とあるオタク女の受難(ジョジョの奇妙な冒険編)。   作:SUN'S

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第51話

◇月&日

 

早朝、お姉ちゃんに「本」を返す。

 

とても素敵な気分だ。

 

私は杜王町を守れて、お姉ちゃんを泣かせたやつをブッ飛ばせた。ありがとう、杜王町に行かせてくれて、私の言葉に訳もわからずわけ首をかしげるお姉ちゃんに抱きつく。

 

すごく怖かった。

 

それでも嬉しいことが分かったんだ。私もお姉ちゃんたちと同じエインズの血族だった。この「本」が私に力を貸してくれたんだ。お姉ちゃんが話してくれた承太郎さんとDIOの戦いの時みたいにさ。

 

そうお姉ちゃんに伝える。すこし逞しくなったねと笑うお姉ちゃんに、そんな簡単に筋肉なんかついてないよと言い返す。

 

私は晴れやかな気分で過ごせる。ぜんぶ、お姉ちゃんのおかげだ。私を助けてくれて、ありがとう。お姉ちゃんがいなかったら負けてた。

 

それだけは確信して言える。

 

私はお姉ちゃんのこと大好きだ。もはや愛していると言っても過言ではない。だから、私はお姉ちゃんを泣かせるやつは許さない。

 

それぐらい大好きなんだ。

 

ふふっ、恋愛的な感情じゃないよ。

 

私はカッコよくて頼りになる男の子が好きだもん。えっ、いや、東方くんは関係ないよ?もう、だから東方くんは違うってば、べつに嫌いじゃないけど。

 

◇月¥日

 

東方くんたちに吉良吉影を倒したと話したらさ驚きのあまり教室の窓から落ちてしまった。うん、私も同じ反応をすると思う。

 

そんなことを考えながら東方くんに、どうやって倒したのかを聞かれた。どうって言われてもさ、私のスタンドはエネルギーを循環させる。

 

吉良吉影の〈キラークイーン〉の能力は爆弾を作ることだ。だったら、その爆弾のエネルギーその物を塞き止めて、いっきに相手に叩き込めば倒せる。

 

もちろん、死なないように加減したよ。

 

ああ、そんな焦らなくて大丈夫だよ。もう吉良吉影はスタンドを使えない。そういう感じにしておいたから私たちは何も怖がらなくて済むんだ。

 

あっさりと決着がついた。

 

みんな、そう思うんだろうけど。

 

私は長く苦しい戦いだったってことは覚えているよ。もしもお姉ちゃんの〈レヴィー・ブレイク〉がなかったら危なかった。

 

◇月%日

 

おはよう、早人くん。

 

川尻浩作さんは元気にしてる?

 

あの時は助けてくれてありがとうございますって伝えてくれると嬉しいんだけど。あとお見舞い品を持ってきたんだ。

 

うん、ごめんね。

 

私が横断歩道の真ん中で発作を起こさなかったら川尻浩作さんは怪我しなかったよね。私の知り合いの『魔法使い』を連れてきたんだ。

 

そういう訳で、お願いできる?

 

東方くんの〈クレイジー・ダイヤモンド〉で川尻浩作を治せる?と聞けば余裕で治せるから待ってろよと言ってくれた。

 

私の友達は凄いでしょう?

 

 

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