【求ム】貞操逆転世界の婚活ヒトオスVTuber【清楚系】 作:外なる天使さん
劇場版の総集編を彷彿とさせる駆け足のオープニングムービーで、ざっくりとした世界観が語られる。
なまじ信徒を抱えていたばかりに、人気と不人気の差がくっきりと出ちゃったんだろうなぁ、多分……。
【悲報】主神、胸も器も小さかった模様。こうして非モテとリア充の、もとい神々の尊厳を賭けた戦いの火蓋が切られることに。
やっぱりストレスとか溜まってたんかな……。「豊穣神の癖しておっぱいは貧しいってマ?」「あれあれ? もしやお胸は実っておられない!?」などという野次が今にも聞こえて来そうである。そこに巨乳の秘訣、なんて耳元で囁かれたら一発で転びかねないわ。……っていうかこれ、実はリアル創世記ネタとかだったりしないよね?
主神の恩寵は家出中。おまけに地母神クラスが仕事そっちのけでバストアップに励んでいるとなれば、そりゃあ世界の均衡さんもおかしくなりますよって。
ゲームシステム風に言うと、敵を倒して生命の源である"精気"を集めれば
フレーバーテキストとしては、"精気"をキメれば一時的に呪いの軛から逃れられるが、その分呪いの締め付けが強くなり、繰り返すにつれて徐々に効果が薄れる*1。最終的には不感症になって死ね♡ でも死ねませ〜ん♡ パンパンに溜め込んだ"精気"とムラムラを抱えたまま永遠に生きろ♡ 端的に言って地獄であった。
つまるところ、このままだと世界は賢者と聖女しか存在しない虚無と化すので、この期に及んで不貞寝を決め込んでる陰キャの主神様をなんやかんやして、世界の危機を救うのだ! ──これが一応のメインストーリーとなる。貧乳と和解せよ。
……まあどう見てもラスボスなのだが。ともあれ主人公が大貧女神をボコすには、かつて彼女をやっつけた淫魔やネームドボスの持つ"精気"を集め、同じ土俵に上がる必要がある。具体的に言うと、シナリオ上攻略必須の相手を除き、倒したボスの数で難易度が変わる。
──そんなこんなで、ある日呪いバレした主人公は、欲求不満が蔓延る淫魔の園へと叩き込まれ。そこから彼女、ないし彼の物語は始まるのであった……。
さ え お ・ライブ
▼
ニーニャとマッチング中である。都合の良いことに本作は、レベル帯を合わせることでフレンドとの完全初見プレイが楽しめるようになっているのだ。
「ごめーん、待った?」
「ううん、今イッたトコ」
「スゥ──……あ、お前もう死に戻りしたんか!?」
そいつ息をするようにNPCに喧嘩売っておっ死んだで
今ちょっと間があったわね
一体なんだと思ったんですか~?
二度見してて草
こいつらデート気分か? オ゛ッ!?
お前がイクのか……
まあ隣に座ってなかったら軽く信じてたよねって。
「……取り敢えず、"精気"稼ぎしつつ最短ルート目指すってことでいい?」
「りょ。では最初は勢いでぶつかって、無理そうなら後は流れで」
そういうことになった。
▼
協力プレイでは片方の得た経験値──"精気"は仲間にも分配される。役割分担をすれば効率良く稼ぐことや、安定した攻略も可能だ。まあその分敵がモリモリ強化されるので、事故率も跳ね上がるワケだが。マッチングの都合上、一定のレベル以降は"精気"が持ち腐れになりがちなゲームデザインというのもある。
「さあ、アラヤ氏。このボスは人型──我々が攻撃を受け止めている間に、その太くて長い獲物でバックからどちゅっと挿入すべし」
そこはメイスって言いなさい。こちとら聖騎士だぞ。
「よっしゃ、攻撃はアラヤくんに任セロリってなもんよ。──オラァ!」
回復ゴクー。
「あっボタン間違えた」
「アラヤ氏!?」
そうはならんやろw
チュートリアルは経験値が不味いとか言って操作確認サボるから……
負けイベも無抵抗で最速ワープしたからしゃーない
既プレイ(覚えているとは言っていない)
古の記憶に頼った結果がこちらです
掛け声だけは満点だったやろがい!
