていたカルミラ達は困惑していた。
『う、嘘だろう⁉︎・・・トリガーがもう1人現れたよ‼︎』
『しかもあの姿は・・・我らと戦いを繰り広げてきた光の姿のトリガー‼︎』
『一体何が起きているというのです⁉︎』
『確かめる必要があるねえ・・・お前達、行くよ‼︎』
『うむ‼︎』
『ええ‼︎』
カルミラ達闇の巨人は黒いオーラを体から放ちながら巨大化する。そしてトリガーの前に姿を見せる。
『カルミラ⁉︎ダーゴンにヒュドラムも‼︎』
『その声、お前はあの人間だね‼︎どういう事だい⁉︎何でお前がトリガーに⁉︎』
『一体お前は何なのだ⁉︎』
トリガーはトリガーダークに前蹴りを決めて遠ざけるとどう答えるか悩み出す。待っている時間を焦ったく感じたヒュドラムがダガーヒュドラムを向けてきた。
『何を黙っているのです‼︎さっさと答えたらどうですか⁉︎』
ヒュドラムが苛立ちながら催促してくる中、トリガーはどう答えるか悩む。トリガーダークを放っておくわけにもいかない中、トリガーは事実を打ち明ける事にした。
『僕は・・・僕の正体は・・・・・・人間に生まれ変わったトリガーだ。』
『はあ⁉︎』
『何だと⁉︎』
『貴方が・・・人間に生まれ変わったトリガー本人ですって⁉︎』
トリガーの口から出てきたその答えにカルミラ達3人の闇の巨人は信じられないといった反応を見せている。その答えに納得がいっていないのかカルミラがカルミラウィップを展開して光の鞭を振り回してきた。
『ふざけんじゃないよ‼︎アンタが・・・アンタがアタシが愛したあのトリガーだなんて‼︎信じられる訳ないだろうが‼︎』
『僕だって・・・生まれ変わりだなんて信じられなかった。・・・でも‼︎三千万年前の世界で全てを知ったんだ‼︎一部だけど記憶も思い出したんだ。
『記憶・・・何の記憶だい?』
『カルミラと・・・その・・・キスをした記憶だよ。ユザレを君の前に連れてきた時に・・・君は気が済まないって言ってきたよね?そしてトリガーは・・・カルミラに深いキスを・・・。』
『三千万年に・・・ユザレを連れて来た時・・・まさか‼︎あの時の事か⁉︎』
『馬鹿な・・・今になってあの時の事を知っているのは私達3人だけの筈・・・まさか‼︎』
『ま、まだ信じないよ‼︎その後の事だって‼︎』
『その後、気が済まないって言ってきて・・・崖に背をもたれ掛かるくらいの・・・・・・その・・・深い・・・キスを・・・そっちから・・・してきた事も思い出したよ。あの激しい・・・ねっとりとした・・・キスの感触も・・・ね・・・。』
『な・・・あの時のキスの感触まで・・・お前・・・いや・・・アンタは本当に・・・。』
『信じられん・・・信じられんが・・・あの時の事を知っているのは今になっては我ら3人だけ・・・。』
『それに加えて・・・あの人間がトリガーが人間に変身した姿にそっくりだったのを考えれば・・・もはや疑う余地もありませんね。』
ヒュドラムとダーゴンは三千万年前のカルミラとのキスの感触を思い出して何処かしどろもどろになるトリガーの言動からツバサの言葉が真実だと確信する。それはあの時のキスの感触も聞かされたカルミラも同様だった。
『フ・・・フフ・・・ハハ・・・ハハハハハハハハ‼︎フハハハハ‼︎まさかアンタが人間に生まれ変わっていたなんてね‼︎道理でアンタの顔に見覚えがあった訳だよ‼︎トリガーが人間の姿に変身した顔と全く同じだったからねえ‼︎確か・・・アンタの事を怪獣娘達はツバサって呼んでたっけ?それがアンタの今の人間としての名前なのかい?』
『そうだけど・・・それが何か?』
トリガーはカルミラの問い掛けに答えてカルミラに向かって真っ直ぐ視線を向ける。カルミラは沈黙を肯定と捉え、トリガーに手を差し伸べた。
