とあるオタク女の受難(ジョジョの奇妙な冒険編)。   作:SUN'S

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第33話

♡月₩日

 

ポルナレフさんの持っている綺麗な剣を見る。私は包丁くらいなら触ったことあるけど、本物の剣を間近で見たのは初めてだ。

 

私の言葉にポルナレフさんが反応して、それなら持ってみるかと言うので持たせてもらう。うわあ、剣ってこんなにずっしりとしてるんだ。

 

あれ?なんだか声が聞こえる。

 

私がシーザーお祖父ちゃんたちを殺すわけないじゃない。それに私は殺すより助けてあげたい。そう何者かと話し、ポルナレフさんに剣を返す。

 

しかし、私が剣の達人だって言っていたけど。どちらかと言えば運動は得意じゃないし、むしろスタンド能力のおかげで動けているほどだ。

 

そう思いながら鬱陶しく語りかけてくる謎の声を聞く前の状態に戻る。これでよしとイギーちゃんを抱えて、ポルナレフさんを追いかける。

 

♡月Η日

 

ジョセフさんとアヴドゥルさんがくっついて歩いているのが見えた。空条くんに二人って仲良しなの?と聞けば少なくとも彼が知るかぎり引っ付いて歩くほど仲良しだそうだ。

 

私は素敵だと思うけれど。

 

シーザーお祖父ちゃんが不貞腐れて部屋に引きこもっちゃった。やれやれ、と溜め息を吐きながら部屋を出る空条くんを見送る。

 

ひゃあああぁぁっ、お外であんなことを。

 

さっき見たものを花京院くんに相談する。おほん、と咳払いしながら視線を逸らす。辺りを気にしつつ小さな声で、そういうものは見て見ぬふりをしてくださいと言われた。

 

♡月¶日

 

空条くんによって私が見ていたことを聞き、なんとか弁明しようとするジョセフさんたちに愛の形は人それぞれですと伝える。

 

私の見てないところでしてほしかったけど。そう隠さずに私は大丈夫ですから、正直に言えば見たくもないものを見せられて最悪の気分ですが…。

 

そーっとシーザーお祖父ちゃんの隣に座って、昔のジョセフさんはどっだったのかを問う。普段はいい加減で不真面目だが、戦いとなれば抜け目のない策士だとべた褒めだ。

 

それじゃあ、あれも敵を惑わす策だったのだろうかと考えながらアヴドゥルさんを見る。なぜか目を合わせてくれず、私は仕方なくジョセフさんを見る。

 

それにしてもポルナレフさんは何処へ行ったのだろうか。イギーちゃんに吠えられてから一度も見ていない。ひょっとして、なにかあったのかな?

 

そう花京院くんに問うとトイレじゃないですか?と言うので待つことにした。しかし、いつもポルナレフさんは何処かに行っているとスタンドに襲われているような気がする。

 

私の呟いた言葉に食事をしていたはずの、みんなが手を止めて考え始める。また、へんなこと言っちゃったかな。大きなお肉を食べるイギーちゃんに聞いても言葉は分からないので諦める。

 

 

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