▼
「あっヤベ、一般通過ビキニアーマー(黒)騎士さんがリンクした。ボス部屋までダッシュだ!」
「今戦った直後でスタミナが──ちょ、こっちに来た……。あ、アラヤ氏! アラヤ氏カムバック!」
くっ、ニーニャ……。お前の犠牲は忘れない!
さ え お ・ライブ
R.I.P.
なむなむ
ニャよ、安らかに眠れ……
実家のような安心感
クソデカ敗北者煽りほんとすき
自分のつま先より見た画面
おっぱいで見えないだけ定期
マルチでホスト置き去りは流石に草
…………。
……。
とてもおこられた。
「ねえ、私たち一緒にゴールしようって約束したよね? どうしてひとりだけ先にイッたの」
「誠にごめんなさい」
まあなんだ。癖になってんだ、味方を囮にして戦うの。
同級生かな?
自我漏れまくってて笑うわw
一人称間違えてますよ
いやこれ怒ってるか?
ニュアンスで察しろ
アラヤくんの思考が脳筋ソロプレイで固定されてるの草
特に意味のない回避連打は基本
それはもう装備が重いだけの盗賊なんよ……
「……ところで、マラソン大会的なイベントに何かトラウマでも「今度余計なことを言うと、物理的に上の口を塞ぐことになるがよろしいか?」と思ったけど気の所為だったよね!」
俺が悪かったから、こっちをガン見しながら舌舐めずりするのは勘弁してもろて……。
▼
周囲の雑魚敵を排除しつつ、最奥の聖堂を目指して慎重に進んでいく。
「時にアラヤ氏。知っての通り、ここのボスは【偽乳のサキュバス】
「このエリア名でそのボスは、やはり詐欺では……?」
相変わらず教会関係の設定は闇が深いわ
い つ も の
貧乳は歴史の敗北者じゃけえ
負けたらフリー素材
素材(実験体)なんだよなあ
このゲーム、実は淫魔とサキュバスでそれぞれ別の分類なのだ。ボスもNPCも、基本的には人型をしているのが【淫魔】で、モンスター的な特徴を持つのが【サキュバス】という扱いだ。前者は純巨乳の人間、もしくは元女神。後者はバストアップに失敗して異形化した元貧乳の末路という、どうでもいいようで割と重要な設定が存在する。いや、偽乳をバストアップに含めていいのかはともかく……。
「そういえば、意外とまだ誰も侵入来てないのな」
「というよりも現状、我々のレベルが低過ぎるだけではないかと推測」
このゲーム、レベルリセットの概念がないもんな……。その取り返しの付かなさも魅力ではあるのだが、こういう時にレベル帯を合わせるのが難しいのは事実だ。
「可能性があるのは並走勢の存在か、低レベル縛りの猛者」
「耐久やってる俺が言うのもなんだけど、それ大分マゾくない?」
まあ今の時点で頑張ってスナイプしても、お互い初期装備に毛が生えたような状態だしな。逆に言うと、ある程度育った耐久終盤は覚悟が必要になるワケだが。
「もしくは、侵入するよりも挿入されたいという、ヒトメスの健気な乙女心……」
「どっちにしろ変態じゃん」
「やり直し。命令に逆らえず、ボトムスをずり下ろしてパンツを見せる時のような嫌悪感が足りない」
ヤダこの監督、ただの軽口にエロ漫画みたいな注文付けて来る……。
「……っ、変態……!」
あぁ^~
子宮にガツンと来た
じゃけん手首掴んで壁ドンしましょうね~♡
反抗的なヒトオスめっ、そんなにお仕置きして欲しいのか!?
ではこの股間の膨らみは何かな? ん?
