【求ム】貞操逆転世界の婚活ヒトオスVTuber【清楚系】 作:外なる天使さん
唐突に決闘とか言い出したアラヤくんに、困惑した様子のイオナが言葉を作る。
「……あー、もしかしてアタシの言い方が悪かったか? いやほら、男って繊細で弱い癖にすぐ調子に乗るだろ。中でもお前は特に無防備だし見てて危なっかしいから守ってやらねーと……ってアタシが勝手にそう思ってるだけであって──」
淑女系主人公に脳を侵された結果ストーカーの言い訳みたいになってる……
勇者行為(不法侵入)を許すな
性欲抜きでナチュラルにチワワ扱いは草
ポメだっつってんだろ潰すぞ
どっちにしろ放っておくと簡単に攫われそうではある
──いっそこのままでいいのでは? 舐められたところで、チンポ以外なら別にじゃん。
頭の片隅でクソ生意気なオスガキが呟いた。そいつはまるで保身の塊で、昔の自分によく似ていた。
──これからも一緒に活動するのに、よわよわだと思われたままでいいのかな~? 結局VTuberになっても、シコシコ~って手抜きしちゃうんだ? 違うならつよいとこ見せろ♡ 小娘なんて分からせちゃえ♡
知らぬ間に脳内に住み着いていたメスガキ様が囁いた。前世でジャンルを問わずにASMRを過剰摂取した後遺症であった。
むむむっ……! 俺は役に立たないぷち俺モドキを脳内から蹴り出して、メスガキ様の随意に従った。アラヤくんの活動において、とりわけオスガキとしての振舞いに関しては記憶の中の彼女たちに学ぶことが多く……。つまり俺の脳内ヒエラルキーにおいて、イマジナリーメスガキ様は割と上の方に君臨しておられるのだ。
そして何より、この世界で日々暮らす中で肥大したヒトオスとしてのプライドと承認欲求*1は、ヒトメスに背を向けて逃げるなどという軟弱な生き方を許さない。ただしバトルファックからは逃げてもよいものとする。
「なるほど確かにヒトオスは弱い。──壁ドンされたらおっぱいに顔が埋まって窒息するからそのままお持ち帰りされるだろうし、手四つに組み合ったら恋人繋ぎと勘違いされて力尽くで床ドンに持ち込まれるのは免れない。挙句の果てには『高いたか~い♡』で天井ドンからのチン食い競争が始まっても、自力では脱出不可能な程度に貧弱であることは否めない……」
「そこまでは言ってねーし、自虐にしても卑屈過ぎじゃね……?」
またうちの推しが変な拗らせ方してる……
身持ちが堅いのを通り越して被害妄想の域なんよw
敗北までの流れが具体的に過ぎるわ
人を勝手に
ちゃんと同意は得るっつーの
ただしその頃には、あんたはパパになっているだろうけどな♡
まあ早いか遅いかの違いでしかないのはそう
射精と同じよね
けどな~。俺はさも疑ってますよと言わんばかりに、わざとらしく声を上げた。
「実際のところ、君らって俺がちょっと本気で媚びたらすーぐ負けちゃう気がするんだよな~。現に、可愛いアラヤくん*2がお膝に乗った途端よわメスになった奴が隣にいるし?」
「いいや? 全然なってねーけど? アレはさー、お前が頭をぶつけないように受け止めてやっただけだっつーの。ダンセーアイゴのセーシンってやつ? 淑女としてのマナーなんだわ」
負けるわけないが?
可愛いとか自分で言うな、犯すぞ
いや大分なってたやろw
もしやオナ子って結構いいとこの出なのか……
パパ持ちなら確かにあり得るわね
お嬢のスカウトってことは直接会う機会があったと言えなくもない
すると申し訳程度のレース要素を気にしたイマジナリーメスガキ様が、心の座席にひょこっと現れた。ハンドルを握り、アクセルを全開にして俺を突き動かす。もう何も怖くない。
「本当かな~? さっきから男を指して『弱い』とか『守ってやる』とか、随分とそこに拘ってるような気がするんだよな~。それって実は自分の願望なんじゃないのかなー? 膝枕もさ~、なんか俺への罰ゲームみたいに言ってたけど。……もしかしてそれも、アヘ顔でヘソ天するわんこみたいに堂々とヒトオス様のお膝に甘えるための言い訳だったりして~」
「はぁ~!? あ、アタシが自分より弱い男に甘えるとか、そんなん体位がひっくり返っても有り得ねーから。ちょっと他の男よりエロいからって、ててて適当言ってんじゃねーぞ……!」
「あーあ、オナ子が自分のことを『アタシはよわよわなメスわんちゃんです♡』って素直に認められたら、ご褒美に膝枕くらいしてあげても良かったんだけどな~……」
「えっ」
あ、画面の端でコースアウトしてどっか飛んでった。
急にオスガキ出してくるじゃん……
バチバチに煽ってて草
王子様プレイかな?
