とあるオタク女の受難(ジョジョの奇妙な冒険編)。 作:SUN'S
△月ヴ日
オレの事を信用しないと宣うレオーネ・アバッキオという男を見る。こいつもスタンド使いか?なんてオレが警戒するだけ時間の無駄だな。
明らかに
自分のスタンドに絶対的な自信を、こいつが居れば勝てるという確信を持っている目だ。だが、オレのスタンドには誰も勝てない。
それだけは言える。
オレの態度が悪いのは認めるが、絶対にお前らが入れたり作ったやつは食べない。オレは姉さんか妹の作ったもの以外は食べたくないんだ。
そう言いながらカバンからサンドウィッチを取り出して食べる。なんだよ、お前らにはやらんぞ。おい、勝手にカバンを広げるな。
まったく〈グッチの鞄〉が、そんなに珍しいのかねえ?とジョルノに聞く。すると、小さなカバンから大きなバケットが出てきたことが、僕たちは気になると言ってきた。
あーっ、あれだよ。
オレはイタリア貴族の末裔だ。このネアポリスの半分以上の土地はオレの家のものだし、その気になればお前らにも無料で提供できるぞ?
うおっ、なんか人が生えてきた。
△月≡日
えーっと、なんだ?
オレの部下(?)になったマリオ・ズッケーロだ。ブローノが警戒するのは分かるが、オレの雇っている護衛だと思ってくれ。
少なくともオレは諦めた。
こいつ、無駄に売り込みが上手いんだよ。オレの家は給金として大金だろうが払えるっていうだけなんだが、オレを守って給料アップを狙ってるんだ。
そんなことを話しながらズッケーロへ今日の給料を手渡す。もちろん、オレの貯金から払っている。いきなり、知らないやつを雇うのは無理だ。
先ずはズッケーロの事を観察する。それから信用できると判断したらツェペリ家に連絡を送り、オレの専属として雇ってやるつもりだ。
ああ、なんならブローノも雇うぞ?
△月∀日
ズッケーロのカス野郎がよぉ。
このオレに仲間がいることを黙っていやがった。いくらオレがスタンドを使いたくないからってよぉ、そりゃあ許せねえよなあ?
そうジョルノに問う。ふるふると首を振りながら僕なら許しませんけど、彼が心の底から謝ったら許すかもしれません。
ジョルノは、そうオレに言った。
とうぜん、ズッケーロも聞いている。しかし、いっこうに謝ろうとしないズッケーロの頭を掴む。光栄に思えよ、ズッケーロ。テメーにオレのスタンドを、ほんのちょっとだけ見せてやるよ。
こいつが〈
こうやって高圧電流の籠った拳で殴り殺す。何を怯えてんだ、安心しろよ、たかだか百万ボルトだ。人間は簡単には死なねえから、たっぷりと死ぬ寸前まで遊んでやる。