怪獣娘トリガー ~ウルトラマントリガー復活計画~   作:特撮恐竜

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今回はオリジナルキャラでありティガ怪獣の怪獣娘であるギランボさんの初登場回です‼︎
このキャラも電王牙さんの意見を参考にして設定しました。
電王牙さん、キャラ設定を考えて頂き本当にありがとうございます‼︎

吸血怪獣『ギマイラ』登場


明日への飛翔(中編)

GIRLSに闇の巨人達の事が知らされて3日後、シズマ財団に怪獣娘達が再び集まっていた。再びミツクニに呼び出されて彼女達はシズマ財団に訪れていたのだ。シズマ財団の講義室に彼女達が座る。

 

「集まってもらって申し訳ない。我がシズマ財団の誇る優秀な者を紹介しよう。GIRLSに出向を考えている彼らと共に闇の巨人に立ち向かって欲しい。」

「シズマ会長、一体どんな人が来ているんですか?」

「まあ、そう急かさないでくれ。今から紹介する。入っていいぞ。」

 

そこに入ってきたのは3人の人物だった。1人は怪獣娘達と同年代のレイカの学校の制服を着た少年と少女だった。レイカはその姿に見覚えがあったのか驚いた顔をしていた。

 

「えっ⁉︎ど、どうして2人が⁉︎」

「ウインちゃん、あの人達の事知ってるの?」

「は、はい・・・私の学校の先輩です。」

『ええっ⁉︎』

 

するとミツクニは2人の事を紹介した。

 

「紹介しよう。私の娘のユナと我がシズマ財団の優秀なメカニックのアキトだ。」

「初めまして、シズマ・ユナです。」

「ヒジリ・アキトです・・・・よろしくお願いします。」

「ユナは私の娘でね・・・あらゆる英才教育を施した・・・中には怪獣との戦いも教えてね・・・君達の役に立つ筈だ。」

「娘に怪獣との戦いを教えたんですか⁉︎」

「ああ、いつかの日に備えてね・・・GUTSスパークレンスの使い方も教えている・・・それとアキトはGUTSスパークレンスとGUTSハイパーキーを作った開発者だ。君達の力になるだろう。」

「ええっ、あの武器を作ったの君なの⁉︎すっごーい‼︎わたし達と同じ歳くらいなのにそんなに頭がいいなんてー‼︎」

「・・・・ウザい。」

 

ミカヅキはアキトがGUTSスパークレンスとGUTSハイパーキーを作ったと知って彼に近付いて褒めるも距離の近さに鬱陶しさを感じたのか彼女の顔を見ずに思った事を言ってしまう。その言葉に頭に来たのかミクが立ち上がって抗議した。

 

「ちょっと、アンタ‼︎そんな言い方無いんじゃないの‼︎」

「アキト‼︎初対面でそんな事言っちゃ駄目だよ‼︎御免なさい、アキト、少し無愛想なの。気にしないで。」

「アハハハハ‼︎平気平気!気にしてないよ‼︎」

 

ミカヅキもアキトの言葉に対して気にしている様子を見せずにホッとするユナ。そこに1人の人物が入ってきた。

 

「ったく・・・アキトの奴・・・怪獣娘が相手でも相変わらずだな。」

「普段からそうなんですね・・・・って・・・えっ⁉︎」

 

怪獣娘はその顔を見て驚いた顔をしていた。それは人間ではなかったからだ。大きな赤い頭に顔に黄色い発光体を備えたその存在を見た怪獣娘達は声を揃えて叫んだ。

 

『メトロン星人⁉︎』

「何だお前ら、俺様達メトロン星人を知ってるのか?だったら話は早いな。俺様はマルゥル。由緒正しい本物のメトロン星人だ‼︎よろしくな‼︎」

「な、何でメトロン星人がこんなところに⁉︎」

 

ミコの言葉を聞いたミツクニとマルゥルは昔の事を語り出した。それは怪獣娘達を驚かせるものだった。

 