薄い本でしか見ないやーつ
これはにじこんポインツ高得点
でも逆レは好き
だが、果たして本当にそれだけかな……!?
フラグやめなー
全裸土下座で懇願すればちんしゃぶくらいならワンチャン……?
交尾したいわん(素直)
えっ、じゃないよねオナ子くん?
揺らいでて草
0.01秒で屈しそうになるな
「いや違っ……今のは全部アラヤが勝手に言ってるだけだからなお前ら!? 少女探偵だって詰めるのは証拠ありきだろ普通!」
オナ子がどう思おうが、違うかどうかは私が決めることにするよ
絶頂してトぶのに? 意味ないよ
お前は結論を急ぎ過ぎる。
やっとらしくなってきたな
いや、あの性探偵は割とそういうことするよ
あの男の人、不自然に股間が膨らんでいる……妙だな♡
「つまり真実を明らかにしろってことやね。──ということで、話は戻りに戻って罰ゲームの内容ですが~……君らが役に立たないのでアラヤくんが勝手に決めました。レースゲームにちなんで、敗北者は勝者を乗せてお馬さんになりまーす。はい決定~」
……うん?
なんて???
お馬さんごっこだと……
アラヤくんの騎乗位……ってコト!?
何故セフレ案より斜め上に突き進んでいくのか
けしからん奴め! 乗馬体験はどこでやる!?
ウマ息子は実在したんだ……!
「いや何言ってんの!? さっきから一体何がお前をそうまでさせるんだよ!?」
「その説明をする前に、今のコースの状況を理解する必要がある。これショトカどこ?」
「リスナーと一緒になって語録で殴るのヤメロ! 使い勝手良すぎてもはや無敵じゃねーか!」
「俺が上ェ! お前が下ァ! それをこの場で分からせてやるってことだよ──ぅ!」
なお、罰ゲームの実施は後日シコッターのパコルーム機能*3にて配信予定です。
ふたつ先のカーブのインを加速で抜けろ
語録はセックスだった……?
それは流石に草なんよ
急に噛み付いた理由はそれかw
※原因、ヒトオスのマウント癖
い つ も の
ヒトオスさんはとことん面倒臭い生き物やね
でもそういうトコが子作りしてぇ……♡ ってなるんだよな
私らは物理的に上に乗れればそれでいいからな~
とはいえあんまり舐めた態度取られると多少はね?
あくまでこっちはペロペロする側なので
「それアタシが勝ったら……つーか勝つに決まってるんだが、お前の上に乗るってことだぞ!? ほ、本当にいいんだなオイ!」
唐突かつ今更だが、VTuber奇条イオナはケモミミキャラである。
「いいや違うね。……オナ子、お前の本心は負けたがっているんじゃないのか? 配信でのお前は、アタッチメントのケモミミをその日の気分で使い分ける。……今日は犬耳なんだな? まあ確かにVTuberにとって箱やその同期ってのは、一種の群れと言えなくもない。だが犬ってのは上下関係とは切っても切れない生き物。──つまり言葉の上でどれだけ取り繕おうが、お前の本能はこのアラヤくんの強さを前に屈服しつつあるんだよオナ子ォ──!」
「テンションの乱高下がおかしい! 情緒不安定かっ! ええ……、配信スタイルからアタシの心理状態を探ろうとするのヤメロよぉ……」
敗北を知りたい(ヒトメス並感)
普段対戦で分からされているのは性癖の補給だった……?
ま、まさかオナ友をイマジナリーヒトオスに見立てていたとでも言うのか──!?
そら何度でも立ち上がるワケだわ
顔が見えないマルチ対戦の特性を逆手に取ったわね
シュインガーのヒトオス理論
急に頭脳戦になってきた
痴脳戦では?
