親方とたつに連れられ、賊の宿につく。宿につくと、中から複数の笑い声が、聞こえた。
「「「アハハハハハ。」」」
「しかし、今回の仕事は、楽で良い。」
「確かに、ただの職人相手にぼこぼこにするのに、大した力を出さなくて良いぜ。」
「全くだ。しかし、何で、悪川様は、何であんな神輿ごときに気に掛けるんだ。」
「なんだおまえ、知らないのか。あの祭の神輿は、殿様が、代々見物しに来る。そして、その神輿の担当を任された者は、出世しやすいらしい。だから、悪川様もその座を狙ってたが。」
「選ばれたのは、弥七ってお侍様にとられたと。」
「そうなんだよ。たがら、失敗させ、出世の邪魔をさせたいんだ。」
「なるほどな。しかし、今回は、上手くいったから悪川様も大丈夫だろう。」
「だな、それじゃあもう一回。」「おう。」
「「カンパーイ。」」
その話を聞いた、職人連中は、覚悟を決めた。そして、親方の合図と共に宿に攻めこむ。
「仲間の仇討ち、参る。」
「うおおおお。」
「「なんだ、なんだ。。」」
「うわー助けてくれ。」
宿の中は、戦場化する。だが、戦況は、あっさりと収まる。酔いが回ってる賊と武器を持ち勢いのある職人連中、火を見るより明らかである。その後、賊を連れ、奉行所につきだした。そして、悪川の悪事がばれ、悪川は左遷に。こうして、一件落着に。次の日から作業が再開し、そして終わりを迎える。
「よし、これでと、完成だ。」
「やりましたね。」「ああ、これで祭りが迎えられる。」
皆が神輿の完成に喜んでいた。すると、弥七様が、現場に足を踏み入れた。
「みなもの、よくやってくれた。これで、殿も大変喜ばれるだろう。」
「「「ははぁ。」」」
弥七の一声により、皆が頭を下げる。こうして、祭りの開催を無事に迎える。
「はぁ、まさか神輿作るの手伝うどころか。まさか、討ち入りすることになるとは。まあ、いっか。」
傘売りが、1人神輿を見物していると、後ろから肩叩かれた。振り向くと、たつがいた。
「どうだい、うちの神輿は立派だろ。」
「そうですね。良いものです。」
そう二人で話していると、おっとーという声が後ろから聞こえる。そっちに顔を向けると小さい子どもが、こっちに走ってきた。
「おぉ、迷わずに来たのか。」「おっとーが、先に行くからだよ。」
「おっとー?たつさん、子どもいたんですね。驚きです。」
「そうか、初めて会うもんな。うちの娘のたまだ。あいさつし、。」
「こんにちは、たまです。」
たつに似て、しっかりした子どもだ。こうして、娘に連れてからたたつを見送った。そうして、酒を飲みながら歩いていると、今度はまちにあった。そうして、少し一緒に行動することになった。