『ツバサ、アンタはこの中で誰よりも強い闇の力を持っていた。その力をアタシにもう一度見せておくれよ‼︎そして・・・今度こそこの世界をアタシ達闇の一族の物に作りかえようじゃないか、情熱的にね‼︎』
『悪いけど・・・それは出来ない。』
『はあ?』
トリガーはカルミラの誘いを断るとこちらを見守るウインダム達怪獣娘に視線を向ける。そしてカルミラ達に対して戦闘態勢を取った。
『僕には・・・夢がある。世界中の人達を笑顔にしたいという夢が!そして何より・・・誰よりもずっと・・・ずっと笑顔を守りたい大切な人がいる‼︎カルミラ、ダーゴン、ヒュドラム、僕はここ全ての決着を付ける‼︎だから僕は・・・お前達を・・・倒す‼︎』
『ちっ、人間に生まれ変わったせいで人間の価値観が染みついちまったようだねえ・・・だったら・・・アタシ達の価値観をもう一度情熱的に叩き込んであげるよ‼︎ダーゴン、ヒュドラム、行け‼︎』
カルミラの言葉でダーゴンとヒュドラムがトリガーに突撃する。トリガーも戦闘態勢をとって2人を迎え撃った。
まず最初にダーゴンが拳を向けてくる。トリガーは拳を見切ると横にされて回避する。そしてダーゴンの腕にしがみ付くとそのまま足を上げてダーゴンの首に足を絡め、固め技に入った。
『ぬおっ、そう来るか‼︎三千万年前には無かった戦法だな我が好敵手よ‼︎だがその程度では我は抑えられんぞ‼︎』
だが屈強なダーゴンには効果も薄く、ダーゴンは腕を振りかざしてその場にあったビルに自身の腕ごとトリガーを叩き付ける。叩き付けられた衝撃でダーゴンから離れてしまったトリガーは地面を側転しながら態勢を立て直す。
その時、ヒュドラムが回し蹴りをしてきた。トリガーは間一髪でかわすとダガーヒュドラムを構えるヒュドラムと睨み合う。
『残念です。折角生まれ変わって記憶も少し戻ったというのに私達に歯向かうなんて。サタンデロスの時も言った筈ですよ。前の貴方の方がエクセレントでしたとね。』
ヒュドラムがダガーヒュドラムで斬り付けてきた。トリガーは剣筋を見切り、回避すると裏拳で頭を狙う。ヒュドラムはトリガーの動きを読むとしゃがんで回避した。トリガーは今度は膝蹴りてヒュドラムの頭を狙うも目に見えぬスピードで後ろに回り込まれ、脇腹を斬り付けた。
「デヤアッ‼︎」
脇腹を斬り付けられ、火花を散らしながらトリガーの体は地面を転がる。何とか起き上がるとトリガーの体に光の鞭が絡み付いた。そしてトリガーの体はカルミラの体に引っ張られる。
『さあおいで‼︎ツバサ‼︎』
そのままカルミラの元まで引っ張られたトリガーはカルミラに押し倒される。そしてカルミラは口に闇のオーラを纏うとそのままトリガーの口に口付けした。
『さあ、もう一度闇に戻るんだよ‼︎ツバサ‼︎』
「デュ・・・デュワアア・・・。」
カルミラはトリガーに深く口付けしながら闇のオーラを流し込む。闇のオーラを流し込まれて苦しそうにするトリガーの姿を見ていたウインダムはこれまでに見た事のない怒りの表情でカルミラを睨みながら数十発のミサイルを放った。
「カルミラ・・・。」
「う、ウインちゃん・・・?」
「お、おい・・・ウインダム?」
「ウインちゃんの顔が・・・今まで見た事ない恐ろしい顔になってる・・・。」
「ツバサを離しなさい‼︎」
自身にミサイルか命中した衝撃でカルミラは思わずトリガーから離れて自身を攻撃した存在を確認する。それが自身に屈辱の一撃を与えたウインダムだと知るとカルミラは怒りを露わにカルミラウィップを展開した。
『ウインダム・・・この前の事といい・・・今といい・・・絶対に許さないよ‼︎』