お前さては最近ショジョのアニメ見ただろw
段々とノリが初期のDEA*4様に寄ってくの草
その痴の
「あれあれ? もしかして、ビビってらっしゃる? つよオス様がその気になったら、よわよわの雑魚メスだってことバレちゃうよ~……って。尻尾を巻いて逃げちゃう感じですかー? ほら、わんわん♡ わーんわん♡」
「こ、こんのエロオスっ……! 上等だよ、身の程を分からせてやろーじゃねーか! 今すぐやっつけて乗り回してやるから覚悟しろっ!」
「──でも人間さんはとても賢い生き物なので、男女の上下関係のように物理で決めるのは良くないことだとぼくは思います。あくまでね、当初の予定通りアクカーで白黒付けるということで。物理攻撃の禁止はイオナさんが言ったことでもあるので。それでは改めて、対戦よろしくお願いします」
「え、あ……うん。こ、こちらこそよろしくお願いします……?」
うっ……も、もしかしなくてもこれ神回なのでは?
ガルルルルルッ!(ヘコッ♡ ヘコッ♡)
アオーン!(カクカクカクカク)
今この瞬間、疑いようもなく確実にッ! 自分の"子宮"がオラついてるのを"理解"したッ……!
イキりからの滑り込むような保身は草
芸術点が高い
アラヤくんの情緒はローションか何かなの……?
オナ子が勝ったら正常位、アラヤくんが勝ったら騎乗位か
VTuberは自分のプライドを切り売りするとても大変なお仕事なんやなって……
それを配信するという勇気
オホっ、膣が武者震いしてきやがったぜ……!
結局のところ馬なのか犬なのか
画面には馬と鹿しか映ってませんよ
おん? ……ああ、この世界だとヒトメスが主導権握るから、前世で言う
▼
……まあだからと言ってアクカーはレースゲームなので、覚醒イベントみたいなのは基本的に起きないのである。今回勝ったのは、アラヤくん系デザインのプレイヤーであった。後塵を拝した俺たちは悲しげに視線を交わした後、共に勝者を言祝いだ。
「「はい『ミキちゃんの彼ピッピ』さん、1位おめでとう~」」
いや草
回り回って煽られてるやんけw
1位取って讃えられるのが存在しない彼氏は草しか生えない
イマジナリー彼氏の代償は重かった
そうか、これ名前によっては好きな言葉読ませられるのか
閃いた
セフレ間での潰し合いが確定した瞬間である
なんて卑劣な策略なんだ……
おのれにじこんめ……!
そういえば、さっきから外野の声が聞こえないような……?
ちょっと女子ー、関係ないところで風評被害やめなー。
▼
──マッチング待機中。
発端は、気合を入れ直した途端リスナーにボコられてスンってなったイオナさんの些細な呟きだった。
「あのさ、罰ゲームのことは置いておくとして」
ほう、置いておくとして。
「それより先に、後ろのアレどうにかしてくんね……?」
「アレとな」
言われてチラリと背後を振り返る。──そこには穏やかな微笑を携えた蜜水とニーニャが、やたらとお行儀の良い姿勢で座っており……。目が合うや否や、自身のお膝をぽんぽん……と叩き言外に何かを主張する。俺は無視した。
ぺちぺち。ぺちぺち。
なんか変な音聞こえない?
おま環かと思ったら違った
これはまさか、腰と腰がぶつかり合う音!?
はい処女乙
ヒトメスにサイレントおせっせは無理でしょ
ほなただのぶつかり稽古か~
ほなただの尻相撲か~
ほなただのお嬢か~
???????? す四十八手院カリン
これはおハーブ不可避ですわ
この場に居なくてもイジり倒されるカリンさんェ……。
「いや、カリンさんでなくて。なんかさっきから、外野ふたりが狂った猿のおもちゃみたいに自分の膝でドラミングを──あれ、なんかさっきより距離近くね? 気の所為かな……」
ああ……オナ子だけズルいぞ、と
口で言えやw
クソ陰キャがよ……
お前らちょっと前までしょーもないことくっちゃべってただろ!w
なんだ、気の所為か(フラグ)
確認する度に近付いてくるんですね、分かります
「アタシそれ知ってる。腰をくねくねしながら段々とこっちに来るやつだろ。『妖怪と
「それはただの野生のヒトメスでは……?」
ぺちぺちぺち。ぺちぺちぺちぺち。
誰が妖怪じゃコラ
一緒にしないでもろて
いつも股濡らしてる奴らに濡れ女呼ばわりされるの理不尽過ぎん?
