伸元お兄さんと舞白ちゃん(PSYCHO-PASS)   作:鈴夢

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伸元お兄ちゃんと舞白ちゃん

 

 

・・・・・・・・・・

 

 

 

 

「もう帰っちゃうの?」

 

ダイムにぎゅーーっと抱きつくと

帰る支度をする宜野座に目を向ける

 

 

 

「舞白、ギノを困らせるな

ダイムのこともあるしそろそろ帰らないといけないんだよ」

 

「……むー……」

 

口をとがらせ明らかに不機嫌そうになると

宜野座も申し訳なさそうに舞白に声をかける

 

 

「また必ず遊びに来るから」

 

「いつ?明日?

また一緒に遊んでくれる??」

 

「舞白」

 

珍しく駄々をこねる舞白に困り顔の狡噛

よっぽど2人と過ごすのが楽しかったのか

ずっと腑に落ちない様子だった

 

「クゥゥン……」

 

舞白様子を読み取ったダイムは

ぺろぺろと舞白の手を舐めると

再びぎゅっとダイムを抱きしめた

 

 

「今日はお兄ちゃんとどこか出かけよう、な?

可愛い髪型にしてもらったんだから」

 

綺麗に編み込まれた舞白の髪の毛を指さし

何とかなだめようと必死にな兄

 

諦めが着いたのか舞白はそれ以上駄々をこねることは無かった

 

 

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

 

 

 

 

 

 

「じゃあ……またな狡噛

…舞白ちゃんも」

 

マンションのエントランスで宜野座とダイムを見送る2人

舞白は狡噛の手を握りじっと2人を見つめていた

 

 

「…また、遊びに来てくれる?」

 

宜野座を見上げ何度も何度も確認するように

同じ言葉を再び投げかける

 

宜野座は困ったように笑みを浮かべると

スっと舞白の目の前でしゃがみ込んだ

 

 

「約束だ、絶対にまた来るから」

 

小指を立てて指切りをしようと手を差し出すと

舞白も同じように手を差し出し指切りげんまんをする

 

「指切りげんまん、嘘ついたら針千本のーます

指切った!」

 

へへへっといつもの笑顔を取り戻し

そのまま宜野座にぎゅうっと抱きつく

 

 

「ッ……舞白、ちゃん?」

 

突然のことに固まる宜野座

傍らで大人しく座っているダイムはしっぽを振り

主人を見つめる

 

 

「絶対、絶対!また遊びに来てね!

それまで舞白いい子にしてる!

……ノブ兄ちゃん大好き!!」

 

「ーーーっ……」

 

"大好き"という言葉にさらに体が固まり

隣で笑みを浮かべその光景を見下ろしている狡噛に目を向ける

 

 

 

「((ほら、抱き締め返してやれ))」

 

と言わんばかりに狡噛は抱きしめる仕草をすると

宜野座は恐る恐る優しく抱き留める

 

 

 

 

「…ぁ……あぁ、

俺もだ

……またな」

 

 

ポンポンと背中を叩くと

満面の笑みを舞白は向け、再び兄の隣へと戻っていく

 

 

無邪気な笑顔、天真爛漫な性格

幼いながらにどこか大人びているような、知性を感じるような……

悪く言えば子供らしくない、そんな姿を見せる舞白に

宜野座は興味を示していた

 

「暑いから気をつけて帰れよ、ギノ

ダイムもな?」

 

「ワンっ!!」

 

互いに手を振り合い、暫くすると姿が見えなくなる

見えなくなった2人が歩いていた道を

無言で見つめる舞白

 

「暑いから家に戻ろう、舞白?」

 

グイッと手を引くと舞白は笑顔で頷き兄を見上げる

 

「うん!」

 

編み込まれた三つ編みをゆらゆらと揺らしながら

兄に手を引かれ家へと戻る

 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

―――3日後

 

 

 

突然マンションのエントランスのチャイムが鳴る

映るのは宜野座

 

そして部屋の前にたどり着くと

意気揚々と話す宜野座の姿、傍らで座るダイム

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「狡噛、また来たぞ

今日はちゃんと着替えも持って、最悪泊まることも…

あと、舞白ちゃんが海で遊びたいと言っていたから水着に浮き輪…」

 

 

 

暫く沈黙する狡噛

そして狡噛は不思議そうな表情を浮かべた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今日、確かに俺は暇だって言ったが

舞白はいないぞ、空手の合宿で

帰ってくるのは明後日だ」

 

「………」

 

 

そして沈黙する2人

 

宜野座は目を点にし、手に持っていた浮き輪を落とす

 

 

 

 

「それを早く言え、狡噛!」

 

ゲラゲラと笑う狡噛

 

「まあまあせっかくだし男2人とダイムで遊ぼうぜ?

俺も水着出そう……」

 

「帰る」

 

「待て待て!いいじゃねぇかよ!

俺も勉強の息抜きに遊びたかったんだよ」

 

「野郎2人で海で遊ぶのはゴメンだ!」

 

グイグイと帰ろうとする宜野座の腕を引っ張る

 

「じゃあ勉強会を兼ねてお泊まり会だな?

ほら、おいで?ダイム」

 

「ワォン!」

 

「おい!ちょっと!ダイム!」

 

 

 

 

 

 

 

その日は仲良く2人と1匹は海で遊び

宜野座は再び宿泊するのであった

 

 

 

 

 

後日、合宿から戻ってきた舞白はそれを知ると

半日狡噛と口を聞かなかったとか……

 

 

 

 

 

――短編

―――伸元お兄ちゃんと舞白ちゃん―――【完】

 

 

 

 

 

 

 

 

▷▶︎▷あとがき

 

 

すみません、完全に捏造、そしてキャラ崩壊???

作者の自己満です

まだ短編作りたいな、、、、

 

どうでしょうか?

もしこんな話を!など要望などネタがあれば

メッセージやコメントお待ちしてます!!

 

すずめ

 

 

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