「昔・・・宇宙を放浪してこの星に流れ着き行き場を無くしたマルゥル君を我々が保護してね・・・。」

「助けられた恩返しに俺様は会長にメトロン星のテクノロジーを提供してやったのさ。シズマ財団が火星着陸に成功したのだって俺様がメトロン星のテクノロジーを提供してやったからなんだぜ。」

「ええええええ⁉︎そうだったんですか⁉︎」

「漸くシズマ財団が火星着陸に成功した理由が分かったわね。」

「彼は機械に強いだけでなく怪獣の知識もある。どうかGIRLSに加えてやってくれないかね。」

 

シズマ会長の言葉に迷いを見せるトモミ。そこにシズマ財団内部で緊急警報が鳴り響いた。

 

 

 

 

 

その頃、ツバサはGIRLS本部が見える場所で本部を眺めていた。自身が考えた結果を伝えようとGIRLSに訪れようとしていた。その顔は何処か緊張で強張っている。

 

「僕は・・・。」

「お兄さん、表情が怖いですよ。これでも食べて心を落ち着かせて下さい。」

 

緊張で顔を強張らせるツバサに1人の少女がロリポップを渡してきた。それはジャック・オ・ランタンを思わせる小さな帽子に肩に黄色い突起を備えたゴスロリ風の少女だった。ツバサにロリポップを渡した少女の名は『ギランボ』。異次元人の魂を継ぐ怪獣娘である。

 

「ありがと・・・君は・・・怪獣娘?」

「はい‼︎GIRLS広報部に所属しているギランボでーす‼︎よろしくお願いしまーす‼︎」

「よろしく。・・・この飴美味しいね。」

「ふふ、ありがとうございます‼︎それ、アタシが作ったんです‼︎」

「へ〜、お菓子作りが得意なんだね。飴って作るの苦労しない?」

「そんな事ないですよ。見てて下さいね。うううううううううう・・・はっ‼︎」

「ええっ⁉︎」

 

ギランボが両手を合わせて何か念を込めるとツバサか持っているロリポップと同じ物が生成させる。実は彼女、自身の超能力で飴を作り出す事が出来る。そしてその飴を町を歩く人々にGIRLSの宣伝と共によく配っているのだ。

 

「アタシ、こんな風に自分で飴作れるんですよ。」

「へぇ〜・・・凄いね。作った飴は皆に配ってるの?」

「はい‼︎アタシ、自分の作った飴やお菓子で世界中の人を笑顔にするのが夢なんです‼︎」

「‼︎・・・世界中の・・・人々を・・・笑顔に・・・。」

 

ツバサはギランボの言葉を深く噛み締める。そして彼女がくれた飴の甘い味に自然と表情が緩んでいた事に気付いた。

 

「はい‼︎お兄さん、さっき凄く悩んでたのが少し怖い顔をしてましたよ‼︎人は誰だって笑顔が1番です‼︎」

「だから・・・これ、くれたんだね。ありがとう、気持ちが楽になったよ。」

「本当ですか⁉︎良かったです‼︎」

「ギランボさん、実は僕も・・・君と似た夢があるんだ。」

「アタシと・・・似たような夢?」

「実は僕・・・植物を育ててさ・・・皆が見て笑顔になれるような花を咲かせたい、そう思ってるんだ。」

「へぇ〜、そうなんですか⁉︎確かにアタシ達、似てますね‼︎」

「だから・・・君を見てると何処か親しさを感じるんだ。」

「奇遇ですね‼︎アタシもです‼︎」

 

2人はお互いの夢にシンパシーを感じたのか意気投合している。ツバサは落ち着くとギランボから2本目のロリポップを貰い、GIRLSの建物に目を向ける。

 

「ありがとう。君のお陰で緊張が逸れたよ。僕はマナカ・ツバサ。」

「アタシはギランボです‼︎」

「ギランボさん、また会えたらその時はよろしく‼︎じゃあ、僕もう行きます‼︎」

「ええ‼︎元気で‼︎」

 

ツバサはギランボと別れるとその場から離れ、GIRLSの建物に向かう。その顔からは笑みが溢れていた。決意を胸に秘め、足を進めるツバサだが、彼の携帯に着信がきた。ツバサは携帯を取り出して電話に出る。

 