最初に処女のこと魔女って揶揄したゴミカス、呪うぞマジで……
特技はスパイダー正常位でありんす
自分の小豆を洗うのは極めたから、スキルアップ目指してキノコ洗いに転職したい
ぽ、ぽぽ、じゅぽぽぽぽぽぽぽ!!
コメント欄でゲリラ百鬼夜行すんな! タクシーの一件のせいで簡単に信じちゃうぞ今日の俺は! 転生者としては、オカルトの存在を否定する方が逆におかしい気がしてくるしさぁ……。
「ハッ!? まさかヒトオスが卑猥な目に遭うのは全部妖怪の仕業だった……?」
ぺちぺちぺちぺち! ぺちぺちぺちぺちぺち!
多分そう
間違いないわ
転んでヒトオスのお股に顔が埋まるのは妖怪の仕業
腰振り上下運動が止まらないのも妖怪の仕業に決まってる
薄着の男に対して無性に爪で乳首をカリカリしてあげたくなるのとか、絶対に妖怪の仕業だよ!
ヒトメスの無罪は確定的に明らか
妖怪の仕業なら仕方ないよね……
免罪符発行の合言葉にすんな
いやさっきから裏でぺちぺちうるせえんだわ!
はよ後ろのアホ共を黙らせろw
「ほらぁ、うるさいって苦情が来たぞ。ふたりとも、おふざけはそのくらいにして──うわ近っ!? 急に近い! いや近いっていうか、これもう密着してるよね?」
「ちょ、邪魔……なんでこっちにまで来るんだよ!? 間にアタシを挟む意味は絶対にないだろ! つーか喋れ! その目だけで何かを訴えかけようとするのをヤメロ!」
ぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺちぺち──。
『『……! …………!』』
「「ひいっ!? ご、ごめんなさい……」」
あ、圧が……、無言の圧が強い……! クソっ、なんでこういう時に限ってやたらとマッチングの時間が長いんだ。さては回線があまり良くない奴が紛れ込んだな!?
さっきまであんなにイキり合っていたのに……
所詮はわんことわんこの戦いであったか
争いは同レベルでしか起きないってよく言うもんね
説明しよう! 同レベルだから、どちらもより大きな力を前に屈するしかないのだ!
悲しいね、オナーニ……
左右からぎゅうぎゅうとサンドしながらガン見してくるリアル怪異を前に。俺たちはまるで小動物のようにぷるぷると震えながら、身を寄せ合うことしか出来なかった……。
▼
──第五レース。
このタイミングでネタ勢がキャラクリを終えて合流を始める。己の存在を推しの記憶に刻み込むため、数回とはいえ参加のチャンスを投げ捨てた
| おにくのぼう | イオナ |
| くっ、おかせ……! | アラヤハラマセロー |
| スペルマウィーク | カウントダウンASMRやれ |
| ラブリーマイエンジェルつぼみちゃん | はよスパチャさせろドーテー |
| それイけスイカンマン | はニャ~ん |
| おねえちゃんすきけっこんしよ♡ | カリンさんのおしりはちいさい |
さ え お ・ライブ
壮観ね
みんなキャラクリ上手いなぁ(呑気)
パドックとサーキットを間違えてるのがチラホラいるんですが……
寝てる間に子種をくれる性技の味方もおる
実質サンタの上位互換
妹もすこれ
ところで不正参加してる奴らがいるわね……
つまみ出せ
リスナー参加型って書いてるのに恥ずかしくないんですか?
