そして自分の文才のなさと発想力の乏しさを痛感しております(汗)
では、第一話です!
side 栄一郎
「ゲームセット アンドマッチ ウォンバイ丸尾!カウント 6ー2 6ー1!」
「っしゃ!ありがとうございました、タクマさん!」
「っち、また負けたか」
そう俺は今あの江川逞と試合をしていた。
「テメェ、また強くなりやがったな」
「そりゃだてに何度もアメリカ行って鍛えてないですよ」
そして俺は高校入学前の期間を利用してフロリダテニスアカデミーに行っていてつい最近帰ってきたばかりである。フロリダテニスアカデミーには今まで何度も行っている。
「っあ、終わったんだ!」
ん、この声は!
「おつかれ!エーちゃん、タクマ!」
「おつかれ、なっちゃん!」
なっちゃんだ!
「今日はどうだったの?」
「6ー2、6ー1で俺の勝ちだよ」
「タクマまた負けちゃったんだ!さすがエーちゃんだね!」
「うるせぇ」
あ、タクマさんがふてくされてる(笑)
「エーちゃん、終わったなら一緒に帰ろうよ!」
「ん、いいよ。じゃあ片付けるからちょっと待ってて」
「じゃあ待ってるから早くね!」
「おっけー、行ってくる!」
そう言って俺はタクマさんと片付けに行った。
「で、お前まだ告白してねえのか?」
「っえ、っちょ、なんですかタクマさん!」
「いいかげん告白しろよ、うっとうしい」
「いや、そんなこと言われても。っあ、ちょっと待ってくださいよー!」
「お待たせ、なっちゃん!」
「っあ、エーちゃん!」
「じゃあ、帰ろうか」
そして俺たちは帰路についた。
「ねぇ、エーちゃん」
「ん、どうしたの?」
「エーちゃん、大会にはまだ出ないの?」
「うーん、そうだなぁ。まぁ、そろそろ出てもいいかなとは思ってる」
「ほんと!?出ようよ!エーちゃんは昔からすごく上手いんだから出ないともったいないよ!」
「そうだな。プロになるにもそろそろ動きだしたほうがいいかもしれないし、考えてみるよ」
話を聞いていてわかったと思うが、実は俺はまだ大会に出たことがないんだ。なぜかというと、まあ、ただ単に原作に出てくる最初の大会が神奈川ジュニアだからそこからでいいかなと思ってただけなんだけど。まあ、大会に出たい気持ちはあったけど、その代わりにSTCやフロリダで強いやつと試合してたからじゅうぶん満足していたってのも理由の1つだ。でも、プロになるならそろそろ動きださないとな。というかべつに俺が原作を気にする必要はあまりないんだよね。
「そっかあ。やっとエーちゃんが本格的に動きだすんだね!楽しみだなあ!爽ちゃんもきっと喜ぶね‼」
「爽児が?そうかなぁ?」
「うん!だってエーちゃんと爽ちゃんはライバルじゃん!」
とびっきりの笑顔でそんなことを言うなっちゃん。うん、やっぱりかわいい!
そう実は俺、丸尾栄一郎はなっちゃん、爽児と幼馴染みである。
そう、あれは俺が転生してしばらくたち小学生になった頃だったかな。それまでも俺は家で身体を鍛えたり基本的なテニスの練習をしたりはしていたんだけど、小学生になったしそろそろ本格的にテニスを始めようと思ってSTCに行ったんだ。そこでなっちゃんと出会ったんだ。
「ねぇ、君すごいね!」
「ん?」
「っあ、私は鷹崎奈津!よろしくね!」
「よろしく!俺は丸尾栄一郎」
「うーん、じゃあエーちゃんだね!」
「エーちゃん!?」
「嫌だったかな?」
残念そうな顔をするなっちゃん。
「だ、大丈夫だよ!」
「ほんと!?よかったぁ」
花の咲いたような笑顔になるなっちゃん。
か、かわいい‼
「えっと、じゃあ俺は、なっちゃんって呼んでもいいかな?」
「うん、いいよー!」
ここから俺たちの関係は始まり、後に爽児が入りよく3人で一緒にいるようになった。
「あ、そうだ!エーちゃん明日暇だよね?一緒にどこか出かけない!?」
「明日か~、まあ何も予定ないしいいよ」
「やった!じゃあ、10時に駅に集合ね!」
こんな感じで明日の予定が決まったわけなんだけど、けっして俺たちは付き合ってるわけではない。
えっと、まぁ俺はなっちゃんのことが好きである(照)そしてたぶんなっちゃんも俺のことが好きなんだろう。でもなかなか踏ん切りがつかなくて、よくデートはするけどまだ付き合っていない。いわゆる友達以上恋人未満の関係が続いている。
「タクマさんにも言われたけど、この関係もそろそろはっきりさせないとな(ボソッ」
「?なにか言った?」
「いや!なんでもないよ!」
あっぶねぇ!聞かれるとこだった(汗)
「そうだ!エーちゃん、爽ちゃんには大会に出ること言ったの?」
「いや、まだ言ってないな」
「そうなの?言ってあげたら?」
「うーん、いや黙っとこう。」
「えー、どうして?」
「その方がおもしろそうじゃない?絶対驚くぜ、爽児のやつ(笑)」
「ふふ、爽ちゃんまた怒るよ?」
「そういえば入学式ももうあさってだな」
「うん、そうだねぇ。同じクラスになれるといいね!」
「そうだねぇ」
なっちゃんには悪いけど、たぶん違うクラスになるだろうなあ。原作では違うクラスだったし。俺もなっちゃんと同じクラスになりたいけど、こればっかりはどうしようもないだろう。
「っあ、もうついちゃった。じゃあ、また明日ね!遅刻しちゃだめだよ!」
「わかってるよ。じゃあ明日な。」
「ばいばい、エーちゃん!」
「うん、ばいばいなっちゃん」
side ナツ
「行っちゃた。でも、明日また会えるからいっか!」
「ただいまー!」
「おかえり、ナツ。あら、なんだかご機嫌ね。なにかいいことでもあったの?」
「な、なんでもないよ!そうだ、明日でかけるから!」
「あやしいわねぇ。もしかしてエーちゃんかしら?」
「っ///」
「図星ね。そっか、明日はエーちゃんとデートかぁ。ふーん(にやにや)」
「お母さん!」
「大丈夫よ。お父さんには黙っててあげる。だから楽しんできなさい!」
「うん!」
「ふふ、そんなに好きなら早く告白すればいいのに」
「も、もうお母さん!」
もう!お母さんはすぐにそういうこと言うんだから!
でも、エーちゃんに告白かぁ。いずれはしたいけど、エーちゃんはどう思ってるのかな。
私はエーちゃんが好き。うん、これは間違いない。でもエーちゃんは、うーん、わかんないよー!
それにエーちゃんはもてるからなあ。テニスはすごく上手いし、運動も勉強もできてかっこいい。それにみんなに優しいもん、そりゃもてるよね。
「まぁいいや!なるようになるよね!」
うん、まずは明日楽しむことを考えよう!
そのあとのことはその時に考えればいいや!
「よし、明日は楽しもう!まぁ、エーちゃんといれればそれだけで楽しいんだけどね!」