「はい、もしもし?・・・シズマ会長、どうしました?・・・ええっ⁉︎・・・・・・分かりました‼︎すぐに向かいます‼︎」

 

ツバサはミツクニからの電話を終えるとすぐさま走り出す。その方向はGIRLS本部とは逆の方向だった。

 

 

 

 

 

 

ミツクニがツバサに連絡を取る少し前、突然の警報でトモミ達は対応に追われていた。

 

「何事だ⁉︎」

「お台場にて怪獣が出現したらしいぜ‼︎」

『クワアアアアアァァァァ‼︎』

 

マルゥルが携帯端末を取り出して何が起こったのか確認する。するとモニターに海から大きな一本の角が生えた背中が棘だらけの黒い怪獣が現れる映像が映った。怪獣の名は吸血怪獣『ギマイラ』。かつて潮風島に現れるもウルトラマンに倒された怪獣の同種族だ。

 

「コイツはギマイラだな‼︎かつて宇宙から来て人間の生き血を吸っていた怪獣の同種族だろう。」

「ええ、GIRLSのデータにもありました‼︎でも、どうしてギマイラがが⁉︎」

「恐らくだけど3年前にお台場の海に隕石が落ちただろ。そん時の隕石に潜んでいて地球に住み着いたんだろうな。」

「こうしてはいられません‼︎大至急、お台場に急行して下さい‼︎」

『了解‼︎』

 

怪獣娘達は部屋を飛び出していく。そこにユナとアキトが入ってきた。

 

「私達も行くわ‼︎」

「ユナさんに・・・アキトさん‼︎けど・・・‼︎」

「大丈夫‼︎こんな時に備えて2人とも特訓してきたから‼︎」

 

2人の眼差しとユナの言葉にトモミは2人を連れて行く決意をする。

 

「分かりました‼︎けど・・・無茶な真似はしないで下さい‼︎」

 

クワアアアアァァァァァ‼︎」

 

ギマイラは海から上がるたび、口から霧を吐いて街を覆ってしまった。それを吸った人々がフラフラとまるでゾンビのような歩き方になる。ギマイラの口から吐く霧は宇宙のカオスで出来ており吸った人間の意識を奪う事が出来るのだ。ギマイラの霧を吸った人間達の動きが次々と鈍くなる。そしてギマイラの口から長く無数に舌枝分かれする舌を伸びて人間の首に吸い付く。それは次々と人間に吸い付いてその生き血を吸い始めた。

 

「皆の様子が‼︎」

「ギマイラの霧の影響か‼︎」

 

そこに怪獣娘達とユナとアキトが到着した。目の前の光景を見る度、ミクラスとゴモラが人々の生き血を吸うギマイラの舌を掴んで引きちぎる。

 

「うおりゃあああ‼︎」

「でやぁぁぁぁぁ‼︎」

「何で痛みを感じないの⁉︎あの怪獣に血を吸われてるのに‼︎」

『多分だけど、ギマイラの宇宙のカオスで出来た霧の影響だ‼︎このままじゃお台場はギマイラの吸血都市にされちまう!それとギマイラの霧が怪獣娘に効くのかどうかは未知数だ‼︎けど、お前ら全員が地球人である以上、いつまで持つか分からねぇ‼︎あんまり長い時間活動するのは止めた方がいいぜ‼︎』

『了解‼︎』

 

アギラはマルゥルからの通信を切る。そして目の前のサラリーマンの生き血を吸っていた舌を角で切り裂いた。その横ではガッツ星人が光線を撃ち、ギマイラの舌を攻撃する。

 

「アキト、怪獣娘達を援護するよ‼︎」

「ラジャー‼︎」

〈BOOT UP! SHOCK WAVE‼︎〉

〈BOOT UP! THUNDER‼︎〉

 

ガスマスクを付けたユナとアキトがGUTSスパークレンスにゴモラとエレキングが描かれたGUTSハイパーキーを装填してギマイラを攻撃する。ギマイラにその攻撃が命中するもギマイラは一瞬怯んだだけだった。

 

「⁉︎・・・しまった‼︎」

「ぐっ・・・ぐううううう⁉︎」

 