カルミラはそのままカルミラウィップをウインダムに目掛けてふるう。巨大な鞭がウインダムに向かって襲い掛かる。彼女が思わず伏せながら腕で頭を守るとトリガーが彼女の盾になった。
「デヤアッ‼︎」
「ツバサ‼︎」
『アンタ・・・何で・・・まさか・・・さっき言っていたアンタの大切な・・・・・・・・・ツバサ・・・・・・アンタって男はああああああああああああああああああああああ‼︎』
カルミラはこれまでに見せた事のない怒りを見せながらカルミラウィップをツバサに叩き付ける。何度も何度も鞭が振り下ろされ、トリガーの体がカルミラウィップの射程範囲内から外れてもカルミラは八つ当たりするように光の鞭を地面に叩きつけていた。
『三千万年前はティガ・・・そして今は‼︎今はそんな小娘の』
『ぬおおおおおおおおお⁉︎』
カルミラが怒りを露わに鞭を叩き付ける中、ダーゴンが横から吹っ飛ばされてきた。カルミラが何事かと思って振り返るとそこではトリガーダークがヒュドラムの頭を掴んでビルに押し付けながら膝蹴りを叩き込む姿だった。
『は、離しなさい・・・‼︎』
「ウガアアアアアアアアアアアア‼︎」
ダーゴンが思わずトリガーダークを羽交い締めにしてヒュドラムを助けようとするがトリガーダークはダーゴンを振り払うとジャンプキックでダーゴンを吹っ飛ばした。
『ダーゴン!ヒュドラム‼︎何があったんだい⁉︎』
『我らにも分からん‼︎』
『突然私達に牙を向けてきたんです‼︎』
闇の三巨人が並び立ち、トリガーを背後に控えたトリガーダークは闇のオーラを纏いながら咆哮を上げる。その際に生じた闇の稲妻及びに衝撃波がトリガーとカルミラ達を吹っ飛ばした。
「ウガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア‼︎」
「デヤアッ‼︎」
「ツバサ‼︎」
「ヤベエ・・・闇のトリガーが暴走してやがる‼︎」
「どうすれば・・・。」
「ユナ・・・。」
苦い顔でトリガーの戦いを見る怪獣娘達の横で突然自身を呼ぶ声が聞こえてきてユナは後ろを振り返った。それに釣られて怪獣娘達も振り返るとそこにユザレの幻影が立っていた。
「どうなってる⁉︎」
「ユナ、巫女の運命を受け継ぐ者・・・。」
「ユザレの声が聞こえる・・・それに・・・この記憶は・・・。」
どうやらユザレの記憶が流れ込んできたらしいユナが頭を抱えると彼女にユザレの幻影が重なる。そしてユナが首からかけていたペンダントが光り出した。
「ユナちゃんのペンダントが・・・。」
「三千万年の時を超えて・・・今こそエタニティの欠片を貴方に・・・。」
「エタニティの力を・・・。」
ユナのペンダントから溢れる光が更に強くなっていく。そして光が野球の球と同じくらい大きくなるとユナはピグモン、ウインダムに振り向く。2人もユナに振り向いて頷くとユナはその手にした光をトリガーに投げた。
「ツバサ‼︎」
トリガーの中のツバサがユナから放たれた光を受け取るとそれは1つのGUTSハイパーキーに変化する。そこには見たこともない姿のトリガーの絵が刻まれていた。
「これは・・・よし‼︎」
ツバサは新たに手にしたGUTSハイパーキーを起動する。
〈GLITTER TRIGGER ETERNITY!〉
そしてそのハイパーキーをGUTSスパークレンスに装填した。
<BOOT UP! GLITTER ZEPERION!>
ツバサは新たに手にしたハイパーキーを装填したGUTSスパークレンスを掲げて引き金を引いた。
「宇宙を照らす、超古代の光‼︎ウルトラマントリガアアアァァァァ‼︎」
ツバサが引き金を引いたと同時に一点の光から黄金のオーラと共に奇跡のウルトラマンが姿を現した。
〈GLITTER TRIGGER ETERNITY!〉
