とあるオタク女の受難(ジョジョの奇妙な冒険編)。   作:SUN'S

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第57話

△月♀日

 

オレの両足が穴だらけにされた。

 

かなり痛みは残っているが、ブローノが作戦に気づいてくれたおかげでやり易かった。だが、このストッキングは買い換えないとダメだな。

 

まったくオレのお気に入りだぞ。あとで持ってきてもらわねえといけなくなった。そう文句を言いながらアバッキオの隣に座る。

 

べつにオレは空いてる場所に座ってるだけだ。ちょっとカッコいいからって調子に乗るなよ。ふん、オレだって好みくらいあるんだ。

 

トリッシュ、まさかって言いたげな表情をするのは良いけど。オレはレズじゃないし、いたってノーマルな恋愛を求めている。

 

オレの可愛い妹は殺人鬼とか不良とかなんぞに好かれる悲しい運命を背負っている。だが、オレの姉さんは普通の恋愛をして結婚した。

 

あのくそったれな義兄を追い出す方法を考えたりしているが、なかなか義兄もトラップに上手く引っ掛からないからムカつくんだよ。

 

△月Å日

 

オレは謎の変態と出会った。

 

トリッシュの頬を優しく撫でる変態だ。あまりの出来事に思わず〈Noboody′s Fault but Mine〉を使ってしまったが、オレ以外に起きていなかったのでセーフと思っておこう。

 

いったい、あの変態は何者なんだ。

 

どことなくトリッシュと似ていたように思える。いや、それこそ有り得ない事だ。トリッシュの父親は、彼女の事を一人だけで待っているはずだ。

 

そう考えながらブローノが指令を読み上げる。だが、今回の指令は不自然なところが多い。トリッシュの『安全』を優先する命令は、いつもと同じだ。

 

誰もがトリッシュを見る。しかし、この指令を書いたものはトリッシュの『殺害』を目的としている。そう、ハッキリと書かれているのだ。

 

こういうときは姉さんの〈レヴィー・ブレイク〉が役に立つ。みんなの精神を安定させて冷静な判断を下せるようにする。

 

△月₩日

 

あのセクハラ野郎はブッ飛ばす。

 

オレに変なこと聞きやがって、そういうのはしたことないから分かんないんだよ。まだ、キスもオレはしてねえんだぞ。

 

フーゴとナランチャに愚痴りながらジョルノのブッ飛ばしたスタンドの欠片を拾う。お前は産み出す父親を間違えたんだ。

 

とりあえず、テメーは赤ん坊なのは分かった。ちょいと試したことはねえが、オレの姉さんのスタンドなら出来るはずだ。

 

そこそこ良いんじゃあないか?

 

これはお前が実体型スタンドだったから成功しているだけで、他のスタンドは人間に生まれ変わることはことは絶対にない。

 

ジョルノ、子供の責任は親が取るよな?

 

まあ、そういう訳だ。お前は眠ることだけを考えれば良いんだ。次に目覚めるときは素敵な両親との幸せな生活が待っている。

 

オレだって女の子だ。自分の子供だったらと考えると、こうしちまうのが当たり前なんだよ。ほら、ブローノたちも待ってるぞ。

 

 

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