しかし、ギマイラの舌の餌食になってしまった怪獣娘もいた。レッドキングとザンドリアスだ。彼女達の首にギマイラの舌が吸い付いた。そしてギマイラは2人の怪獣娘の生き血を吸い始める。

 

「うううっ⁉︎頭が・・・痛い・・・。」

 

そしてウインダムの身にも異変が生じていた。ギマイラの霧を吸った影響が彼女にも現れ始めていたのだ。彼女は激しい頭痛に見舞われていた。そこにギマイラの舌が彼女目掛けて襲いかかる。

 

「ひっ⁉︎」

「危ない‼︎」

 

そんなウインダムを救ったのはガスマスクを付けた彼女の幼馴染であるツバサだった。思いもよらない場所でツバサに助けられた彼女は動揺を隠せない。

 

「大丈夫か、レイカ?」

「ツバサ⁉︎どうしてここに⁉︎」

「えーっと・・・何と言えばいいのかな・・・。」

 

先程、ツバサはミツクニから怪獣の出現の連絡を受けて至急お台場に駆けつけたのだ。そのためツバサはウインダムにどう言い訳するか悩んでいた。しかし、目の前で吠えるギマイラを見てウインダムを霧の少ない場所に連れて行く。

 

「レイカはここで待ってて‼︎僕が助けを呼んでくるから‼︎」

「ツバサ、待って‼︎そっちは危ないから行っちゃ駄目‼︎ツバサぁぁぁぁ‼︎」

 

ツバサはウインダムの制止を振り切って霧の中に消えて行く。そしてGUTSスパークレンスとGUTSハイパーキーを取り出した。

 

〈BOOT UP! ZEPERION‼︎〉

 

銃身を開いてGUTSスパークレンスを持った右手を前に突き出すと左側から右側に動かしていく。そして引き金を引いて天に掲げながらその名を叫んだ。

 

「未来を築く希望の光‼︎ウルトラマントリガアアアァァァァ‼︎」

 

ULTRAMAN TRIGGER! MULTI TYPE‼︎

 

その光景を見ていた者がいた。GUTSスパークレンスとGUTSハイパーキーの開発者のアキトだ。

 

「あ、アイツが・・・‼︎」

 

ギマイラは怪獣娘達にも舌を伸ばして生き血を吸い取って行く。怪獣娘達も一部を除いてギマイラの霧の影響で体調を崩してしまった者が出ていた。

 

「うう、頭が痛い・・・。」

「何か・・・意識が・・・。」

 

そしてゴモラ、マガジャッパ、アギラに狙いを付けた。体調を崩した彼女達の生き血を容赦なくギマイラが吸い取ろうとする。しかし、ギマイラの舌は切断光線で切り裂かれる。

 

「クワアアアァァァァ⁉︎」

 

光と共にウルトラマントリガーが現れた。その姿を見てガッツ星人とキングジョーが歓喜の声を上げる。

 

「アレはウルトラマン‼︎」

「やはり来てくれたのデスネ‼︎」

「ヘアッ‼︎」

 

トリガーはギマイラに向かって構えるとそのままギマイラに向かって行く。そしてギマイラにキックを打ち込むとそのまま後退するギマイラの頭にチョップを打ち込んだ。そしてギマイラの頭を抑えると再びチョップを打ち込む。

 

「クワアアアアアアァァァァ‼︎」

 

ギマイラはトリガーを振り切るとトリガーに腕をぶつけようとする。何とかトリガーはかわすがギマイラは角をトリガーにぶつける。トリガーは思わずビルに激突してしまう。

ユナはトリガーの姿を見て思わず呟いた。その声を聞いたアキトはユナにその事を訊ねる。

 

「ウルトラマン・・・トリガー。」

「ユナ、どうかしたか?」

「えっ、今、私何か言った?」

「いや、何でもない・・・。」

 

しかし、ユナは気付くと何も覚えていないようだった。その事を知ったアキトはそれ以上追求するのを止める。

一方でギマイラの角からの光線を受けたトリガーは吹っ飛ばされてビルに激突する。カラータイマーを鳴らしながらこっちに向かってくるギマイラを確認するトリガー。トリガーはギマイラに飛びかかってマウントを取るとエネルギーをチャージして至近距離からゼペリオン光線を放つ。それを受けたギマイラは大爆発してトリガーも爆風に吹っ飛ばされる。