金色の光が4人の闇の巨人を吹っ飛ばす。そこに現れたのは頭頂部のクリスタルが消え、金と橙がかった赤のカラーリングで菱形のカラータイマーが3つに増え、トライアングルクリスタルに変化した奇跡のウルトラマントリガーだった。エタニティコアの力で変身したその姿の名は『グリッタートリガーエタニティ』。その輝きに怪獣娘達はただ見惚れる事しか出来なかった。
「黄金の・・・トリガー。」
『何だいその姿は‼︎』
トリガーはゼペリオン光線のチャージを取る。力を溜めて強化された新たな必殺技『グリッターゼペリオン光線』が闇の巨人に向けて放たれた。グリッターゼペリオン光線はカルミラ、ダーゴン、ヒュドラムを介してトリガーダークに命中する。グリッターゼペリオン光線を受けたトリガーダークはそのまま大きく吹っ飛ばされていく。そのまま止めを刺そうと光線を放ち続けるも突然光線の軌道が逸れる。
『力が制御出来ない‼︎』
宇宙を作り替える程の力を持つエタニティコアの欠片は予想より凄まじい物だったらしく、トリガーはその力の制御が出来ずに光線が明後日の方向に飛んでいく。光線を何とか止めるもトリガーは膝をついてしまった。
『まさか・・・その力は・・・ダーゴン、ヒュドラム‼︎』
トリガーが手に入れた力がエタニティコアの力だと感じたカルミラはダーゴンとヒュドラムに命令する。2人はトリガーに向かっていくがトリガーはトライアングルクリスタルから展開された剣『グリッターブレード』を右腕に装着する。
〈GLITTER BLADE!〉
グリッターブレードを装着したツバサは剣に装着されたトライアングルクリスタルを回転させて紫色に輝くバイオレットのクリスタルを選ぶ。
〈MULTI PHOTON!〉
すると赤色、青色に輝くトリガーの分身が現れ、闇の巨人達に向かっていく。そして闇の巨人達を斬り付けた。エタニティコアの力で強化されたトリガーの斬撃に3人の体は大きく地面に倒れていく。トリガーの分身が本体に戻るとトリガーは思わず膝をつく。そして光の粒子を体中から放ちながらカラータイマーが鳴り出した。
『ぐっ、力が・・・制御し切れない‼︎』
その一方で闇の巨人達もこれ以上は限界だと感じたのかダーゴンがトリガーに向かっていこうとするカルミラを抑え、ヒュドラムが2人に呼び掛けた。
『ツバサああああああああああああ‼︎』
『これは計算外ですね・・・一旦引きましょう‼︎』
『ぐっ・・・おのれえええええ‼︎ツバサ、絶対‼︎何がなんでも‼︎アンタを連れ戻すからね‼︎』
ダーゴンとヒュドラムに抑えられながらカルミラは今度はウインダムにも目を向ける。その目は怒りと憎しみに包まれていた。
『ウインダム‼︎この前の屈辱だけならず、お前はアタシからツバサまで‼︎お前さえいなけりゃ・・・アタシは‼︎アタシはお前を許さないよ‼︎絶対にね‼︎』
そして憎々しい声を上げながら闇のオーラに包まれて消えていった。ふらつきながらもトリガーはカルミラ達を追おうと立ち上がる。
『あっ、待て‼︎』
その時、トリガーダークがトリガーの前に立ちはだかる。トリガーダークが向けてきた拳をグリッターブレードで抑えるとお互い離れ、距離を取る。トリガーがグリッターブレードで斬りつけようと右肩から剣を振るとトリガーダークは右腕で抑え、脇腹に拳を叩き込む。思わず怯んだトリガーが手刀を向けてくるとトリガーはグリッターブレードで抑える。そしてトリガーダークはの拳を弾くと今度はトリガーダークにグリッターブレードを押しつけて押さえ込もうとする。トリガーダークも力を込めてトリガーを突き飛ばした。お互い距離が離れるとトリガーのカラータイマーの点滅が早くなり、膝をつく。
『消耗が激しすぎる‼︎これ以上は‼︎』
「ヴアアアアアアアアアアアアアアア‼︎」