『ど、同期はリスナーに当て嵌まらないから……』
『そう、つまり我々は一人一回というルールの外宇宙から来訪した存在であり──』
コメントで詰められた途端、目を逸らして雑な言い訳を始めた連中にイオナさんが軽くキレた。
「ほらぁ! お前のせいでメンドくせーのが入って来たじゃん! 通るかそんなもんっ!」
「その全部俺が悪いみたいな風潮止めない? こいつらが勝ったところで無効でいいじゃん。身内が一番の厄介ってどういうことなの……」
なんか後ろでゲームやってんな~、とは思ったが。そうか、こいつら今までずっと抽選ハズしまくってたのか……。
「つーか俺としては、もう一個の名前の方が気になるわ」
| カリンさんのおしりはちいさい |
……まあね、単なる煽り系のネタという線が濃厚だろう。しかし万が一ということもある。よもやと思い、通話を試みることに。すぐに出た。
「もしもし"
「こっ──コラボと無関係ということは~、わたくしにも参加の権利があるということではなくて!?」
決め打ちで草
やっぱりお前かーい!
さっきのこと少し根に持ってんじゃねーかw
運動はどうした運動は
やはり日課は日課(笑)であったか
なんなら普通にコメントしてたからなこいつ
蚊帳の外であることに耐えられなかったんやろなぁ……
「失礼な! わたくし、今まさにシェイプアップの最中ですわ~!」
「そういやさっきから声震えてんね」
「なあ……これ多分、ロデオマシーンか何かに乗ったまま操作してんじゃねーか?」
「ああ、なるほど。ん……? つまり無線で参加した犯人はこの女か!?」
妙にマッチングが重かった原因、発見。
それはそれとして、マイホースでの参加は普通に想定外なんだよなぁ。
「フッ──(高負荷モードON)わ゛た゛く゛し゛の゛愛゛馬゛は゛凶゛暴゛で゛し゛て゛よ゛お゛お゛お゛お゛お゛~~~~!!」
これそういうゲームじゃないです。
────。
──。
「ところでカリンさん、部屋を飛び出して30分足らずでもう既に横着してることについて、何か一言……」
「おだまりっ!」
▼
──数時間後。
「これ無理ゾ」
「お前らそろそろ空気読めよ……」
そろそろ日付が変わりそうな頃合いであった。なお、交代制を採用したニーニャと蜜水は一戦毎に左右の位置を入れ替えて非常に鬱陶しかったが、一戦で参加権を失ったのもあって、既に飽きてその辺に転がりながら別ゲーをしている。まあどっちも自分のコラボが控えてるからな。ちなみにカリンさんも早々に帰って来た。
(耐久配信にしたのは)お前じゃい!
今からでも補助輪付けなさい
コース落下は減ってるから……
あんよが上手、あんよが上手……
キャリーさせる気があるならせめてチーム戦にしろw
露骨に待ってたりすると君たち怒るじゃん
「だって耐久の方がいっぱい遊べると思って……。それに忖度されて勝つのはダセーだろ。なんかこう、いい感じに接戦を演じた末に上手いことアタシに負けるとかって出来ねーの?」
「アシスト使って勝つのはちょっと違うじゃん。お前ら風に言うと『自分で腰振って中に出させる』のと『他人のシコシコで最後だけ
その結果が耐久と耐久と耐久なんだよなぁ
このガキ無茶苦茶言い出したぞw
えっ……
いや駄目でしょ
それはダメだわ
今後もアシストは禁止で
使った奴は未来永劫煽られるぞ
どっちも負けが込みすぎて脳がアホになっとる……
「いや元気かっつったらアラヤもアタシもまだ全然元気なんだけどな? ソシャゲの周回をしてる気分に近いつーか。一位という名のレアドロ欲しさに、延々と掘り続けてる的な……」
「分かる。苦痛ではないけど軽く虚無っつーか、もはやゲーム画面より雑談の方がメインですけど? みたいなね」
そんなやり取りを続けていると、参加者が出揃い次のコースが決まる。配信ではリスナーが希望コースを合わせてくれることはままあるが、今回は違うようだ。
……ほう、満場一致でオギャりパークですか。一周が非常に短い代わりに周回数が他より多い色物コースだ。その癖アイテムの配置数がやたら多いので番狂わせも起きやすい。物理的にコースアウトを封じてしまえという配慮すら感じる。揃って雑魚でゴメンね。
だがもう心配は無用だ。──このゲームの必勝法は既に見切った。勝利は我が手中にあり!
ちんこすう(マシュマロ)
オナホや電マのようにご自由にお使い下さい。
また作中のネタとして取り上げることがあるのでご了承下さい。
作者シコッタ-
更新アクメ通知bot。
カクヨム版
特殊タグがないので差別化のためやや早漏です。