 

「やったーー‼︎」

 

しかし、どういう形であれウルトラマンが怪獣に勝った事をキングジョーとガッツ星人が喜ぶ。しかし、彼女達にマルゥルが警告を知らせてきた。

 

『おい‼︎喜ぶのはまだ早いぞ‼︎ヤベーのが降ってくるぜ‼︎』

「ヤバいのが降ってくる?」

「ガッツ‼︎アレを‼︎」

 

キングジョーが指差す方を見ると黒いオーラと共に何かが降りてきた。それは着地と共に地面に大きなクレーターを作る。それこそが復活した闇の巨人の1人『ダーゴン』だった。

 

突如街に大きなクレーターを開けて来襲したダーゴン。ダーゴンはクレーターを後にするとトリガーに向けて言葉を放つ。

 

『久しぶりだな・・・我が好敵手、トリガー‼︎』

 

その時、トリガーの中のツバサの中に1つのビジョンが浮かび上がる。それは先日戦ったカルミラの隣に並び立つ目の前の巨人だった。ツバサはそれを見て目の前の巨人がカルミラの仲間だと判断した。

 

『まさか・・・・こいつは・・・あの巨人の仲間か⁉︎』

 

 

 

一方でシズマ財団本部ではピグモンとミツクニとマルゥルがダーゴンに驚いていた。ミツクニの言葉でピグモンはモニターに写った巨人が新たな脅威だと感じた深く言葉を噛み締める。

 

「アレは・・・石板に描かれていた闇の巨人‼︎力に長けた剛力闘士『ダーゴン』‼︎」

「それではあの巨人も・・・!」

「ああ、遂に2体目か・・・。」

「2人目も復活してしまったのですね・・・。」

 

ピグモンの横でモニターを写すマルゥルはダーゴンが言葉を喋っている事に気付いた。思わずピグモンはマルゥルに駆け寄った。

 

「これは・・・言語か。何か喋ってるな。」

「えっ、一体何を話しているんですか‼︎」

「そこまでは分からねぇよ‼︎アレは超古代の言語だ‼︎異星人の俺様でも解読できねぇよ‼︎」

 

 

 

 

 

 

その頃、怪獣娘達は目の前でクレーターを作りながら降りてきた巨人に驚いていた。ミクラスの隣に何とか体調を取り戻したウインダムが来る。

 

「な、何なのよ、アレ‼︎」

「もしかして・・・あの巨人も闇の巨人なんじゃ・・・。」

「ウインちゃん、そんな事言うの止めてよ‼︎アレが」

「ミクラス!ウインダム!さっきピグっちから連絡があった‼︎どうやらアレがシズマ会長が話していた力に長けた闇の巨人『ダーゴン』らしいよ・・・。」

「あ、アレが⁉︎」

「信じたくないけど・・・もう既に2人目の闇の巨人が復活していたって事ね・・・。」

 

ミクラスとウインダムの元に2人のガッツ星人がやってくる。髪の色が明るい水色のガッツ星人(ミコ)の言葉にミクラスは思わずダーゴンを見上げた。髪の色が濃い紺色のガッツ星人(マコ)が呟いた時、キングジョーとマガバッサーが降りてくる。

 

「でも・・・今、この場にはウルトラマンもイマス‼︎彼の勝利を信じまショウ‼︎」

「そうですよ‼︎きっとウルトラマンなら勝ってくれますよ‼︎」

 

彼女達はマガバッサーの言葉を聞いてトリガーと睨み合うダーゴンに目が映る。その頃、ダーゴンは3000万年前に自身と何度も対決を繰り広げたトリガーに待ちわびたといった感情の言葉を放ち土煙を上げながら向かっていった。

 

『我ら、3000万年の時を経て再び相見えた‼︎いざ尋常に・・・勝負‼︎』

 