身体は正直なんだね♡
こいつらのセックス、なんかねっとりしてそう……
とかアホな会話を繰り広げていると──、
「なんか居るぅ……」
「おお、みつみんよ。闇落ちしてしまうとは情けない」
「いやこれ情けないどころか、むしろ執念が足りてるまであるでしょ」
静かだと思ってたら裏で並走してたんかこいつ……
この堂々たる立ち姿よw
ジェスチャーのせいで強キャラの風格あるわ
強キャラ(ネタ装備)
本当に第二の自分を作って持ち込んで来る奴があるかw
何度でも蘇るさ!
あ、そういう……?
▼
めしべ戦隊──それは俺たちが茶番に勤しんでいる裏で密かに結成された、頭のおかしい突発企画の産物であった。
蜜水つぼみ@Mitsutubo_2Dcon 【急募】おねーさんと一緒にサキュソ凸に挑むめしべのお姉ちゃん 1、攻略の邪魔はしない(オラつきは可) 2、チームの証はポルチー○装備 3、知らない人の世界に当っても泣かない #二期生コラボ耐久 |
隊員はぷっくりした太めの笠を乗せたバケツヘルムと、円柱のようなつるりとした茸型フォルムの全身鎧──『ポルチーニ』の愛称で親しまれる装備一式の着用を義務付けられることとなる。主な活動目的はダル絡み。しかしキノコは植物ではなく菌類では?
『ふっふーん、どれが本物のおねーさんか見破れるかな~?』
このゲームの一部NPCは組織や勢力に所属しており、プレイヤーの仲介をしてくれる。一部の専用装備や魔法が手に入る以外は、推しキャラに仕えるロールプレイくらいしか実用性のないフレーバー要素でしかないが……。マルチプレイ限定で、協力なら白、侵入なら黒といったデザインで表示されるプレイヤーに、所属を見分けるためのオサレな差し色が入る特典がある。
侵入者は最大三名。そして今まさに我々の目の前に、黒い下地に赤、緑、紫と色彩鮮やかな光沢を纏った禍々しいキノコの群れが立ちはだかる──。
「こいつら全員毒キノコじゃねえ?」
「ふむ……手前からタマゴタケ、ワカクサタケ、ムラサキシメジと見た」
「なに、キノコ博士? キノコ博士なの?」
見た目全員同じやんけ
判断基準イズ何?w
どう見ても赤いのはベニテングダケとかそっち系でしょ
ヒトメスはキノコに詳しい
ハッキリ和姦だね!
まあこのくらいは一般教養の範囲よ
チンポと間違えてパクっといったら大変だものね
「それは本当に気を付けてもろて……」
そんなに私のことが心配なんだ……
優しい……しゅき……
こいつセフレのこと好きすぎか?
かーっ! 推しが私のこと好き過ぎてつれーわー!
「はー? 全然違うんですけど。でも他所のキノコに命をスパチャするのは許さんからな」
おっ、嫉妬か?
もうっ、素直じゃないんだから♡
毒キノコ食うことをスパチャって言うの止めろw
デレに見せかけて注意喚起してるだけで草
普通に心配されちゃってるじゃねーか
嘘……ヒトメスの信用度低すぎ……?
扱いがペットか赤さんのそれ
だったらお前のキノコで躾けろってそれ一番
「素人のキノコ狩りは非常に危険。初心者はまず男性のキノコから」
「うん、まあお前らの本命はそっちだよねって」
やっぱり危険なのは狩られる側なんじゃねーか。配信を見ているヒトオスくんがいたら、本当に気を付けてもろて……。
『キノコだけにカリってね!』
『なに言ってんだこいつ』
は?
は?
は?
は?
