とあるオタク女の受難(ジョジョの奇妙な冒険編)。   作:SUN'S

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第54話

△月ヴ日

 

オレの事を信用しないと宣うレオーネ・アバッキオという男を見る。こいつもスタンド使いか?なんてオレが警戒するだけ時間の無駄だな。

 

明らかに持ってる(・・・・)やつの態度だ。

 

自分のスタンドに絶対的な自信を、こいつが居れば勝てるという確信を持っている目だ。だが、オレのスタンドには誰も勝てない。

 

それだけは言える。

 

オレの態度が悪いのは認めるが、絶対にお前らが入れたり作ったやつは食べない。オレは姉さんか妹の作ったもの以外は食べたくないんだ。

 

そう言いながらカバンからサンドウィッチを取り出して食べる。なんだよ、お前らにはやらんぞ。おい、勝手にカバンを広げるな。

 

まったく〈グッチの鞄〉が、そんなに珍しいのかねえ?とジョルノに聞く。すると、小さなカバンから大きなバケットが出てきたことが、僕たちは気になると言ってきた。

 

あーっ、あれだよ。

 

オレはイタリア貴族の末裔だ。このネアポリスの半分以上の土地はオレの家のものだし、その気になればお前らにも無料で提供できるぞ?

 

うおっ、なんか人が生えてきた。

 

△月≡日

 

えーっと、なんだ?

 

オレの部下(?)になったマリオ・ズッケーロだ。ブローノが警戒するのは分かるが、オレの雇っている護衛だと思ってくれ。

 

少なくともオレは諦めた。

 

こいつ、無駄に売り込みが上手いんだよ。オレの家は給金として大金だろうが払えるっていうだけなんだが、オレを守って給料アップを狙ってるんだ。

 

そんなことを話しながらズッケーロへ今日の給料を手渡す。もちろん、オレの貯金から払っている。いきなり、知らないやつを雇うのは無理だ。

 

先ずはズッケーロの事を観察する。それから信用できると判断したらツェペリ家に連絡を送り、オレの専属として雇ってやるつもりだ。

 

ああ、なんならブローノも雇うぞ?

 

△月∀日

 

ズッケーロのカス野郎がよぉ。

 

このオレに仲間がいることを黙っていやがった。いくらオレがスタンドを使いたくないからってよぉ、そりゃあ許せねえよなあ?

 

そうジョルノに問う。ふるふると首を振りながら僕なら許しませんけど、彼が心の底から謝ったら許すかもしれません。

 

ジョルノは、そうオレに言った。

 

とうぜん、ズッケーロも聞いている。しかし、いっこうに謝ろうとしないズッケーロの頭を掴む。光栄に思えよ、ズッケーロ。テメーにオレのスタンドを、ほんのちょっとだけ見せてやるよ。

 

こいつがNobody's Fault but Mine(ノーバディーズ・フォルト・バット・マイン)だ。

 

こうやって高圧電流の籠った拳で殴り殺す。何を怯えてんだ、安心しろよ、たかだか百万ボルトだ。人間は簡単には死なねえから、たっぷりと死ぬ寸前まで遊んでやる。

 

 

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