ダーゴンはそのままトリガーにタックルを放つ。ダーゴンの硬い体から繰り出されたタックルをまともに受けたトリガーは怯んで後ろに下がってしまう。ダーゴンはそのまま追撃して拳を3度放つ。4度目の拳は何とか避けたトリガーはダーゴンの胸にチョップを放つもダーゴンの硬い装甲のような体にはダメージを与える事が出来なかった。

 

「シェアッ⁉︎」

 

トリガーはダーゴンの硬さに驚いて動きを一瞬止めてしまう。再ダーゴンは裏拳を放つもトリガーはそれを避けて再びチョップを撃ち込もうとする。しかし、逆にダーゴンのボディブローを受けてトリガーは怯んでしまう。それでも態勢を立て直して向かっていくトリガーは右腕で手刀を放とうとする。しかし、ダーゴンはトリガーの右腕を掴んで捻り上げた。そしてそのままトリガーに力強い拳を二発打ち込んだ。その威力にトリガーは大ダメージを受けてしまう。

 

『ふん‼︎』

「ジェアアアッ⁉︎」

 

トリガーとダーゴンの戦いを見たミクラス達はショックを受けていた。先程、ギマイラと戦って体力を消耗したとはいえ闇の巨人の1人であるダーゴン相手にウルトラマンが歯が立たない事態に驚きを隠せずにいたのだ。そこにある程度回復したアギラ達も合流する。

 

「嘘、ウルトラマンが手も足も出ないなんて・・・。」

「あのパワー、今まで地球に現れたレッドキングやゴモラなどのパワータイプの怪獣と同等、いや、同等なんてもんじゃない‼︎それを遥かに超えているよ‼︎」

「ちょっと待って下さい・・・これから先、アタシ達はアレと戦わなきゃならないんですよね・・・。」

「あんなの・・・わたし達の手には負えないよ・・・。」

 

トリガーとダーゴンの戦いを見て怪獣娘達はこれから先、自分達が相手にしなければならない敵に対して意気消沈するしかなかった。怪獣娘がショックを受けている間もダーゴンによるトリガーへの追撃は止まらない。ダーゴンはトリガーを後ろの高層ビルに叩き付けた。

 

「ヘアアアアッ⁉︎」

 

トリガーは思わずビルをめり込んでしまう。そしてそのままダーゴンの力に長けた拳が10発も放たれた。

 

『ヌウウウ‼︎』

「ヘアアアッ⁉︎」

 

そして最後の10発目である両手の拳がトリガーをビルごと吹っ飛ばした。トリガーはその一撃にダーゴンが着地したクレーターに倒れてしまった。トリガーのカラータイマーが高速で点滅する。そしてトリガーは光の粒子となって消えてしまった。その様子にダーゴンは不満そうに叫びながら闇のオーラを纏って姿を消した。

 

『まだ足りん‼︎我と勝負しろ・・・トリガァァァァ‼︎』




ギマイラについてですが怪獣娘タイガでは怪獣化能力に力を入れたのでので今回は宇宙のカオスで出来た霧と吸血描写に力を入れました。

次にギランボの怪獣娘について紹介します。

神無月 ミナミ
誕生日 10月26日
年齢 17歳
趣味 お菓子作り
好きな事 自分の作ったお菓子が褒められる事
嫌いな事 夢を否定される事、お菓子を台無しにされる事
ギランボの魂を継ぐ怪獣娘。年齢は高校生でミコやミカヅキと同じ高校2年生。実家がお菓子屋さんなのもあってお菓子作りが得意。いつかは自分の作った菓子で世界中の人達を笑顔にしたいという夢を持っており、似た夢を持つツバサとはかなり気が合う。怪獣娘としての力で飴を作る事が出来る。この飴はグルメなミカヅキにも好評で、彼女自身の広報活動でも街を行く人達に配っている。他にも幻影を見せたり様々な超能力の使用が可能。また、ハロウィンが近くなるとハロウィンイベントを盛り上げようと彼女が1番張り切るようになる。
名前の由来はハロウィンがある10月の別名から『神奈月』
ハロウィンの象徴であるカボチャ→カボチャを漢字で書くと南瓜→『南』瓜→ミナミ
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