トリガーダークは獣のように吠えながらダークゼペリオン光線を放つ溜めに入る。ツバサは再びグリッターブレードのトライアングルクリスタルを回転させてバイオレットのクリスタルを選ぶ。
〈VAIORET!〉
バイオレットのクリスタルを選んだツバサはグリッターブレードのスイッチを押す。
〈ETERNITY ZARADES!〉
スイッチを押した時、トリガーの体が黄金に輝き出す。そして紫に光る光の粒子が集まって紫色の光刃になる。そしてグリッターブレードから放つ光線に乗って光の刃が発射された。
「ヴアアアアアアアアア‼︎」
その時、トリガーダークもダークゼペリオン光線を放つ。2人の巨人の光線は激突するもエタニティコアの力で強化されたトリガーの必殺光線はダークゼペリオン光線を掻き消していく。そして光の刃を乗せた光線がトリガーダークに直撃するとトリガーダークは闇のオーラを放ちながら大爆発を起こした。トリガーダークが倒されると同時にトリガーも光の粒子となって消えていく。
「ツバサ‼︎」
思わず真っ先にウインダムが駆け出した。トリガーの変身が解け、倒れようとするツバサを彼女が真っ先に支える。
「レイカ・・・。」
「お帰り、ツバサ。」
「・・・ただいま、レイカ。」
「全く、最後まで世話を焼かせる後輩だな。」
アキトを先導にGIRLSのメンバーが集まってくる。ツバサは皆の顔をそれぞれ確認して口を開く。
「ありがとう・・・レイカ、ヒジリ先輩、そして皆・・・。皆が呼ぶ声が聞こえたんだ。皆のお陰で・・・僕は戻ってこれたんだ。」
「ウザい、いつものスマイルスマイルはどこ行ったんだ。それと俺の事はアキトでいいからな。」
アキトは笑いながら軽くツバサの胸を叩く。その親しみを感じる様子に皆も微笑んでいるとウインダムがツバサに向き合ってくる。
「ツバサ。」
「ん?」
ツバサは目の前の幼馴染に目を向ける。するとウインダムはツバサに抱き付いた。
「ツバサ・・・本当に・・・今まで皆を・・・守るために戦ってくれてありがとう・・・。でも、約束してほしい事があるの。」
「何?」
「絶対に・・・絶対に生きて帰ってきて欲しい・・・もしツバサに・・・何があったら・・・私・・・。」
ウインダムの目からは涙が溢れていた。その目を見たツバサは優しく抱きしめ返す。
「分かった・・・絶対に・・・帰ってくるよ。」
「うん・・・。」
ツバサがウインダムの目を見ながら約束するのを見届けたピグモンは2人の間に割って入る。
「さて、それでは皆さん、帰りましょう‼︎それとツバツバ、後で詳しいお話を聞かせて下さいね。」
ツバサはピグモンの言葉に頷く。そしてウインダムがツバサを支えながらGIRLSは帰路についていった。
その頃、トリガーダークとトリガーが激突を繰り広げていた現場に近付いている男がいた。それは何度かGIRLSと接触したリシュリア星人の男イグニスだった。その側にサリーとブラックスターズがいない事から今は単独で行動しているようだ。イグニスが進む先にはトリガーダークが残した闇のオーラが漂っていた。そのオーラは真っ直ぐイグニスの体に取り込まれていく。
「う・・・うう・・・うああああああああああああ‼︎ぐああああああああ‼︎」
苦しみながらイグニスは闇のオーラを全て取り込んだ。そして不敵な笑みを浮かべながら顔の紋章が浮かび上がる。それはまるでトリガーダークの顔のような紋章だった。
次回予告(CV:マナカ・ツバサ&メトロン星人マルゥル)
「ピグモンさんが行方不明⁉︎GIRLS内に残された謎の痕跡、これは事件の匂いがするぞ。ってマルゥル、何をそんなに張り切ってるの?次回‼︎
見た目は子供でも頭脳は宇宙人‼︎メトロン星人の名にかけて‼︎」