仲間を失い、失念刈られてたたつ。だが、時代はまだ終わり見せない。黙って待っていても、明日が来る。そして、また新たな戦が始まる。そうして、たつは、仲間のことを忘れよう数多くの戦場を駆け抜けた。しかし、忘れることが、出来ず武器を振り下ろす、敵を倒す。そう繰り返す日々。そして、悲しいことか、嬉しいことか戦の時代が、終演を迎えた。
「終わった、、終わったのかやっと、、。」
たつは、ほっとすると疲れが襲った。泰平の世を迎え、世間は、また新たなる世の移り変わり、どこも賑わっていた。だが、傭兵として生きたたつの居場所はなかった。それと、仲間達の無念を晴らせずただ日々をだらけていた。
「俺の願ったはずの泰平、何でこんなに空っぽに感じるのだろうか。」
たつの日々は、落ちぶれた。働き手を探すも、長続きせず、毎日酒に、喧嘩の毎日になる。そんな、ある日。祭が、近々開かれると所々で話を聞く。だが、たつは、正直どうでもよく思ってた。そして、いつものように酒をを買いにいく道中、神輿の制作現場の近くを通りがける。気になって、覗いていると、
「おい、ここは対入り禁止だ。どっかいきな。」
「あん?。」
たつが振り向くと、ガタイの良い男が立っていた。男は、たつに注意すると、どっかいった。たつ、舌打ちしながらその場を後にした。
酒場に着いた、また酒飲みながら過ごす。日が、沈み歩いていくと、また先の現場に足が止まる。昼の時より静かであった。作業が、終わったのだろう。中気になったたつは、回りを確認すると中に入る。中には、道具と材料、そして作りかけだが、それは見事な神輿があった。その神輿に魅力されたたつ。すると、おい、と声掛けられ、少し驚き後ろを振り返ると朝の男がいた。
「また、あんたか。こんなどこで何してる。」
「すまねぇ、今すぐ出る。悪かった。」
「まぁ、待てこれから飯を食うんだが、どうだ一杯。」
「かたじけない。」
そうして、男に連れられ、酒場に行く。酒を飲み交わすと男が、棟梁であったことに驚く。そして、会話が弾む中、「どうした、涙何か流して。」と言われ、頬に手をやるすると、そこには水滴があった。一瞬分けが、分からなかったが、すぐに理解した。
「やっぱり、誰かと飲むのもいいな。」
「よく分からんが、話を聞こう。」
たつは、棟梁に今まで経験したこと、現在のことも全て話した。すると、棟梁から。
「なるほど、分けは分かった。人のことに、余り口を出すのも悪いが、これだけはよく解る。
おまえさん、一人が寂しいじゃないか。仲間失い、何かを共に分かち合う喜びが、欲しかったんじゃないか。」
そう、言われてたつは、胸の何かがスーっと消えていったのを感じた。そして、棟梁は、次にこう言った。
「とにかく、仲間のことを思い走り回ったおまえさんは、もう十分やった。良く、頑張ったな。」
すると、また涙が溢れ、棟梁といっぱい話し、いっぱい飲んだ。最後に、棟梁から、今暇をしてるのかと、聞かれたので暇だと伝えると、明日からうちの現場手伝えと言われ、大変驚いたたつ。心機一転のつもりで、承諾した。棟梁は、それを聞いて笑顔になり、二人は朝まで呑み明かしたそうな。
こうして、たつのなかのたつ自身の長い戦は、終わったのだった。