【求ム】貞操逆転世界の婚活ヒトオスVTuber【清楚系】 作:外なる天使さん
久方ぶりの娑婆である。
これだと収容でもされてたみたいに聞こえて駄目だな……。でもVTuberって割とそういうとこない? 現代のミーム汚染に特化した種族みたいなもんだし、姿を見た人間の鼓膜とか感情とかよく壊してるじゃんね。まあ実際やってるのは自宅収容という名の引き籠もりなのだけれども。
根がインドア気質というかね。別にお家から出ないワケじゃないけど、買い物にしろ遊びに行くにしろ、まず目的ありきでようやく外出が選択肢に上がる的な。
かくいう俺もそうであることは否定出来ない──などというのも今や過去の話よ。
今更言うまでもないことだが、我々ヒトオス様は大切な資源であり世の財産。それが後々の収穫、いや種蒔きかな……。ともあれ行き着く先が永久搾精リボ払いだとしても、存在レベルでよしよしされていることは紛れもない事実である。生まれて来て偉い(ガチ)。
お店に入ればやや過剰なほど丁寧な対応をして貰えるし、買い物でおまけをしてくれるのも珍しくない。何より歩いていても、前世と違い男とかいうむさ苦しいだけの欠陥生物がゴミのように繁殖していないので、とても目に優しい。
まあ別世界の可愛くない生き物のことはどうでもいいのだ。ぶっちゃけもう、前世のオス人間とこの世界のヒトオスは別種という認識で生きてるとこあるし。ヒトオスも居るところには居るのだが、基本的にヒトメス多過ぎデカ過ぎぃ! なせいで、単純に埋もれて判別し辛いんだよな。お目汚しとか以前の問題である。
うーん、やっぱりヒトメスしか勝たん。なにせ連中はINTと引き換えに、高ステータスかつ高APPを獲得するに至った存在。綺麗系や可愛い系といった違いはあれど、街中にどれだけ溢れていたところで目の保養でしかない。真の美少女動物園はここにあった。
……しいて問題を挙げるならその美少女とは飢えた肉食動物のことであり、従順ではあるがご褒美をケチると容赦なく取り立てに来る点と、それらが頂点に立つサファリパークに俺も入っちゃってることカナ? 地球っていうらしいんですけど。
けどな~、ぶっちゃけ俺が世界で一番ヒトメスを可愛いと思ってやれるヒトオス様なトコはあるんだよな~。
なにせ我、転生者ですし? そういう使命感的な? 情けないチワワ共の代わりに、このニホンオオカミ様が一肌脱いでやるか~みたいなね。い、いや流石に盛りすぎか……? ここはポメラニアンあたりで手を打っておくべきか……?
ま、まあ俺も馬鹿ではない。リアルボディを安売りする気は断じてないし、バーガーショップのテイクアウトで前世チャラ男の真似をして「お姉さんのこともお持ち帰りでw」なんて言った日には、即座に天井のシミを数えるハメとかパコになるであろうことは容易に想像がつく。
そこでこの俺がご提供するのは、さり気な~いボディタッチ。例えばお釣りを受け取る際に笑顔で手を握ってあげるとか、そういうのだ。……断じて日和っているわけではない。そもそも若いヒトオスの大半はヒトメスに貢がせるのが基本なので、自分で買い物をすること自体がかなり稀だし。例外は男子校グループのような、同性集団で行動する時くらいのものだろう。
どれだけ大乳を揺らしたところで、ヒトメスなぞ所詮はお布団とインターネッツの中でしかイキれない哀れな深海魚。リアルでヒトオス様を前にした姿なぞ、浜辺に打ち上げられたリュウグウノツカイの如し! このポメラニアン様がちょっと優しくしてあげるだけでぽわぽわと幸せになってしまう、ちょっろ~い♡ ナマモノでしかないのだ。ガハハ! ガハハ!