「ちなみに先のうち食用に適さないのは、毒性を取り除けないワカクサタケのみ」
「ほな真ん中の食べられない緑が蜜水か~」
『ねえ、今絶対色だけ見て決めたよね!? 仕方ないじゃん、これ配信用のアカウントなんだから!』
判断が早いw
全く迷いがなかったわね
さすアラ
コントローラーを置いた蜜水がバタバタと詰め寄って来る。
『っていうか、なんで他は食用でおねーさんだけ毒キノコ扱いなの! どう見てもピチピチの食べ頃なんですけど!? 全く、失礼しちゃうよねー? ──マッタクヨネ、プンプン!(裏声) ほらぁ、おねーさんのおっぱいもこう言ってる!』
「この女、とうとう自分の乳と会話し始めたで……」
「ヒトメスにはよくあること」
ええ……? でもそう言われると男も股間の息子というくらいだし、既婚のヒトオスも自分のチンポに語り掛けたりしてそうだわ。いつもお疲れ様……的な。
「それはそうと、画面の向こうのみつみん二号がなにやら愉快なことになっているご様子」
ニーニャの言葉に首を傾げつつも、画面に視線を戻す。否、正確には背中から身を乗り出した蜜水のおっぱいが頭上からズシンと来て、物理的に傾いただけなのだが。
『へ? ……ヘァッ!? えっ、ちょっ──何やってんのこれ!?』
「丸焼き、かなぁ……。フレンドリーファイア的な意味で」
ジワジワと火炙りにされてて草
仲間割れしてんじゃねーかw
こいつら味方ちゃうんか?
説明しよう! このゲーム侵入側の目的は共通なのだが、プレイヤー同士は所属が違うので普通に攻撃が当たるのだ!
解説ネキ助かる
要は同じ相手をれーぷしに来ただけってことか
なんなら敵ながらホストを助けるダークヒーローみたいな遊び方も出来るわよ
なお、気を許した瞬間に背後から突き落とされる模様
『あっ、あっ……あちゅい! あっちゅいのお! な、なんのこれしき──
【お゛っ……!】』
慌てて操作に舞い戻る蜜水。淫魔ビルドの発散術『響くオホ声の衝撃』を連打して周囲をノックバックさせ、どうにか態勢を整えようとするも……。二対一という戦力差は如何ともし難く、あっけなく燃やされて焼きキノコに。
『つ、次はこうはいかないぞ~っ……!』
などと、不吉な断末魔を残して消滅していった。なんか着々と、ライバルキャラ味を帯びてきてんなぁ……。
裏切りの『イキ遅霊』共を確認すると、各々勝利のポーズを決めた後、何故かジェスチャーを用いて恭しく跪いていた。
「うむ、苦しゅうない」
「こいつら実は、めしべに偽装した地球人のスパイか何かなの……?」
「今のアラヤ氏は男騎士。そしてホスト側である我々は、それを従える姫に相当する。男性の居る方に寝返るのは自然なこと」
「ヒトメスの忠誠心ガバガバじゃねーか」
中は狭いから別にええやろ
ちゅう♡ 性心ならあるぞっ!
快楽で繋ぎ止めてもろて
物理的に繋がったままなら寝取られる心配もないしな
防具の代わりにヒトオス抱っこしながら戦えば最強なのでは?
外道で草
味方に背中刺されそう……
──この後めちゃくちゃ淑女的に介護されながらボス部屋までエスコートされた。草食系だったのかな? キノコだけども。
▼
そうしてボスであるサキュバスの偽乳を暴き倒し、我々はついに辿り着いた。
是なるは、序盤を乗り越えし初心者たちを地獄に叩き落とせし、中盤の難所にして攻略必須エリアのひとつ。
その名も──、
さ え お ・ライブ
俺の操作する騎士キャラのケツに張り付いた、姫気取りの女が声を震わせながら呟いた。心なしか腰が引けているようにも見える。
「くっ、何度見ても恐ろしい場所……。このようなマップを作った開発には、果たしてヒトメスの心があるのだろうか?」
そりゃ君らにとってはそうだろうともよ……。
プロットではもっとダークでクソシリアスなゲームの予定でしたが、元ネタに寄せたところで単なるパクりになるだけなのでは? と思ったので結局いつもの味付けになりました。代わりに貧乳が犠牲になったことを心からお詫び申し上げます。
ちんこすう(マシュマロ)
オナホや電マのようにご自由にお使い下さい。
また作中のネタとして取り上げることがあるのでご了承下さい。
作者シコッタ-
更新アクメ通知bot。
カクヨム版
特殊タグがないので差別化のためやや早漏です。