非接触セクハラ
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そんなわけで、お外へとやって来たぞ。
とは言っても遊びに来たわけではない。純粋にお仕事である。
周囲を見渡すと、道行くヒトメスの群れが大半を占めるのは日常風景として……。普段に比べると、ヒトオスの姿もそこそこ多い。
まあいくら数が少ないとはいえ、それはあくまで全体としての比率なわけで……。不便でもいいから(比較的)静かな田舎で暮らしたいと切望するほどナニかあったであろう方々はともかく、若くて新鮮なヒトオスが都会に集中するのは自然な流れといえよう。
本日は土曜日、学生の休日だ。確か近くの区に男子校があった筈だから、恐らくはそこの生徒が遊びに来たりしているのだろう。同時にそれ狙いの女子校生や女子大生なんかも多い。
つまり今日は週末だ。より正確に表現するなら、二期生コラボその日である。
だというのに……、
ニーニャ・オホリトテップ 我々の都合で男性に無用な負担を掛けるのはとても……そう、とても心が痛む
ニーニャ・オホリトテップ ──と、いうワケで必要なブツは全てこちらで用意させてもらった。当日は領主の寝室に呼ばれた器量よしと評判の村息子のように、安心して事務所のスタジオでよろシコしてもろて
鬼公方アラヤ ここまで不安を煽る例え話とかそうある……?
ニーニャ・オホリトテップ なおこのメッセージは読了後、自動的に絶頂する
鬼公方アラヤ DM怪文書は暗号通信の一種じゃないんだよなぁ……
……確かに準備があるんだから事前に連絡しろとは言ったが、そういう意味じゃねーんだよなぁ! お前が全部終わらせちゃったら意味なくない? 後には何をやるか全く知らないアラヤくんしか残されないんだが???
ともあれそんなこんなで結局何をどれだけ耐久させられるかは不明のままだが、少なくとも今夜はスタジオに缶詰だろう。まあ寝落ち事故や機材トラブルのような万一の可能性を考慮すると、常に誰かしらが待機している──というか一部住み着いている
え、じゃあまさかニーニャ、お前はただ純粋に俺のことを慮って……?
…………。
……。
う、胡散臭ええええぇ……。
いや、決して悪い奴ではないのだ……。何なら同期の中で一番ノリが合うまである。それに同じセクハラ魔でも蜜水が単なるアホでしかないのに対して、ニーニャの場合はどう見てもネタだと分かるし。
なんて言ったらいいのか……にじこんには変人か変態しかいない*1と定評があるものの、こいつに至っては性的な目で見られているというより、モルモットへの興味関心的な……。大丈夫? 俺解剖されたりしない?
流石にそれは冗談としても、宇宙人ってキャラクターがハマり過ぎなんだよなぁ、あいつ。基本的にネタと語録を挟むせいで、どこまでが素なのか未だに把握しきれてないトコあるし……。
ま、まあ折角出来た同期なんだ。無用な警戒は相手に失礼だし、ニーニャに限らずこの機に皆ともっと仲を深めるべきだろう。
そうと決まれば──今はちょうどお昼時か。コラボは夜だから事務所には夕方くらいに着けばいいし、何か美味しいものでも食べて気合を入れよう。気分転換にお店を見て回るのも悪くない。カリンさんに持ってくケーキと、事務所の人たちへの差し入れもその時に探せれば完璧だ。
ともあれ時間までは、たまのお出かけを楽しむぞい! 取り敢えずコーヒーでも飲みながら、良い感じの定食屋なんかを探そっかな~。
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「お釣りが80円と、レシート裏に私のBOIN IDのお返しで~す。おっぱいが大きくて手元が見えないので~、こちらの乳袋の上からお揉み取り下さ~い♡」
お前らはいつもそうやって俺の想像の遥か大気圏にまでブッ飛んでいくんだ、畜生。
…………。
……。
「ありがとうございました~! 股のご来店*2お待ちしておりま~す♡」
──どんな些細なことにも、そうなるに至った原因と結果が存在する。
「そりゃ可能な限り自分で支払おうとしなくなるわ……」
オサレなコーヒーショップから響く「やっば~♡ さっきの男の人、めっちゃ丁寧に揉み取ってくれたんだけど~♡」「今の子見た? エッロ……♡」「次来た時は絶対私が対応するから! 来てくれなかったら毎晩夢の中でれーぷしてやるっ♡」という楽しげな声を背に、俺はおまけしてくれたクッキーを口に含み、自分の感情と同じ温度になったコーヒーをズズズッと啜った。
敗北の味はほろ苦く、そして店員さんのおっぱいは柔らかかった……。
ちんこすう(マシュマロ)
オナホや電マのようにご自由にお使い下さい。
また作中のネタとして取り上げることがあるのでご了承下さい。
作者シコッタ-
更新アクメ通知bot。
カクヨム版
特殊タグがないので差別化のためやや早漏です。